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その5  3日目

 

寝過ごしたっ!!2:30に一度目が覚めたがダムへ向かうには早過ぎるので、エアコンで車内を暖めてもう少し寝ようとしたら、エアコンを点けたまま寝てしまい次に目が覚めたのが4:30。暖かくてよく眠れたが、身体がもの凄くダルくて喉はカラカラで寝覚めは最悪。それでも3日目最初の矢木沢ダムへ向かう。

矢木沢ダムまで続く山道に入ろうとしたら何と通行止め。やっぱり雪のせい?通行できるのが5月14日から9月30日までの間って、随分短いな〜 矢木沢ダムは諦めるしかなく、次のダムへ向かう。朝一からえらい肩透かしを食らってしまった。

23箇所目:奈良俣ダム

(ならまたダム:群馬県・楢俣川)

これは結構規模の大きなダム。しかしダム素人的にはイマイチ魅力を感じない外観だ。放流されてないのも残念。

24箇所目:須田貝ダム

(すだがいダム:群馬県・利根川)

朝一に矢木沢ダムへ行こうとして通行止めだった場所のすぐ手前にあるダム。ダムの手前に発電所があり敷地内に入れないため、発電所の手前からしか見ることができなかった。念のため通行止めだった場所へ再度行ってみるが、やはりゲートは閉ざされたまま。うーん悔しい。

25箇所目:藤原ダム

(ふじわらダム:群馬県・利根川)

ダム湖の水位が随分と低いようで、放流はされていない。そしてダムを見ることに正直飽きてきた。3日間ダムばかり眺めているので無理もない。

26箇所目:下久保ダム

(しもくぼダム:埼玉県・神流川)

予定より早い10:00過ぎに埼玉県の下久保ダムに到着。埼玉の秩父方面へは、以前よく暇つぶしがてらドライブに行っていたので、ここまで来ると家の近所まで戻ってきた気分。ダムの真下まで行くため細い林道に入ると、三波石峡の綺麗な渓谷風景が姿を現したので、車を停めて川辺まで下りる。とてもいい景色で静けさに包まれた落ち着く場所で、誰もいないのでちょっとした穴場的な雰囲気がある。そしてダムの方はと言うと、わざわざ長い細道を運転して来たのに放流されていない上、ダムの手前にある門が閉ざされ進入出来なかった。ともあれ、もうダムは本当に飽きた。ご馳走さましたい。

27箇所目:合角ダム

(かっかくダム:埼玉県・吉田川)

特別小さいわけでもないが、ダム素人的には存在感の薄いこじんまりとした印象のダム。その割には駐車場が何箇所もあったり資料館があったり。写真を撮った場所のすぐ側にはキャンプ場と思われるスペースもあった。ダムを見るのに飽き飽きしているが、目標の30箇所巡りまであと3箇所なので頑張る。

 

幽霊トンネル?

いかにも「出そう」なトンネルを通過。車1台分の幅しかない狭いトンネルなので、距離は短くても反対側の出入口が遠く見える。一応トンネル内に照明はあるがほとんど真っ暗。徒歩では通りたくないなこれ。

28箇所目:ニ瀬ダム

(ふたせダム:埼玉県・荒川)

1日目の川治ダム以来久しぶりのアーチ型ダム。規模もなかなか大きくて存在感がある。二瀬ダムの放流する部分はジャンプ台のようになっている。ここでは是非とも放流されているところを見たかった。これくらい存在感のあるダムならば、散々ダムを見てきた後でも見応えがあっていい。

個人的にはアーチ型が一番ダムらしい感じがして好きだが、日本にアーチ型ダムの数は少ないのだろうか。今回のダム巡りでは1日目の川俣ダムと川治ダム、そして3日目の二瀬ダムの3つしかアーチ型ダムを見ていない。富山県にある日本最大の黒部ダムがアーチ型だからか、どうしても「ダム=アーチを描いた巨大なコンクリートの物体」というイメージが強い。

29箇所目:浦山ダム

(うらやまダム:埼玉県・浦山川)

実はこの3点の写真のうち、正面からの2点は2000年7月に初めて浦山ダムを訪れた時に撮ったもので、ダム上から下を見下ろしたものは2度目に訪れた2000年8月に撮ったもの(いずれも紙焼き写真をスキャナーで取り込んだもの)。今回3度目となる訪問時は放流されておらず、つまらない写真しか撮れなかったので、放流されていた過去の写真を掲載。

放流されている浦山ダムを離れた場所から初めて見た時(右上の写真)は、コンクリートの斜面が白く塗られているのか放流の跡かと思い、ダムの目の前まで行って(右下の写真)初めて放流されていると分かり驚いた。真っ白く細長い三角を描くように放流されている様が、当時初めてダムの放流を見た自分にはとても新鮮で印象的だった。この放流風景を見て浦山ダムが気に入り、秩父へドライブに行く時は必ず寄っていた。ダムに興味を持つようになったのは浦山ダムがキッカケ。

2度目に訪れた時は霧がかって視界の悪い天候ながらも、幸いダムの放流はされていた。正面からだと細長い三角形に見える放流の形状は、ダムの上から見下ろすと遠近法の関係で上下の幅が同じに見える。そのせいで下までの距離が近く感じる目の錯覚を引き起こした。

30箇所目:有間ダム

(ありまダム:埼玉県・有間川)

これホントにダムなの?と思うような外観。石が敷き詰められた広い傾斜面があるだけ。それでもダム湖はちゃんとあるので、あぁやっぱりダムなんだなと納得。

有間ダムで目標の30箇所を達成!!積雪による通行止めなどで当初の計画とは大分違うダム巡りとなったが、何とか目標を達成できて満足。

31箇所目:小河内ダム

(おごうちダム:東京都・多摩川)

遂にダム巡り最後のダムへ。奥多摩の渋滞と眠気による小休憩で予定より1時間近く遅れて17:00の到着。パラパラ雨が降り始め、さすがに疲れも出てきたので写真を撮って直ぐに引き上げる。そして自宅までの帰路の運転を考えて気が滅入る。

カーナビの案内に頼って運転していたら、途中から道幅の狭い商店街や住宅地ばかり走らされ余計に疲れるも、自宅最寄りのレンタカー営業所に19:40帰着。