斜面に住宅が密集する千光寺山の上にあり、山頂に眺望のきく展望台がある。尾道市内まで車で行く場合有料駐車場に停める事になるが、時間を掛けてゆっくり観光するならば、時間で駐車料金が加算されていく市街の駐車場よりも1日500円の千光寺公園駐車場がお得。

山頂展望台

眺望のきく展望台

山頂の「出会いの広場」にある展望台からは、東西に延びる尾道水道や対岸の向島、千光寺山ふもとの市街がよく見渡せる。展望台の東隣に千光寺山ロープウェイの駅があり、片道約3分で市街まで下りることができる。

対岸の造船所

尾道市街

出会いの広場から公園東端にある千光寺まで、「文学のこみち」という遊歩道が続いている。道沿いには巨石に文字を刻んだ文学碑がいくつもある。

文学のこみち

文学のこみちからの眺め

文学碑

鳥の巣？

尾道と言えば猫

千光寺境内や周辺には巨岩奇岩、鎖をつたってよじ登れる岩などがある。山頂から少し下りたところにある千光寺からの眺めもなかなかいい。客殿と鐘楼がある場所が見晴台になっている。

千光寺本堂

ポンポン岩

客殿

鐘楼

公園の西端にも展望台があり、こちらからは千光寺公園の西隣にある尾道城が目の前に見える。城と言っても観光施設として建てられた天守閣風の建物で歴史的価値は無い。現在は廃業していて中には入れない。

公園内にいろいろある

絵描き発見

西展望台

千光寺公園は桜の名所としても有名で、広島を代表する花見スポットのひとつ。「日本さくら名所100選」にも選ばれている。毎年3月下旬から4月中旬に桜祭りが催され、夜は公園内がライトアップされて夜桜を楽しむことができる。

夜桜が楽しめるということで、桜祭り開催期間中は空が暗くなってからも公園を訪れる人が多い。芝生の広がる公園西側では、ビニールシートを広げて花見を楽しむ多くの人で賑わう。

夜桜見物のついでに展望台から尾道の夜景も観賞。公園内がライトアップされる桜祭り期間中は、より綺麗な夜景を見られる。

展望台

尾道大橋の見える東側の眺め

尾道市街の夜景

千光寺公園を見下ろす

特に計画性も無く気の向くままに坂の町散策をし、その中で撮った写真の一部をざっくり掲載。本当に無計画に縦横無尽に歩き回ったので、撮った場所がどの辺りのものかはっきりしないものも多く、適当に写真を貼り付ける形になってしまった。。

尾道城

実は城風の城の博物館

小ぶりな天守閣風建物

尾道城はただのハリボテでサイズも小ぶりだが、廃屋になった天守閣風の建物は妙な存在感がある。「全国城の博物館」だったようだ。尾道城から千光寺山西側の住宅密集地へ下りる坂道が続いている。

1900年創立の土堂小学校

狭い階段坂を下りていく

山の斜面に密集した住宅地に張り巡らされた道はとても狭い。階段も狭い。ここの住人は毎日この階段を歩いて通勤通学や買い物に行っているのだから足が鍛えられそう。坂の町に車は入れないので、ここが担当エリアの宅配業者は大変そうだ。そんな利便性の問題からか、廃屋になっていると思われる家が目に付く。

映画のワンシーンに出てきそうな細道

何かいいねこの感じ

急な斜面には高い石垣を築いて家が建てられている。古い民家の塀と石垣に囲まれた小路は人通りが非常に少なく静かで、不思議な郷愁感を漂わせる。そんな細く入り組んだ道をスクーターがたまに通り過ぎる。何だかたくましい。

細い道

細い坂

細い階段

数匹の猫がくつろいでる

細路地を散策中に猫の群れに遭遇。逃げられないように少しずつ少しずつ近づいていく。警戒されながらも結構近くまで接近。ある程度人間に慣れているよう。しかしあと数歩というところで一斉に逃げ出し、一匹だけが残る。目の前で仁王立ちしても全く動じない猫。逃げないので目の前でしゃがんで写真を撮って遊ぶ。旅行中でも猫を発見するとつい写真を撮るのに夢中になってしまう。特別猫が好きといういう訳ではないのだけど、何故だろう。あの自由な感じに惹かれるのだろうか。

ピラミッド形に並んでる

塀の上で日向ぼっこ？

一匹だけ逃げない猫

何か風格ある

ネコカフェ？

道の真ん中で昼寝

猫の足跡