トップページ

2004年6月14日 7日目 (晴れ)

フィレンツェ→ヴェネツィア

 

ヴェネツィア

たぐいまれな水上都市。車が一台も走っていなく、交通機関は水上バスやゴンドラ。地球温暖化による海面上昇や土台の老朽化により、地盤沈下が深刻な問題にもなっている。

大運河

大きくS字を描いて街の中心を流れる約4kmの大運河。水の都ヴェネツィアの表通り。大運河沿いには貴族や商人の豪華な館が建ち並んでいる。

リアトル橋

リアトル橋は大運河の幅が最も狭くなるところに架かるアーチ形の橋。13世紀の建造時は木造だったが、16世紀末に大理石で再建された。橋は貴金属や革製品の店が並ぶショッピングアーケードになっている。

 

サン・マルコ広場

サン・マルコ大聖堂やドゥカーレ宮殿など主要な建物が集まる広場。サン・マルコ大聖堂は東洋的な丸屋根を持ち、壁面は金箔地のモザイクで埋め尽くされている。大聖堂の隣にはドゥカーレ宮殿があり、建物が繋がっている。

鐘楼

サン・マルコ大聖堂

サン・マルコ広場周辺は、雨や高潮の影響で冠水してしまうことがある。地盤沈下はかなり深刻な状態のよう。

 

ドゥカーレ宮殿

ヴェネツィア共和国の歴代の総督の住居、政治、司法の中枢だった建物。内部は派手な装飾と、ヴェネツィア派画家の絵画で飾られている。宮殿に隣接する牢獄との間に「嘆きの橋」が架かっている。宮殿内はほとんどが撮影禁止で、撮影できたのは中庭や階段の一部のみ。

宮殿中庭 丸い屋根はサン・マルコ大聖堂のもの

階段天井の装飾 たかが階段でここまで豪華

 

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サン・マルコ大聖堂やドゥカーレ宮殿に次いで目立つ建物。ヴェネツィアにある建物の多くは、赤茶色の屋根にシンプルな外壁のものが多いので、このような丸屋根と細かい装飾の施された白い外壁の建物はよく目立つ。

ヴェネツィアングラスのガラス工房を見学。ガラス職人の制作パフォーマンスを見てからグラスの売り場へ移動。今度は店員がグラスをテーブルにガンガン叩きつけて頑丈さをアピール。これはすごい!!しかし値段もすごい… 丈夫で美しいヴェネツィアングラス、お金に余裕があればひとつ欲しかった。

 

サン・マルコ広場の鐘楼からヴェネツィアを一望

サン・マルコ広場に建つ鐘楼の展望台からの眺めは、フィレンツェのジオットの鐘楼からの景色に勝るほどの素晴らしい眺め。赤茶色の屋根が青い空と海に映える。ここからの景色を見て初めてヴェネツィアが島だという事に気付く。鐘楼にはエレベーターが設置されているので気軽に展望台まで上れる。展望台には窓が無く、冷たい風が吹きつけていてもの凄く寒かった。ちなみにこの鐘楼もツアー観光には含まれず、フリータイム中に入場した。団体予約ができず入場するのに時間が掛かる場所の観光は、ツアー行動に組み込まないのだと思う。

手前がサン・マルコ大聖堂

 

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 この風景は映画によく出てくる

 

サン・マルコ広場

 

サン・マルコ信徒教会

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

 

サン・ザッカーリア

 

ゴンドラ遊覧

ヴェネツィア名物のゴンドラ遊覧。ヴェネツィアの交通路である水路を約30分かけてのんびり遊覧。住宅地の細い水路から人々の生活風景を眺めるのがとても新鮮で楽しい。まるで映画のワンシーンに入り込んだ気分。

東京ディズニーシーにあるヴェネツィアのゴンドラアトラクションでは船頭がサンタルチアを歌うので、本場ヴェネツィアのゴンドラ遊覧でも当然歌ってくれると思いきや、何と歌は有料オプションだった。ケチと言うか商売上手と言うか…