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2004年6月16日 9日目 (晴れ)

ミラノ→成田へ

 

ミラノ

9日目は午前中から夕方までの丸1日フリータイム。市内中心から少し離れた場所にあるホテルから路面電車と地下鉄を乗り継いでドゥオモへ。前日は満足に観光できなかったドゥオモを十分満喫した後に市内を歩き回る。炎天下の中を長時間歩き回っていたら体がダルくなってきたので、ドゥオモに戻り礼拝堂で1時間ほど仮眠をとる。

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ドゥオモ

まずはエレベーターでドゥオモの屋上へ。屋上の一部が修復中で一番高い場所までは上れなかったが、それでもミラノの街並みを十分に見渡す事ができた。ミラノはドゥオモがある中心部でも近代的な建物が目に入り、フィレンツェやヴェネツィアの様に昔そのままの風景は広がっていない。

複雑な彫刻

屋上から見下ろすビットリオエマヌエーレ2世ガレリア

 

ドゥオモ内

ドゥオモにはたくさんのステンドグラスがあり、中でもドゥオモの一番奥にある巨大なステンドグラスの大きさと美しさは正に壮観。写真ではその大きさが全く伝わらないのが残念。ステンドグラスの上から下までで普通の建物4〜5階分くらいの大きさはあると思われ。これだけ規模の大きなステンドグラスは世界的に見てもそう多くはないのではと、海外旅行初心者で世界に対して無知な自分は思った。とにかく本当に巨大で、そして美しいステンドグラス。

大きく美しいステンドグラス

キリスト像

何とも神々しい光景

大小さまざまなステンドグラス

 

ミラノ市内

市内はとにかくたくさん路面電車が走っている。車両の種類もいくつかあり、古い型の単車から低床で連接車の近代的なものまでさまざま。線路は街中に張り巡らされていて駅名の標識が無い所もあるので、旅行者が乗りこなすのは少々大変そう。なので市内中心から少し離れた場所にあるホテルからドゥオモまでの移動は、市内中心の手前までは路面電車を利用し、そこからドゥオモまでは地下鉄を利用した。地下鉄は分かりやすい。

前日に移動中のバスから見えた縫い針の巨大モニュメントに行ってみたいと思い、街中をかなり歩き回りやっと見つける。場所は鉄道のカドルナ駅前広場。一見イタリアの街並みに不釣合いなハデな色使いのモニュメント。完成当時は賛否両論あったらしいが、今はミラノの新しい名所になっているとの事。

炎天下の中を歩き回り夢中でミラノ市内散策をしていたら、いつの間にか暑さにやられてグッタリ。イタリアの夏は湿度が低くあまり汗をかかないので、暑さによる身体への負荷を実感できていなかった。涼しい場所で身体を休めるためにドゥオモに戻り、礼拝所のベンチに腰掛け1時間ほど仮眠をとる。そのあとまた適当にぶら歩きして時間を潰す。

 

夕方にツアーメンバー集合してバスで空港へ向かい、21:30にミラノの空港を出航。帰路は成田空港までの直行便で約11時間のフライト。ミラノ観光の疲れでほとんど寝ていたので、エコノミークラスの窮屈さをあまり味わわずに済んだ。そして17日16:00に成田空港着。日本の蒸し暑さに驚く。