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2011年3月16日 1日目 (曇り)

自宅→成田→イスタンブール経由→アンカラ

 

計画停電に伴う鉄道の間引き運転により、自宅最寄の駅から高速バス乗り場のある駅まで乗車する電車が、午前中は5:00の始発から6:00頃までしか運行しないと言う事で(間引きし過ぎっ!)、夜明け前の4:00起床。軽い朝食と荷物チェックを済ませ家を出る。そして5:00過ぎの電車に乗り、バス乗り場に発車時刻の2時間近く前に着いてしまう。仕方ないのでマックで時間を潰し、7:35発の高速バスに乗り成田へ向かう。鉄道がまともに機能していないので道路が混雑すると思いきや意外と空いていて、ほぼ時刻表通り10:00に成田空港に到着。地震の影響で飛行機の発着にも運休や遅れが出ているようで、ターミナル内の至る所で床で寝たり座り込んでいる人を見かける。そしてチェックインカウンターは日本から出国する人で大混雑。余震や原発問題が不安で帰国する外国人が多いと思われ。チェックインカウンターに並んでいる時に少し大きめの余震が発生するも、搭乗する飛行機は僅か10分の遅れで無事15:00に離陸。

トルコと日本の時差は約7時間。トルコが正午の時日本は午後7時。機内の窓からふと外を覗くと夕焼け空になっていて、2時間後くらいにまた外を覗いてみても同じ夕焼け空。飛行機は太陽が移動する方向と同じ西に向かって飛行しているので(正確には地球が移動してるけど)、何時間も同じ夕焼け空が見られるという事か。何だか不思議。

空港で配られた資料のひとつの、添乗員さんお手製のトルコ語の紹介プリントを眺める。おはよう「ギュナイドゥン」、こんにちは「メルハバ」、こんばんは「イイ アクシャムラル」、さようなら「アラスマラ ドゥク」…どれも聞き慣れない言葉で覚え難い。

成田空港から約12時間40分のフライトを経てイスタンブールの空港に到着。そこから飛行機を乗り継ぎ、約1時間のフライトでアンカラへ。そしてアンカラの空港からバスに乗ってホテルへ向かう。今回の旅行では最初から最後まで同じバス、同じ運転手、同じ現地観光ガイドが同行。現地ガイドのケナンさんは日本語がとても上手で、敬語や難しい単語、さらには日本の駄洒落も巧みに使いこなす人。とにかく日本と日本人が大好きらしく、以前日本に1ヵ月滞在して、東京を拠点に奈良や京都などをまわって宮島まで行ったらしい。日本語が上手で会話も面白く、トルコの歴史や文化については驚くほど詳しい。旅を一層楽しいものにしてくれる現地ガイドに当たって本当にラッキー。

現地ガイドと運転手 HP掲載了承済!

翌朝撮影したアンカラのホテル外観

ホテルに着いたのは23:40。さすがの長旅に疲れ、シャワーを浴びて直ぐに就寝。本当に寝るだけなのにホテルの部屋はなかなかいいのでちょっともったいない気分。浴槽の仕切りが両開きの引き戸というのは初めての経験かもしれない。ちなみにトルコの水道水は飲用出来ない。添乗員さんからは、出来れば口をゆすぐ時もミネラルウォーターを使う事を勧められたが、さすがにそれはもったいないので歯磨きには水道水を利用したが、特に問題なかった。

なかなかいい部屋

引き戸式の浴槽仕切り