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まとめ

 

走行距離:12,083.1km

ガソリン消費量:903.9リットル

平均燃費:約13km/L (トヨタ・MR2GT-S)

総費用:267,556円

 

それぞれに使った金額

ガソリン(27回給油)

\99,353

飲食

\44,160

タイヤ交換

\37,380

フェリー(3回乗船)

\24,940

スピード違反罰則金

\12,000

高速、有料道路

\11,710

入浴(13回)

\8,400

エンジンオイル交換(2回)

\6,930

観光施設入場料等

\4,890

その他

\17,793

合計

\267,556

 

27日間で走行距離12,083.1km。普通のサンデードライバーの一年分は走ったと思う。旅行計画で算出した予想走行距離が12,480kmだったので、実走との誤差わずか400km。パーセンテージだと0.03%の誤差。自分の旅行計画の綿密性に感心してしまった。

平均燃費が13km/Lというのには驚いた。2000ccターボのスポーツカーでこの数値はかなり良い。車のカタログスペックだと10/15モード走行燃費で11km/Lなので、かなり好燃費走行だったことになる。ストップ&ゴーの多い市街地の走行が少なかったからだと思うが、だとしてもかなり優秀な数値。それでもガソリン代は約10万円。燃費のいいファミリーカーやコンパクトカーだったら半分位で済んだと思われ。

想定外の出費だったのがスピード違反の罰金。まぁ12,000円で済んだのは不幸中の幸いか。あとタイヤ交換の37,380円も大きかった。

予想以上に掛からなかったのが観光施設入場料。施設等の見学よりも景色を眺めるような観光がメインだったので。

計画では総費用は余裕を持たせて350,000円だったので、実際はかなり安く上がったことになる。と言っても一日あたりの平均出費額は約10,000円。宿を取らない車中泊の旅で一日10,000円。高いんだか安いんだか…

 

主な反省点

1:カメラを使いこなせていなかった

使用したカメラは旅行に行く直前に購入、しかもそれまで使い捨てカメラ(正式名称はレンズ付きフィルム)しか使った事が無かった為、夜景の撮影方法(夜景モードにして三脚を使用する)を知らずに撮影。結果夜景の写真は全て暗くなってしまった。夜景の撮影が少なかったのが不幸中の幸い。

2:北海道・東北地方は予想以上に寒かった

少なくとも関東よりは寒い事は承知していたが、夜間は想定外の冬のような寒さだった。毛布などの防寒装備を用意するべきだった。

3:入浴施設を探すのに苦労した

入浴施設を探すのに街中をうろうろ走り回り、道に迷ったりして時間をロスする事がしばしばあった。しかし旅行計画の段階で、走行経路の周辺にある入浴施設を日本全国分調べるのは無理があるし、まぁこれは仕方ないか。カーナビがあれば入浴施設を検索して、割と簡単に見つけることが出来たと思う。やはりカーナビはあった方がいい。

4:運転中眠くなることが多かった

寝心地が悪く不規則な生活が続く車中泊の旅なので、普段よりも運転中に眠くなるのは当然と言えば当然かも知れないが、運転中の睡魔は大事故への誘い。少しでも眠気を感じたらすぐに車を停め、休憩しなければならない。しかしいざ運転中に眠くなると、まともに思考が働かない事も。今後車中泊の旅をする上で最も改善が必要な課題の1つ。

4:何よりも旅行期間が短かった

これは本当に仕方がない。初めての失業、しかも再就職先が決まっていない状態での長期旅行。先の見えない状況で旅行を何ヶ月も続ける心の余裕は無く、日本一周旅行にしてはかなり短い1ヵ月という期間を設定するのが精一杯だった。ただ、当時は車の運転は好きでも旅行そのものには興味が無く、各地の観光云々よりもとにかく日本一周走り切りたいという思いが強かった。なので観光はついで程度の感覚で、雨天の場合は観光をキャンセルして先へ先へと進む事を優先して走り続けた結果、設定期間内に日本一周することができた。

 

とまぁ、いろいろな事があったけど本当に最高の旅だった。人生最高の旅で一番の思い出になったと思う。またこんな旅がしたいっ!次に長期車中泊旅行をするチャンスができたら、日本一周の旅の中で最も自然の景色が素晴らしかった北海道を、2週間くらいかけてじっくり旅がしたいと思った。そしてその想いは3年後の「北海道一周14間の旅」の実現に繋がるのであった。

おわり。