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2001年10月22日 24日目 (雨のち曇り) 兵庫県姫路市⇒大阪府関西国際空港

走行距離:203.0km(合計:10,996.3km)

給油:00.0L(合計:829.1L)

 

前日に続き朝から雨。昨晩は早寝したおかげで8時間くらい睡眠が取れた。この日は午前中に姫路城観光をして天守閣にも入城する予定だった。しかし起床後にとりあえず姫路城の敷地内に入ってみるも、本降りの雨と灰色の空を背景にした天守閣の眺めはちっとも絵にならない。これでは天守閣からの眺めも期待できず、天守閣の入城受付が始まる9:00まで待つ気にはなれず、姫路城観光は諦め先へ進む。日本一?の城を観光できなかったのは本当に残念。

 

降ったり止んだりの雨の中、神戸市の海沿いの国道を進む。途中で「六甲アイランド」と書かれた案内板に目が留まり、島?の名前に惹かれて寄り道してみる事に。国道を外れ六甲アイランドへ向かっている途中に、変わったデザインのタワーが目に留まり寄り道。それは鼓(つづみ:日本の伝統的楽器)のような形をした神戸ポートタワーだった。テレビ等で何となく目にした事はあったが、これが神戸のランドマーク的建物らしい。

タワーのすぐ側には神戸海洋博物館があり、博物館の外には「帆船サンタマリア」が。サンタマリアはコロンブスが西インド諸島・アメリカ大陸への航海で乗っていた帆船。これはもちろん復元物だけど。朝早い時間なので、ポートタワーも海洋博物館も閉まっていて外からの見学のみ。天気も悪いしつまらない。ちなみに神戸ポートタワーが建つ場所は六甲アイランドではなかった。

復元帆船サンタマリアと神戸ポートタワー

 

神戸ポートタワーを後にし、今度こそ六甲アイランドに入る。そこは近代的な高層マンションやビルが建ち並び、道路が碁盤の目の様に整備され、まるで「近未来型住宅地」という感じの場所だった。ただ、六甲アイランドは居住島であって観光するようなものは何も無かった。どんな場所かもよく分からずに訪れたら素晴らし場所だった事もあれば、想像とは違う期待はずれの場合もある。今回は後者だった。

 

神戸から大阪へ。ゴミゴミした市街地の観光はあまりしたくないが、せっかく大阪まで来たのだからせめて大阪城くらいは観光する事に。姫路城を観光できなかった事もあるし… しかし大阪市内へ入ると酷い渋滞に巻き込まれ、車がなかなか進まない!おまけに道に迷って余計に時間をロスしてしまう。市内中心の道路は複雑で、どっちに向かって走っているのかも分からなくなってくる。大阪城に辿り着くのには本当に苦労した。知らない市街地の複雑な道路こそカーナビが必要だと思った。

城のある大阪城公園内は以外と空いていた。日本の城の中でも有名な大阪城だが、城内は鉄筋コンクリート造の博物館のようなつくりで、何とエレベーターまであった。てっきり大阪城は築城当時の状態を維持する天守閣だと思っていたが、復元されたものだった。ちなみに姫路城の天守閣は昔からある現存天守。大阪城が有名なのは外観が何となく豪華な感じ?で印象的だからだろうか。

天守閣を全部入れて欲しかった

大阪城

大阪城の次に大阪ドームへも寄ろうと思っていたが、あまりに渋滞が酷いので断念。もう一刻も早く渋滞から抜け出したくて仕方がなかった。渋滞で橋の上に止まったらたまたま大阪ドームが見えたので、車内から写真を撮るだけで我慢。それからも暫く渋滞は続き、そしてまた道に迷う…大阪の道路事情は東京よりも厳しいと感じた。

渋滞の橋の上から眺める大阪ドーム

 

大阪市を抜けて関西国際空港へ向かうが、海上の埋立地にある関空まで続く連絡橋の入り口が見つけられず、またまた道に迷う。こう何度も道に迷っていると本当にカーナビが欲しくなる。連絡橋を渡って(通行料往復1,500円!)関空に着いたのは完全に日が落ちた頃。エアポートの見学をしようと思っていたが、すでに終了していたので翌朝に見学することに。大阪で渋滞にはまったり、何回も道に迷わなければ間に合ったろうに…他に特にする事も無く空港内をぶらぶらしてたら、ターミナル前の車寄せレーンに車が何台も路駐されているのを見つけて、自分の車も駐車場からターミナル前に移動。関空の駐車場に朝まで停めておくと駐車料金が4,000円くらいになってしまうので。。夜間は利用者がいないはずだし…背に腹は代えられない!注意されないことを願い就寝。

空港連絡線を渡る…ハイ写真は真っ暗

 

本日の食事

朝食 コンビニ パン×3
昼食 定食屋 カルビ定食
夕食 関空内ラーメン屋 ラーメン・餃子

関空内の食堂はどこも高い。普通のラーメンと餃子で¥1050。ほんま高いでしかしっ!