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2001年10月10日 12日目 (雨のち曇り)  金沢県金沢市⇒鳥取県鳥取砂丘

走行距離:501.3km(合計:6,382.9km)

給油:34.4L(合計:470.5L)

 

深夜2:00に一度目を覚ます。前日晩飯を食べた直後に寝てしまったので、歯磨きをしてまた寝る。北海道・東北方面と違って、深夜でも寒くないので二度寝ができるのが嬉しい。合計約7時間の睡眠。旅行開始以来一番長い睡眠時間。

12日目は朝から昼過ぎまで雨。特別寄りたい所も無かったのでひたすら走る。とてもつまらない。

 

途中でちょっと寄り道。SLマニアの父親に、もう1ヵ所蒸気機関車の写真撮影を頼まれていた。場所は石川県と福井県の県境辺り(だったと思う)。空き地のような場所にある古びた長屋根の下に、小さな蒸気機関車と客車が置かれていた。これは展示しているのか、保管しているのか、それとも放置しているのか、よく分からない。

 

兵庫県豊岡市内で浴場を探していたら、絵に描いたような昔ながらの銭湯を発見。建物内も期待通り。女湯の脱衣所が覗ける番台にちょこんとおばあちゃん。脱衣所の木製のロッカーがいい味出してる。扉に「いろはにほへと…」。ロッカー下のシャンプーやタオルの入った風呂桶は常連さんの置き桶?建物外観と脱衣所のインパクトに比べ、浴場は至ってシンプルで、壁に富士山などの絵も描かれてなかった。あの壁画は規模の大きい銭湯のみなのだろうか。

 

銭湯に入って空腹が限界に達し、目に入ったスーパーに駆け込み軽食コーナーへ。そこで焼きソバ、おにぎり&味噌汁セット、たこ焼きの三品を注文。しかし閉店時間間際ということもあり、味噌汁が切れているのでおにぎり&味噌汁セットは終了と言われた。しかしその時はどうしても白いご飯が食べたかったので、「味噌汁無しでもいいからおにぎりを下さい」とお願いしたら、なんとサービスでおにぎりを2つにぎってくれた。さらに、材料が余っているからとたこ焼きを二個多く焼いてくれた。何ていい人だぁ。人の優しさというものに心が温まった。

翌朝の目的地の鳥取砂丘まで進み、砂丘前の駐車場に車を停め就寝。この日は本当に走るだけの一日だった。そして走行距離が6,000kmを超える。旅行計画時の推定走行距離が12,000kmなので、日本一周の半分を走った事になる。旅行初日から2週間弱。振り返ればここまであっという間だった。

 

本日の食事

朝食 コンビニ パン×2
昼食 - -
夕食 スーパー軽食コーナー 焼きそば・たこ焼き・おにぎり

何故か朝食は「パン×2」が多い。特別パンが好きな訳ではない。