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たけはら憧憬の路 町並み竹灯り(2012年10月 2013年10月)

竹原市のたけはら町並み保存地区で、毎年10月に行われるイベント。竹原市のシンボルである竹にロウソクの明かりを灯し、町をライトアップするというもの。郷愁感漂う町並みが幻想的な灯りに包まれる。掲載している写真のほとんどは2012年度のもので、一部のみ2013年度のものが混在。

 

たまゆらなポスター

たけはら町並み保存地区はアニメ「たまゆら」の舞台に起用され話題になり、アニメで町興しをしている。イベント初日は町並み保存地区内の寺でアニメ声優のトークイベントが開催される事になり、それが関係しているのか想像以上の人出で驚く。普段は休日でも観光客は少なく静かな町が、この日は多くの観光客でごった返し状態。地元の人によると、昨年までの倍は人が来ているのではないか、との事。アニメ効果恐るべし… 2012年度は10月27・28日の土日の2日間の開催。首を長くして楽しみにしていたイベントなので2日とも参加。初日の土曜日は夕方から小雨がパラつき中止にならないか心配したが、無事開催された。

照る照る坊主…

点灯式の人だかり

ミス竹原

ロウソクの点灯が始まる17:00に、町並み保存センター前で点灯式が行われた。しかし点灯式には黒山の人だかりができていて近づけず。市長やらミス竹原やらが点灯式を行っていた様子。点灯式が終わり人が流れ始めたところで町並み保存センター前へ行くと、デコレーションされた竹筒の灯篭に一般の人が点灯していたので、自分もスタッフにライターを借りて点灯。

点灯〜

町並み保存センター前の竹灯り

 

本町通り

ここからはエリア別に竹灯りの写真を掲載。まずは町並み保存地区のメインストリートである本町通りから。電柱の無いすっきりとした石畳の小路には歴史的建造物が並んでいる。建物のライトアップと格子の窓明かりだけでもとてもいい雰囲気。ただ、とにかく人が多い。これで人がまばらで静かならば最高に幻想的な雰囲気だと思う。まぁ年に一度のイベントなので仕方ない、自分もその内の1人な訳だし。。

旧笠井邸2階から本町通りを眺める

竹鶴酒造

松阪邸

吉井邸

格子の窓明かり

 

空き地?のライトアップ

本当に綺麗

空き地のような場所には沢山の竹細工が並べられ灯されていた。雨や風で消えたロウソクの火はスタッフが再点火。こういう灯りの集合はひとつでも消えていると目立ってしまうので雨風は大敵。

 

雑貨屋・喫茶 竹雀

雑貨屋・喫茶 竹雀

飲食店の前にも沢山の竹灯篭や紙灯篭などが飾られていた。たまゆら関係のものもちらほら。何処も温かみのある灯りでいっぱい。

竹の茶屋 いっぷく

竹の茶屋 いっぷく

竹の茶屋 いっぷく

竹の茶屋 いっぷく

 

頼惟清旧宅では生け花のライトアップ

 

画廊 町並みGallery S.

画廊 町並みGallery S.

胡堂

旧笠井邸から胡堂までの本町通りを歩いただけでも見所沢山で写真撮りっぱなし。夜景の撮影ということで三脚を使用している人が多いが(自分も)、皆順番を待ち譲り合って写真を撮っていたので、気持ち良く撮影できた。ただとにかく人が多いので、できるだけ被写体が人影に隠れないように写真を撮るのが大変だった。。

次は各スポットごとの様子を紹介。

 

松阪邸

松坂邸玄関横の竹灯り

格子戸から庭内を覗く

:本町通りにある市重要文化財の松阪邸。普段は有料の入館施設だが、町並み竹灯りの開催時は無料。庭内には竹筒の灯りだけでなく和紙やイチョウや笹を使ったディスプレイも。

庭内のディスプレイ

庭内のディスプレイ

光と影の演出がいい

いろんな文字や絵柄が彫られた竹筒

2013年撮影

2013年撮影

 

西方寺

本町通りのほぼ中央にある横道から西方寺へ続く石段が延びている。石段の両脇には竹灯り。本堂からさらに石段を上ったところにある普明閣はライトアップされていた。昼と夜では随分と雰囲気が違う。

横道の先に西方寺へ続く石段

西方寺から石段を見下ろす

西方寺から辺りを見渡す

町並み保存地区のランドマーク 普明閣

 

町並み保存センター

竹原の歴史や町並みを映像で紹介している町並み保存センター。本町通りのほぼ中央にあり、点灯式が行われた場所。建物の裏手には裏庭と竹工房があり、そちらの方にもいろいろな竹灯りが。

点灯式が行われたモニュメント

町並み保存センターの通路

竹工房前

竹工房前

裏庭へ続く通路

町並み保存センターの裏庭

2013年は裏庭に巨大なスカイツリーが。これは立派なアート作品と言える。かなり手の込んだ作品だけに、祭りの後もスカイツリーだけはそのままになっていた。

2013年の町並み保存センター正面の様子

2013年町並み保存センターの裏庭

これも2013年のもの

 

芝生の広場

本町通りに並ぶ建物の裏手にある芝生の生えた広場には、子供がメッセージを書いた紙灯篭が沢山並べられていて幻想的な光景。広場入口にあるディスプレイも印象的。

入口にあるディスプレイ

モダンな模様の竹灯り

沢山の紙灯篭

何とも幻想的な光景

広場の奥にはモダンアート的な竹のモニュメントがいくつか置かれていた。赤と黄の柔らかい竹灯り。イベント2日目に広場に立ち寄った時には、竹でつくられた楽器をを使ったコンサートが行われていた。

ロウソクの光は温かみがある

広場でコンサート

 

憧憬の広場

昭和初期に図書館として建てられ、現在は歴史民族資料館になっている建物敷地内の広場には、竹のアーチでつくられた「竹トンネル」が。ここは特に歩いてみたかった場所。人の往来が非常多く、満足のいく写真を撮るのに一番苦労した。トンネルの隣には縄で吊り下げられた沢山の竹筒。本当に綺麗。

竹のアーチが続くトンネル

アーチの両端にもたくさんの竹灯り

凄い数の竹筒

ひとつ持って帰りたい

 

照蓮寺

胡堂から続く石段

境内に並べられた紙灯篭

本町通りの北西端にある胡堂の横から石段を上って照蓮寺へ。境内には沢山の紙灯篭が並べられ、ここも幻想的な光景が広がっていた。

照蓮寺本堂では「篠笛ライブコンサート」というものが行われていた。デヴァ・ ヨーコという篠笛の演奏家らしい。綺麗な音色で暫く聴いていた。

篠笛ライブコンサート

篠笛の音色を初めて聞いた

ライトアップされた山門

参道の様子

 

中ノ小路

本町通りの裏通りである中ノ小路には、竹のアーチを使った影の演出がされていた。白壁に映し出された竹アーチの影がとても印象的。

白壁に映し出された竹アーチの影

アーティスティックな演出

藤井酒造・酒蔵交流館

藤井酒造・酒蔵交流館

 

本町通りと中ノ小路を繋ぐ2本の横道もいい感じ。静かな細道に並ぶ控えめな竹灯りがいい雰囲気を出していた。イベント初日は雨で地面が濡れ、そこに灯りが映り込んでより印象的な竹灯り風景になっていた。

大小路

板屋小路

 

あいふる316商店街

たけはら町並み保存地区から少し離れた場所にある、JR竹原駅前の商店街もライトアップされる。凝ったモニュメントなどはほとんど無く、通りに面して竹灯りが並ぶシンプルなもの。写真は2013年の様子。久しぶりに訪れた商店街は、歩道の屋根にぶら下がる店の看板が全てももねこ様になっていた。アニメの影響恐るべし…

店の看板がももねこ様に…

商店街中心にあるももねこ様像

そういえばハロウィンの時期だ

ももねこ様だらけ