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ゆめしま海道へのアクセスには因島からフェリーを利用する。航路はふたつあり、因島の土生港(はぶこう)〜生名島の立石港の航路と、因島の家老渡港(かろうとこう)〜弓削島の上弓削港の航路。今回は運賃が安くしまなみ海道の因島ICからも近い、土生港〜立石港の航路を利用。 |
土生港でフェリー待ち |
あっという間に生名島に到着 |
土生港には無料駐車場が無いので、車を因島に置いて自転車だけフェリーに載せて渡る場合、車は土生港周辺の有料駐車場に停めることになる。ただ、4m未満の自動車航送運賃は片道490円、往復切符が900円という金額なので(2015年現在)、有料駐車場に長時間停めておくより車をフェリーに載せてしまった方が安くなる場合もある。という事で、今回は車をフェリーに載せて生名島へ。土生港からは対岸の生名島が目の前に見える近さで、立石港までの航行時間は僅か約3分。 |
立石港斜向かいの駐車場からスタート |
「お医者さんと作った優しいサドル」 |
土生港の斜向かいにある無料駐車場に車を停め、9:30サイクリングスタート。以前とびしま海道サイクリングで40kmほど走った時点でお尻が痛くなりだしたので、その対策のために購入したサドルをゆめしま海道サイクリングで初使用。人間工学とスポーツ医学に基づいて作られた衝撃吸収性に優れたサドル。お尻の肉が薄い人は長距離サイクリング時のお尻の痛み対策は必須。 |
橋で繋がっているのはまだ三国 |
ゆめしま海道にもブルーラインがある |
ゆめしま海道にもサイクリングコースを示すブルーラインが引かれている。ラインは途切れ途切れで、場所によってはほとんど引かれていないところもあるが、進路が分かり難い分岐点などには結構引かれているので助かる。 |
生名橋 |
まず生名橋を渡る |
日本の道路は左側通行。海岸線沿いの道路の海側の車線を走るなら時計回り。土生港から生名島を時計回りに走り始めて1kmほどで、生名島の南西隣にある佐島とを繋ぐ生名橋に差し掛かる。生名島一周約9km、佐島は一周できる道路がないので北部だけ周って約4km、佐島の西北隣にある弓削島は一周約18kmあり、先に一番距離のある弓削島を一周しておきたかったので、ふたつの橋が架かり弓削島まで続く国道へ入る。 |
生名橋 |
生名橋 |
生名橋は橋長515mの一車線道路。橋幅的には二車線にもできそうだが、あえて一車線にして歩行者自転車用レーンが設けられている。このように整備された橋は安心して橋上からの景色を楽しみながら走れる。 |
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弓削大橋 |
弓削大橋 |
生名島から生名橋を渡り佐島に入ると、直ぐに次の弓削大橋が見えてくる。佐島も後回しなのでそのまま国道を進み、弓削大橋を渡って弓削島へ。弓削大橋は二車線あり生名橋よりも橋幅が広い。橋を日常利用する島の人達は、生名島〜佐島間の移動よりも佐島〜弓削島間の移動が多いという事だろうか。 |
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橋を下りて弓削島南部の西岸に出て、海沿いに続く県道を時計回りに一周開始。ゆめしま三島はいずれも面積の小さな”離島”なので車の交通量は少ない。西岸からの海の眺めは、ゆめしま海道の生名島と佐島、そしてしまなみ海道の因島の陸地が連なる風景。綺麗な海と多島風景を眺めながらの気持ちのいいサイクリング。 |
弓削島に入る |
西岸沿いの道路を北上していく |
綺麗な海 |
ゆめしま海道は海が綺麗 |
途中で古い民家が建ち並ぶ一角があり、県道から一歩路地裏に入ってみると、狭い小路に昔ながらの木造民家が軒を連ねる風景。車で県道を走っていたら発見することはなかったと思われ。自転車は速度が遅いぶん周囲のふとした事にもよく気づき、ちょっとした寄り道も気軽に出来るのが利点。 |
古い家屋が多い弓削島 |
古い町並みが残る裏路地 |
理容院の前にブルーライン |
上弓削港 |
因島とゆめしま海道を往復するふたつの航路のうち、弓削島発着の航路に使われる上弓削港が西岸北部にある。上弓削港にはターミナルらしきものはなく、生名島の立石港と比べて利用客は少ない様子。 |
県道沿いの砂浜海岸 |
高浜八幡神社 |
上弓削港よりさらに北上していくと、淡くも鮮やかな水色の砂浜海岸線が続く。天気は快晴ながらも少し景色が霞み(黄砂?PM2.5?)、対岸の因島もくっきりとは景色を映していなかったが、それでも鮮やかで印象的な海岸風景。綺麗な海岸線と県道が離れる境目には、高浜八幡神社(たかはまはちまんじんじゃ)の鳥居が立つ。 |
<< SCROLL 高浜八幡神社前の海岸からの眺め パノラマ写真180° SCROLL >> |
高浜八幡神社 |
ゆめしま海道にもう夢中 |