〇生き方に迷った記録3-3


◎趣味にすら倦怠感 2012/7/7(土) 午前 1:18

6月頭から手をつけはじめた旅行記がようやく完成した。
大した旅行記でもないのに1ヵ月以上かかってしまった。
当然原因は失業無職就職難…精神的に疲れ切って趣味にすら頭が回らない。

元々文章づくりが苦手なのにこんな状況下でダラダラ制作していたので、
文章はいつも以上にいいかげんになってしまった気がする。
誤字脱字もありそうだがしっかり見直す気力もなく、そのままアップロードしてしまった。
まぁいい。
写真はともかく文章まで読む人は滅多にいないのだから。

しかしまだあとひとつ、大きな作業が残っている。
四国遍路の記録の制作。
これはかなりの作業量となりそうだ。
人生の活路を開こうと始めた四国遍路。
しかし結果は何も変わらなかった。
それでも、人生の中の大きな経験としてかたちに残したい。
何とか完成させたい。

ふとカレンダーを見ればもう7月14日…いや、7日だった。
今日が何日なのかも分からない自分に苦笑い。
仕事をしていないのに、あまりにも時間の流れが早く驚いた。
そして、今年も富士山へ登ろうと考えていた事を思い出した。
それすら頭から飛んでいた。

出来れば今月中に行きたい。
先週引き始めた風邪がまだ完治していないので治ってから。
どうせ仕事もしていないのだからと、ただ放っておいたらこじらせてしまった。
再来週の平日辺りに出かけるか。
四国遍路で鍛えられた体は、もうすっかり戻ってしまっただろう。
帰宅してからはずっとダラダラしてロクに外出もしていないから。
まぁいい。
筋肉痛になって帰っても、翌日もその次の日も出勤はないのだから。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎結局酒に頼る 2012/7/9(月) 午前 0:48

今日は寝坊、11時過ぎに起きた。
そして何をするでもなく、時間が過ぎる。
夕方から謎の頭痛。
家にこもってばかりで体をうごかさないからか、
それとも精神的なものか、
よく分からないが頭痛。
結構な痛みが夜遅くまで続く。
シャワーを浴びて、そして酒を飲んだら頭痛は和らいだ。
和らいだというより、ごまかされた。
言っておくが、俺は別に酒好きではない。
酒の味などロクに分からない。
間違ってもアルコール依存症になるタイプではない。
飲みすぎれば気分が悪くなり、暫くアルコールは飲みたくなくなる。
そんな人間がアルコールに頼っている。
酒を飲んでも何も解決はしない、就職は出来ない、心の傷は癒えない。
分かっている。
だいぶ前から分かっている。
でも他にしようが無い。
人として、社会人として、生活が破綻している。
何処かに逃げ道ははいのか。
仕事もせず、一切ストレスとは無縁な生き方は無いのか。
好き放題できる生き方は無いのか。
面倒くさい。
全部面倒くさい。
将来の事、定年後の事、近い日の事、
面倒な事は考えたくない、関りたくない
自分が、仕事が、社会が、全部がわからない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎今日もただ時間が流れ、心は就職活動とは別の方向を向いている 2012/7/9(月) 午後 7:26

今日も寝坊した。
起きてから転職サイトを少し眺めたが、すぐに止めた。
仕事など見つかるはずがない。
それから今まで小説を読んでいた。
「自由殺人」というタイトル。
人生や社会に不満を持っている人間が、突然ある強大な力を手に入れたとき、どう行動するのか。
なかなか興味深い内容だった。

それはさておき、
結局今日もただ時間が流れるだけで、何もない1日だった。
いや、本を一冊読みきったのだから意味はあったか。
精神的な負担を負うだけで何の意味もない就職活動をダラダラやっているよりはマシだ。
生きるために、仕事に就くために就職活動をしなければいけないのは分かっている。
しかし今の自分には就職活動などしても無意味な事も分かっている。
よく分かっている。
このまま就職活動を続ける意欲はすでに消失している事を。

自分にはひとつの考えがある。
それを実行しようか迷っている。
実行に向けての下準備は少しずつしている。
しかしまだ実行に移す決断はできず、腹をくくる勇気もない。
もし失敗すれば、その時は本当に自分の人生は終る。
でも、
このまま今の生活を続けていても、いずれ終る。
こんな状況だからこそ、思い切りが必要なのかもしれない。
これまでに経験した事のない変化を自分に与え、
大きな環境変化による刺激から自己変革を試みるしかないのかもしれない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎四国遍路からまもなく2ヵ月 2012/7/10(火) 午後 4:04

本当に月日が経つのは早い。
四国遍路を終えてからもうすぐ2ヵ月になる。
再就職に失敗し、活路を開こうと始めた四国遍路。
結果は何も変わらなかった。
分かっていた。
四国遍路をしている時にすでに気付いていた。
こんな事をしても何も変わらないと。
人は悪い方へ落ちていくのは簡単だが、
性格や生き方を改善向上させるのは難しい。
四国参り程度の修行では変われない。

お遍路の中には何回も四国参りを繰り返している人が沢山いる。
最初自分には信じられなかった。
こんなしんどい経験は1度で十分だと思った。
しかし今は違う。
もう一度あの場所へ戻りたいくらいだ。
あそこには優しさ・助け合い・気遣いなどに沢山触れる事が出来る。
今思えば精神的な辛さなど無い、体力的な辛さは大した事が無い。
毎日目標に向かって歩いていた、充実していた。

最近ようやく四国遍路の旅行記制作に取り掛かり始めた。
再就職活動の役には立たなかったが、かけがえのない人生経験である事には違いない。
しっかり記録に残したい。
就職活動意欲も落ち、引き篭もりのような生活を送っている今、
唯一目標へ向けて行なえる作業はHP制作くらいだ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎不安・焦り・半分以上諦め・投げやり・現実逃避 2012/7/11(水) 午後 11:03

いろんな思いが頭の中を巡っている。
圧倒的に悲観的なものが占めている。
それでも平静でいられるのは、
開き直り人生に腹をくくり始めているからか。
それでも体は悲鳴の信号を出している。
毎日毎日、1日に2度も3度も下痢をして。
そのうち本当に病気になるのではないかと感じている。
こんなにもどうしようもない人間だから就職出来ないのかもしれない。
社会に不要な人間だと判断されているのかもしれない。
誰が見てもそう分かるのかもしれない。
自分が気付いていないだけで、
そういう人相・目つきになっているのかもしれない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎そんなに金があるなら少し分けてくれよ 2012/7/12(木) 午前 2:37

不況不況と言っても金を持っている人間はいくらでもいる。
金が有り余っている人間はたくさんいる。
1千万円を一般庶民の1万円の感覚で使っている人間は沢山いる。
暇つぶしに捨てるような金の使い方をする人間がいる。

そんなに金を持っているなら少しくらい分けてくれよ。
1億円、いや1千万円でいいから。
それくらい、ちょっとふらっと散歩に出て使う金額だろ?
なら分けてくれよ。
ひざまづいてお願いしろ?
額を地べたに擦り付けてお願いしてやるよ。
無様で惨めなクズを足元で見下ろせるんなら安いもんだろ。
弱者を蔑むの楽しいだろ。
土足で頭を踏みつけてみろよ。
もっと気分いいだろ。
だから金よこせよ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎死にたい死にたくない関係なく毎日死んでる 2012/7/12(木) 午前 3:00

死ぬつもりは無いのに事故や事件で毎日人が殺されている。
死にたくないのにどうしようもなくて毎日人が自殺している。
生まれたいのに妊婦の勝手な都合で毎日胎児が堕胎されている。
生きたいのに病気や障害で毎日人が死んでいる。
そう考えると、
望まない死・予期しない死は生まれる前からすごく身近にあると感じる。
人はいつ死んでもおかしくない。
なのに自分はまだ生きている。
丸33年生きて、34年目を生きている。
でも明日は分からない。
だから毎日を精一杯生きなくてはならない。
いつ死んでも悔いのないように生きなくてはならない。
しかし今自分は空っぽの毎日を生きている。
身近な死を無視した生活をしている。
これほど無駄な事は無い。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎切れかかった糸 2012/7/12(木) 午後 5:56

心の糸が切れかかっている。
そんな感じ。
気力や意欲がほつれて切れかかっている。
何とか切れないようにごまかしている。
少しでも負荷をかけると切れてしまう。
だから無意味な就職活動はしない。
これ以上心の糸に負荷をかけないように、何もしない。
それでもいつかは切れる。
このまま何もしなくても少しづつ糸は弱っていく。
完全に切れたらどうなるのだろう。
意外と今よりも楽になるかもしれない。
その後どうなるかなど考えたくは無いけど。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎卒業アルバム、作文、10代の思い出…今まで生きてきた証がここにあった 2012/7/13(金) 午後 0:33

小・中・高校の卒業アルバムや文集、修学旅行のしおり…
デジカメを使うようになる前に撮った写真が収められたアルバム…
旅行カバンにまとめてしまってある。
久しぶりにカバンを開けてみた。

卒業写真や修学旅行の集合写真、学校での各行事の写真…
10歳位の時に仲の良い友達と自転車で遠出した時の小さなアルバム写真…
小学生の頃に使っていた下敷きも何枚か挟んである。
懐かしい。
全てが懐かしい。
見ていて口元がほころぶ。

運動会や高校受験を控えた時の作文まで残っていた。
今初めて読んでみた。
平仮名ばかりのヘタクソな文章。
それも懐かしい。

「道程」というタイトルの中学校の卒業文集を見る。
この作文を見るのも初めて。
「人生創造」なんて大層な題名がつけられていた。
その作文の最後にこう書かれていた。

「将来苦労のない人生を送れるように、今苦労してがんばっていかなければならないと思った。」

残念ながらその願いは叶わなかった。
今こんなにも苦労している。
こんなにも人生に苦しんでいる。
10代の可能性に満ちていたあの頃と今…
いろんな思いがこみ上げてきて、涙が出そうになった。

10代のあの頃の思い出とその時自分が生きていた事実を否定したくない、
無駄なものにしたくない、消し去りたくない。
そのためにも、まだ生き続けなければならない。
そう思った。
50歳、60歳、70歳、80歳の時にまたこの思い出を眺めたい。
懐かしい気持ちと、やさしい気持ちでアルバムを眺めたい。
だから、
まだ人生を終らせるわけにはいかない。
絶望したままの人生で終らせるわけにはいかない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎心の底ではもう決まっている 2012/7/14(土) 午後 4:21

これから自分はどうするべきか、
どうすれば1mmでも今よりは良くなるか、
何を求めているのか、
答えはもう出ている。

あとは決意をするだけだ。
後戻りは出来ない決意。
だから不安で仕方ない。
でもこのままでは何も変わらない。
ただ何も無い日々にお金を消費し、
心はどんどん病んでいく。
このままではいずれ人生が終る。

決意しなければ。
腹をくくらなければ。
行動を起こさなければ。
それでダメなら首をくくる覚悟をしなければ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎未来を見出せないから、過去にしがみ付いている 2012/7/15(日) 午前 3:25

多くの人は思い出を大切にする。
自分が経験した事や生きた証を、写真や文章などの形にして残そうとする。
そうでない人もいる。
能力や財力に恵まれ数え切れないほど多くの経験ができる人は、
いちいちそんな事はしないのかもしれない。
過去など振り返らず常に未来だけを見つめているのかもしれない。
過去など振り返る暇がないくらい、次から次へと新しい経験をしているのかもしれない。

自分は一生のうちで極ほんの少ししか経験や思い出をつくることができない。
だから些細なものでも大切なものになる。
そして今は人生の路頭に迷い、未来が見えない。
もしかしたら、もう経験も思い出もずっとできないかもしれない。
だからひたすら過去にすがる。
未来が無いから、過去にしがみ付くしかない。
今大切にするもの、これから大切にしていくものが何も無い。
大切なものは過去にしかない。
今の自分は過去しかない人間。

おとといからほとんど一日中、HP制作をしている。
昼も夜も深夜も関係なく。
生活のリズムも就職活動も破綻したと言える。
自分のHPは旅行記を掲載したもの、つまり過去の思い出の一部を形にしたもの。
未来をつくれないから過去をつくっている。
過去を形に残し、それにしがみ付いている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎1年ぶりのジョギング 2012/7/15(日) 午後 9:58

このところ毎日家にひきこもり、
食事も睡眠もいいかげんで、
一日中PC画面に向き合っている。
明らかに体が鈍っている。

だから、
何となくジョギングをしてみることにした。
去年の夏以来久しぶりのジョギング。
30分走っただけで、股関節が少し痛くなった。
やはりそうとう鈍っていたようだ。

汗だくになって自宅に戻ってきた時、
去年の自分と今がダブった。
去年の夏と全く同じ事をしている。
去年から何も変わっていない。
いや、1度再就職に失敗した分今のほうが悪い。

体を動かして汗をかけば、
少しは脳の働きもよくなってスッキリすると思ったのだが、
それは期待外れだった。
まぁいい。
とりあえず一週間くらい続けてみようか。
いざという時体が思うように動かなくても困る。
どうせ時間はいくらでもある。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎心の声に従え 2012/7/18(水) 午後 11:47

自分が本当に望んでいる事
こうするべきだと思っていること
少なくとも今よりはいいと思える道

心の声に従え
考え過ぎるな

行動しろ
頭でっかちになるな

勇気を持て
周りに流されるな

思い切って環境を変えろ
新しい事に怖がるな

不安を捨てろ
腹をくくって前へ進め

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎思うようにいかない、うまくいかない 2012/7/20(金) 午後 2:33

腹をくくって変化をもたらそうと一歩踏み出したところで、
早くもつまづいてしまった。
本当に、何でこんなにもうまくいかないのだろう。
何か負の力が故意にそう仕向けているのではないだろうか。
おまえはもうダメなんだ、人生ここで終わりなんだと。
気が重い。
頭が重い。
そして現実から逃げようと、眠気が襲う。
もう、本当にずっと眠っていた方がいいのだろうか。
飲んだら2度と目覚める事の無い薬が欲しい。

もう、何もかもが本当に面倒だ。
再就職して自分がまた働く事が想像し辛くなってきた。
朝から晩まで、週5日も6日も働いていた事が信じられない。
今の自分にはきっと出来ない。
いや、何も出来ないように何かの力がそう仕向けているに違いない。
その力に逆らうだけの力が自分にはきっともう無い。
無気力
諦め
現実逃避
もうダメかもしれない
自分に最も近くにあるのは死なのかもしれない。
自分にとって一番の安らぎは死なのかもしれない。
そう思うことがある。

本当にそうなのだろうか。
分からない。
さっぱり分からない。
もう分からない。
何も分からない。
どう行動すればいいのか分からない。
ならばもう何もしなければいいのか。

頭がくらくらする。
もう何も考えたくない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎ずっとまどろみの中でいられたら 2012/7/20(金) 午後 9:57

今、眠りから目が覚めた。
5時間くらい寝ていたのだろうか。
部屋の照明もPCも点けたまま寝ていた。
何もやる気がせず寝ていた。
現実から逃げるために眠りの世界へ逃げていた。

目が覚めかけた半覚醒状態のまどろみ。
あのなんとも気だるく気持ちいのいい感覚。
少し頭が痛く空腹感もあったが、何となく気持ちがいい。

そのまどろみの中で考えた。
このまま体を起こさず再び眠ろうかと。
そしてまた目が覚めたら再び眠るまで横になっていようかと。
そうしてずっと眠り続け、体が衰弱していき、起き上がる体力も無くなり、やがて力尽きて死ねるのかと。

まどろみから覚め、天井を薄目で見つめながら考えた。
ただ眠り続けるだけが困難なら、目を覚ます度に睡眠薬を飲んでみてはどうかと。
それなら早く終わりに近づけるのではないかと。
睡眠薬の入手は難しいのか、市販の睡眠導入剤でもいいのか。
今すぐにでも薬局へ行って買ってこようか、それともネット通販で探してみようか。

目覚めて意識が戻ってもまだ頭がボゥッとしている。
自然と重い頭が右に傾いている。
瞬きで目を瞑ってから開くまでが長い。
そんな状態で頭の中ではこの世から逃げる事だけを考えていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎新しい道への準備 2012/7/26(木) 午前 0:40

有言実行。
昔からの自分のモットー。
人に言うからには実行し、成し遂げる。
やりもしない、出来もしない事を偉そうに語るだけの人間にはなりたくない。
口だけの人間にはなりたくない。
あーだこーだと口だけ立派な事を言って実行しない人間が嫌いだ。
人の意見や自分の今後の人生について
自分だったらこうする、自分だったらこうやっていた、
などと仮定の話ばかりして決して結果を出さない大人が嫌いだ。

今自分は新しい道を開こうと準備をしている。
しかしうまく事が運ぶかは分からない。
途中で障害が生じ実現に至らないかも知れない。
自分は本気だが、気持ちだけではどうにもならない事もある。
だから、まだ実現できるか分からない。
だから、具体的な事は書かない。
自分はこうして頑張っているんだ、なんて偉そうな事は言わない。

ただ、自分は本気である事、
本当に変えようとしているのは事実。
何とかして状況を変えたい。
ほんの少しでも、ほんの1mmでも希望の持てる道へ進みたい。
そう思っている。

もし新しい道を開いて前に進んで、
それでもダメだった時は、
首をくくろうという覚悟もある。
親に頼って生きようという気持ちは全く無い。
今までの人生、全て自分で判断して生きてきた。
高校選びも、大学でなく専門学校を選んだ事も、就職も転職も。
親の意見は聞かず自分で判断し、責任を持ってやってきた。
だから自分の人生は全て自分に責任がある。

生活や金銭面で親に頼った事は無いし、頼ろうと思ったことも無い。
価値観も生き方も全く異なる親に頼った時点で、自分の人生は終ったも同然になる。
自分を否定した事になる。
今の状況、そしてこれから先どうなろうと、それは全て自分の責任である。
だから、ダメだった場合も自分で落とし前をつけなければならない。

正直、生きる意味が分からない。
何かにすがって、何かに頼って、何かの助け無しでは生きられない人生にどれだけの意味があるのかも分からない。
こんなに苦労して、嫌な思いをして、人を信じられなくて、それでも生きていかけばならない人生にどれだけの価値があるのかも分からない。
もし今医師に余命1ヵ月と宣告されたら、悲しみや恐怖よりも安堵の方が大きいと思う。
そんな人生なのだ自分の人生は。
それでもなんとか生きようとしている。
まだ目にしていない、まだ経験していない今よりも幸せな人生の可能性を求めている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎東京を卒業する 2012/7/31(火) 午前 11:55

専門学校を卒業して就職したのが20歳。
20代前半は街遊びに明け暮れていた。
週末の度に飲み会や合コンをしていた。
友人や彼女との遊びはいつも池袋・新宿・渋谷。
たまに恵比寿・銀座・お台場・横浜…
あの頃はそれが楽しかった。
今思えば遊び過ぎと思うくらいよく遊んで、バカをやっていた。

十分すぎるくらい遊んだからか、20代後半になると自然と落ち着いていった。
お金を消費しなければ楽しめない街に魅力を感じなくなっていった。
何処に行っても人だらけの東京に居心地の悪さを感じるようになっていった。
ビルと人混みと無駄な情報で膨れ上がった東京に魅力を失っていった。
もっと自然が身近で心身共に落ち着ける場所に移住したいと思うようになっていった。

数年前に一度本気で東京離脱を計画した事がある。
信州へ引っ越そうといろいろと調べ、現地在住の人と話をする機会もあった。
しかし実現には至らなかった。
当時は仕事をしていた事と、信州は雪国で寒がりの自分には生活が困難だと判断した。

それからも移住の事はずっと頭の片隅に留まり続けた。
そして日本各地を旅して、瀬戸内に面した地域に住みたいと思うようになった。
瀬戸内の風景は自分にとって特に印象深いものであった。
綺麗な海に大小数多く点在する島々。
こんな景色が日常にあればいいと思った。
万が一の時の実家との行き来を考えると四国よりも本州の方がいい。
大きな街もあり買い物に困らない所がいい。
結果広島県が最適だと思った。

今年1月に転職に失敗し、その時に頭の片隅にあった広島移住の思いが大きくなった。
どうせこのまま東京で就職活動を続けても見込みはない。
仮に東京で就職できても先の事を何も考えられない。
有意義な人生を送れるとは思えない。
それなら思い切って広島へ行ってみようと。
環境が大きく変われば運気も変わるかもしれない。
仕事も人との出会いも何でも「縁」なのだ。
広島へ行けば何か縁があるかもしれない。

四国遍路の帰りに広島へ立ち寄り、広島市内を見て回った。
しかし思った以上に都会であまり東京と変わらなかった。
それよりもついでの観光で立ち寄った竹原市がとても魅力的だった。
一度帰宅し、竹原についていろいろ調べ一週間後に再訪した。
そこで地元の人やハローワークの職員から仕事や生活についていろいろと聞いた。
仕事や生活など総合的に考えるなら隣町の西条がいいと多くの人に勧められた。

そして先日西条へ行き、賃貸物件を数箇所まわり、部屋を決めてきた。
前回訪問した時に知り合った竹原在住で西条勤務の方が、知り合いの不動産屋を紹介してくれた。
その方は物件の見学から契約手続きが終わるまで、ずっと付き添ってくれた。
昼ごはんまでご馳走してくれて、本当に何から何までお世話になってしまった。
不動産屋の社長も社員も親切でとても安心できた。
もしかしたらこれは「縁」なのかも知れないと思った。

今は引越しに向けて準備に追われている。
引越し業者を決め、現住居は8月末で解約となる。
引越し前に揃えられるものは揃えておこうと、買い出しに出ている。
車が無いと不便な場所へ引っ越すので、早いうちに車も買わなければならない。
軽四にするかコンパクトカーにするか迷っている。
とにかく8月いっぱい忙しくなりそうだ。

このまま問題なく予定通りに引越しが済めばいいのだが。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎引越しの準備 2012/8/3(金) 午後 4:02

ここ暫く自分のブログは、何か不満や訴えたいこと、心の叫びを文章にしたものになっている。
今は引越しに向けての準備が忙しく夢中になっているので、あまりブログに書く事がない。

引越しは本当に面倒な作業だ。
住所変更・解約・加入などの手続きが多すぎる。
今週頭から電話ばかりしている気がする。
現在無職で時間に余裕あるからまだいいが、仕事で忙しい時だったら本当に大変だろう。

引越しが済んで車の購入をしたら、
今度は就職活動を始めることになる。
無事引越しを終え、仕事に就き、早く新居での生活に慣れたい。
納得のいく仕事にさえ就くことができれば他に何も心配することはない。
あとは楽しみが待っている。
週末の天気のいい日は瀬戸内に出てドライブ。
自然を身近に感じられる生活が始まる。

早く理想のライフスタイルにたどり着きたい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎引越し当日 2012/8/6(月) 午前 7:39

今日で東京とお別れ。
生まれてから34年間生活してきた場所。
だからと言って特に感じるものはない。
少し離れた所へ移るだけの話。
新幹線で約4時間、高速バスでも約半日。
その程度の距離。

今日の夜に夜行バスで広島へ向かい、翌日昼頃に新居最寄りの駅に着く。
まず不動産屋で鍵をもらい、役所で転入届を済ませ、自転車を買って新居へ。
夕方にはガスの立会いがある。
新居へ荷物が届くのは8日なので、夜はネットカフェで過ごす。
9日には手配してもらっている中古車を見に行く。
早ければ来週から全てが揃った生活ができる。
あとは仕事だけだ。


今までの部屋は5.5畳の部屋と1畳のキッチン(というか通路)、ユニットバス。
窓からの景色は向かいのマンション。
狭くて窮屈で圧迫感のある部屋だった。
こんな部屋でも57,000円。
その代わり私鉄と地下鉄の駅まで歩いて10分弱。
歩いて15分以内の所に生活に必用な全てがあった。

新しい部屋は8畳の部屋と3畳のキッチン、風呂トイレ別。
窓の外は畑が広がっている。
水道は井戸水を使うので水道料金無し。
家賃は破格の19,000円。
共益費3,000円。

駐車場無料!
ちょっとした買い物も車がないと不便な場所。
今までとあまりにも利便性が落ちるのでどうなるか不安もあるが、新生活が楽しみだ。