〇生き方に迷った記録2-1

33歳で再就職 人生再スタート日記
〜業種・職種共に未経験の仕事で再出発〜

30歳過ぎても人生の路頭に迷い、生きる意味と自分の進むべき道を探す日々…
32歳で仕事を辞め、旅などをして暫くリフレッシュしてから再就職活動を開始。
しかし不景気による就職難にもがき苦しむ。
約7ヶ月間の就職活動を経て33歳で何とか再就職。

就職してホッとしたのも束の間、今度は試用期間の3ヶ月を無事に経て本採用になるよう、新しい仕事に必死な毎日。
自分にとって生きるというのは楽ではない。
苦労や悩みの方が多い。
それでも生きていかなくてはならない。
そんな人生でもささやかな趣味、心の休息を糧に頑張って行きたい。

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◎出勤1日目 2012/1/10(火) 午後 9:56

初出勤。
まずは事務所で保険や就業規則等の詳細な説明を受ける。
それから配属先の部所内の見学兼あいさつ回り。
そして職場で早速仕事の開始。

あくまでも今日初出勤した時点での会社の印象は…
少なくとも今まで勤めた過去3社の中では、総合的に考えて職場環境は最もいいと思う。
製造職なので残業はつき物だが、無茶な残業というのは基本的にはなさそう。前職では繁忙期は終電帰りが一週間続く事もあった…
まれに休日出勤があるときは必ず代休が与えられる。
祝・祭日のある週の土曜日は出勤となるが、それ以外は基本的にカレンダー通りの休み。
夏期休暇・年末年始休暇はそれぞれ一週間ある。
代休の取得はあまり望めそうもないが…
とにかく前職と比べればかなりいい条件だと思う。
人間関係も良好な雰囲気だった。
あくまでも今日の印象では。

不安が大きかった初出勤であったが、今日一日でだいぶ気が楽になった。
しかし安心したわけではない。
今日早速仕事の習得計画書なるものを渡された。
各作業の習得順・習得期間等が細かく記入されている。
それに従い着実に仕事を覚えていかなければなららない。
明日から必死になって習得していかなければ。
何とか試用期間を乗り切りたい。

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◎入社から3日経って 2012/1/12(木) 午後 7:38

出勤1日目と2日目の前夜は、緊張のせいか睡眠中に何度か目が覚めた(慣れない早起きなので寝坊しないか不安だったからかもしれない)が、3日目はそんなことも無く朝までぐっすり眠れた。
辛いと思っていた早起きも意外とすっきり目覚める事ができ、通勤中の電車の中で本を読んでいても眠くなる事も無い。
起床時間に合わせ就寝時間も早くし、規則正しい生活になったからだろうか。

業種も職種も未経験とはいえ、30歳過ぎの中途採用者には最初から求められるものが多いようだ。
初日から自分が思っていた以上にいろいろな事を覚えさせられる。
そして今日は、この3日間で習った仕事の一部の作業手順書をExcelで作成するよう指示された。
後から入社した人を教育する際に使うもの。
一応フォーマットはあるがExcelを使うのは初めてなので、多少苦戦しつつも何とか作成できた。
書類作成やデータ管理などの仕事が多いので、WordとExcelはある程度できるようにならなければならない。
自宅で練習でもしようか。
とにかくこれから毎日沢山の事を覚えなくてはならない。
身が引き締まる。 

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◎便通の改善 2012/1/15(日) 午前 10:47

就職活動中ずっと便通が悪く下痢ばかりしていた。
数種類の薬を試したがどれも効かなかった。
しかし再就職した途端に下痢が止まった。
ちょうど再就職と同時に新しい整腸薬を飲み始めたのが効いているのかもしれないが、
仕事を始めてから生活態度が正しくなったのも大きいと思う。
就職活動中も正しい生活態度を試みたが結局出来ず、就寝起床食事時間がいつもバラバラだった。

毎日同じ時間に起床し、同じ時間に食事をし、同じ時間に就寝する。
生活のリズムを整える事は、自分が思った以上に健康を保つのには大切な事なのかもしれない。

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◎仕事には常に不安と希望がある 2012/1/19(木) 午後 10:48

先週火曜に入社してから今日で勤務8日目。
会社の現状や社員の不満などいろいろと見えてきた。
覚える事が多く楽な仕事ではないし、仕事量に対し社員数は少ないので一人一人の負担も大きい。
毎日遅くまで残業したり頻繁に休日出勤している人も多い。
自分も入社2週目の月曜から毎日2時間半の残業をしている。

この先の事を考えると、ずっとやっていけるのか不安はある。
仕事をしっかりこなしていけるのか、ある程度自分の時間を持てるのか、いろいろと。
自分に自信が無く、怠惰で困難苦難から逃れようとする弱い自分がいる。
でもまだ1ヶ月も経っていないので先の事など分からない。
とりあえず暫くはがむしゃらに先へ進むだけだ。
あまり余計な事は考えないようにしよう。
不安だけでなく期待・希望も沢山あるのだから。

少なくとも、就職活動をしていた時よりはずっといい。
就職難に苦しみ頭を痛め、
社会からの疎外感と孤独感に落ち込み、
減り続ける貯金に生活の危機を感じていた頃よりはいい。
もうあの苦しみだけはご免だ。

もしも仕事が辛くなった時は、就職活動に苦しんでいた時のブログを読み返そう。
きっと今のほうがいいと思えるはず。

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◎今日から入社三週目、まだまだこれから。 2012/1/23(月) 午後 9:45

まだまだ分からない事ばかり。
でも毎日少しずつ前に進んでいる。
半年、1年先の事まで考えると気が遠くなってしまうが、
その日その日のやるべき事をしっかりこなしていけば、
とりあえずは何とかなりそうな気もする。
自分で限界をつくってしまってはいけない。
やればできるんだ。
今週もばんばろう。

今日は帰宅途中から雪が降り始めた。
子供の頃は雪が降ると喜んでいたが、
大人になってからは害でしかない。
寒いし、足元が滑りやすいし。
翌朝の出勤は転ばないように気をつけないと。 

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◎社会人としての実感 2012/1/26(木) 午前 0:01

会社は今繁忙期で、自分に仕事を教えてくれる先輩は他の仕事で忙しくほとんど構ってくれない。
なので最低限の説明を1度受けて、後は自分で何とかしなくてはならない状況。
トラブルが起きても自分で考え対処していかなければならない。
本当に大変だ。

しかし自分の頭を捻らせ何事にも対応していく事は、人に教えてもらうよりもしっかり身に付く。
仕事をしている、経験と知識が身についていくという実感がある。
困難の中でも前に進んでいる。
そう思える気持ちをこの先も忘れないようにしたい。
この気持ちを持ち続けていれば、前へ進み続けていけるはずだ。 

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◎一皮も二皮も剥けた 2012/1/29(日) 午前 11:16

昨日の夜、一年半ぶりに前職場の同僚と会って飲んだ。
前職を辞めてから再就職するまでの苦労話をした。

想像上の就職難で精神的に追い込まれたこと、
そんな中で心を強くするために自己啓発本などを読んで自分を変えようと努力したこと、
心と体の健康を保つために真夏の熱帯夜に毎日ジョギングをしたこと、
派遣のバイトをしていた時に、就職できずに苦労している人を沢山見てきたこと、
それらを経験して仕事や人生観が多少なりとも変わったこと…

それを聞いた元同僚に「一皮も二皮も剥けたな」
と言われた。

自分から見ても他人から見ても人として成長できた事が嬉しい。
あの辛い就職活動の経験は無駄ではなかったと今は思える。
そしてそんな苦労話をお酒を飲みながら笑って話す事ができるようになった事が、また嬉しい。 

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◎体重また2kg回復 2012/1/29(日) 午後 11:49

前職を辞めてから体重が減り続け、去年の11月頭に体重を量ったら59.7kgだった。
身長から出る自分の標準体重は70kgで、10kgも少ないのはさすがに健康にもよくないと思い、
それから意識的にしっかり食事をするようにし、約1ヵ月半後の12月24日に再び量ったら約62kgと、約2kg増えていた。

そしてさらに約1ヵ月経過した今日、スーパー銭湯へ行って体重を量ってきた。
(自宅には体重計が無いので、銭湯へ行くか旅行で温泉に寄った時くらいしか体重を量る機会が無い。)
前回と同じように夕食を食べたすぐ後に銭湯へ行き、まず入浴前の体重測定で63.8kg。
そして1時間半ほどゆっくり入浴した後に再び体重を量ると63.5kg。
今回も2kg近く増えていた。
個人的な理想体重は65kgなので、ここまで回復すればとりあえずは安心。

前職を辞めるまで仕事のストレスや疲労から体のあちこちがおかしくなり、
退職後は就職難による精神的負担から体調が不安定であったが、
これでようやく健康的な体に戻る事が出来た。
本当に長かった。

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◎残業と休日出勤

昨日の土曜日は休日出勤した。
今やっている仕事の納期が厳しく、やむを得ない状況。

去年入社した人と話す機会があり、今の会社の現状についていろいろ聞くことが出来た。
自分が配属している課は年中忙しく、残業だけでなく休日出勤も頻繁らしい。
とにかく忙しく自分の時間を満足に持てない。
責任が重くやる事も多く、社員の負担はかなりのもの。
そんな話を聞いていたらこのまま続けていく自信が無くなってきた。

満足に仕事を教えてもらえないまま仕事を任されている状況で、
昨日は思うように仕事が進まず結局22:30過ぎまで仕事をしていた。
それでも一段落つけることが出来ず…
明日出勤して何とかしなければ納期に間に合わなくなってしまう。
昨日の夜帰宅してから仕事の事が頭から離れない。
本当に今は試練の時なのだと思う。

仕事が辛いよりも、仕事が無い辛さの方がもっと辛い。
仕事が忙しくて自分の時間を十分に持てない辛さよりも、
仕事が無くて時間を持て余すだけの方が辛い。
遊ぶ時間が無いよりも遊ぶお金が無いほうが辛い。
そう考えれば頑張れるはずだ。 

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◎入社から1ヵ月で現実を知る 2012/2/10(金) 午前 9:24

とんでもない会社に入社してしまった。
試用期間の3ヵ月を経て本採用されるかなどという心配はもはやない。
今はあと2ヵ月我慢できるかが問題だ。
1ヵ月経って、正社員がいかに激務を課せられているかということがはっきと分かったからだ。

残業は月100時間以上。
土日続けて休める事は滅多に無く、土日両方出勤する事もしばしば。
徹夜しなければならないこともある。

今仕事を教えてもらっている自分の先輩にあたる人は特に忙しい人で、
繁忙期は平日の残業だけで150時間を超え、月に1日しか休めない日もあったとか。
今も毎朝6時前に出社して22:30〜24:00過ぎ頃まで働いている。
自分にはありえない、考えられない。
この不況で仕事があるだけでもありがたいとは思う、
でもこれはあまりにも度が過ぎている。

お金は沢山貯まる、しかしそれ以外何も無い人生になる。
本当に帰って寝るだけ、何も出来ない、趣味も持てない、仕事だけ。
自分の人生の価値観から考えて、生きている意味が無い。

入社から1ヵ月経つ前にもう既に徹夜と休日出勤をしている。
今は17:00出社で翌朝6:00までの勤務。
通勤に1時間強かかることもあり、帰ったらシャワーを浴びてほとんど寝るだけ。
まぁ平日はそれでも仕方ないと思うが、土日もあまり休めない。
今週末は土日とも出勤になる可能性が高い。
これが今の会社の「日常」なのだ。

それから…
とりあえずこれからブログの記事へのコメントは不可にすることにした。
返事を書く余裕も無いし、
思ったことを素直に全て書くつもりなので、
それに対して批判的意見や誹謗中傷されるのも面倒くさい。

…もう寝ないと。
15:00に起きてまた会社へ行かねばならない。
ブログをゆっくり書き込む暇も無い。

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◎貴重な日曜日

週末は土日とも出勤になる恐れがあったが、何とか日曜日は休む事ができた。
しかし夜勤明けの日曜日なので、家に帰って寝たら起きるのは夕方になり損した気分になる。
なので寝ないことにした。

帰り掛けにマックで夕食兼朝食を済ませ、帰宅してすぐに洗濯と布団干しと掃除を済ませた。
本当はそれからすぐに家を出て鎌倉まで行き、江ノ電沿線を散歩したかったのだが、さすがに夜勤明けでは辛そうなので諦めた。
代わりにこれから池袋へ出て、とりあえず美容室で髪を切ってもらおう。

やっぱり眠い。

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◎一週間の始まり 2012/2/13(月) 午後 3:13

これからまた夜勤勤めの一週間が始まる。
今週末は土日とも休めるだろうか。
忙しいので望みは少ない…
さすがに三週連続土曜出勤は辛い。

夜勤の出勤時間は17:00で、いつも15:00に起きている。
でも今日はユニットバスの掃除をするため13:30起き。
昨日するつもりだったのだが眠くて寝てしまった。
昨日と言っても朝の6:00頃だったか。
夜勤なので生活のリズムがおかしくなる。

寒いのが苦手なので冬場はあまり予定が出来ないのでいいが、
春になったらいろいろと出掛けたくなるだろう。
自分にとっての生きがいは旅行や山登り、知らない町の散策など。
生きるために仕事は大事だが、仕事で生きがいを失ってしまったら本末転倒な気がする。
自分には仕事だけの人生というのは耐えられない。
考えが甘いと言われればそれまでだが、人それぞれ人生観は違うのでしょうがない。 

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◎夜勤明けの日曜日 2012/2/19(日) 午前 9:09

三週続けての土曜出勤となり、夜勤明けの日曜日。
先週は帰宅後寝ずに1日過ごそうと試みたが、結局夕方から眠くなり18:00頃に寝てしまった。
年齢的にも夜勤明けの休みをそのまま寝ずに過ごすのは難しいようだ。
なので今日はこれから夕方まで寝ることにする。
たった今洗濯は済ませたが、部屋の掃除をするのは面倒なのでやめた。
夕方起きた時にでもしよう。

夜からは、久しぶりに会う友人達との集まりがある。
たった1日の、しかも夜勤明けの休みだが、楽しみがあってよかった。

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◎消化不良で終る休日

やはり夜勤明けの1日だけの休みでは十分に休日を満喫できない。
生活のリズムが昼夜逆転しているので体のほうも調子が出ない。

15:00起床、寝る前に干した洗濯物を畳んでから部屋の掃除。
それから家を出て18:00頃から友人達と焼肉屋で集まり。
解散後にウィンドウショッピングをしようと池袋へ行くが、21:00を過ぎデパートや服屋は閉まっていて、あまり楽しめず。
ブックオフで文庫本を一冊買っただけ…
自宅に戻り、スーパー銭湯へ行こうと思ったが、何だか体がダルいのでヤメ。
0:00頃からレンタルした映画を見るも、途中で耐えがたい睡魔に襲われベッドに潜り込む。
4:30過ぎに目が覚める。体がダルいし外に出ても何処の店も閉まっているし、9:00にはまた寝るので何も出来ない。
仕方ないので何となくネットをダラダタ眺めている今。

夜勤の方が仕事自体は楽なのでいいが、このまま土曜出勤が続くのは辛い。
来月になれば仕事が落ち着いて土曜日も休めるようになればいいのだが。。

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◎給与明細 2012/2/25(土) 午前 8:12

先月の16日から今月の15日分までの給与明細が渡された。
総支給額は前職の1.5倍。
83時間の残業と土曜出勤2回分の手当てがついているので当たり前だ。
少しも嬉しくない。
まだ就職して1ヶ月半、試用期間の身でこれなのだから、本採用されてからの事を考えると先が思いやられる。

来月半ばになれば仕事が落ち着く予定ではある。
夜勤から日勤に戻り、代休も取れるとの事だ。
とりあえずあと半月の辛抱か。

これから寝てまた17:00から仕事。
四週連続土曜出勤。
当たり前なはずの2日間の週末休みが恋しい。 

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◎現在仕事中… 2012/3/3(土) 午後 7:19

今日で五週連続の土曜出勤。
夜勤も四週間続いているので疲れも溜まってきた。

今日はいつもより仕事量が少ないので気楽にできる。
今部署内で仕事をしているのは自分だけ。
平日昼間は300人ほど働いている職場だが、今は数人しかいないだろう。
退勤予定の翌朝6:00までのんびりやろう。
iPodで音楽でも聴きながら。

翌日夜勤明けの日曜日はどうしようか。
とりあえず帰宅したら洗濯と部屋の掃除はする。
その後は夕方まで寝るか、外に出て買い物にでも行くか。
本当は鎌倉へ散策しに行きたいのだが、さすがに夜勤明けではしんどい。
近場で買い物をしたりDVDをレンタルして自宅で映画を見るくらいしかできない。

夜勤は来週いっぱいで終わる。
3月半ばになれば仕事も一旦落ち着くので、
土曜出勤も3月はあと来週一回出るかどうかというところ、多分…

とりあえずあと一週間の辛抱だ。

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◎あれから1年 2012/3/11(日) 午前 7:51

東日本大震災から1年が経った。
津波で多くの町や村が瓦礫の山となり、多くの人が亡くなった。
今でも多くの被災者が避難生活を余儀なくされている。

そんな中でも、瓦礫が撤去され人の生活が戻っている町もある。
不便な避難生活でも必死に生きている人が沢山いる。
人の”生きる力”は自分の想像を超える大きなものだった。

それに比べて自分はなんだろう。
仕事に不満を持ち毎日それで頭の中がいっぱいだ。
会社を辞める事、苦境から逃げ出す事ばかり考えている。
心が弱く怠惰な自分が本当に嫌になる。

自分には本当に生きようとする気が無いのかもしれない。
何故そうなってしまったのだろう。
人として生きている事の素晴らしさ感じていないんだ、きっと。
何故それを感じる事が出来ないのだろう。

辛い事、苦しい事、嫌な事…
そんなものから全て逃げ出したい自分がいる。
最近何もかもが面倒になっている。
救いようがなくなってきている。 

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◎退職願と身辺整理 2012/3/13(火) 午後 11:43


今日、会社から帰宅してから退職願を書いた。
いつでも出せるように。

正直もう限界を感じている。
昨日から仕事中に頭痛のような感覚や軽い動悸息切れを感じるときがある。
心の弱い自分には精神的にかなりキツイ職場であった。

それから部屋の中で不要なものを探して捨てた。
精神的に不安定になったりする時にやる昔からの癖だ。
物が減ると心が少し落ち着くような気がする。
身辺整理のつもりなのかもしれない。
自分にはどうせ何も無いのだから、どうなったって構わないさ…
そういう風に思って少しでも楽になりたいのかもしれない。

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◎覚悟 2012/3/15(木) 午後 7:46

昨日、試用期間満了で退職を希望する意志を課長に伝えた。
30分以上話し合い会社に留まる事を勧められたが、自分の気持ちは変わらなかった。
自分のため、これからの先の人生の事を考えてみても辞めるべきではないと分かっている。
しかしどうしようもないのだ。
修復不能なほどに精神が完全に拒絶してしまったのだから。

この不況下で再び仕事を探すのがどれだけ大変な事かは承知している。
弱りきった精神では再就職するのは難しいだろう。
途中で心が折れてしまうに違いない。

ある程度覚悟はしている。
もう引き返せないということを。

退職後は四国へお遍路をしにいこうと考えている。
お遍路をしたところで何も変わらないことは分かっている。
ただ、他に何もする気になれないからするだけなんだ。
退職後直ぐに就職活動をする気にはなれない。
かといって旅行を楽しむ気分にもなれない。
そんな精神状態ではない。

お遍路とは元々、行き場の無い者が死に場所を求めてしていたらしい。
お遍路の衣装が白装束なのはそこから来ているらしい。

遍路は一時の逃避地であり、癒えた人、再起した人は遍路を途中下車する。
活路を見いだせなければそのままその人の墓場となる。
「自殺行」「死に場所」「死国」といわれる所以である。

自分は活路を見出す事ができるのだろうか。 

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◎終末への道のり 2012/3/18(日) 午前 11:15

昨日の夜、12人の飲み会に参加した。
皆共通の趣味を持った人たちで、お酒も入り話も弾んだ。
久しぶりに「楽しい」と思える時間を過ごせた気がした。

しかし、そんな中でも頭の隅には常に厳しい現実が居座っている。
自分以外の皆は仕事も趣味も充実した人生を送っているように見える。
自分も傍から見れば人並みに見えるのかもしれない。
でも実際は違う。
12人の中で1人だけ、明らかに道を外れている。
自分だけ普通ではない。


仕事は今月末までに決まった。
あと2週間。
残りの2週間で自分の後釜にあたる人に仕事を引き継がなければならない。
正直もう会社になんて行きたくない。
先週から毎日頭が痛く重く、胃腸のあたりがキリキリしている。
それでも社会人として、後始末をしっかりしなければならない。

明日からの2週間。
かなり辛い2週間になるに違いない。
特に1日3度のミーティングで部署の皆の前に顔を出すのが辛い。
皆どういう目で自分をみているのだろうか。
他の社員と目を合わせるのが怖い。
企業理念を読み上げるのが辛い。
会社を辞める人間の企業理念など聞く必要無い。

あと2週間、耐え続けるしかない。


退職後、四国八十八箇所へ出る予定でいる。
その前にひとつだけやっておきたい事がある。
伊豆大島一周車中泊の旅。
入社前から計画を立てていた旅行で、4月か5月に行こうと思っていた。
そして余力があれば、
伊豆大島一周の旅行記を制作して、HPに掲載したい。
HPは自分にとって唯一の宝物であり、人生の中で楽しい思い出の一部を記録したもの。
四国へ行く前に思い出を「完成」させたい。

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◎何もわからない 2012/3/22(木) 午後 0:05

ふと求人サイトを眺めて見たが、
まったく頭に入らない。
去年の12月までの約7ヶ月間の就職活動で毎日のように眺めていたので、
もううんざりだと頭が拒絶しているようだ。

また就職活動をする事を考えると頭が重くなる。
社会人としての自信も喪失してしまった。
33歳ならまだ若い、という人もいるがこの不況下だ。
ロクにスキルも無く3回も転職経験のある33歳は賞味期限切れだと思う。

今の会社を退職し、お遍路をした後に引越しをしようという考えがある。
生まれてからこれまで生活していた東京・関東を離れ、
西日本の瀬戸内海に面した地域へ移住し、そこで職探しをしようと。
関東を離れて別の地域に移住したいという気持ちは5年以上前からあった。
しかし今はただ逃げたいだけなのだと思う。
今の生活から、自分を知っている人たちから、現実から逃げたいだけだ。
今の自分では、生活環境が大きく変わっても自分自身は変われないと思う。

これからどうなるのかが分からない。
あまり考えたくもない。
それでもニート・ネットカフェ難民・浮浪者の類になるつもりは無い。
いっそ職業遍路にでもなろうか。
それでは浮浪者とあまり変わらないか。

そもそも人生って何なのだろうか。
楽しい事をするために生きているのだろうか。
充実した人生って何なのだろうか。
家庭をつくり、子を育て、定年まで働く事なのだろうか。
自分の人生って何なのだろうか。
何のために、何で生きているのだろうか。
そう考えると、特に生きる意味も目的も思い当たらない。

深く考えず、先の事は考えず、思った通りに行動してしまうのが一番いいのだろうか。
とりあえずお遍路やって、とりあえず引っ越してみて、とりあえず適当に就職活動してみて。
それでお金が尽きて生活できなくなったら、人生ゲームオーバーにすればいいだけの事なのだろうか。

何があっても親に頼る気にはなれない。
定年を過ぎている親に食わしてもらうほど辛く惨めなものはない。
実家に戻るくらいなら、住所不定になることを選ぶだろう。
やはり自分には職業遍路の道しか残されていないのだろうか、などと思ってしまう。

とにかく今は前向きな考えが出てこない。
後ろ向きで、怠惰で、逃げる事しか思い浮かばない。
どうすればいいのか、何もわからない。