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アレイからすこじま

呉基地前の通りの歩道の一角が、「アレイからすこじま」という公園になっている。国内で唯一現役の潜水艦を間近で見られるという場所。基地内に係留する複数の艦船を眺めることもできるが、少々離れている。やはり艦船見学を満喫するなら護衛艦見学に参加したほうがいい。レンガ色ブロックの敷かれた歩道の向かいには旧海軍のレンガ倉庫が並ぶ。

歩道が公園になっている

公園の向かいにはレンガ倉庫が並ぶ

桟橋に係留中の潜水艦

すぐ側に艦船も

基地に係留するたくさんの艦船が見られる

 

串山公園

アレイからすこじまから徒歩2、3分のところにある公園。高台になっている公園からは呉基地や周囲の景色を眺めることができる。桜の名所でもあるらしい。

公園山頂

山頂からの眺め

山頂から基地の様子はほとんど見えない

製鋼所はよく見える

公園山頂が見晴台になってはいるが、周囲の木々に景色の大部分が遮られ呉基地の様子もほとんど見えず。呉基地の南隣にある大規模な製鋼所の様子しか見えない状態だった。もう少し景色の開けた場所は無いかと公園内を散策すると、コンクリート造の防空監視所(トーチカ)を発見。

公園内を散策

防空監視所

そして木々の隙間から基地の様子をそこそこ眺望できる場所を発見。ただ、山頂よりも低い場所で、護衛艦見学で乗艦したうみぎりは構内建物の後ろに隠れほとんど見えず。それにしても、基地から離れた場所の木陰から艦船にカメラを向けていると、何だか諜報活動をしているような気分になってくる。警察官や自衛官に見つかったら後ろから肩を叩かれるに違いない。

基地の様子が見られる

 

歴史の見える丘

アレイからすこじまから道なりに1.5kmほど北東へ進んだろころにあり、戦艦大和が建造されたドックの上屋が見られる高台。丘には大和の進水日を記念した塔などがある。

噫(ああ)戦艦大和之塔

噫戦艦大和之塔

噫戦艦大和之塔は、1969年の第30回大和進水日(8月8日)を記念して建てられたもの。塔は大和の艦橋をかたどっていて、戦艦大和の砲弾と、大和と同じ工場で建造された戦艦長門の砲弾が置かれている。

戦艦長門の砲弾

戦艦大和の砲弾

歴史の見える丘からの眺め

歴史の見える丘からの眺め

噫戦艦大和之塔が建つ敷地内から大和が建造されたドックの上屋が見えるが、丘の前に架かる歩道橋からの方が眺めがいい。丘には噫戦艦大和之塔以外に、旧呉海軍ドックの壁石を使ってドックの階段を再現した記念碑や、旧呉海軍工廠礎石を集めて建てた記念塔などがある。

造船船渠(せんきょ)記念碑

旧呉海軍工廠礎石記念塔

国道をまたぐ歩道橋の上からは、戦艦大和が建造されたドックの上屋と目の前の造船所を一望。大和建造のドックは地面が埋め立てられているが、上屋の骨組みは当時のままらしい。

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上屋の骨組みは当時のまま

現在のドック