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しまなみ一番!とびしま二番!

2017年10月でロードバイク購入から3年目に突入。元々はロードバイクには一切関心が無かったが、しまなみ海道を往復サイクリングするためにロードバイクを購入。そして瀬戸内海の島々を中心にさまざまなサイクリングコースを走り、オレンジライドやグランツールせとうちといったサイクリングイベントにも参加。まさか自分がこんなにもサイクリングに夢中になるとは、ロードバイク購入前は想像すらしなかった。今ではサイクリングが趣味のメインとなり、元々好きだったドライブは一切しなくなり、10年以上続けている車中泊旅行ですら関心はサイクリングの影に隠れてしまった。

ロードバイクが納車された2015年10月から2017年9月までの2年間で走った距離は3,520km。1年目が2,340kmなのに対して2年目は1,180kmと半分になってしまったが、2年目は2つのサイクリングイベントに参加したり、琵琶湖一周をしてサイクリングの最長走行距離を更新したりと、内容は濃かったと思う。あくまでもサイクリングは趣味であり楽しんでやるものなので、走りたいと思った時に走りたい場所をサイクリングすればいい。

ロードバイク納車直後から、長距離サイクリングをより快適に走れるよう徐々にカスタムしていき、フレーム以外の主要パーツがほぼ全部入れ替わりフルカスタム自転車に。少しずつコツコツとカスタムして自分だけのロードバイクになり、いろんなサイクリングコースを走り、デザインやカラーリングだけでなく落車で付いたキズも含めて愛着が湧いた。とは言え、ロードバイクはあくまでもロングライドサイクリングを可能にするために購入したもので、今でもロードバイクそのものにはあまり関心が無い。本来自分が好きな自転車の種類は小径タイヤのフォールディングバイク(折りたたみ自転車)。すでに1台フォールディングバイクのエントリーモデルを所有しているが、もっと高性能かつ個性のあるフォールディングバイクが欲しいと考えている。

ロードバイクの所有はこれが最初で最後かも

これまでに走ってきたサイクリングコースの中には、景色のいい場所・走りやすい道路・走行距離や上り坂の程度がちょうどいい道のり…等々いいコースがいくつもあり、またその逆もあり。そんな沢山あるサイクリングコースの中で何処が一番かと聞かれれば、迷わずしまなみ海道だと答える。世界7大サイクリングロードに選ばれているだけあって、景色もコースも素晴らしく正にサイクリストの聖地。そして二番目には第二のしまなみ、裏しまなみとも言われるとびしま海道。何故か知名度は低いが、しまなみに負けず劣らず景色も道路も素晴らしい。自分にとってサイクリングコースは『しまなみ一番!とびしま二番!』。このような魅力的なサイクリングコースが身近にあるという事は、サイクリストにとっては本当に恵まれていると思う。いやそもそも、魅力的なサイクリングコースが点在する瀬戸内海が身近にあるからこそ、サイクリングという趣味を持つ事になったのだった。

 

半年振りのしまなみ海道往復サイクリング(2017年11月)

2017年4月に参加したサイクリングイベント「グランツールせとうち」以来約半年振りのしまなみ海道往復サイクリング。しまなみ海道は間違いなく一番好きなサイクリングコースだが、さすがに何度も走っていると少し飽きる。それに自宅から車で80分ほど掛かる微妙な距離と、140kmの往復サイクリングに掛かる時間で丸1日消費するという事もあり、暫くしまなみ往復サイクリングから遠ざかっていた。それでもやっぱりしまなみ一番!!久しぶりに走りたくなったので、快晴の下いつのも尾道市民センターからサイクリングスタート。ちなみにいつもなら8:30前後にスタートするが、今回は起床時になかなかベッドから出られず自宅を出るのが遅れてしまい、9:30からのスタート。

しまなみサイクリングは快晴の日に限る

快晴で景色はいいが風が辛い

100km以上走るのも2017年5月の琵琶湖一周以来約半年振りなので、貧脚サイクリストとしては脚力・体力に不安を感じつつ、マイペースを意識してペダルを漕ぐ。この日はサイクリング日和の快晴で気温もちょうど良かったが、序盤から少々強めの向かい風が断続的に吹き、走行ペースはこれまでの平均より遅くなる。特に風通しの良い橋の上で向かい風や横風に吹かれると、風の抵抗をもろに受けてしまい結構疲れる。それでも意外と順調に進んでいく。ただ、風の抵抗によっていつもよりカロリーを多く消費しているのか、往路の途中で空腹になり、2度コンビニに立ち寄りホットスナックやおにぎりで空腹を抑える。

風の抵抗を受けながらも順調に進んで今治の折り返し地点まですんなり行けると思ったのだが、向島から数えて6つ目の大島に入ってから急速に疲れが出始める。大島にある長い上り坂で体力を消耗し、向かい風に吹かれ続けて蓄積された疲労が一気に表に出てきたような感じ。そして往路で最後に渡る橋の来島海峡大橋では終始強い横風に煽られ、ハンドルをふらつかせながらの低速走行。どっと出てきた疲れに追い討ちをかけるような強風に加え、橋の微妙な上り勾配が辛い。ちょっとした苦行を行っているような気分でペダルを漕ぎ続ける。

この微妙な湾曲による勾配が地味に疲れる

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そして何とか折り返し地点に到着。これまでしまなみ海道往復サイクリングの折り返し地点は、レンタサイクルを行っているサンライズ糸山にしていたが、今回から来島海峡大橋と周辺の景色を一望できる糸山公園に変更。グランツールせとうちでエイドステーションになっていて立ち寄った際、こちらの方が眺めが良く休憩するのにいい場所だと知った。

糸山公園

来島海峡展望館

走行時間

走行距離

身体のコンディションは良かったのだが、向かい風・横風でいつもより負荷が大きく、往路に掛かった走行時間は3時間20分を越える結果に。風さえなければ3時間ちょうどで走れたはず。以前にも風が強い時にしなまみ往復サイクリングをした事があり、辛くて心が折れそうになった事をよく覚えている。強い向かい風や横風はサイクリングの大敵。

休憩ついでに来島海峡展望館の中にある来島海峡大橋展示室を見学。橋などの建造物に興味のある人には楽しめる場所。来島海峡大橋に使われているケーブルの最小単位の素線は直径5mmで、これ1本で自動車3台を吊ることができるらしい。うーん、興味深い。来島海峡展望館ではお土産や飲食物の販売もしていてる。売店で菓子パン2つと、自販機でコーヒーを買い、来島海峡大橋を眺めながら腹ごしらえ。十分な休憩と復路での空腹防止に備えてから復路を出発。

来島海峡大橋展示室

直径5mmの素線を束にしたケーブル

復路でも来島海峡大橋では強い横風に吹かれて疲れる。往路では散々向かい風に吹かれたので、逆に復路では追い風に吹かれて楽ができると思っていたのだが、何故か復路でもまた向かい風に吹かれっぱなし。何だか非常に理不尽な目に遭っている気分。おかげで復路でも休憩やエネルギー補給のためにコンビニへ3度も立ち寄る。しまなみ海道往復サイクリングで5度もコンビニに立ち寄るのは今回が初めて。それほど風によるカロリー消費が激しかったのかもしれない。朝起きてから1度もまともな食事をしていない…というのもあるが

この日はいつもよりもサイクリングのスタートが1時間程度遅くなったが、それでも暗くなる前には尾道市民センターに帰着すると思っていた。がしかし、風の影響でいつも以上に時間が掛かり、途中途中のコンビニ立ち寄りもいつも以上に回数が多く、糸山公園では暫くのんびりしていたため、日没前の帰着は不可能だと途中で確定。しかも夕方から気温がぐんぐん下がっていき、着用している半袖ジャージと七分丈パンツでは寒くなっていく。特に下り坂をスピードを出して下ると、風邪を引くんじゃないかと心配になるくらいに寒い

真っ暗な道路を黙々と進む

時間と共に増していく寒さに迫られ、そして18:00には外は真っ暗に。向島まで戻るとサイクリストの姿はほぼ見掛けなくなり、堤防沿いの道路を走る車もほとんど無く、フロントライトの明かりを頼りにペダルを漕いでいく。自宅を出るのが遅れたせいで寒さと暗さに見舞われる結果に。ただ、意外な事に暗闇の中のサイクリングに新鮮味を感じ、楽しいとさえ思えて気分は上昇。しかし寒さは厳しくなり、早く帰着したいという思いは変わらない。本当に風邪を引いたら困るのでテキパキとペダルを漕いで先を急ぎ、尾道市民センターに帰着したのが18:30。

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

今回の往復サイクリングでは、全行程の約半分が強い向かい風か横風に吹かれていたため、走行時間が約7時間20分と過去最長になってしまった。過去に2度ほど6時間20分で走っているので、調子の良い時よりも約1時間遅い結果に。

自分はあくまでも観光サイクリングが基本なので、走行時間の短縮にはそれほど拘っていない。しかし時間が掛かればその分帰宅するのも遅くなるので、自宅からある程度距離がある場所でのサイクリングは、夕方には切り上げて帰路に就きたい。帰宅してからゆっくりお酒を飲んだり映画を観たりと、まったりのんびりする時間が欲しい。なので朝は眠気に負けず速やかに起床し、早めのサイクリング開始ができるようにしなければいけないと、再認識させられた。そしてやはり、強い風が出ている時のサイクリングはできれば避けたい。時間に十分余裕があり、快晴で景色が良く、程よく身体を動かす充実感があり、それでいて疲れ過ぎないサイクリング。これが自分の理想的サイクリング。

 

安芸灘とびしま海道オレンジライド2017(2017年11月)

とびしま海道で毎年11月に開催されるサイクリングイベントのオレンジライド。昨年の2016年度に続き2017年度も参加。エントリーしたコース種目は昨年と同じく、88.2kmを走る「とびしま90」。とびしま海道はお気に入りのサイクリングコースであるし、全島を一周するコースでも走行距離が約90kmと自分にはちょうど良く、そして自宅から近いので参加しやすい。

今回は職場の上司と一緒に参加。上司はレーパンにビンディングシューズというガチ装備。自分はいつも通りのカジュアルスタイル。天気予報では最高気温9℃、最低気温4℃となっていたので、ジャージ・ズボン・グローブ全て冬用を着用し、長袖ジャージの中に半袖ジャージとヒートテックシャツの重ね着。昨年は気温が高く夏用の格好で済んだが、今回は前日に雨が降り、当日にスタート会場の県民の浜に着いた時は曇り空で日差しは無く、重ね着していても結構な寒さ。しかも小雨が降ったり止んだりで、サイクリング中に雨に降られるのではないかと心配した。

上司と記念撮影

今年も団長、しかも坊主

8:30から始まった開会式のゲストは昨年と同じ安田大サーカスの団長。頭が坊主になっていて、その理由が自転車のレースでどうとかこうとか話していたがあまり聞いていなかった。昨年は開会式場の広場で最後まで式を見学していたため、スタートの順番がほぼ最後尾になってしまったので、今回はステージの横から開会式の初めだけをちょろっと見て、直ぐにスタートの列に並ぶ。昨年はスタート時に地元高校生のブラスバンド部による演奏があったが、今回は無し。スタート会場の雰囲気も昨年よりも地味な感じがした。予算の都合だろうか。

先頭から100人を切った位置に並ぶ

9:08出走

そして9:00にサイクリングスタート。約40人ずつに区切っての出走となり、自分達は先頭から3番目となり9:08にスタートゲートをくぐる。昨年にほぼ最後尾から出走した時は、エイドステーション@が大混雑で補給食を受け取る余裕が無かったので、今回は早く出走して混雑する前にエイドステーション@に到着し、補給食を食べながらゆっくり休憩する余裕が欲しかった。それに昨年は中盤から速度の速い集団に暫く付いて走ったり、さらにペースを上げて他の参加者をどんどん追い抜いて行ったが、今回は平均的なペースで走る予定だったので、走行時間にも十分な余裕が欲しかった。

まずは上司に前に出てもらい、自分はその後ろに付いて走行。程々のペースで走ろうと話していたのだが、思っていたよりも少しペースが早い。前方を走る参加者を積極的に抜いていく。もしかしたら上司にとってはこれが程々のペースなのだろうかと少し焦るも、序盤から遅れを取るのはみっともないので少し気合を入れてペダルを漕ぐ。しかしながらスタート直後という事もあり、スタミナにも脚にも余裕を感じていて身体は軽い。それに二週間前にしまなみ海道を往復しているので最後まで余裕だろうと、この時点では楽観視していた。

上司の後ろについて走行

スタート直後は気温が低く、下り坂でスピードが出るとかなり寒い。空に広がる雲は風に流され次第に減っていき、雲間から太陽が顔を出すようになる。とりあえず雨天の心配は無くなり一安心。それから、今回は昨年とコース順路が違う。昨年はスタート地点の上蒲刈島県民の浜から東隣の豊島へと進んだが、今回は西隣の下蒲刈島へ先に向かう。県民の浜から上蒲刈島南岸沿いを西に進み、蒲刈大橋を渡って下蒲刈島に入り、下蒲刈島を反時計回りにぐるっと周る。そしてスタート地点の県民の浜から19.9km地点にあるエイドステーション@に9:55分到着。約50分間自転車を漕ぎ、厚着した身体は少し暑くなった。

下蒲刈島のエイドステーション@

補給食の豚汁

先頭寄りからのスタートだったので、期待通りエイドステーションはまだ空いていた。そのお陰で列に並ぶことなく補給食の豚汁を受け取る事ができた。しかし豚汁をのんびり食べているうちに次々とエイドステーションに参加者が到着し、あっという間に豚汁を配るテントの前に長い行列ができる。やはり早くスタートして正解だった。それにしても思っていた以上にエイドステーション@は混雑するのが早い。スタート直後は速い人と遅い人の開きがまだ少ないので、絶え間なくエイドステーションに参加者が流れ込んで来る。

エイドステーション@からは自分が前になって走行。十分休憩を取ってまだまだ余裕があるので、スタートからのちょい速めのペースで走り、自分より遅い参加者を積極的に追い抜いていく。蒲刈大橋を再び渡って上蒲刈島に戻り、今度は上蒲刈島北岸沿いを東に進み、そして東隣の豊島とを繋ぐ豊浜大橋に続く長く勾配のきつい上り坂に差し掛かる。ここはコース内で一番の激坂で自分には結構きつく、必死にペダルを漕ぐもスピードは最徐行レベルにまで落ち、後ろを走る上司に抜かれてしまう。脚力の差もあるかもしれないが、ビンディング使用有無の差もあるに違いない。しかも上司のペダリングを見ると、自分がギアを最も軽くしている状態の回転数よりも速い。上司の方が自分よりも軽いギア比設定になっているよう。この坂道での一幕で、ギア比の見直しとこれまで拒んできたビンディングの使用を真剣に考えた。とにかく勾配のきつい上り坂で少しでも楽して速く上りたい。ただし自分の脚を鍛えようという気は全く無い。

今度は自分が前を走行

エイドステーションAの補給食

県民の浜から48.1km地点にある豊島のエイドステーションAに11:15到着。まだ全長88.2kmあるコースの約半分が残っているのだが、きつい上り坂で一気に体力と脚力を消耗してしまいクタクタ。そしてかなり暑い。汗をかいて冬用のサイクルグローブが湿って脱がし難い。とりあえず少しでも力を補おうと、補給食の鯛むすびやお饅頭をお茶で流し込む。上司はそれほど疲れていないようで少々悔しい。それにしても、エイドステーション@、Aと立ち寄って、前年よりも補給食の種類が少ないように感じる。今回のイベントは募集人数に対して参加者が少なかったらしく、やはり予算の関係で前年よりも全体的に質素になってしまったよう。それでも半年前に参加したグランツールせとうちよりはずっといい。

エイドステーションAからは上司が前を走行。相変わらずペースは速めで、疲れている自分は少し頑張って付いて行けるという状況。住宅が並ぶ沿道では地元の人が手を振ったり声を掛けてくれるので、イベントに参加してる感が出て気分がいい。豊島の北岸沿いを東に進み、小島の平羅島と中ノ島を通ってとびしま海道最東端の岡村島に入り、岡村島の外周を反時計回りに進んでいく。そして岡村島を半周ほど進んだ辺りから上司との差がじわじわと開いていき、不本意ながら追走は諦めペースを落とす。無理してこれ以上スタミナを消耗したら残りが辛い。少し先で上司が待っていてくれたが、先に行ってもらい自分は次のエイドステーションまでマイペースで走行。岡村島を一周して大崎下島まで戻り、大崎下島南岸沿いを西に進む。ところで、昨年と比べて今回はカメラマンの数が少ない気がする。これも予算が絡んでいるのかもしれない。

県民の浜から70.5km地点にある大崎下島のエイドステーションBに12:20到着。うどんとみかん4つほど食べて力を貯える。コース上に設けられた計3ヶ所のエイドステーションの場所は昨年と同じで、各エイドステーションで出される補給食のメインも昨年と同じであることに気づく。下蒲刈島は豚汁、豊島は鯛めし、大崎下島はうどん…これらメインの補給食は毎年同じなのだろうか。いずれにせよ温かくて美味しい補給食を提供してもらえるのは嬉しい。それとみかんの産地なだけにみかん食べ放題というのも魅力。

エイドステーションBの補給食

向かい風と戦っている最中

エイドステーションBからゴールまではゆっくり走りたかったので、引き続き上司には先に進んでもらい自分はマイペースでペダルを漕ぐ。前年と同じくとびしま海道の南側は風が強く、大崎下島と豊島の南岸沿いの走行は向かい風との戦い。思うように進まなくて少々気が滅入る。ロードバイク歴3年目に入っても上り坂と向かい風は苦手なまま。あくまでも自分にとってサイクリングとは気楽に楽しむものであり、速く走れるようになるために身体を鍛えようとまでは思わない。昔から運動も疲れるのも嫌いなのだから仕方ない。あぁ、もう少し楽して上り坂や強風の中を走れるようにする方法はないだろうか。

笑顔が疲れてる

豊島と上蒲刈島を繋ぐ豊島大橋へ続く長い上り坂では、昨年と全く同じ場所で写真撮影された。疲れていながらもスマイルで手を振ってみたものの、昨年の写真と比べると明らかに元気が無い顔をしている。まぁ昨年のイベントで同じ坂を上ったのは全行程の中盤で、まだスタミナが残っていたというのもある。それを踏まえても今回はペース配分を明らかに誤り、後半にスタミナが切れてペースが上がらなくなってしまった。ともあれ、地道に進んで上蒲刈島の県民の浜まで戻り、声援を送られながらゲートをくぐって13:45にゴール。

無事ゴール

所要時間は約4時間40分で、そのうち走行時間は約3時間50分。前半のハイペース走行が原因で後半失速したため、昨年よりも10分ほど遅い結果に。やはりサイクリングは無理せずマイペースで走らないといけない。もし次回オレンジライドに参加する事になったら、次こそは終始マイペースで走ろうと思った。

完走証

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

昨年と同じくゴール後に完走証と記念品をもらう。昨年の記念品はボールペンでかなり印象が薄かったが、今回はとびしま海道のイラストが描かれたタオル。これはなかなか記念品としていいものだと思う。そしてこれまた昨年と同じくカレーを食べてイベント撤収。ぽすくまはいなかった。

記念品のタオル

今回で二度目の参加となったオレンジライド。やはり安芸灘とびしま海道はしまなみ海道に次いで魅力的なサイクリングコースだと再認識した。いくつもの島を橋伝いに進んでいくのは楽しい。とびしま海道のコースはほとんどが海沿いなので、天気が良ければ瀬戸内海特有の多島風景を堪能しながらサイクリングを楽しめる。自分にはしんどい上り坂がいくつかあるが、それは自分の能力不足なので仕方ない。上り坂対策のために、ギア比を現状よりも軽くするか暫く考える事にした。それと、靴とペダルを固定するビンディング化については、やはり安全性を優先して止めることにした。本来ビンディングは競技用のものであり、一般公道でのサイクリングで使用するべきではない、と意見するプロロードレーサーもいるくらいなので。自分は速さにはこだわらないので、ゆっくりでもいいから頑張って坂を上って行けばいい。安全第一!