寒くて2:00に目を覚ます。海の中にあるPAで風通しがよいからか非常に寒い。寝直そうとするが寒くて眠れず、パーキングエリア建物内の休憩所の長椅子にあおむけになって寝る。考えてみればこの日本一周旅行を始めてから、車中泊以外で寝るのも仰向けになり足を伸ばして寝るのも初めて。樹脂製の長椅子が固くて背中がゴツゴツするが、久々の仰向け姿勢にリラックスできてすぐに眠ってしまった。

総延長13.1kmあり、鉄道・道路併用橋としては世界最長の瀬戸大橋。

瀬戸大橋を下りて四国の香川県に入り、橋沿いに少し北上した所にある瀬戸大橋記念公園へ。間近から見上げる瀬戸大橋は、上を走っている時以上にその巨大さを実感し圧倒させられる。人が造り出した物としてはとてつもなく大きい。こんなにも巨大なものを造ってしまうとは、人間の技術力は本当に凄いと感心してしまう。片道3,900円の通行料は少し高いと思ったが、これだけの規模の建造物を建設し維持していくのは大変な事なので、それを考えれば納得できる。

香川県から反時計回りに海側の国道を進み、愛媛県の松山市へ。市内中心にある松山城を観光。それから四国最西端の佐田岬へ向けて運転中に眠くなり、左前輪が段差のようなものに乗り上げ、ガコンッ！！またやってしまった…幸い車にダメージはなかった。かなり疲れが溜まっているらしい。

松山城

その後スピード違反の取締りに遭遇。その時はそれほどスピードを出していなかったのでセーフ。危ない危ない。それからすぐ後に2台の対向車が続けざまにライトで合図してきたので、またかと思い制限速度に落とす。その先ではやはりまたスピード違反の取り締まりが行われていた。恐い恐い。何故こんなに取り締まりをやっているのだろうか？もう違反切符を切られるのは勘弁。それにしても、わざわざ取締りをやっていることを合図してくれるのはありがたい。きっといかにもスピード違反しそうな車に見られているんだと思う。

佐田岬灯台

佐田岬灯台より九州方面

四国最西端の岬、佐田岬に夕方到着。日本一細長い岬で、突端からは九州大分県の陸地がよく見える。日が落ち始めた時間帯のせいか、岬から眺める景色はとても寂しげに見えて、何だか物思いにふけってしまう。ここで18日間四国を歩き回っているという同い年の二人組に出会う。いろんな人がいるものだ。

旅行21日目にしてついに走行距離10,000km突破！！よくぞここまで無事で来れた！！タイヤぶつけたけど…

昼・夜ジョイフル。安くて何処にでもあるから…旅の前半はコンビニばかりで後半はジョイフルばかり。