〇生き方に迷った記録4


30歳過ぎても人生の路頭に迷い、生きる意味と自分の進むべき道を探す日々…
32歳で仕事を辞め、旅などをして暫くリフレッシュしてから再就職活動を開始。
ところが不景気による就職難にもがき苦しむ。
約7ヶ月間の就職活動を経て33歳で何とか再就職。

しかし再就職してホッとしたのは束の間だった。
仕事が自分にはあわずまた苦悩の日々。
入社から2ヵ月でうつの症状が出始める。
もう自分に自信も無いし将来への希望もない。
絶望の淵に立たされ、先が見えないまま僅か3ヶ月で退社。

また転職活動をする気にもなれず、かと言って旅行をして気分転換する心の余裕も無く、唯一の逃げ道が「四国遍路」だった。
四国遍路をしたからといって何かが変わる訳でもないのは分かっていたが、他に何もする気が起きなかった。
2012年4月16日に自宅を出発。
雨にも負けず風にも負けず、毎日四国を歩き続け33日で結願。

そして思い切って広島県への移住を決意。
日本中旅してきた中でも特に印象的で気候も比較的穏やかな瀬戸内が身近にある生活をしたいというのがきっかけ。
何も知らない土地での人生の再スタート。

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◎新生活の始まり 2012/8/10(金) 午後 9:32

7日に転居先に着き、何もない部屋で一夜を過ごし、
8日に荷物が届き、一日中荷解きや家具の設置をし、
9日にホンダのディーラーへ行き中古車の商談成立し、
今日10日は各住所変更手続きや振込を済ませ、届いたWiFiキットでネットの接続も完了した。
あとはマイカーが納車されてからホームセンターでゴミ箱やハンガーラックを買えば一段落する。
不動産屋で賃貸契約をしてから引越しまで期間が短くバタバタしたが、ここまで全てがスムーズに進んで来れた。
ここまでテンポよく事が運んだのは親切な人達の手助けがあったからこそ。

まず6月に広島に下見に行った時に飯屋でたまたま出会った方。
知り合いの不動産屋を紹介してくれた。
複数の不動産を見学し、賃貸契約の手続きを済ませるまでずっと付き添ってくれた。
賃貸契約入居審査の保証人にもなってくれた。
7日に東広島に着いて不動産屋で手続きをする際も付き添ってくれて、車で街の案内もしてくれた。

それから不動産屋の方達。
皆とても親切でいい人。
店に行く度に冷たい飲み物とお菓子を出してくれた。
仕事のことまで考えてくれた。
車で街の案内もしてくれた。

マイカーの件ではお遍路で知り合った人が知り合いの中古車店の人を紹介してくれた。
その方が自分が希望する車がある知り合いのディーラーを紹介してくれた。
ディーラーで商談の際、サービスでスタッドレスタイヤとETC車載器の手配をしてくれた。

これまでお世話になった人たちは、皆人柄が穏やかで親切だった。
おかげで自分は何も迷うことなく新生活を始めることができた。
あとは本当に仕事だけだ。
来週からボチボチ就職活動を始めようと思う。

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◎人との繋がり 2012/8/13(月) 午後 3:35

今日朝起きたら水が出なかった。
不動産屋に連絡すると、業者さん、大家さん、不動産屋さんが来てくれた。
原因は落雷による過電流でブレーカーが落ちていたからだった。
そのため地下水を組み上げるポンプが止まって水が出なくなっていた。
こんな事は今までで初めてらしい。
とりあえずブレーカーを上げるだけで復旧できたのでよかった。

そのあと不動産屋さんに自宅に誘われお茶を頂いた。
まだ車が納車されていなく、思うように行動出来ない自分を気遣って。
お茶をした後は車でまた街の案内をしてくれた。
おかげでだいぶ土地勘がついた。
案内してもらったスーパーでは、ジュースや果物を自分に買ってくれた。
それから不動産屋の社長の奥さんが経営する飲食店へ行き、ご飯をご馳走になった。
最後にホームセンターに寄ってもらい、ゴミ箱を3つ買って帰った。
自宅に帰ると大家さんが、外置きの洗濯機が傾いていたのでゴムパッドを足の下にかませて水平にしてくれていた。
さらに洗濯機カバーも取り付けてくれた。

東京に住んでいた時は、不動産屋とは部屋の契約と解約をした時以外顔を合わせた事など無いし、
大家さんの名前も顔も知らなかった。
前の賃貸には約6年住んでいたが、
近所には何か気軽に頼み事をしたり頼れる人は一人もいなかった。
顔見知りと言える人も一人もいなかった。
建物が密集し沢山人がいる街なのに。

逆に新居は駅から4、5km離れた田んぼだらけの田舎。
そして引っ越してまだ一週間なのに、もう何人も顔見知りが出来た。
何か困った時に頼れる人も出来た。
この差は一体なんなのだろう。

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◎山口へドライブ 2012/8/15(水) 午後 11:59

広島への移住でお世話になった人の用事の付き添いで山口県の萩へ行ってきた。
神社と古い町並みをまわり、初めて人力車にも乗った。
よい気分転換になった。
車での行き帰り、車窓からは海や山々のいい風景が沢山あった。
広島からは気軽に日帰りで出掛けられる場所が沢山ある。
マイカーの納車が本当に待ち遠しい。
ただそれらを楽しむにはまず就職しなければいけない。
就職しなければ本当の意味での新生活は始まらない。
仕事をする事に自信と意欲を失ってしまった自分に就職先などあるのだろうか。
とりあえずはアルバイトでもいい。
働かなければ。

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◎広島に来て10日 2012/8/16(木) 午後 9:11

広島に来て今日で10日。
時間が経つのは早い。

東京での生活は近所のスーパーまで歩いて5分、
地下鉄と私鉄の駅まで歩いて10分弱、
自宅から10分歩けばいくらでも店がある場所だった。

そんな便利な街からの引越し。


今は最寄りのスーパーまで自転車で15分、
最寄りの電車の駅まで自転車で25分、
そして部屋の窓を開ければ畑に田んぼ、広い空に山の景色。

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◎取り戻せない就職意欲 2012/8/18(土) 午前 10:10

引越しも一段落して就職活動を始めなければいけないのだが、
どうもやる気が出ない。
去年の辛い就職活動と再就職の失敗が尾を引いているらしい。
再び仕事に就く自信も仕事をやって行く自身もすっかり無くなってしまった。
出来ることなら仕事などせず毎日のんびりと生きていきたい。
でもそういうわけには行かない。

4日前に一度だけ最寄りのハローワークへ行ってきた。
その時に、広島には「若者交流館」という就職支援プログラムがあることを知った。
一定期間無職であり再就職するきっかけや勇気が無い人の相談に乗ってくれるらしい。
広島市内では平日毎日行なわれているが、自宅の最寄りでは毎週水曜日のみ。
来週の水曜日に利用してみようか。
正直当てにはしていないが、何もしないよりはいい。
もしかしたら何かいい方向へのきっかけが出来るかもしれない。 

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◎納車 2012/8/20(月) 午後 8:27

引越しをした翌日の9日に購入手続きを済ませた車が今日納車された。
タイミング悪くディーラーのお盆休みが間に入ったため少し遅くなった。
車は平成16年式、走行距離4万2千キロのホンダ・フィット。
車の価格が44万円、内外装綺麗で状態のいい車なのでいい買い物ができたと思う。
ディーラー車で3年保証も付けられたので安心できるし。
サービスでETC車載器を付けてくれて、新品に近いスタッドレスタイヤもくれた。
後部座席を倒せば自転車も載せられるし、身長178cmの自分でも少し体を曲げれば仰向けになって寝転がることもできる。
旅行好きの自分には実用性が高く小回りも効くコンパクトカーが一番だ。
旅行を楽しむのは就職してからの話だが…

車を引取りに行く前に広島駅で途中下車し、若者交流館に立ち寄り仕事について相談も受けてきた。
来週の相談会の予約もした。
直接自分の就職に繋がる可能性は低いものだが、何もしないよりはいい。
いろんな人に相談し、いろんな人と話しコミュニケーションをとる事が今の自分には必要だと思う。

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◎竹原へ 2012/8/21(火) 午後 11:46

昨日納車された車で今日早速出かけた。
自宅から約25kmの竹原へ。
5月末に広島移住を前提に竹原と西条を訪問した。
その時にいろいろと話をしてくれた、とある店の店主に挨拶に行ってきた。
今日も仕事や広島での生活についていろいろと話をしてくれた。
今日は店主の娘さんも店にいた。
娘さんも仕事についていろいろと話をしてくれた。

今日の話で教えられたこと、大切なこと、
それは、仕事をするにも何をするにも、人との繋がりや縁というのはとても大切だということ。
そして、本気で自分が目的のために行動していれば、必ずそれは向こうからやってくるということ。
それから、難しい事は自分だけで判断するのではなく、人の意見やアドバイスにも頼った方がいいということ。
これらの事は、広島移住の際に実感しているので本当にそう思う。
就職活動もこれらを大切にしていきたい。

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◎何もない1日 2012/8/22(水) 午後 9:41

今日は朝起きて昼ごろまで、ネットで動画を見ていた。
それから近場の山に出かけようと車に乗った。
街を出る前にガソリンを給油しようと安いところを探すが、
何処もリッター142円か143円だった。
確か10日ほど前は133円くらいだったはずなのだが…
セルフで5000円札を入れて満タン給油したらお釣りが180円しか戻ってこなかった。
一気にお出掛け気分は冷め、スーパーに立ち寄って自宅へ戻った。
それから何もする気がせず、何となくネットを見ていたら眠くなりベッドに転がった。
そして目が覚めたら17:00過ぎ、3時間近く寝ていた。
それからも体がだるく特に何もせず。
飯を食って寝るだけの一日だった。
いったい自分は何をしているのだろう。
就職意欲、生活意欲、生きる意欲が欠けている。
人生の無駄遣いばかりしている。
本当にどうしようもない。

もう、自分の力、自分の努力だけで就職するのは無理なのだと思う。
誰かに手助けしてもらわなければ無理な気がする。
誰かに手を差し伸べて欲しい。
誰か助けて欲しい。 

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◎ここまでの道のり 2012/8/24(金) 午後 6:39

今日は天気が良かったので、自宅から35kmの朝日山へ行った。
車の流れがよければ1時間ほどで着く近場。
朝日山の山頂からは瀬戸内の風景を一望できる。
広島での新しい生活では、こんなに素晴らしい景色がとても身近になった。

何年も前から思い描いていた生活。
車を気軽に所有することができ、
暇つぶし感覚で山や海へ行ける生活。
広い空と緑が多い場所での生活。
街の異常な人混みやすし詰めのような満員電車とは無縁の生活。
34歳にしてやっと手に入れた。
もっと前からこういう生活をしていたら…とも思う。
そしたら良い意味で今とは違う人生を歩んでいたかもしれない。
でも、、今だからこそ良さがわかるのかもしれない。

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◎一応、一歩前進 2012/8/26(日) 午後 11:44

今日は、広島の師匠(広島移住の相談から引越しの面倒までみてくれた人)が知り合いを紹介してくれた。
起業家で地元の名士とも言える人。
その人が管理しているある仕事を紹介してくれた。
一度職場を見学してみて、仕事が合いそうだったらバイトからでもやってみないかと。
せっかく頂いたお誘いなので、今週中にでも見学に行こうと思う。

師匠と名士は2人とも、大学院まで出ていて、海外留学もしていて、起業もしていて、いろいろな仕事に関っている人だ。
食事の相手がそんな大物2人では、かしこまってしまってロクに自分から話もできなかった。
あまりにも人間的に差があり過ぎて劣等感すら感じない。
ただただ、自分と言うもの、自分の今までの人生や人間性はとつてもなくちっぽけなものだと思った。
まぁ、人間それぞれ、千差万別なのだから別にいいんだ。
ちっぽけなヤツならちっぽけなりの人生がある。

今日の食事の時にも教えられた。
人との繋がりを持つ事はとても大切であると。

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◎負の連鎖に区切りを 2012/8/27(月) 午後 11:27

さっきふと、バイオリンの事を思い出した。
2年前に10ヶ月間だけバイオリン教室に通っていた。
ささいなきっかけから無料の体験教室で初めてバイオリンを手に取り弾いたとき、
直感的に自分に向いていると思った。
一生ものの趣味になると思った。
かけがえのない大きなものに巡り会えたと思った。

しかし、
バイオリンを習い始めてから10ヵ月の時に手の指に怪我をしてしまった。
怪我は後遺症を残し、バイオリンは弾けなくなってしまった。
あまりにもあっけなく大きなものを失ってしまった。
半年以上バイオリンの音を聞くことが出来なかった。
テレビやラジオからバイオリンの音色が聞こえるとすぐにチャンネルを変えた。
辛くてたまらなかった。

それから負の連鎖が続いた。
東日本大震災があり、
再就職活動にもがき苦しみ、
藁をも掴む思いでやっと就職した会社はブラック企業…
激務と劣悪な職場環境に耐え切れず3ヶ月で辞めた。
心身ともに本当に疲れ果てて、人生を終わりにしたいと思うことも何度かあった。

社会も人も何も信じられなくなった。
再就職活動も何もする気が起きなかった。
だから四国遍路をした。
四国遍路が唯一の逃げ道だった。
四国遍路をして何とか心を落ち着かせる事が出来た。
そして心の声に従い、東京から広島へ移住した。

広島に来てからはプラスの連鎖が続いている。
人との繋がりが広がり、物事がうまくうごいているように感じる。
少なくとも東京にいた頃よりはプラスへ傾いている。
もう、負の連鎖は断ち切れたのだろうか。
この調子で就職まで漕ぎ着けるだろうか。

問題は、負の連鎖で擦り減った心はほとんど回復していない事。
未だ社会や人生に疲れたままだ。
分かってはいたが、引っ越して環境を変えたくらいでは変わらなかった。
これから自分はどう行動していけばいいのか、
どうすればこのままプラスの連鎖を広げていけるのか、
半分答えは出ている。
でもなかなか行動に移せない。
どうも就職に関してやる気が出ない。
積極的に行動できない。
引っ越しはあれだけ前向きに、アグレッシブにやったのに。

行動しなければ。

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◎とりあえず、動く 2012/8/29(水) 午後 11:40

月曜日は広島市内の若者サポートステーションで職業人講話を聞き、
火曜日は近所の派遣アルバイトの説明会へ行き面接まで受け、
今日は近所の若者サポートステーションで進路相談を受けた。
まだ大きなきっかけは掴めていない。
でも何もしないよりはいい。
少なくとも1mmは前進したはず。

今の自分には大きな前進も俊敏な行動もできない。
社会に対しての不安や恐れが大きい。
全てに対してためらい悩んでしまう。
だから少しずつしか進むことが出来ない。
それでも確実に進んで行きたい。
進んで生きたい。 

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◎職場見学 2012/8/30(木) 午後 11:29

今日は、広島の師匠が紹介してくれた名士が管理している仕事場の見学をしてきた。
多少なりとも自分の職歴を生かすことが出来る仕事と言う事で、その仕事を紹介してくれた。
職場の雰囲気と仕事の内容をざっと見てみて、何とか自分にも出来そうな気がした。
ただ、即戦力にはなれない。
なので今日見学した仕事に縁がありそうかは微妙なところ。
それに給料や待遇面についての話もまだ聞いていない。
おそらく給料面で厳しい気もする。

もし縁が無かったとしても、これも僅かな前進だと思う。
そう信じたい。

それから、人との繋がり、縁というものに感謝。 

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◎広島に越してきてからお腹の調子がいい 2012/8/31(金) 午前 10:57

約5年半勤めて2年前に辞めた会社は職場環境が非常に悪く、
退職するまでの半年間は精神的に限界でほぼ毎日下痢をしていた。
退職後は旅行を何度かして精神療養し、ある程度回復した。
しかし翌年から始めた再就職活動に苦しめられ、また頻繁に下痢をするようになった。
整腸薬を何種類か試したが効果は無かった。
胃腸が完全に壊れてしまったのだと半分諦めていた。
しかし、
広島に越してきてから急にお腹の調子がよくなった。
記憶する限りまだ1回しか下痢をしていない。
環境が合っていたのだろうか。
コンクリートに囲まれた都心より自然に囲まれた地方の方が合っていたのかもしれない。
それから、
広島に来てからは食生活も若干変わった。
朝食がパンからご飯になった。
納豆をかけ梅干を乗せたチンするご飯と、インスタントの味噌汁。
一食分が約120円ほどなので菓子パン一個と変わらない。
きっかけは、電子レンジをせっかく買ったので使おうと思って(以前は持っていなかった)。
店の脂っこい食事も食べなくなった。
食生活も影響しているかもしれない。
でも、
これから就職活動が難航するようであればまた悪化するかもしれない。
精神とお腹が弱い人間には今の世の中は生き辛い。

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◎何を重点に職探しをすればいいのか分からない 2012/8/31(金) 午後 7:38

今日はハローワークに行ってきた。
PCでの求人検索。
気になる求人は特になかった。
仕事内容、給与とその他待遇、年間休日数、企業規模…
何処に重点を置けばいいのかさっぱり分からなくなってしまった。

唯一はっきりしていることは、
職場環境のいいところで働きたいということ。
一日中上司がピリピリしていて空気の重い職場はもううんざりだ。
体も心も満足に休息できないような激務を強いられるのもうんざりだ。
でも、
そういう事は実際に働いてみてある程度しないと分からない。

はっきり言って求人票に書かれていることなど当てに出来ない。
企業というのは嘘つきだ。
どれだけ悪い条件でこき使って利益を出すかが会社だ。
社員など道具にすぎない、こき使って体を壊したらポイだ。
安い機械を買って酷使して、壊れたらまた安い機械に買い替えるのと同じだ。

求人票も、会社も、ほとんどの人間も信用できない。
だから就職活動になかなか手がつかない。
やっても無駄だと思っている。
実際に今まで散々苦労したが時間と精神を浪費するだけだった。
必死で就職活動をしても、家にこもってごろごろしていても変わらなかった。

ハローワークに行く前に、近所の神社に寄り道してきた。
田畑の細道を暫く奥へ進んだところにある神社。
きれいな沼もある。
静かでいいところだ。
もう仕事や人間関係で苦しい思いはしたくない。
自然に囲まれた長閑な場所でのんびりとしていたい。

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◎理想の生活環境 2012/9/6(木) 午後 11:28

8月末でWifiを解約し、今日NTTの業者が来てネットに繋げる事ができた。
やはり無線のWifiなんかよりも光の方が圧倒的に速い。
とりあえずネット環境に関しては一段落。。


先日、気分転換に往復150kmほどのドライブに行ってきた。
就職するまではあまり車で遠出する気にはなれないが、たまには気分転換も必要だと思って。

朝7:00過ぎに起きて、
簡単に部屋の掃除をして、
軽く朝ごはんを食べて、
少しHP制作をして、
そして9:00過ぎに車に乗って瀬戸内へ向かった。
自宅から車で普通に走って40分ほどで瀬戸内まで出ることができる。
天気が良く絶好のドライブ日和だったので、安芸灘大橋を渡って七つの島々を回ってきた。
本当に素晴らしい景色ばかりで何枚写真を撮っても足りないくらいだった。
自分にとって瀬戸内は最高のリフレッシュ環境だった。

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◎広島に来て1ヵ月 2012/9/9(日) 午後 11:46

もう1ヵ月経ってしまった。
時間が経つのは本当に早い。
新居での生活そのものは快適で何ら問題は無い。
ただ、仕事がまだ見つからない。
今月に入ってやっと就職活動を本格的に始めることが出来た。
何とかして早く就職したい。
出来れば遅くとも来月中には…
しかし不安も大きい。
また就職に失敗するのではないかと。
求人票の内容は当てにならないし、職場環境も入社してからでないと分からない。
劣悪な職場環境に人間関係、それと激務と言えるほどの時間外労働。
もうそういう会社で働きたくない。
精神的な負担は背負いたくない。
給料は安くてもいい、心に余裕の持てる生活がしたい。

就職するまでは車でドライブするのは控えるつもりだったが、
あまり我慢するのも精神衛生上よくないので週一ですることにした。
無職だってたまにはリフレッシュすることを許されてもいいと思う。
自宅から瀬戸内に出るのに約30km。
海岸線を走ったり島に渡ったり山を上ったりして、1回のドライブの走行距離は100〜150km程度。
週一で月4、5回ドライブしたら、ひと月の走行距離は600km前後。
平均燃費をリッター15kmとしたら、ひと月にドライブで消費するガソリンは40リットル。
レギュラーガソリンをリッター143円としたら、ひと月にドライブに掛かるガソリン代は5720円。
月6000円程度で毎週リフレッシュが出来るのなら安い。
有料の橋や道路を利用したら1万円くらになるかもしれないが。。

とりあえず、何でもあまり我慢するのはよそう。 

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◎面接 2012/9/10(月) 午後 11:43

今日は、広島に移住して初めての採用面接を受けてきた。
まず試験と適性検査をやったが、正直試験はさっぱりだった。
その後に面接を受け、職場見学をした。
今までの職歴とは全く方向性の違う未経験の仕事で、試験結果も自信が無いのでまず不採用だと思った。
が、
とりあえず4日間の体験入社をする流れになった。
普通なら後日結果の連絡という流れのところを、想定外の展開に一瞬戸惑ったが、
未経験で本当に自分に向いているかも分からない仕事なので、体験入社はそれを確かめるのにいいと思った。
向いてなければまた別の求人を探せばいい。

東京での就職活動は、まず書類選考からというのが常識となっているが、
広島ではまだ面接からの場所が多いと聞いていた。
東京のハローワーク求人は、8割から9割はブラック企業や経営状態の悪い企業、本気で求人をしていない企業など、劣悪な企業求人がほとんどだと言われているが、
広島ではそれほど酷い求人は少ないと聞いていた。
単純に求人数は東京と比べて広島のほうがずっと少ないが、
就職活動のしやすさは広島のほうが上かもしれない。 

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◎4日間働いてみて 2012/9/16(日) 午前 10:49

ハローワークで見つけた求人の仕事を、体験入社として4日間働いた。
全くの未経験で、今までとは全く方向性の違う仕事。
自分に向いているか4日働いただけでは分からない。
それに仕事の内容以上に職場環境の方が大事だ。
なので最低でも1ヵ月は働かないと分からない。
とりあえず、このまま試用期間の3ヵ月頑張ってみようと思う。

まだまだどんな会社か分からないが、今まで勤めてきた会社よりも明らかに優れている面もある。
1年間の休日数がはっきりと決まっている。
基本的に2週に1回土曜出勤があるが、閑散期は三連休が2週続く時もある。
そしてGW・お盆・年末年始は、有給休暇を足して九連休になっている。
年に3回も9連休が取れるなんて今までありえなかった。
そういう点では魅力のある職場。
残業もある程度あるが残業代はしっかり支給される。

本当にこの先どうなるのか分からないし、一度転職に失敗しているので不安の方が大きい。
ただ、あまり深く考えすぎても仕方ない。
とりあえず頑張ってみるしかない。 

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◎車通勤 2012/9/18(火) 午後 11:06

先週から働き始めた職場へは車で通勤している。
自宅から約6.8kmで、通勤時間は12分〜15分。
東京で働いていた頃とは比較にならないほど楽だ。

東京にいた頃はずっと電車通勤だった。
自宅から駅まで10分ほど歩いて、
混雑した駅のホームで電車を待って、
満員電車に2、30分揺られて、
駅から会社までまた10分ほど歩く。
(今年1月に入社して3ヵ月で辞めた某ブラック企業の通勤には、
電車とバスを乗り継いで1時間20分かかっていた)

スーツ姿のサラリーマンと一緒に満員電車に押し込まれると、
いかにも”出勤”という気分になりそれだけで疲れてしまう。
それと比べると車通勤は”出勤”というより”出掛ける”という感じで気分的にも楽だ。
元々車の運転が好きなので尚更。
通勤に掛かるガソリン代は、会社から支給される交通費の約3/5で済むので得だし。

このまま無事試用期間を経て本採用されればいいと思う。
職場は近くて通勤が楽な方がいい。
もう電車通勤はしたくない。

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◎9日間働いてみて 2012/9/21(金) 午後 11:35

自分がこれから覚えていく仕事がどんなものか、おおまかに分かってきた。
今日までは簡単な雑用や見学だったが、来週から本格的に仕事に入る。
とにかく、覚えなくてはならないことが非常に多く、責任も大きい仕事だ。
一連の作業を1人で出来るようになるには半年はかかりそうだ。
来週から本気で頑張らなくては。
本気で頑張って、そして本当に続けていける仕事か判断しよう。 

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◎望んでいた生活が、ここにあった 2012/9/22(土) 午後 5:39

今日は朝起きたら晴れていたので、洗濯をしてから車で出かけた。
前々から一度行きたいと思っていた尾道へ。
自宅から60km弱と近いので、普通の時間に起きて用事を済ませてから出かけても十分間に合う。

車に乗り込み国道2号線のバイパスへ向かう。
自宅からバイパスまでは狭い農道を走る。
車窓からの景色は青々とした畑の緑と視界いっぱいに広がる青空、
2kmほど先に広島大学と周辺の建物が朝もやに白くかすんで見える。
その後ろには山々が連なっている。
自宅から既にそんな風景がある。
東京にいた頃は遠くて特別な風景が、普段の生活に当たり前にある。

ipodをカーオーディオに接続して曲を聞いていると、昔からお気に入りの曲が流れ始めた。
昔からその曲をドライブしながら聴いていると、不思議と郷愁感のような感慨で胸がいっぱいになる。
流れの良いバイパスを窓を開けて走らせ、前方には下半分が白く霞んだ山々の風景。
ほんのひと月半前までは特別な風景が、今当たり前のものになっている。
自然と涙が出てきた。

これまでの苦労や辛い思いは、きっとこれからのためにあったんだ。
そう思えば、これまでの全ての行いは無駄ではなかったと思える。
そう思えるような生活に、これからして行きたい。

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◎酒の使い道 2012/9/28(金) 午後 11:42

一昨日の水曜日に、職場の飲み会があった。
退職者1人の送別会と新入社員2人(自分はそのひとり)の歓迎会を兼ねた飲み会。
場所は自宅から最寄のJR駅側の飲み屋。
車通勤だが”飲んだら乗るな”なので、面倒だが退社後自宅へ戻り、自転車で店へ行った。
都心と違い普段の足が車の地方の欠点のひとつ。。

自分は友達とでも職場の人とでも、飲み会の時は大抵一番騒ぐ。
一人っ子だからか1人で出かけたり旅行するのが好きだが、みんなと飲んで騒ぐのも好き。
今回も例外なくハッスルしてしまった。
おかげで翌日からは職場でいろんな人から声をかけられた。
ちゃんと帰れたかとか、朝しんどくなかったかとか、何で普通のテンションに戻ってるんだとか…
飲みニケーションのおかげで周りの人との距離が近くなった。

お酒というものは、
嫌な事や辛い事を紛らわせるために自宅で1人飲んでも虚しいだけだ。
これまで何度もそんな事をしてきたが、もうそんな寂しい酒は飲みたくない。
やはりお酒は皆で楽しく飲むものだ。

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◎いつまでも消えない不安 2012/10/8(月) 午前 7:34

今週いっぱい働けば入社から1ヵ月になる。
仕事は少しずつ覚えている。
一応順調と言えると思う。
しかし少しも安心はしていない。
まだまだ不安ばかりだ。

本当にこのままやっていけるだろうか
本当にこの仕事で大丈夫だろうか
この生活をずっと続けていくのだろうか
自分の人生はこれでいいのだろうか
本当にこれでいいのだろうか

このまま順調に試用期間の3ヵ月を過ぎても、
半年過ぎても不安は消えない気がする。
しかし考えてもどうにもならない。
何とか進んでいくしかない。

とりあえずちゃんと生活している。
人に頼らず自力で生活している。
東京にいた頃よりも生活態度もよくなった。
車も持てるようになった。
週末には瀬戸内の景色を見にドライブへ行ける。

不安な事よりも良い事を頭に入れよう。
前向きな考えでいたほうが運も寄ってきそうな気がする。
否定的な考えばかりでは運は逃げていく。
きっとそういうものだ。