29箇所目:浦山ダム
(うらやまダム:埼玉県・浦山川)
実はこの3点の写真のうち、正面からの2点は2000年7月に初めて浦山ダムを訪れた時に撮ったもので、ダム上から下を見下ろしたものは2度目に訪れた2000年8月に撮ったもの(いずれも紙焼き写真をスキャナーで取り込んだもの)。今回3度目となる訪問時は放流されておらず、つまらない写真しか撮れなかったので、放流されていた過去の写真を掲載。 放流されている浦山ダムを離れた場所から初めて見た時(右上の写真)は、コンクリートの斜面が白く塗られているのか放流の跡かと思い、ダムの目の前まで行って(右下の写真)初めて放流されていると分かり驚いた。真っ白く細長い三角を描くように放流されている様が、当時初めてダムの放流を見た自分にはとても新鮮で印象的だった。この放流風景を見て浦山ダムが気に入り、秩父へドライブに行く時は必ず寄っていた。ダムに興味を持つようになったのは浦山ダムがキッカケ。
2度目に訪れた時は霧がかって視界の悪い天候ながらも、幸いダムの放流はされていた。正面からだと細長い三角形に見える放流の形状は、ダムの上から見下ろすと遠近法の関係で上下の幅が同じに見える。そのせいで下までの距離が近く感じる目の錯覚を引き起こした。
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