〇生き方に迷った人間の素顔

生きる意味が分からない 夢・目標・家庭・守るべきものが無い生活

私と同じような境遇で無い人から励ましやアドバイスを頂いても無意味だと思います。
私のように生きることに悩んでいる人はどのように生活しているのか知りたいのです。
このような悩みから脱することができた人がいたなら、どう脱したのか知りたいです。

現在34歳です。
タイトル通りの生活をしています。

子供の頃から、何のために生きているのか、死んだらどうなるのか…などと答えの出ない事をよく考えていました。
結婚して子供をつくって家庭を持ちたいと思った事がありません。
本気で人を好きになった事がありません。

心から異性を愛した事がありません。
これらは子供の頃の家庭環境が大きく関係していると思います。

それでも、これまでは夢中になれる趣味があって自分なりに充実した生き方をしているつもりでした。
しかし30代半ばになった今、今まで夢中になっていた事に無関心になりつつあります。
何をするのも面倒で無気力な感じです。
自分の人生・存在に価値の無いことに気付いてしまった、無意味な人生を送ってきたのだと自分の中で確信してしまったのが要因だと思います。

私は旅行が好きでほとんど一人で出かけていました。
旅行先でカップルや家族が楽しそうをしているのを横目で見つつも、一人でも楽しんでいるつもりでした。
しかし先日、一人で景色のよい渓谷の散策路を歩いているときに、小さな女の子に笑顔で「こんにちは」と挨拶されたとき、凄く自分が虚しい人間に思えてしまいました。
その女の子の笑顔とその家族の光景が頭にこびりついて忘れることができません。

自分と同じ年齢の他の多くの人は、結婚して子供もいます。
子供を大人へと育てていく目標・守るべき家庭があり、そのために一生懸命働いています。
苦楽を共にし、笑いあえる家族がいます。
しっかりと生きがいをもって生活しています。
しかし自分には何もありません。
だからと言って今から家庭を持とうという気にもなれません。
精神的にも経済的にも家庭を持てる人間ではありません。

家庭も無く趣味にも夢中になれなくなってしまった今、本当に生きる意味が分からなくなってしまいました。
それに加え仕事には不満しかなく、毎日辞める事だけを考えながら仕事をしています。
だただた辛い・しんどい・無気力な毎日を送っています。

正直、この世から消えてしまいたいという思いが強くなりつつあります。
でも自殺をするほどの勇気も覚悟もありませんし、この先の人生への未練もあります。
病気にでもなって病院のベッドの上で寝ている間に静かに死んでいれば楽なのにな、などと考えます。
本当に虚しい人間、無意味な人生、未来の無い人間だと思います。

子供の頃の事を考えてみれば、こういう人生になったのも必然だったのかもしれないとも思います。
親を信頼できず、大人を信用できず、兄弟もおらず、小さい頃から一人で過ごす時間の多い生活。
人との心の繋がりというものを知らずに成長してしまった人間の末路なのかもしれません。