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大崎上島HAPPYライド2018(2018年7月)

2015年2月に折りたたみ自転車を購入し、瀬戸内海の島々をサイクリングするようになってから3年超。2015年10月にはロードバイクを購入して走行距離がぐんと伸び、より多くの島を走り、より遠くの島までサイクリングに出掛けるようになった。しかしサイクリング4年目ともなると、しまなみ往復が無理なく走れる自分の限界だと感じ、それ以上の挑戦をしようとは思わなくなり、新たに走ってみたいサイクリングスポットも無くなり…サイクリングの頻度は一気に減少。こうなったら普段のサイクリングとは違う気分を味わえるサイクリングイベントに参加するしかないという事で、「大崎上島HAPPYライド」にエントリー。

フェリーターミナルのたけはら海の駅

竹原と言えばたまゆら

大崎上島は竹原市から南に約10kmの場所にある離島。本土と橋で繋がれていない離島としては、瀬戸内海で小豆島の次に大きい。大崎上島へは本土から船に乗って渡る事になるが、スタート会場となっている港に発着するフェリーが運行している竹原港から乗船。東広島市の自宅から竹原市の竹原港までは車で45分程度なので、行き帰りの移動が少なくて済むイベントなのがポイント。

瀬戸内はサイクリスト誘致に積極的

このフェリーに乗船

イベントのスタート会場は白水港だが、竹原港到着時に直ぐに出航する船は垂水港行きだった。2つの港は2kmも離れていないので垂水港行きにそのまま乗船。乗船料と自転車航送料は「せとうちサイクルクルーズPASS」を利用して片道380円。航行中は外のデッキに出て瀬戸内風景を眺めていた。朝はだいぶ景色が霞んでいて、島全体が鉛の製錬工場になっている契島も霞んで見える。契島は「もう一つの軍艦島」とも呼ばれ、長崎にある軍艦島(現在は廃墟となった炭鉱の島で正式名称は端島)と同じく、見る方角によっては軍艦が海に浮いているように見える島。何度見てもこの島には魅力を感じる。一度上陸してみたいが島そのものが工場なので、基本的に一般人が立ち入ることはできないらしい。

契島

霞んだズーム写真を強引に補正してみた

大崎上島と周囲の小島のシルエット

垂水港に着いて自転車で2km弱移動して白水港へ。到着時間が少し早かったので適当に時間を潰して8:30にスタート会場へ。今回のイベントは募集人数が200人と少なく、前回参加したサイクリングイベントの春吉ライドよりもさらに小規模。なので参加費は2600円と安い。白水港の会場は2張のテントが設営され、のぼり旗が数本掲げられているだけの質素なもの。のぼり旗は上に絵があるだけでその下は何故か空白。「大崎上島HAPPYライド」と文字を入れる時間が無かったとか?

白水港のスタート会場

空白が目立つのぼり旗

会場には10人ほどの参加者が集まっていた。実はこのイベント、スタート会場は大崎上島の北側にある白水港だけではなく、島の南端にある明石港にも設けられている。離島というアクセスが不便な条件を考慮し、少しでも参加し易いようにと参加者への配慮なのかも知れない。ところで、このイベントの3週間前に西日本で記録的豪雨が発生し、広島県も地域によっては甚大な被害を受けることになってしまった。大崎上島でも土砂崩れによる道路の寸断や家屋の浸水被害、断水などの被害を受けたが、幸いにも人的被害は無かったらしい。そして無事このイベントが開催される事になって本当に良かった。このイベントを支えてくれた地元の人達に感謝。

イベントマップ・サイクリングパンフ・飲み物

手作りのお守り

受付で簡単な説明を受け、イベントマップ・瀬戸内サイクリングのパンフ・瀬戸内レモンを受け取り、地元のお年寄りの手作りお守りをひとつ選ぶ。瀬戸内レモンはサイクルボトルに注入。イベント中に何処かでペットボトルの飲み物をもらえる事を想定して、2つあるサイクルボトルのうち1つは空にしておいた。ちなみにもう1つにはお茶を満タンに入れてある。

イベントマップ

本来チェックポイントは5ヵ所なのだが、そのひとつの阿弥陀寺は豪雨による土砂崩れの復旧がまだで、阿弥陀寺を省いた4ヵ所となった。各チェックポイントのスタンプを3つ以上集めると完走賞がもらえる。もちろん自分は4ヵ所全部まわる。

それとは別に「WANDERコース沖浦農道」というコースがあり、全3ヶ所のチェックポイントのスタンプを集めると「HAPPYバッジ」がもらえる。もちろん自分はWANDERスタンプのコンプリートも目指す。

スタンプカード

スタンプカードの裏がWANDERスタンプ

スタートは9:00〜11:00の間の好きな時間でOK。ゴールは12:00〜14:00の間。ゴール会場は島の南端にあるスタート会場の明石港よりやや東にある沖浦港。とびしま海道の春吉ライドスタンプラリーと同じく、チェックポイントに立ち寄る順番も走行順路も自由。イベントマップに描かれているモデルコースが一番効率が良く、ほぼ島を外周することにもなるので、モデルコースに従って走る事にした。9:00になりスタッフからスタートの合図が掛けられ、スタンプラリー開始。スタート時間は11:00までの間で自由とは言え、9:00になっても白水港会場には20人ほどしか参加者が集まらなかった。スタート会場が2ヶ所あるにしても予想以上に少ない。豪雨被害の影響でイベント参加を断念した人が多いのかもしれない。

スタート会場で記念写真

まずは白水港から大崎上島北端まで進み、東岸沿いの道路にまわり南下して行き、チェックポイントの木江港へ向かう。空には薄雲が掛かりぼやけた青空をしていて、相変わらず遠くの景色は霞んでいる。まぁ、薄いシルエットになった島々の眺めも悪くはない。今年は災害級の酷暑と言われるほどの厳しい暑さが続いているので、日差しの強い快晴よりも少し曇りがちの天気の方がむしろ助かる。

白水港から北へ向かう

お守りはここにつけた

<< SCROLL    大崎上島東岸北部からの眺め パノラマ写真180°    SCROLL >>

サイクリング開始早々に、道路脇の斜面や山肌に土砂崩れの跡をいくつか目にする。土砂が流入した跡のように道路一帯が汚れている場所も。「平成30年7月豪雨」と命名された記録的豪雨の爪痕。実はこのイベントの翌日に再び台風が中国地方を通過する予報になっていて、大崎上島に着いてから避難指示等の放送を何度も耳にしている。広島県だけでも多くの被災者・死亡者を出した災害の後で復旧・復興もまだまだという状況の中で、のん気にサイクリングなどしていていいのだろうかという想いもあるが、せっかく地元の人達がイベント開催に漕ぎ付けてくれたので、しっかり楽しまないといけないとも思った。

土砂崩れの跡が残る

土砂が流入した跡だろうか

この日は「木江十七夜祭」というお祭りの日で、木江港の側の住宅地には飾り付けがされていた。そして9:40に到着したチェックポイントの木江港は、10:00から始まる櫂伝馬競漕(かいでんまきょうそう)というお祭り行事の会場にもなっていて、シャツの色でチーム分けされた参加者が沢山いた。

お祭りの飾りつけがされた住宅地

十七夜祭

チェックポイントの木江港

櫂伝馬競漕の会場

スタンプ1個目

チェックポイントでスタンプを捺してもらい、紙コップに入った蜂蜜レモンを頂く。皮まで丸ごと食べられると言うので食べてみたが、正直苦かった。間もなく櫂伝馬競漕が始まるということで、参加者がぞろぞろと移動を始めた。櫂伝馬競漕とはオールで漕ぐ舟の競漕。スタートだけでも見学したかったが、サイクリングイベントには一応ゴールの制限時間があるので、次のチェックポイントへ向かう。

蜂蜜レモン

マップのモデルコースに従い木江港から内陸部へ向かい、長い上り坂に差し掛かる。大崎上島を東西に横断する道路で山間部を突っ切るので、険しい上り坂が続くのではないかと構えたがそれ程でもなく一安心。坂を上り切ったところにあるトンネルを通って島の西側へ出る。これまでに大崎上島へはドライブで1回サイクリングで2回(折りたたみ自転車とロードバイク)訪れた事があるが、いずれも島を時計回りに外周するように走っていたので、島の東西を横断するルートを走るのは初めて。

長い坂道を上る

トンネルを通って島の西側へ

市街地を通る

細道を通って中野八幡神社へ向かう

西岸寄りにある市街地を進み、途中で横道に入りチェックポイントである中野八幡神社へ向かう。が、どうやら道を間違え、スマホからグーグルマップにアクセスして現在位置と神社の場所を確認。道に迷いながらもHAPPYライドののぼり旗がある道を見つけ何とか軌道修正。道路にチェックポイントへの道しるべ等は無く、たまにのぼり旗があるくらいなので道が分かり辛い。

中野八幡神社

チェックポイントの中野八幡神社拝殿

スタンプ2個目

10:10にチェックポイントの中野八幡神社に到着。ここでは大好物のトマトが振舞われていた。薄雲は晴れて真夏の日差しが照るようになり暑い。境内の木陰で小休憩しながらトマトを食べる。5、6個は食べたいところだが数に限りがあり1人1個なのが残念。

大好きなトマト!

次は大崎上島西端にあるチェックポイントの大串海水浴場へ向かう。と、神社を出て直ぐに道に迷っている参加者がいたので声を掛ける。道に迷ったのは自分だけではなかった。空は気持ちのいい快晴になり、日差しが強く結構暑い。しっかり水分補給をしないと熱中症になってしまう。中野八幡神社を出てからサイクルボトルに入れた瀬戸内レモンは飲み干した。2週間後の盆休み中に「酷暑のしまなみ海道往復サイクリング!」をする予定でいたが、かなり無謀な気がしてきた。

すっかり快晴になった

メガソーラー発電所

島の西端にあるメガソーラー発電所の前を通り、大串海水浴場へ続く横道に入る。ここには道案内のスタッフが1人常駐していた。自分はこの辺りの道路は知っているので迷う事はないが、確かに初めての人には分かり辛いかもしれない。しかし中野八幡神社への道の方が分かり辛いと思うし、他にも道を間違えやすい場所はあった。何故ここにだけ道案内人を置いたのだろう。

<< SCROLL    大串海水浴場 パノラマ写真180°    SCROLL >>

大串海水浴場に出ると鮮やかな青色の絶景が目の前に広がった。絵に描いたような綺麗なビーチ。とにかく海が綺麗。これだけ綺麗でいい場所にも関わらず、海水浴客は数えるほどしかいない。離島の片隅にあるマイナースポットなのか、祭りの方へ人が集まっているのか、それとも多くの人が翌日の台風に備えているのか。とにかくここに来て海水浴しないなんて勿体無い、何故自分は海水浴ではなくサイクリングをしているのだろうと、一瞬思ってしまった。そして海水浴など10年以上していない事に気づいた。

大串海水浴場のチェックポイント

海の家で休憩

スタンプ3個目

10:40に大串海水浴場のチェックポイントに到着。ここでは海の家でかき氷が振舞われた。汗だくになるほどの暑さの中、正に最高の補給食。おでんやうどんも売られていて食べようか少し迷うも、空腹ではないので止めておく。綺麗な海を眺めながらかき氷を食べる。う〜ん、海水浴がしたい。

無料でかき氷

海の家でゆっくりしてから大串海水浴場を出発し、島の南岸へ向けて進む。今までに3度も大崎上島を一周しているだけに、いつもとは逆の反時計回りで進んでいても道に迷うことなく快走。途中上り坂の先にあるトンネルを通り、さらに続く長い上り坂を走り、暑くてしんどくて汗だくに。炎天下の上り坂は本当にキツイ。一番上まで上り切ったところで、岡村島や大崎下島などしまなみ海道の島々を眺望。

大串海水浴場から南岸へ向かう

トンネルを通る

長い坂道を上る

しまなみ海道の島々を眺望

島の南岸沿いの道路に出て東へ少し進んだところで、WANDERコース沖浦農道の分岐点に11:20到着。のっけから上り坂がずっと続いているので、少々険しい道のりかもしれないと覚悟する。ゴール制限時間の14:00まで2時間以上あるので時間の心配は無い。

ここから沖浦農道

WANDERコーススタンプポイント1ヵ所目

セルフスタンプ

WANDERコーススタンプポイント1ヵ所目は5分も走らずに到着。ただしずっと上り坂で疲れた。道路脇にのぼり旗がひとつ掲げられ、長机の上に小さなスタンプと朱肉が置かれているだけ。通常のチェックポイントにはスタッフがいてスタンプを捺してくれたが、WANDERコースにはスタッフがおらずセルフでタンプ。

WANDERスタンプ1個目

スタンプポイント1ヵ所目からさらに上り坂を進む

スタンプポイント1ヵ所目がある道路脇から横道が続いていて、「圓妙寺→」と書かれた案内板がある。考えるまでも無く横道は寺へと続く道で、WANDERコースは沖浦農道入口から走ってきた上り坂を引き続き進むものだと勝手に思い込む。ここでしっかりとマップを確認するべきだったのだが、確認せずにそのまま上り坂へ。この行為がサイクリング史上最大?の悲劇を生む事になる…

こっちが…

引き続き上り坂をひたすら進み、坂の一番上にあるトンネルに差し掛かる。もうスタンプポイント2ヵ所目に着いてもいい頃だと思うも見当たらない。もしかしたら見落として通り過ぎてしまったのではないかと不安になる。しかし十分に周囲を確認しながら進んできたので見落としは無いはず。きっとトンネルを抜けた先にあるだろうとトンネルを通過し、今度は長い下り坂が続く。しかしいくら坂を下ってもスタンプポイント2ヵ所目は現れず、とうとう坂道を下り切ってしまう。そしてここまで来て初めて気づく、絶対に道間違えてるっ!!

坂を上り切るとトンネルがある

トンネルの先は下り坂が続く

グーグルマップで現在位置を確認した瞬間衝撃が走った。何と通常のチェックポイントの中野八幡神社まで1kmを切る場所にいた。つまり、大崎上島南岸にある沖浦農道入口から北へ向けて内陸部を進み、山越えをして反対側まで行ってしまった。一体何処で道を間違えたのかと、グーグルマップとイベントマップを照らし合わせ確認して2度目の衝撃。道を間違えた場所はスタンプポイント1ヵ所目で、「圓妙寺→」と書かれた横道に入るのが正しかった。あまりの衝撃と動揺に、このサイクリング記に載せるための周囲の風景写真を撮ろうと思いつく余裕も無かった。こんなに思いっきり道を間違えたのはサイクリング史上初めて。

このトンネルまで戻るのがしんどかった

まさかここで曲がるなんて…

一瞬これからどうしようかと考えたが、中野八幡神社から島の南岸まで走ってきた道のりを再び走るのは遠すぎるので、結局スタンプポイント1ヵ所目から走ってきた山道を引き返すしかない。きっとこれは自分に与えられた試練…いや挑戦状なんだ、いい運動になるしやってやろうじゃないかと、急に変なテンションになる。気持ちを入れ替えトンネルから下ってきた長い長い坂道を今度はひたすら上る。しかし途中で空腹になり力が出なくなってきて、大串海水浴場の海の家でおでんでも食べておけばよかったなぁ、などと少し後悔。しかし問題は無い、サドルバッグにウィダーinゼリー2つ入れてあったので、それを飲んで山登り続行。そして山道の一番上にあるトンネルを再び通り、クタクタになりながらもスタンプポイント1ヵ所目に無事戻る。この山道の往復に約7.5km走り、40分も無駄に時間を消費してしまった。いや無駄ではない、いい運動になった。でもやっぱりかなり疲れた… ここでサイクルボトルに入れていたお茶を飲み干し、2本のサイクルボトルは空になった。

WANDERコーススタンプポイント2ヵ所目

WANDERコーススタンプポイント3ヵ所目

WANDERスタンプ2個目

「圓妙寺→」からの道に入るとほぼ平坦な細道で、500mほど走ってスタンプポイント2ヵ所目に到着。そして3ヶ所目も500mほどで…。WANDERコースはスタンプポイント間がやたらと短い簡単なコースだった。道を間違え必死に山道を走っていた自分はいったい何だったんだと、自分に呆れる。いや、いい運動になったからいいんだ。それにしてもこのイベントは道が分かり辛い。

WANDERスタンプ3個目

WANDERコースから再び南岸沿いの道路に出て、最後のチェックポイントの清風館へ向かう。山越えの往復で脚が疲れているのでマイペース走行。天気はいつの間にか空一面に雲が掛かり日が差さなくなっていた。暑さによる体力の消耗を抑えられるのでとても助かる。清風館が建つ高台までの上り坂の途中にある中ノ鼻灯台に立ち寄り。この灯台はお気に入りの場所で、大崎上島を訪れる際には毎回立ち寄っている。灯台を囲う円形の壁が印象的で、小さいながらもオシャレで個性的な灯台。ただ、以前に訪れた時は経年による汚れや退色がいい味を出していたが、今回は真っ白に上塗りされていて雰囲気が変わっていた。まぁこれはこれで悪くないけど。

中ノ鼻灯台

チェックポイント4ヵ所目の清風館

スタンプ4個目

チェックポイントの清風館に12:30到着。清風館はホテルで、1階ロビーにチェックポイントが設けられていた。スタッフにスタンプを捺してもらい、数種類ある「清風館限定スイーツ」からひとつ選ぶ。ロビーのソファに座って10分ほど休憩。

清風館限定スイーツ

清風館から南岸沿いの道路を西へ引き返し、ゴール会場がある沖浦港へ向かう。ゴール会場から帰路へ向かうイベント参加者と何度もすれ違いつつ、10分弱走って沖浦港に13:00到着。港に建つ沖浦観光物産館にゴール会場が設けられていた。ゴールした参加者のほとんどは直ぐに帰っているようで、物産館にいた参加者の姿は数人だけ。物産館ではボサノバのライブが行なわれていた。

ゴール会場の沖浦観光物産館

ボサノバライブ演奏中

スタンプコンプリート

完走賞の絵馬とHAPPYバッジ

ゴール会場の提供物

土砂崩れによる影響で行けなくなったチェックポイントの阿弥陀寺のスタンプを捺してもらい、HAPPYライドのスタンプコンプリート。完走賞の絵馬とWANDERコースコンプリートのHAPPYバッジを受け取る。今回のサイクリングイベントも無事完走。WANDERコースでは道を大きく間違えるハプニングもあったが、ゴールの制限時間には十分間に合った。

物産館でイベント提供物のスイカやプチトマトを複数個食べつつ休憩してから帰路へ向かう。沖浦港から反時計回りに島の海岸沿いを半周ほどして、朝に下船した垂水港へ。

今回の走行データはイベント走行中だけではなく、朝に垂水港に着いてから再び垂水港へ戻るまでの、大崎上島内の走行全て。走行距離は60kmと、これまでのサイクリングイベントの中で最も少ない。それでも山越えの往復があったので結構足が疲れてしまった。

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

ありがとう大崎上島

オレンジライドやグランツールせとうちのように集団走行するサイクリングイベントもたまにはいいが、春吉ライドやHAPYYライドのように走行ルートやチェックポイントの立ち寄り順が自由で、より普段のサイクリングに近い感覚で参加できるイベントも楽しい。ただ、HAPYYライドはとにかく道が分かり辛かった。走行ルートが自由とは言え、チェックポイントの周辺やモデルコースの交差点などには分かり易い道しるべが欲しかった。まぁ、道を間違えて何かを発見したりいい経験ができたりすることもあるので、今回のイベントはそういう事も楽しんで欲しかったのだろうと思うことにする。実際に山越えの往復を楽しめたし…

ともあれ、記録的豪雨の影響で開催中止も覚悟していた大崎上島HAPYYライドだったが、無事に開催され久しぶりの大崎上島サイクリング&観光を楽しむことができて本当によかった。スタンプラリーサイクリングを十分に満喫することができた。それにしても、大串海水浴場の側にだけ道案内のスタッフが置かれていたのは謎のままだ。