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まとめ

 

走行距離:5,283.9km

ガソリン消費量:308.35リットル

平均燃費:17km/L (トヨタ・ヴィッツ)

総費用:283,583円

 

それぞれに使った金額

レンタカー

\103,425

ガソリン(10回給油)

\46,490

飲食

\41,351

カーフェリー(3回乗船) \36,660
観光地入場料、駐車場 \18,090
デジカメ購入 \10,800

入浴(16回)

\8,870

高速・有料道路

\6,800

ビジネスホテル(1回宿泊)

\4,500

その他

\6,597

合計

\283,583

ジョイフル利用回数:14回!!(笑)
 

今回の旅は過去3回の長期車中泊旅行と比べて圧倒的に晴天率が高く、本当に天気に恵まれた旅となった。特に今回の旅のハイライトだった屋久島・種子島が快晴だった事、半年前の旅では荒天で観光できなかった長崎の軍艦島へ無事上陸できた事が大きい。阿蘇カルデラの雄大な景色も見ることが出来た。雨が続き旅が停滞したりメインの観光スポットを飛ばしたりする事も無く、ほぼ計画通り順調に旅を進めることが出来たと思う。ただ、新燃岳の噴火で霧島観光が出来なかったのは残念。それと桜島の火山活動の影響で周辺に灰が舞っていた事や、中国地方では黄砂により景色がどこも霞んでいたのも惜しい。今回は天気以外の自然現象の影響を大きく受けた旅でもあった。

もう1つ今までの車中泊の旅との大きな違いは、所々でご当地グルメをした事。基本的にあまり食に関心の無い自分ではあるが、それでもご当地グルメはおいしいし旅行記のネタにもなる。半年前の四国・九州の旅を終えた後にご当地グルメも少しは楽しめばよかったと反省したので、今回の旅で実現させた。とは言え、お手軽なファミレスジョイフルの利用回数も史上最高。22日間の旅の中で14回も利用した。半年前の四国・九州の旅では8回、10年前の日本一周の旅でも10回なので、過去と比較しても利用回数が多い事が分かる。ジョイフルは安くてメニューが豊富で、特に九州には何処にでもあるので、食事時に見かけたらつい入店してしまう。

車中泊以外の寝床にビジネスホテルとネットカフェをそれぞれ1回利用した。車中泊の旅でもこれくらいなら許されるだろう。そもそも当初はビジネスホテルを4、5回くらい利用しようと考えていた。もう30歳を過ぎているし、長期車中泊旅行は疲れも溜まるだろうという事で。結局は、ホテルがあるような街をあまり通らなかった事や、泊まろうとしたビジネスホテルがタイミング悪く満室だったりして、宿泊施設は1度しか利用しなかった。

今回の旅行期間は22日間。日本一周の27日間の次に長い車中泊旅行となり、つまり人生で2番目に長い旅となった。ただ、正直なところ2週間を過ぎた辺りから少々飽き始めた。密度の高い旅行計画に従って毎日夢中で観光していると、途中で息切れしてしまうのかも知れない。前半に旅のハイライトである軍艦島・屋久島・種子島の観光を無事終えて満足してしまった事も要因の1つかも知れないが。いずれにせよ自分には2週間を超える旅は長いと感じた。今後はよほどの事が無い限りそんな長期旅行をする機会も無いと思うので、いい経験にはなったと思う。

 

主な反省点

1:GWと重ならないようにすればよかったか?

行き帰りは高速道路での長距離移動なので、高速道路の休日料金上限1000円制度を利用したかった。旅行期間は天候などにより20〜25日間と予想していたので、最後の数日間がGWに重なるように日程を組み、帰りも確実に休日料金で高速道路を利用出来るようにした。おかげで計画通り帰りも休日料金の恩恵を受ける事が出来たが、GW中の観光地は混雑している所が多く(特に宮島…)、帰りの高速では酷い渋滞に巻き込まれてクタクタになった。入店しようとしたストランが2箇所貸し切りだったりもした。GW+高速\1000効果を甘く見ていた。

2:こまごまと計画不足な点があった

鹿児島県の知覧茶の風景、種子島の浦田海水浴場と天女ヶ倉、下関の金ノ弦岬灯台など、場所をしっかり調べておかなかったために辿り着けなかった所がいくつかあった。それと宮崎県の綾の照葉大吊橋は解体されている事を知らずに行ってしまった。それぞれ事前にもっと詳しく調べておけばよかった。

3:カメラを壊してしまった

1年前の岐阜の旅に続き2度目のカメラ破損。旅行中にカメラが使えなくなるのはかなりの痛手。幸い予備カメラを持ち歩いていた事と、翌日に同じカメラを安く購入できたので大きな問題にならずに済んだ。やはり予備カメラも常に持ち歩く事が大切だと改めて実感。用意周到、備えあれば憂い無し。

 

半年前の四国・九州の旅ではほとんど出来なかった九州観光を、今回は思う存分に楽しむ事が出来て大変満足できる旅となった。とりあえず今回の九州一周の旅をもって、車中泊の「大きな旅」は本当に一段落。10年前の日本一周から始まり、北海道・四国・九州と再びまわり日本中を旅してきた。体力と行動力、そして好奇心が無いと出来ないこのような車中泊の旅を若いうちに経験する事が出来てよかったと思う。そしてこれらの旅がこれから20年30年経った時に、若かりし頃の素敵な思い出となっていればいいと思う。

自由と孤独と若さで日本中をまわった車中泊の一人旅。自然と文化と平和に恵まれた日本に万歳。

おわり。