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2004年6月10日 3日目 (晴れ)

ローマ→ナポリ→カプリ島→ナポリ

 

ナポリ

ローマを出発しバスで4時間かけてナポリのベヴェレッロ港へ。ベヴェレッロ港とカプリ島を行き来するフェリーの到着を待つ間の僅かな休憩時間に、港の目の前にあるヌオヴォ城とムニチピヤ広場へ小走りで移動し写真撮影。ナポリの観光は翌日。

ヌオヴォ城

ベヴェレッロ港の目の前にある城。「ヌオヴォ」とは新しいという意味。これは卵城(4日目に見学)に比べて新しいという意味らしい。

サン・マルティーノ僧院

ヌオヴォ城の隣にあるムニチピヤ広場から見える「ヴォーメロの丘」に建つ修道院。現在国立博物館になっている。

フェリーよりベヴェレッロ港

ヴォーメロの丘に建つサン・マルティーノ僧院と、そのさらに後ろに建つサンテルモ城が見える。

 

カプリ島

ベヴェレッロ港から約40分の航行でカプリ島の港町のマリーナ・グランテに到着。島に着いてまず思ったのが海がものすごく綺麗だということ。エメラルドグリーンの海面に太陽光が反射してキラキラ輝いていた。そして日差しが非常に強い。ローマでも日差しが強いと感じたがそれ以上。おかげで思いっきり日焼けしてしまってた。天候による波風などの影響で見学できる確率の少ない青の洞窟にも無事入ることができた。

マリーナ・グランテ

カプリ島の主要な港街。飲食店やみやげ物店がたくさん。青の洞窟行きの観光船(写真のモーターボート)もここから運航している。

 

青の洞窟

マリーナ・グランテからモーターボートに乗って青の洞窟へ向かう。ボートから眺めるカプリの街並みがとてもいい。ボートが結構揺れて少し酔った… 青の洞窟入り口前で手こぎボートに乗り換えて順番待ち。洞窟の入り口はとても狭く、身体を伏せてやっとボート一台入れるサイズ。なので少し波が立っただけでも危険で入る事ができない。

 

 

カプリ島で一番有名な人気スポット、青の洞窟。数千年かけて海の侵食によりできた洞窟。太陽光が洞窟入り口から入り、洞窟底にある白い砂に光が反射して、海面が青色に発光して見える。まるで海面が底から照明で照らされているかように明るくとてもきれいだった。ただ、洞窟内には観光客を乗せたボートが次から次へと入ってくるので、旅行パンフや絵葉書に載っている写真のような幻想的な雰囲気を味わうことは出来ない。しかも洞窟内にいられるのは3分程度。もう少しゆっくりしていたかった。

洞窟入り口

 

マリーナ・グランテからバスに乗り、山道を上ってカプリ島の中心街カプリへ。山の上にあるカプリにはホテルやショップが沢山あり観光客で賑わっている。

カプリ

カプリを抜けると落ち着いた雰囲気

カプリを抜けて海沿いの道を歩いて大砲の展望台へ。ここから眺める海の眺めが本当に素晴らしい。海も空も真っ青。晴天に恵まれて本当によかった。

カプリ島観光後はフェリーでベヴェレッロ港に戻り、ナポリ市内のホテルに宿泊。前日のローマのように夕食まで外を散歩しようと思い、ホテルの周辺に観光スポットは無いか添乗員さんに聞いたところ、ナポリは少々治安が悪いので外出しない方がいいと言われた。基本的には地域に関係なく何処も治安が良く、夜でも安全に外を出歩ける日本はいい国だと改めて思った。