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江田島市西部(西能美島)一周ポタリング、その途中に落車…(2020年1月)

9日間もある正月休み。しかし寒いのが大の苦手な自分は旅行や遠出などする気は全く無く、毎日自宅で映画を見ながら飲んで食ってのダラダラ生活。それでも良いリフレッシュにはなるので1年に1度くらいはいいと思うが、当然のごとく体重は日ごとに増えて行き、そして身体を動かさない事への焦りが募り、正月休み7日目の1月3日にサイクリングを実行。

前回のサイクリングで陀峯山を登った際、同じく江田島市にある砲台山も機会があれば再訪したい(ドライブで1度訪れている)と思いついたので、ちょうどいい機会だと今回のサイクリングの目的地に。砲台山があるのは江田島市の西能美島北部。西能美島南端から時計回りに一周しつつ、戦争遺跡がある砲台山森林公園に立ち寄るコース設定にした。江田島市本島はY字に3つの島が繋がったようなかたちをしていて、それぞれ江田島・東能美島・西能美島と名前が付いている。実際はひとつの陸地なのに何故島名がついているのか、いつも疑問に思う。

西能美島南端辺りからサイクリングスタート

まずは海沿いの国道を北上

西能美島南端辺り(江田島市三島の明確な境界が自分には分からない)の広い路肩に車を停めて、10:30にサイクリングスタート。海沿いの国道を少し北上したのち、内陸を北へ続く国道を離れて西能美島南岸沿いを通る道に折れる。年明けて真冬に突入という事で、今回は冬用のサイクルグローブを着用。親指と人差し指がタッチパネル対応なので、スマホでコース確認する時などにグローブを脱ぐ手間が省けて助かる。ただ、厚手のグローブなので指が太くて細かい操作は苦手。特にデジカメの操作はかなりやり辛く、たまに意図しないボタンを押してしまう。そんな訳で自転車を運転しながらの片手撮影は不可。

冬用のサイクルグローブ

国道を外れて時計回りに外周開始

石油ターミナルの中を通る

西能美島南岸沿いを西に進み、途中石油ターミナルの中を通り、そして小さなトンネルを抜けて西岸に出る。金属工業団地を横切って今度は西岸沿いを北上。この辺りはかきしま海道サイクリングで一度走っている。空は快晴で日差しがあり、気温は1月にしては高くほぼ無風。ペダルを漕いでいれば全然寒くない。風が出ていたり太陽が雲に隠れっぱなしの天気でなくてよかった。

こんなトンネルも通る

金属工業団地を横切る

西能美島西岸を北上

ここでまさかの落車!!

目的地の砲台山へ続く山道への分岐点はまだ先かなと考えつつ、のんびりとペダルを漕いでいた時に悲劇は訪れた。前輪が突然深い段差に落ちたような衝撃を感じ、同時に身体が前方に投げ出され空中で半回転し、頭から地面に着地してでんぐり返り。そして尻をついてしゃがみこんだ体制で停止。正に一瞬の出来事だった。

ヘルメット後頭部に深い擦りキズと割れ

落車現場のすぐ先の道路脇に東屋があったので、そちらに移動して状況確認。頭からでんぐり返りする形で放り出されたが、地面に頭から着地した時の衝撃は微々たるもので、柔らかいマットに頭をポンと軽くついた程度の感触しか無かった。なので頭や首に痛みは全く無し。ヘルメット内側の厚い発砲スチロールが衝撃を最大限に吸収してくれた。ヘルメット外殻には頭頂部に浅い擦り傷、そして後頭部に少々深めの擦り傷とプラスチックの僅かな割れ。使用には全く問題の無い軽微な損傷。身体は左腰後ろを打って結構痛いが、骨折や打撲は無くただの打ち身で済んだ。他は何処も異常無し。

一番大事な頭と身体が無事なことを確認したら次は自転車。変速機やブレーキの機械部品の動作に異常は無く、ホイールの歪みやパンクなどのトラブルも無し。左側のSTIレバー(ハンドルに付いているブレーキとシフターが一体になったパーツ)の一部に多少キズが付いたが、2016年12月に初めて落車した時にガッツリ付いたキズへの上塗りなので気にならない。他は左のペダルに少しキズが付いただけで、サドルやバーテープ、そして一番キズを付けたくないフレームは無傷。自転車へのダメージも最小限で済んだ。

左STIにキズ

左ペダルにキズ

とりあえず身体は大丈夫、自転車も大丈夫、残りは身につけているウェアと持ち物の確認。ウェアを着たままの状態で確認した限りでは損傷は無く、サイクルジャージの背中ポケットに入れていたデジカメ・スマホ・財布も奇跡的に完全無傷。

ジャージに小穴

ミニ三脚に潰れキズ

ポケットに入れていた物で唯一損傷があったのがミニ三脚。一部に潰れたようなキズができていたが、使用には問題無し。しかしもしやと思い、サイクルジャージを脱いでミニ三脚を入れていた背中ポケットの一番左側を確認すると、案の定穴が開いていた。極小さな穴なので使用に問題は無いが、デザインがお気に入りのジャージなのでちょっとショック。そしてミニ三脚が入っていた位置と左腰後ろの打ち身の位置が一致。でんぐり返りした時にミニ三脚が腰に当たったのが打ち身の原因だった。これがデジカメやスマホだったら間違いなく壊れていたと思う。

大事には至らず最小限の被害で済んだことが分かり落ち着いたところで、落車原因を確かめるために現場検証。落車直前の衝撃からして、何らかの深い段差に前輪を落としたのかと思ったが、落車現場にそのような箇所は無く、代わりに道路の幅院減少箇所に"チャッターバー"と呼ばれる突起した反射板があった。落車して着地した場所から少し離れているが、他に落車の原因となるものが見当たらないのでこれで間違いないと思われ。自分が感じた以上に勢いよく吹っ飛ばされたらしい。タイヤが段差等に落ちたのではなく、実際は突起物にぶつかった(もしくは乗り上げた)という事になる。唐突な出来事に脳が錯覚を起こしたのだろうか。

コイツが落車の原因…

ともあれ、人も自転車も携行品も微々たる損害で済んだのは本当に不幸中の幸いだったと言える。一歩間違えれば大怪我をしていただろうし、落車した時に車が来ていたら轢かれていたかもしれない。今回の落車事故はロードバイクに限らず、どんな自転車に乗っていても起こり得るもの。前方だけではなく路面状態にもしっかり注意を払って走らないといけないと、改めて反省させられた。そして自転車運転時のヘルメット着用の重要性を身をもって実感させられた。さらに、後からあまりにも偶然の一致に気付く。初めて落車したのは2017年1月3日で、今回2度目の落車が2020年1月3日。本当にただの偶然だとは思うが、とりあえず今後1月3日に自転車に乗る時はかなり注意した方がいいかも知れない。それにしても恐ろしいほどの偶然だ…

気を取り直してポタリング続行

西能美島北部に複数の通行止め

気を取り直してサイクリング続行。西能美島西岸をさらに北上し、山道に入るためとある十字路交差点で右折しようとしたところ、道路の通行止めを知らせる立て看板に目が留まる。平成30年7月豪雨による被害がまだ復旧していない道路が複数箇所あった。そして目的地の砲台山森林公園がある辺りに小さなバツ印。これは道路が通行止めなのか、公園に入ることができないのか、説明書きが無いので分からない。とりあえず行って確かめるしかないと、南北に延びる山道に入り北へ向けて進む。

↑の×印の説明が無い

山道は多少急勾配の坂もあるが激坂という程ではなく、正月休みで鈍りきった身体でも何とか登って行ける。なかなか気持ちのいい冬晴れだが、山道から時折見える風景はかなり霞んでいるのが残念。天気予報に視界情報も付け足して欲しい。

山道を進む

山道からの眺め

山道をある程度進んだ所で、砲台山方面と三高港(西能美島北岸にある港)方面に分かれるT字路に差し掛かる。三高港方面には「通行止」の看板、砲台山方面には「通りぬけできません」の看板。どっちも同じ気がするが、砲台山森林公園まで行けないのであればその旨を伝える掲示があると思うし、ここまで登ってきて引き返すわけにもいかないので砲台山方面の山道を進む。

三高港方面は通行止め

砲台山方面は通り抜け不可

路上には小さな落石多数

T字路から先の道は落石が多く、路面状態にかなり注意して走行。前輪で石を踏んでまた落車なんて事になったら、きっと自転車に乗るのが怖くなる… 先刻の落車で頭から放り出された感覚が蘇り、少々ビクビクしながら自転車を走らせ、やがてコーンバーで道路が塞がれた場所に突き当たる。工事中と書かれた看板には”2019年10月31日まで”と書かれてあるが、すでに2ヶ月過ぎているので復旧工事が遅れているのだろう。通行止めの左手には砲台山林道開通記念碑があり、そして右手には砲台山森林公園へ続く道の入口がある。とりあえず目的地の公園までは行く事ができると分かり一安心。

陀峯山の隠地林道開通記念碑を思い出した

通行止めの場所から砲台山森林公園の入口

砲台山林道開通記念碑から600m進んで砲台山森林公園駐車場に到着。砲台跡などの戦争遺跡や展望台がある公園内の遊歩道は未舗装なので、駐車場から先は徒歩。自転車はワイヤーキーで施錠。こんな所で自転車が盗難に遭うことは無いだろうが、長時間自転車から離れるので念のため。ちなみに普段のサイクリングでは面倒で滅多に施錠しないし、滅多に鍵を携行しない。

駐車場に自転車を置いて展望台へ

遊歩道を歩く

ハンドルバッグに詰め込んでおいたお握りと、お茶の入ったサイクルボトルをコンビニ袋に入れ、手にぶら下げて遊歩道を歩く。このラフな感じが逆にいいね!

地下兵舎跡

火薬庫

駐車場から遊歩道を歩いて地下兵舎跡を通過し、展望台になっている火薬庫前へ。ここを訪れるのは7年と2ヵ月振りでちょっとだけ懐かしい。ただ、ドライブで初訪問した時は地面一面に緑の雑草が生えていて暖かみのある雰囲気の場所に感じたが、今回は一面枯れ草になっていて寒々しい雰囲気。それと火薬庫の奥にある小さな見晴らし台は初訪問時に無かった。いずれにせよ景色はかなり霞んでいて残念な眺め。以前も少し霞んでいたが今回よりもずっとマシだった。一体何が原因で霞んでいるのだろうか。PM2.5?

小さな見晴らし台

展望台からの眺め…

西能美島北西端の先に宮島

うーん視界が悪い…

展望台のベンチに腰掛けてお握りを食べて、軍兵舎跡や砲台跡が残されているエリアに移動。江田島市には戦争遺跡が残された場所がいくつかあるが、自分がドライブで訪れた中で観光スポットとして十分整備されているのはここだけだった。戦争遺跡の規模としては中規模〜小規模の間くらいだろうか。大規模な戦争遺跡と言えば、2009年9月に車中泊旅行で観光した和歌山県の友ヶ島(の沖ノ島)を思い出す。島が丸ごと軍事要塞として使用されていただけに戦争遺跡の宝庫だった。

火薬庫前で昼食

軍兵舎跡

砲台跡

ざっくり戦争遺跡見物を済ませて、砲台山林道開通記念碑前まで戻る。記念碑より北の山道はコーンバーで通行止めになっているが、軽自動車がギリギリ通れそうな幅だけ空けられている。できればこのまま砲台山林道を北上して西能美島北岸に出たい。看板に記されている工事期間は過ぎているし、仮に車の通行は無理でも自転車なら通り抜けできる可能性に期待してとりあえず先へ進んでみる。がしかし、500mほど進んだ所で今度は鉄パイプのゲートで通行止めにされていて、その先が土砂で埋まって道路は完全に寸断されていた。どうやら豪雨で道路に流れ込んだ土砂を取り除いている途中のよう。これはさすがに無理だと仕方なく引き返す。

とりあえず先へ進んでみるが…

道路が土砂で寸断

砲台山方面と三高港方面に分かれるT字路まで戻った所で、ついでに三高港方面の道の途中にある三高ダムへ寄ってみようかと思い立つ。通行止め看板があるので通り抜けはできないだろうが、ダムまでは行けるだろうと勝手に判断し先へ進む。もしもダム手前で通行止めなら引き返せばいいだけの事さっ、と思ったが、T字路からはずっと下り坂。少々急勾配な場所もある。これを引き返すのはかなりしんどいと少々後悔しつつも、正月休みの運動不足解消と減量のためのサイクリングでもあるので、丁度いいじゃないかとポジティブシンキング。

とりあえず三高ダムへ向かう

1km強下り坂が続く

T字路から1km強下り坂を滑走して、ダムの上へと続く道との分岐路で通行止めになっていた。ダムの下まで続く通行止めの道路は工事中で複数の重機があり、とても通り抜け出来ない。そしてダム上へ続く横道に入るもまたもや通行止め。「落石により危険なため通行禁止」と書かれてあるがダムはほぼ目の前にあり、自己責任でそのまま前進。そして問題無くダムに到着。特に落石の危険は無いように感じたが、見えないところにあったのかもしれない。まぁ自己責任。

ダムの上へ続く横道との分岐路で通行止め

ダム上へ続く道も通行止め!?

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三高ダムは何の変哲も無いよくある中規模のダム(ダムマニアに怒られそう)で、ダム上からは西能美島北岸の三高港が山あいから見える。観光スポットになるような場所でも無く、人影も無く、する事も無いので、ダム湖を外周する道路を一周する事に。車での進入は不向きな狭小道路な上、所々に大量の枝葉や石が落ちていて自転車での通行も要注意。先刻の落車の恐怖が再び蘇る。「落石により危険なため通行禁止」とはダム湖外周路の事を指していたのかもしれないが、特に問題も無く自己責任で一周。"自己責任"とは、何て無責任で都合のいい言い訳だと、我ながら思った。

三高ダム提体

ダム湖から砲台山を眺める

ダム湖外周路を時計回り

ダム湖一番奥から

ダムから砲台山林道まで戻ろうとした所、工事中で通行止めの道路の隣にあるダム施設の門が開いていて、施設内の道路が迂回路として開放されていた。なのでそちらの道を通って通行止め区間の先へ出る。砲台山林道のT字路にあった通行止め看板は一体どういう事だ、それに山道に入る前の十字路交差点にあった通行止め案内看板も、情報が不十分じゃないかっ!…ともあれ、長い上り坂を戻って遠回りせずに北岸に出られる。しかしながら、減量のための運動量が減ってしまう事を考えると手放しでは喜べない。

迂回路からダムを下りる

西能美島北岸の三高港に出る

西能美島北岸の三高港に出て海岸沿いの県道を東へ進む。空も海も鮮やかな青色をしていて気分がいい。運動のために走るなら山道だが、リフレッシュのために景色を楽しみながら走るならやっぱり海沿い。県道をのんびり走って北岸から東岸へと回り込み、江田島市の中心部を南北に延びる国道に折れる。そして西能美島南端へ戻り、マイカーを停めてある路肩に帰着。

北岸から東岸へ

東岸に綺麗で小さな砂浜発見

国道を南下して西能美島南端へ戻る

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

新年初のサイクリングは走行距離40km弱の短距離ポタリングとなり、砲台山からの景色が霞んでいた事もあり少々物足りないものとなってしまった。それに何より新年早々から落車というアクシデントに遭い、何だかツイてない。2020年が厄年にならない事を願う。

帰宅後の体重は起床時よりも0.5〜1kg減量している事を期待したが、残念ながら実際は0.3kgしか減っていなかった。今回走った山道はそれほどきつくなかったし、正月太りを解消するには走行距離も登り坂も足りなかった。そして正月休み9日間のぐうたら生活で最終的には68.3kgと、正月休み直前の体重66.8kgから1.5kgの増量。5ヶ月前の盆休みには71kgを超えた事を考えれば大した増量ではないが、ダイエットしてからは68kgを超えると太った気分になる。でもって、正月休み明けから最初の週末は3連休と、またぐうたらになる。春になり外へ出掛けたくなる気温になるまでは、理想の体重を維持するのは難しそうだ…

 

サイクリング趣味5周年(2020年2月)

サイクリングが趣味になって早くも6年目に突入。2015年2月に折り畳み自転車を購入してポタリングをするようになり、2015年10月にはロードバイクを購入してロングライドやイベント参加もするように。走行性能の高いロードバイクによってサイクリングの幅が一気に広がり、趣味のメインとなった。この5年間で瀬戸内海の島々を中心に多くのサイクリングスポットを走ってきた。

サイクリングが趣味になるきっかけとなったのが、5年半前に友人らとしまなみ海道縦断サイクリングをした事。10代の頃はマウンテンバイクが趣味でかなり乗り回していたが、社会人になってからは全く自転車に乗らなくなり、15年近くまともに自転車に乗っていない状態からのしまなみ縦断。しかも自転車はレンタサイクルのママチャリで、車重は重く変速ギアはたったの3段。性能よりもサドルのクッション性重視で選んだから… そんな条件下で尾道市の向島からJR今治駅までの80kmを走ったので本当にしんどい思いをしたが、景色のいい瀬戸内でのサイクリングの楽しさを知る事となった。

今これで80km走るのは絶対無理…

しまなみ海道縦断サイクリングをした後に友人らは皆、今度は自分の自転車でしまなみ海道縦断をしたいと言ってロードバイクを欲しがったが、自分だけロードバイクには全く興味が無かった。当時の自分は高性能な自転車にも長距離を走る事にも関心が無く、のんびりと景色を楽しみながらポタリングがしたかったので、20インチタイヤに7段ギアの折りたたみ自転車を購入。折りたたみ自転車は車種によってフレームデザインや折り畳み方に個性があり、小径タイヤはお洒落なイメージもあって魅力を感じていた。しかし半年ほどで短距離サイクリングだけでは物足りなくなり、しまなみ海道往復サイクリングに関心が向くようになる

実は今でもロードよりミニベロの方が好き

普段着でサイクリングしていた

自分が購入した折りたたみ自転車で無理せず走れる距離は40km程度で、頑張っても自分の体力・脚力では60kmが限界。なのでしまなみ海道往復140kmを走るためにロードバイクを購入。他の自転車と比べて圧倒的な走行性能にサイクリング趣味も加速。しまなみ海道往復やとびしま街道一周は何度も走り、さらに小豆島一周・淡路島一周・琵琶湖一周など他県のコースにまで足を延ばすようになった。サイクリングイベントにはこれまでに9回参加し、2018年10月には国内最大のサイクリングイベントである「サイクリングしまなみ」への参加も果たした。レンタサイクルで走ったしまなみ海道縦断がきっかけでサイクリングにここまでのめり込むとは思いもしなかった。 …ちなみに、レンタサイクルでしまなみ海道縦断をしたメンバー4人の中で実際にロードバイクを購入したのは、当時全く興味を示さなかった自分1人だけというオチ。先の事など誰にも分からない。

購入直後のノーマル状態が懐かしい

ロードも最初は普段着だったな…

これまでに色々なサイクリングスポットを走って来たが、この頃は新たにサイクリングしたい場所も無く、サイクリング熱は冷めつつある。ほぼ走りっ放しのロングライドが以前よりもしんどいと思うようにもなり、中距離〜短距離をのんびり気楽にポタリングする方が楽しいと思うようにもなった。ならば、本来ロードバイクよりも好きなミニベロを新たに購入すれば、サイクリング熱も再燃するんじゃないかと考えたりもしている。ただ、どんなに高性能なミニベロでもロードバイクの走行性能には及ばず、例えポタリングでもロードバイクの方が身体的負荷が少ない(特に上り坂!)のは当たり前なので、せっかく高額なミニベロを買っても直ぐにロードバイクに戻りそうな気もする。そう考えるとミニベロの購入になかなか踏み切れないし、コツコツとカスタムをして愛着が湧いた現ロードバイクに乗り続けた方が正解な気もする。ともあれ、この先サイクリングをする頻度が少なくなっても、趣味として今後もずっと続けて行きたい。普段全く運動をしない自分にとって、唯一身体を動かす機会でもあるので…

 

今年もやっぱり冬出不精

昔から毎年繰り返されてきた冬出不精。基本的に休日の晴れた日に家にいるのが嫌いだが、1月〜3月の冬場は話が別。サイクリングに限らず、外が寒い冬に出掛けたいと思わない。しかし冬の間ずっと身体を動かさないと鈍ってしまうので、今年こそは十分な重ね着をしてちょくちょくサイクリングへ出掛けようと思っていたが、いざ冬本番になると積極性も行動力も衰え… 結局1月は正月休み中の西能美島サイクリングの一度だけで、2月は一度もサイクリングをせず、3月下旬までの約2ヵ月半ブランクができてしまった。本当に自分でもどうしようも無いと思うくらいに、冬場は行動力が無くなる。これはもうダメだ、どうにもならない、自分にとって冬出不精は冬眠する動物と同じようなもので必然的な事なのだと諦めた。