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その2  1日目後半

 

7箇所目:田小倉ダム

(たごくらダム:福島県・只見川)

深山ダムから田小倉ダムに向かう途中に外は雪景色に変わり、天気もいっそう悪くなり強い雨が降り出したが、田小倉ダムまで来ると小雨に。外は真冬の様に寒いっ!5月でもこんなに雪が残ってるのは富士山くらいと思っていた。この先雪の影響で旅に支障が出ないか心配になる。

そして心配は的中、想定外の事態発生!国道252号線が積雪のため田小倉ダムより先が封鎖されていた!!まさかの事態にかなり呆然。これじゃ新潟方面に出られないし、計画通り2日目に富山県に入って日本最大の黒部ダムまで行けないじゃないか。仕方ないので田小倉ダム駐車場に停めた車の中で暫く計画の立て直し。結局2日目に富山・長野方面へ行くのは断念。この後は福島県内のダムを巡り、2日目は新潟県、3日目は群馬県と埼玉県を回ることにした。

写真左下:田小倉ダム、右:ダムより下流の川、右下:ダム湖の田小倉湖。特に田子倉湖は天気が良ければいい景色だったんだろうなぁと残念な気分。駐車場周辺の売店は全て閉まっていて、観光客の姿はほんの数人だけ。その数人も自分と同じ様に、観光シーズンではない事を知らずに来てしまった様子だった。

蒲生岳

車を運転中に印象的な形をした山が目に留まる。絵に描いたような三角山の蒲生岳。一気にせり上がった個性的な形から「会津のマッターホルン」とも呼ばれる名山らしい。マッターホルンとはちょっと誇張し過ぎな気もするけど、今度是非頂上まで登ってみたい。

8箇所目:滝ダム

(たきダム:福島県・只見川)

福島県の只見川にあるダム。このダムの撮影スポットを見つけるのは容易ではなかった。ダム付近の道路にはトンネルがあり外がほとんど見えない。どうしたものかとトンネル内を走行中に、側面にある出入り口から一瞬だけダムが見えたので、トンネルを出たら直ぐにUターンして再びトンネルに入り、ダムが見えた側面の出入り口からトンネルを出る。その先に閉ざされた門があり、ダム施設の出入り口になっていた。どうやら一般人は施設内に入ってダムの側まで行く事は出来ないようなので、仕方なく門の手前から撮影。

9箇所目:本名ダム

(ほんなダム:福島県・只見川)

滝ダムと同じく只見川にあり、滝ダムより下流にあるダム。同じ川にあるダムだからか、滝ダムと形がよく似ている。こちらはダムのすぐ側から見学できる。ダムの規模は小さいが、大量の川の水を勢いよく放流する様はなかなか迫力がある。「ゴーッ」と重みのある大きな音を出していた。

10箇所目:上田ダム

(うわだダム:福島県・只見川)

本名ダムより只見川の下流にあるダム。やっぱり形が似ている、というか本名ダムと瓜二つ。本名ダムよりも間近から見られる放流は迫力満点!「ドドドドーッ!!」ともの凄い音を出している。自分のいる場所まで水しぶきが飛んでくる。水しぶきが霧状になって小さな虹をつくっていた。

11箇所目:宮下ダム

(みやしたダム:福島県・只見川)

同じく只見川にあるダム。先に見物した3つのダムよりも規模が大きい。そしてダムの放流風景が少し変わっている。ダム正面から見て左端が上から下にかけて内側にすぼまっていて、放流される水がコンクリートにぶつかり渦を巻くようにして流れている。これはなかなか珍しいのではないかと思う。

12箇所目:柳津ダム

(やないづダム:福島県・只見川)

さらに只見川のダム。こちらも派手に放流している。しかし同じ川の似たようなダムもいくつも見てると、いいかげん飽きてくる。

柳津ダムから次のダムへ向かう途中、運転していて眠くなってきたので車を停めて休憩。深夜0:00過ぎに起床してから約17時間、移動しっぱなしでさすがに疲れた。運転席をリクライニングして10分ほどウトウトするも結局眠れず、ダム巡り続行。

13箇所目:豊実ダム

(とよみダム:新潟県・阿賀野川)

やっと只見川を離れ今度は阿賀野川のダム。これは今までに見たことが無い、横に細長い形をしたダム。ダムの側まで行こうとしたが立ち入り禁止の柵があり、近づく事は出来なかった。18:00をまわり暗くなってきたので、練り直した計画通り1日目最後のダムへ急ぐ。

14箇所目:鹿瀬ダム

(かのせダム:新潟県・阿賀野川)

1日目最後の目的地である鹿瀬ダムに18:30到着。外はすっかり暗くなってしまった。豊実ダムと同じく阿賀野川にあるダムで、形も豊実ダムとそっくり。

旅行初日からヘロヘロに疲れた。ダム巡りに夢中でロクに食事も摂らず、入浴する余裕もなかった。晩飯くらいまともな食事をしたいと店を探すも、山の中で飲食店などは見つからず、結局コンビニ弁当で済ます。20:20に道の駅に車を停めて就寝。