藤の棚公園 |
藤の棚公園 |
厳島神社の東側にある藤の棚公園や紅葉谷公園ではまとまった紅葉風景を見られる。藤の棚公園には鹿がいるので、落ち葉の絨毯の上でくつろぐ鹿の姿も見られたり。紅葉谷公園のもみじ橋周辺は特に人気の紅葉スポット。 |
もみじ橋 |
藤の棚公園や紅葉谷公園は、位置的に午前中は陽の当たらない場所が多い。紅葉に陽が当たっていないと見栄えしないが、日差しを浴びた鮮やかな紅葉と影になった地面や木々とのコントラストが絵になる場所もある。 |
もみじ荘の横にある池 |
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紅葉谷公園をうろうろしているうちにどんどん観光客は増えていく… 紅葉谷公園の北にある旅館のもみじ荘は軽食を出す売店があり、旅館横にある飲食スペースは既に観光客でいっぱい。大混雑する前に宮島中央部にある弥山に登りたかったので、宮島ロープウェイ紅葉谷駅へ向かう。 |
もみじ荘の飲食スペース |
紅葉谷橋を渡って紅葉谷駅へ向かう |
10時前という時間でロープウェイは30〜40分待ちとなっていた。それなら登山道を歩いて登ってしまおうという事に。紅葉谷駅手前の登山口から弥山山頂までの「紅葉谷コース」は約2.5km。歩きやすい靴さえ履いていれば基本的に誰でも登れる登山コース。紅葉谷コースからの弥山登山は、「九州本土・屋久島種子島一周」旅行で宮島観光した時にもやっている。 |
奥もみじ谷公園 |
奥もみじ谷公園 |
奥紅葉谷橋 |
ここから登山道 |
紅葉谷駅の手前にある奥もみじ谷公園を通って奥紅葉谷橋を渡り、登山道をひたすら歩く。登山道はうっそうと木々に覆われているが、ほとんど紅葉は見られない。紅葉谷コースを山の上の方まで登ると、ロープウェイの山頂側の駅から続く道と合流。ロープウェイを利用した場合でも、山頂側の獅子岩駅から山頂まで10分ほど歩くことになる。 |
もみじの絨毯 |
陽光が遮られた登山道 |
霊火堂 |
弥山本堂 |
駅から続く道との合流点から先へ進んだところに弥山本堂と霊火堂があり、さらにその先に山頂がある。弥山登山口から山頂まで休憩無しでテキパキ登って45分。そこそこ疲れて汗だくになってしまったが、ロープウェイを利用するよりも早く登頂できた。ロープウェイ運賃1000円も浮いたので一石二鳥。 |
山頂 |
展望台 |
弥山山頂は標高535m。ゆっくり歩いて登っても1時間半は掛からないと思われる道のり。ロープウェイの待ち時間が長いようであれば自分の足で登ってみるのもいいかもしれない。山頂には360°の景色を眺望できる展望台がある。2011年に初めて訪れた時はかなり古びた展望台だったが、随分と立派な展望台に建て替えられていた。ただ、以前の展望台には1階部分に飲食物を販売する売店があったが、新しい展望台には売店が設置されていないのが残念。 |
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展望台からの景色は特に北側の眺望がいい。快晴ならば廿日市市から広島市、呉市まで続く海岸線の地形や周囲の島々を眺望できる。宮島フェリー乗り場から厳島神社までの観光エリアも見える。ただ、黄砂が吹く時期は視界不良になるので要注意。2011年の宮島訪問時は黄砂の影響で視界が非常に悪く残念な眺めだった。 |
フェリー乗り場〜厳島神社周辺 |
大鳥居 |
展望台から眺める東側の風景 |
山頂を見下ろす |
展望台から眺める西側の風景 |
下山は宮島ロープウェイを利用。山頂側の獅子岩駅〜かや谷駅〜紅葉谷駅と、中間駅を挟んで2種類のロープウェイを乗り継ぐ。ロープウェイから眺める宮島山中の紅葉は随分とまばら。この辺りは厳島神社周辺とは紅葉の見頃がずれているのだろうか。 |
獅子岩駅〜かや谷駅間のロープウェイ |
中間駅のかや谷駅 |
かや谷駅〜紅葉谷駅間のロープウェイ |
山中は紅葉が少ない |
ロープウェイで紅葉谷駅まで戻ったのが12時半。上りの乗車待ちは何と2時間になっていた。紅葉谷公園にある旅館の売店には長い列、厳島神社の入場口も長い列、参道にはこれから厳島神社へ向かう沢山の人、そして飲食店や土産屋が並ぶ商店街は人で埋め尽くされている状態。連休や観光シーズンに宮島観光をする時は、厳島神社や弥山など主要スポットの観光は午前中に済ませておいた方がいい。 |
ロープウェイの上りは2時間待ち |
行列のできた売店 |
大混雑の表参道商店街 |
混雑する前・曇る前(天気予報では昼から曇りだった、そして実際に曇った)に弥山登山までを済ませて昼過ぎには帰りたかったので、今回の宮島観光では限られた場所しか周ることができなかった。いずれまた再訪してもっと細かいところまで観光したい、できれば平日に。それから厳島神社は日没後のライトアップが素晴らしいようなので、次は夜まで宮島に滞在したい。 |