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その1  1日目前半

 

今回の旅の足となるレンタカーはカローラフィールダー。本当は1.3リッタークラスのコンパクトカーを予約したが、ゴールデンウィークで車が足りない為か、1つ上の1.5リッタークラスの車が配車された。レンタル料は1.3リッタークラスのままだが、一人旅なので居住空間が広くなっても得は無し。むしろ排気量と車重が増えた分燃費が悪くなるんじゃないかと思った。でもゴールデンウィーク初日の5日前に予約して間に合ったので文句は言えない。

4月29日深夜1:00にレンタカー営業所を出発。前日は仕事で8時半位まで残業していたので、睡眠時間は1時間半ほど。かなり身体がダルイ…

1箇所目:川俣ダム

(かわまたダム:栃木県・鬼怒川)

出発から約4時間、一般道を約200km走り続けて5:00に最初の目的地、栃木県の川俣ダムの駐車場に到着。早速ダムへ行こうとしたら、何と9:00にならないとダムへ続く道の門が開かないっ!!さすがに4時間も待っていられないので、道路からダムが見える場所を探して写真撮影。

2箇所目:黒部ダム

(くろべダム:栃木県・鬼怒川)

川俣ダムから次の目的地の川治ダムへ向かう途中、カーナビに別のダムが走行ルート周辺に表示されていたので、急きょ立ち寄った黒部ダム。黒部と言っても富山県にある日本最大のダムとは別のもの。ダムの側には記念碑とダムに使われていると思われる歯車があった。

3箇所目:川冶ダム

(かわじダム:栃木県・鬼怒川)

これは結構迫力のあるアーチを描いたダム。写真では分かり辛いかもしれないが結構な大きさ。下の写真は展望台から撮ったもの。ここからの放流風景はさぞかし見応えのある光景に違いない。

4箇所目:五十里ダム

(いかりダム:栃木県・男鹿川)

川治ダムの直ぐ近く、車で5分程度の場所にもう1つ大きなダムがある。こちらのダムは放流中。やはりダムは放流されている方が迫力があってずっと見応えがある。そしてダムの端から端まで鯉のぼりがズラリ。ダムの横にある見晴台からでは眺めがイマイチだったので、車を運転して撮影スポットを探し、ダムを真正面から見られる場所を発見。しかし車を停められるスペースが無かったので、一旦ダム横の見晴台まで戻り駐車場に車を停めて、歩いて再び撮影スポットへ。それだけの手間を掛けた甲斐はあって、とてもいいダムの放流風景を写真に収める事ができた。緑に囲まれた放流中のダムと無数の鯉のぼり。今回の旅のベストショット。

5箇所目:塩原ダム

(しおばらダム:栃木県・箒川)

塩原ダムを探して辿り着いたのがもみじ谷吊橋。塩原ダムのダム湖である塩原湖に架かっている。全長320mで「日本一長い無補剛桁歩道吊橋」というのが売りらしい。ダムはもみじ谷吊橋の反対側にあったので、橋を渡って行こうとしたら通行料が300円(往復)だった。確かにインパクトある橋だけど、お金を払うほどのシロモノでも…と思いながらも、渋々通行料を払って橋を渡りダムへ。

塩原ダムも放流中だったが、ダムの上からではよく見えない。なのでダムの向かいに架かる吊橋からダム正面を見物しようとしたが、関係者以外立ち入り禁止だった。他にダム正面を見られる場所を探そうとも思ったが、闇雲に歩き回るのは面倒なので諦める。

6箇所目:深山ダム

(みやまダム:栃木県・那珂川)

この辺りはダムとダム湖以外何もないためか、10:00を過ぎているのに観光客が1人もいない。なのに駐車場にぽつんと屋台のたこ焼き屋が営業中で、その物寂しい光景が妙に印象的だった。塩原ダムを出た1時間前は晴天で青空が広がっていたが、深山ダムに着く頃には今にも雨が降りだしそうな怪しい空模様に。晴れていればいい景色が見られたろうに。

深山ダムから次の目的地の田小倉ダムへ行くため、車で深山ダムの上を通って山道に入る。しかし道幅がだんだん狭くなり路面状況も悪くなって行き、これ以上はとても車では進めないという状態になり、仕方なく深山ダムまで引き返す。おかげで田小倉ダムまで結構な遠回りをする事になり、予定よりも20km以上多く走るハメに。この調子で計画通りにダムを回り切れるのか少し心配になる。ちなみに、この旅行記の制作時に改めて地図を見たところ、狭小悪路で引き返した道には「通行止」と書かれていた。計画を立ている時は全然気付かなかった…