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その1  1日目早朝〜昼過ぎ

 

出発日の数日前から隠岐の島の天気予報は、旅行1日目が曇り時々雨、2日目は曇り、そして3日目になってようやく曇りのち晴れと、普段なら旅行を中止する天気予報だった。しかし隠岐の島旅行には最低でも4連休は必要で(それでも全四島を無理なく観光するのは難しい、できれば5連休は欲しい…)、車中泊旅行には適さない暑い盆休みと寒い正月休みを除いたらGW以外で4連休以上を取るのは難しく、仮に休みを取れたとしても晴れる保障も無く…そう考えるとやはり今行くしか無いと決断。天気予報が外れる事をほのかに期待しつつ、曇天・雨天の下での旅行を覚悟の上での出発。しがない社会人には自由に休日を選ぶ事はできない。晴れの日を選んで出掛けるのは結構難しい。。

前日24:30に就寝して3:00の起床。そして3:30に自宅を出発。前日に1日中降っていた雨は止んでいた。自宅のある東広島市から北へ向けて一般道を進み、1時間強かけて50kmほど走ったところで三良坂ICから尾道自動車道に入る。尾道自動車道は国と自治体の負担で整備された高速道路で、尾道から松江の手前までが無料。こんな便利な高速道路が開通していたとは知らなかった。手持ちの道路地図も車のカーナビも古いので尾道自動車道の情報は無く、旅行計画中にグーグルマップを利用して初めて知った。道路地図もカーナビも最新のものを持っていた方がいいと痛感。

高速道路を約100km走り島根県松江市まで進み、さらに国道と県道を走って島根県本土の最北部にある七類港へ。自宅からの道のりは一般道も高速道路も終始空いていて、約180kmの道のりを3時間弱で移動。車中泊旅行で自宅から最初の目的地までの運転は、これくらいの距離と時間がちょうどいい。

七類港

(しちるいこう:島根県松江市)

七類港に6:20到着。天気予報通りの雨が降り出しそうな曇り空で、短時間で晴れに転じる可能性はまず無さそうな天気。しかも強い風が出ていて肌寒い。旅行するにはかなり残念な天気だが、ここまで来たらもう引き返す訳にはいかない。曇天と多少の雨に降られながらの車中泊旅行も意外と楽しいかも知れないと、半分開き直る。「引き返せるうちは旅ではない。引き返せなくなった時に、初めてそれは旅となるのだ。」…大好きな作品の名セリフを思い出した。よし、引き返せない旅をしよう。

生憎の天気

係員に車を誘導され、乗船受付が始まる7:00まで車内で待機。どうやら自家用車では3番目の到着のよう。道路の流れが予想以上に良かったので少し到着が早過ぎた。小腹が減ったので持参してきた菓子パンをひとつ食べる。隠岐の島ではどれだけ食料を調達できるか分からないので、手持ちの食料は無駄にできない。

このフェリーに乗船すると思ったら違った

七類港ターミナル

車両航送整理券

7:00過ぎに乗船手続きのためターミナルへ行くと、受付窓口がある広いロービーは沢山の乗船客で賑わっていた。離島である隠岐の島はそこまでメジャーな観光地ではないと勝手に思ってたので、想定外の人の多さに驚く。これでは隠岐の島の観光スポットは何処も人でいっぱいになるのではないかと心配になる。それ以前に天気の心配があるのだが。受付で乗船切符と車両航送整理券を受け取り、車に戻って乗船時間まで待機していると、とうとう雨が降り出す。本当にもうどうにもならない天気だと諦める。

ちなみに、フェリーの車両航送切符はお得なフリー切符を購入。発行から7日間本土〜隠岐の往復1回と隠岐四島内を何度でも利用できる。運賃は車の全長で異なり、プリウスの場合は全長5m未満で44,770円。通常は本土〜隠岐の片道で22,450円掛かるのでかなりお得な切符。

8:00から乗船開始。自車は乗船待機列の先頭にいて、しかもフェリーハッチの真後ろだったので一番乗りで車両デッキへ積載できると思いきや、乗船する船は後方にいるフェリーだった。お陰で車の並び順の関係で車両デッキへの積載が遅くなり、船室に入れたのは8:30過ぎ。港に早く着いたのが仇となった…

フェリーに車を載せる

二輪車はハーネスとタイヤ止めでしっかり固定

二等客室はすでに超満員で、自分の場所を確保するのに苦労した。いくらGWとはいえ、こんなにも隠岐の島へ渡る人がいるのかと改めて驚く。そして9:15に島後の西郷港へ向けて出航。十分に足を伸ばす事ができない狭いスペースで横になり、西郷港に着くまで寝て過ごす事に。天気が悪くてデッキに出ても景色は楽しめないし。それにしても船が結構揺れる。風の影響で波が高いのか、元から日本海の航行はこんなものなのか。穏やかな瀬戸内海でのフェリー乗船に慣れている自分には、とにかく大きな揺れ。車両デッキで二輪車がハーネスとタイヤ止めでしっかり固定されていた理由が分かった。

二等客室は超満員

ふと眠りから覚めると客室の窓から青空が見え、フェリー後部のデッキに出ると周囲の空は晴れていた。旅行1日目と2日目は天気予報通り曇り時々雨になることを覚悟し、万が一にも晴れることはないだろうと諦めていただけに、こんな事もあるんだなと驚きと喜び半々。しかしながら、船が進む先に見え始めた隠岐の島の島後上空にだけまとまった雲が広がっているように見え、島内も晴れているのかはまだ分からず喜びは半減。

隠岐の島の陸地が見え始める

島の上空にだけ雲がある

島後(隠岐の島町)の海岸近くまで来たところで島の上空も晴れていることがはっきりし、安心すると共に気分は一気に上昇。船上からは特徴的な海岸風景や灯台が見える。それらの風景を写真に収めようとカメラを構えるが、船の揺れが大きくてピンボケ写真になってしまう。ズーム撮影など論外。海面を見る限りそれほど大きな波は出ていないようだが、かなり強い風が出ている。波のせいか風のせいか、船上を真っ直ぐ歩けないほどに船は大きく揺れる。とにかく揺れる。船酔いする人には地獄だと思う。そんな訳でブレ無しの写真はほとんど撮れず。

ブレずに撮れた数少ない1枚

西郷港のある町が見えてきた

島後の西郷港に11:40到着。まさか旅行1日目から気持ちのいい青空を見られるとは思っていなかったので気分は最高潮。ただし強い風が出ていて雲の流が速く、日差しは雲に隠れたり出たりの繰り返し。大きな雲が流れてきて長時間日差しが遮られるかもしれないし、雨に降られる可能性もある。そう考えると少し心配になってくる。松江市の七類港に着いた時は悪天候下での隠岐の島観光を覚悟したが、一度青空を見てしまったからには旅行中ずっと快晴でないと満足できない。

フェリーから降りた乗客が各観光スポットに流れ込む前に観光したいので、早速最初の観光スポットへ!…とその前に、西郷港の直ぐそばにある図書館に立ち寄り。SLマニアの父親に、島後の2ヵ所に展示されているSLの動輪の写真撮影を頼まれていた。そのうちのひとつが西郷港の側にある町立図書館の駐車場にある。

隠岐の島町立図書館

SL本体ではなく動輪だけが残され展示されているのは、SLの維持管理が大変だからだろうか。隠岐の島にこれが展示されているということは、昔は「D51620」というSLが島内を走っていたんだろうと思い説明書きを読んでみるが、どうやらそうではないよう。では何故隠岐の島の図書館に置かれているのか、謎だ。

玉若酢命神社の八百杉

(たまわかすみことじんじゃのやおすぎ)

鳥居

随神門

町立図書館の直ぐ側にある玉若酢命神社から隠岐の島観光開始。神社を訪れた目的は八百杉という巨木を見物するため。鳥居をくぐって参道を進み、さらに随神門(ずいしんもん)をくぐったところに八百杉がある。ちなみに、随神門とは神域に邪悪なものが入るのを防ぐ御門の神を祭る門、という事をこの旅行記制作時に調べて初めて知った。相変わらず社寺に対して無知な人間だなと思った。

随神門と拝殿の間にある八百杉

複数の柱に支えられている

かなり太い幹

八百杉は樹齢1000年とも2000年とも言われているらしい。太い幹は分厚そうな皮に覆われていて、腕のようにも見えるゴツゴツとした枝がいくつも伸びている。見方によっては少々不気味で威圧感のある巨木。夜に見たらこわそう。

鳥の巣になっていそうな穴が

神社の片隅にある御社が印象的だった

神社の駐車場奥には、ひと目を惹く綺麗な薄紫色の花が咲いていた。この花の名前は…何だっけ?藤、蘭…違うか。本当に自分はいろいろと無知な人間だと思う。まぁ、知らないものは知らないのだから仕方ない。

神社の外には水木しげるにちなんだ妖怪のオブジェが置かれている。「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるは島根県の出身(生まれは大阪)で、隠岐の島は水木しげるにとってルーツとなる場所らしい。隠岐の島には複数の妖怪ブロンズ象が置かれている。自分はゲゲゲにもしげるにも特別な関心は無いので、隠岐の島にある全ての妖怪オブジェや関連スポットに立ち寄るつもりは無かったが、予め観光する予定の場所にオブジェがあれば写真くらいは撮る事にした。

水木しげるの妖怪オブジェ

琵琶ぼくぼく

初めて知った

西郷岬公園

(さいごうみさきこうえん)

玉若酢命神社から南へ向かい西郷大橋を渡り、島後の最南部にある西郷岬公園へ。フェリーの乗客が多かったので島内の道路は車が沢山走っていると思いきや空いていて、西郷公園の駐車場には車が1台も停まっていなかった。西郷港の到着が昼時だったので皆何処かで昼食を食べているのか、それとも別の場所へ移動しているのか、とにかく何処へ行っても観光客が沢山いると思っていたので少し拍子抜け。

西郷大橋

西郷岬公園

芝生の広がる公園からの眺めは、真っ青な海と一直線に延びる水平線が印象的な風景。心まで晴れ渡るようで最高に気分がいい。時間がたくさんあれば暫くここでボーっとしていたい位に気持ちがいい。もしも七類港にいた時のような天気だったら、何の見応えもないつまらない風景だったに違いない。思い切って旅行決行して本当によかった。そして天気予報は当てにならないと改めて思った。

いい景色

西郷岬灯台

灯台の奥にある見晴台からの眺め

公園の奥へと進んでいくと、個性的な形をした西郷岬灯台が建っている。何だか小さな教会のようにも見える。青い空と海を背景に岬の上に建つ白亜の灯台がある風景。この景色を見ただけで隠岐の島へ来てよかったと思える。灯台のさらに先には見晴台があり、西郷公園より北に位置する西郷港方面の景色を一望。北の方には真っ白い雲が広範囲に広がっていて、風に流され形を変化させながら動いている。晴れていてもとにかく雲が多く、強風で次々と流れてくるので先の天気が読めない。

西郷岬公園の手前には夕日ヶ丘公園があり(2つの公園は続いているので勝手にひとくくりにした)、御崎谷遺跡という高台があるので上ってみる。高台の上には遺跡発掘当時の写真があり、高台自体が遺跡だった事が分かる。日露戦争でロシア艦の監視をするために築かれた望楼らしい。現在は芝生と雑草に覆われ遺跡だとは分からない。何故戦争遺跡として発掘時の状態で残さなかったのだろう。

高台に上る

御崎谷遺跡(海軍望楼跡)の写真

現在は雑草と芝でよく分からない

空港ふれあい公園

(くうこうふれあいこうえん)

夕日ヶ丘公園のさらに隣には、隠岐空港に隣接する空港ふれあい公園があり、折角なのでついでに立ち寄る。夕日ヶ丘公園から遊歩道が続いていて歩いても行けるが微妙に距離があり、西郷岬公園に停めた車まで戻るのが大変なので車で移動。移動に掛かる時間とカロリー消費は抑えたい。

象形文字かと思った空港入口のオブジェ

かなり質素な空港

公園の駐車場にある案内地図を見ると、これと言って観光する場所は無く、唯一「飛行場灯台」というものが少し気になったので行ってみる。園内からは隠岐空港のターミナルや滑走路が見渡せる。空港としては小規模で滑走路は1本のみ。そして程なくして飛行場灯台に到着。何となく予想はしていたが、細い柱の上に投光器が設置されているだけの極めてシンプルなものだった。これを灯台の括りに入れていいものなのだろうか。しかも空港ターミナルの周りに同じものが何本も建っている(右上の写真にも写ってる)。ちょっとハメられた気分。

飛行場灯台

空が広い

飛行場灯台から後ろを振り返ると辺り一面に緑の草地が広がり、そして真っ白い雲が沢山浮いた青空がとても広く高く感じる。同じ空でも何故こんなにも場所によって感じ方に違いが出るのだろうかと思う程に、とにかく広くて高くて気持ちのいい空。そしてこの公園にも人の姿は無く、この広い景色を独り占めしているようで尚更気分がいい。まだ隠岐の島観光を始めたばかりだが、隠岐の島へ来て本当に良かったと既に満足している。

屋那の舟小屋群

(やなのふなごやぐん)

隠岐空港から時計回りに島後一周開始。まずは屋那の舟小屋群へ。隠岐の島は闘牛が正面からぶつかり合う”牛突き”で有名な場所でもあり、島後に複数の牛突き場がある。屋那の舟小屋群がある細道の入口には牛突きのモニュメントがあった。

牛突きのモニュメント

ここから舟小屋群を眺める

牛突きのモニュメントの前にある係留地に出て、屋那の舟小屋群の正面側を眺める…が、風が強くて海水が水しぶきになって飛んでくる。ここでも写真をブレずに撮るのに苦労する。逆光なので尚更鮮明な写真を撮るのが難しい。しかもカメラを構えて構図とフォーカスを合わせてシャッターを切ろうとすると、タイミングよく太陽が雲に隠れて舟小屋群が日陰になる。日差しが出るのを待って再びシャッターを切ろうとすると、また日差しが雲に遮られる。風と雲に悪意を感じた。

屋那の舟小屋群

屋那の舟小屋群は約20棟の舟小屋が並んでいて、中を覗くとボートや漁に使う道具などが置かれている。荒れ果てていたり物置のようになっている棟も。屋根には石の重りがきれいに並べられていた。約半年前の車中泊旅行では京都の伊根の舟屋を観光し、6年半前には福井県の三方湖にあるわらぶき屋根の舟小屋を訪れている。ひと口に舟小屋と言ってもいろんな種類があるのだなと思った。

このボートは現役のよう

舟小屋群が並ぶ通りから

屋根には石の重りがが乗っていた

車内でお握りを食べる

14:30をまわりお腹が空いたので、前日の夜に購入して賞味期限がギリギリになったお握り3つを食べる。旅行中にインスタントでも保存食でもないご飯を食べるのはこれが最初で最後になるかもしれないと思うと、少々名残惜しさと不安がある。

釜屋神社

釜屋神社の鳥居の前にあった

舟小屋群の斜向かいにある釜屋神社が、石造りの壁に覆われ外から境内が見えなく、境内の木々が神社を覆っているようで印象的だったので入ってみる。境内は木の陰で薄暗く、拝殿から鳥居が建つ海側を振り返った時の風景が光と影のコントラストで神々しい雰囲気を出していた。

釜屋神社拝殿

拝殿から鳥居を眺める

壇鏡の滝

(だんぎょうのたき)

島後の観光スポットの中でも特に人気が高い壇鏡の滝。ただ、目的地までは離合困難な狭い山道を車で走る必要があり、観光客が多いと面倒なので行くか行くまいか迷っていた。しかし、実際に隠岐の島観光を始めて島内の道路を走ってみると、交通量は非常に少なく観光スポットに人の姿はほとんど無く、拍子抜けするくらいに空いている。満員だったフェリーの乗客の大半は、隠岐の島が実家の帰省客だったのかもしれない。これなら壇鏡の滝へもスムーズに行けるだろうということで、滝へ続く山道に入る。

道路は何処も空いている

山道の途中に鳥居

山道はやはり道幅が狭く離合できる場所が限られるため、対向車が頻繁に来るとかなり面倒な事になりそう。今回は運良く1度も対向車と向き合う事なく壇鏡の滝駐車場に到着。駐車場から続く遊歩道の入口には、二本の杉の木に挟まれるように建つ鳥居。神々しい場所という雰囲気がある。

壇鏡の滝へ続く遊歩道の入口

日本名水百選と日本の滝百選に選ばれている

川沿いの道を歩く

遊歩道を数分歩くと前方に滝が見えてくる。しかし自分が思っていた滝とは違う。ここに来て壇鏡の滝は「雌滝」・「雄滝」のふたつあることを初めて知る。壇鏡の滝と言えば雄滝の方が圧倒的に有名で、ネットで検索しても雄滝の写真だけ掲載されている事が多いので知らなかった。最初に見えるのは雌滝。

最初に見えてくる雌滝

壇鏡の滝・雌滝

雌滝は落差40mあり、垂直に切り立った岩壁を流れ落ちる滝。なかなかいい滝なのだが手前にある建物が明らかに邪魔で、非常にロケーションが悪い。滝壺を含めた雌滝の全景を見物するには、建物裏手に回り込み足場の悪い岩場へ上がらなければならない。

この鳥居の先に壇鏡神社と雄滝

壇鏡神社

雌滝から鳥居をくぐり石段を上ると壇鏡神社と雄滝がある。落差50mの雄滝は水量が少なく、滝の流れは雨が降り注ぐように落ちている。訪問時の水量は普段よりも多いのか少ないのか分からないが、とても繊細で神秘的な雰囲気があっていい。滝が流れる断崖は迫力があり、ちょっとした秘境に来た気分。雄滝を見た瞬間、過去の車中泊旅行で訪れた米子大瀑布の不動滝を思い出した。見た目も規模も全く異なる滝だが、断崖の上から宙を舞って落ちる様子や滝壺が無い事、秘境的な雰囲気などに何となく共通点を感じた。

壇鏡の滝・雄滝

水量は少なめ?

雄滝に滝壺は無い

壇鏡神社の社殿から岩壁沿いに細道が続いていて、滝の裏側まで行けるようになっていた。滝の裏側の岩壁には穴が空いていて、中に仏様?が祀られている。滝の裏側から見下ろす壇鏡神社の社殿は、岩壁に飲まれかけているようにも見える。自分が雄滝に着いた時は他の観光客は2人だけで静かだった事もあり、壇鏡の滝と神社の秘境的・神秘的な雰囲気を十分に堪能することができた。

壇鏡神社社殿

岩壁の穴

雄滝の裏側から眺める滝の流れは、本当に雨が降っているように見える。霧状になった水しぶきが気持ちいい。ただし写真を撮っていると直ぐにカメラが濡れてしまう。それにしても滝の裏側にまわれるのは面白い。これまでにいろんな滝を訪れてきたが、雄滝のように滝の裏側へ入れる場所は初めてかもしれない。

滝の裏側から見上げる

滝の裏側からの眺め

暫く雄滝の裏側にいたら、賑やかな観光客の集団が来たので駐車場へ引き返す。観光客がほとんどいないタイミングで観光することができて良かった。駐車場へ戻ると2台の観光バスと複数の乗用車でいっぱいになっていて驚く。本当にタイミングが良かった