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その後のサイクリング

ロードバイク購入から5年が経ち、走行距離は6500kmを超え、関心のあるサイクリングコースは走り尽くし、そしてだいぶサイクリングに飽きて… そんな訳で、2020年末でロードバイクでのサイクリングは一段落した気分に。それでも身体を動かす趣味をひとつは持ち続けたいので、今後もサイクリング趣味は継続したいところ。年に数回でもいいので、週末の晴れた日に気が向いたらサイクリングへ出掛けるようにしたい。

 

久しぶりのサイクリング、強風で心が折れる(2021年2月)

毎度の冬の出不精で12月からサイクリングに出掛けなくなり、そろそろ身体を動かさないとマズイと思い始めた2月下旬に、約3ヶ月振りのサイクリングを実行。週末に最高気温が20℃となる予報が出たので、この日を逃す手はないと思った。ただ、花粉の飛散量がかなり多いとの予報も出ていて、花粉症の自分としては大きな不安を抱えての外出。3ヶ月サイクリングをしていない=3ヶ月運動をしていないという事で、確実に身体は鈍っているはずだが、100kmは走りたい気分だったのでしまなみ海道へ。尾道の向島〜今治の四国本土までの往復が無理だと思ったら途中でUターンすればいいので問題無い。

いつものサイクリングコースを走る

向島の因島大橋下にある無料駐車場に8:00に到着したが、すでに満車直前でギリギリセーフの駐車。真冬に入ってから久しぶりの外出日和という事で、サイクリストの他にジョギングやウォーキングをする人の姿も多い。コロナ禍で人が密集する街や観光地を避ける傾向にあるので、その影響もあってしまなみ海道のような場所に人が集まるのかも知れない。

トップチューブバッグを購入

三角お握りが3個入る

年末に「トップチューブバッグ」を購入してロードバイクに装着し、2021年最初のサイクリングとなる今回やっと出番が来た。容量的にはコンビニの三角お握りがちょうど3個入る大きさで、補給食の携行に役立つアイテム。これまでにトップチューブバッグの購入は何度か検討したが、ロードバイクの見た目が悪くなりそうだし、容量が小さくて大して物が入らなそうだし、左右にグラグラ動いて安定感がイマイチそうな気がして購入に至らなかった。今回たまたまデザイン・容量・安定感が良さそうなトップチューブバッグをAmazonで見つけ、試しに購入したところ期待以上の商品だった。スポーティーなデザインと質感でカッコよく、バッグを装着することで愛車のロードバイクの存在感が増した。補給食を入れるのに容量も十分で、3点ベルクロでしっかりフレームに固定されるのでグラグラ動く事も無い。これまで大き目のフロントバッグと、ハンドルとステムの角に付けるバッグを装着していた事があるが、どちらも見た目がイマイチで短期間の使用で外してしまった。このトップチューブバッグはルックスも実用性も高いので長く使えそうだ。

向かい風と横風に苦戦

橋の上は特に風が強い

花粉の飛散量を心配していたが鼻の調子は良好。ただ、強い風が出ていたのは想定外だった。しかも進行方向に対して向かい風や横風ばかりで体力を消耗。タダでさえ冬の出不精で身体が鈍っている状態だというのに…実は仕事が4ヶ月ほど激務が続いていて、仕事疲れも溜まっている状態なので尚更にしんどい。という事で、サイクリングスタートから往路の半分も進んでいない時点で、四国本土まで渡るのはかなり厳しい道のりになると確信。何処かでUターンしようかと考え始める。

大三島の多々羅大橋たもとにあるサイクリストの聖地碑

強風に邪魔されながらもペダルを漕ぎ続けて大三島に入り、しまなみ縦断コースのほぼ中間地点にあるサイクリストの聖地碑に寄り道。何度もしまなみサイクリングをしていても、このサイクリストの聖地碑へは毎回立ち寄りたくなる。風の影響で予想よりも進み具合が悪く、この調子で四国本土までの往復をするのは体力的にも時間的にも厳しいと判断し断念。久しぶりのサイクリングなのであまり無理はしたくないし、コロナ禍による引き篭もり需要の影響で仕事の繁忙状態が続いているので、休日にあまり疲れたくないのである。

しまなみ往復は断念したがサイクリストの聖地碑で引き返すには少々物足りないので、代わりに大三島を時計回りに一周する事に。前回大三島を一周したのはだいぶ前で、外周コースの走行距離や坂道の具合は覚えていないが、まぁ何とかなるだろうと。しかしその考えは甘かった。

大三島一周にコース変更

大三島の外周路を走る

思った以上に上り坂が多い

しまなみ縦断コースを外れて大三島南岸沿いの道路に入ると、海側からこれまで以上に強い風が吹いていて身体への負荷は増大。花粉の飛散量がかなり多いという事は、つまり風が強いという事でもあったのか、そこまで考えが回らなかった。相変わらず進行方向に対して向かい風か横風で、時折吹く爆風に心が負けそうになる。快晴で綺麗な海岸風景が視界に広がっているが、強風と戦いながらペダルを漕ぐのに必死でそれどころではない。しかも思った以上に大三島の外周路は坂道が多い。やっぱりサイクリストの聖地碑で引き返すべきだったと後悔し始める。

大三島南岸沿いは強風

トンネルに入っても強い向かい風…

やがて長いトンネルに差し掛かる。トンネル内なら強風をしのげると思ったが、トンネル内も向かい風が吹き続けていた。しかも寒い。そしてトンネルを抜けた先の長い上り坂と吹き続ける強風にとうとう心が折れ、坂の手前にある砂浜海岸で休憩。お腹も空いたのでここでトップチューブバッグに入れたコンビニお握りを食べる。

<< SCROLL    大三島南岸にある砂浜海岸から パノラマ写真180°    SCROLL >>

スマホで大三島一周の距離を調べたところ40kmちょいだったが、googleマップで現在地を確認するとまだ1/3ほどしか走っていない。この先も強風に晒されながら大三島一周を続行する自信は無く、ここで引き返そうかと悩む。しかし今回のサイクリングは100km以上走るという目標もあり、ここで引き返したら90kmくらいにしかならないので、悩みに悩んだ末もう少し頑張ってみる事にした。風なんかにこれ以上予定を狂わされたくないのである。

気分良く走れるのは下り坂だけ…

上り坂で向かい風は最悪だ…

強風と上り坂に何度もくじけそうになり、その度にやっぱり引き返そうかと考え、それでも負けずに何とかペダルを漕ぎ続け… 快適な気温と青空の下で楽しいサイクリングになるハズが、完全に自分との戦いのサイクリングになってしまった。もう本当に風も坂も嫌いだっ!

サイクリストの聖地碑から大三島の外周路を、時計回りに東岸→南岸→西岸と約半周走ったところで、大山祇神社に立ち寄りトイレ休憩。大山祇神社の前には大三島を東西に横切る道路があり、場合によってはこの道路を通過して北側の外周路をショートカットしようと考えていた。で、結構疲れて残り半周する体力も気力も無いのでショートカット実行。初めて通る道路なのでどんな道のりか心配したが、急勾配な坂も無く約4.5km走って大三島東岸へ出る。内陸部は海からの風が無いので助かった。

大山祇神社でトイレ休憩

大三島を東西に横切る道路を走る

もう当分行かないよ

再びサイクリストの聖地碑に寄って大三島半周完了。復路に備え十分な休憩を取りつつ、サイクリストの聖地碑で写真撮影を楽しむ。

再びサイクリストの聖地碑へ

写真撮影を楽しむ

このアングルもなかなかいい

四国本土までの往復は叶わず、代替の大三島一周も出来ず、それなのに強風と坂道でクタクタになり… 随分と消化不良なサイクリングになってしまった。まぁ十分身体を動かして運動した事にはなったし、久しぶりのサイクリングでリフレッシュできたので良しとしよう。走行距離の目標100kmは何とか達成できたし。ともあれ、しまなみ海道サイクリングは当分いいかなと思った。もう何度も走っているのでいい加減飽きた。いや、毎回そう思っても結局定期的に走っているか。

走行距離

今回の苦しいサイクリングを経て、初めてeバイク(電動アシスト付きのスポーツサイクル)が欲しいと思ってしまった。近年eバイクが流行り出し、ロードバイクタイプやミニベロタイプなど車種も豊富に出揃い始めた。eバイクならロングライドや山登りをより気軽に楽しむことが出来るし、新たなサイクリングの楽しみ方が出来ていいと思った。そのうち本当にeバイクを買うかもしれない。

 

激務と週末の雨天でサイクリングできず(2021年3月)

世間ではコロナ禍で不況が叫ばれる中、引き篭り需要の影響もあって2020年10月から仕事が非常に忙しくなる。冬場の出不精に加えて激務で溜まる一方の疲労により、例年以上に冬場のサイクリング意欲は低下。さらに週末の天気が曇りか雨ばかりで、余計にサイクリングへ出掛ける機会をつくれず、週末は自宅に引き篭りがちとなりストレスを発散することも出来ず。そして3月半ばには激務が祟って体調を崩し、仕事を2日間休む事にも。2月から月に一度はサイクリングへ出掛けようと決めていたが、結局3月は一度もロードバイクにまたがる事は無かった。

部屋の置物になりつつあるロードバイク

1年前の春には愛媛県上島町にある岩城島へサイクリングに出掛け、桜の名所である積善山に登り「三千本桜」を満喫した。今年もサイクリングで桜を見に行こうと思い、広島県三原市にある桜の名所の竜王山と筆影山へ登ろうとしていたが、激務による疲労と恵まれない週末の天気(主に仕事の関係で日曜日しか時間を取れなかった)、更には例年よりも多い黄砂による酷い視界不良のせいで、桜の見頃に出掛けることが出来ず。本当にツイてない。今年見た満開の桜と言えば、自宅の窓から見える桜と会社敷地内の桜くらい。2021年の桜の季節は何も無い季節だった。

自宅の窓からの眺め

サイクリングで桜を楽しみたかった

 

42歳のにわかロード乗り、100km以上は走りたくなくなる(2021年4月)

3月は一度もサイクリングに行けなかったので4月こそ走りに行こうと、仕事と身体の疲労具合と天気の兼ね合いがやっとついた週末に実行。ただ、激務による疲労が身体に残っているという問題があり、100km前後のロングライドをする自信は無いのでのんびりポタリングがしたい。という事で、近場で走行距離の調整もし易いサイクリングコースのとびしま海道へ。

ロードバイクでのんびり走ってもいいじゃないか

これまでに何度も走ってきたとびしま海道なので、お決まりのコースをマイペースで走るだけでは面白くない。なので普段は立ち寄らない場所へも行ってみようという事になり、まずは豊島にあるループ橋へ。豊浜市民センターの裏手にあり、サイクリングコースを示すブルーラインが引かれた海岸沿いの道路からは見えないので、普段のサイクリングでは立ち寄る事が無かった。記憶の限りサイクリングでこのループ橋を訪れたのは、2018年4月に参加したサイクリングイベント「春吉ライド2018」の時の一度だけ。イベント中に立ち寄って写真を撮れば記念品がもらえる”エクストラポイント”になっていた。

住宅地にある小さなループ橋

車1台が通れる幅しかない

住宅地にあるなんて珍しいと思う

ループ橋の上からの眺め

この日は少々強い風が出ていて、平地でもペダルを重くする向かい風に煩わしさを感じつつのサイクリング。更に体力が低下している中でのサイクリングという事で、いつもの上り坂がいつもよりもしんどい。それでも文句無しの快晴と好視界に恵まれ気分は上昇。絶好のサイクリング日和。

架橋記念公園に咲く花

次の寄り道は、大崎下島に架かる平羅橋の前にある架橋記念公園。公園と言っても芝生の広がるだけの広場で何も無く、普段は完全に素通りしているが、桜が咲いているように見えたので立ち寄る。が、残念ながら桜ではなかった。この花は梅?桃?花に無知なのでよく分からないが、きれいに咲いているのでとりあえず記念写真を撮っておく。サイクリング開始から走行距離はまだ30km弱だが、早くも空腹になったので公園内のベンチに腰掛けて補給食を食べる。

あの日見た花の名前を僕はまだ知らない。

補給食はいつも通りコンビニお握り

今回のサイクリングではとびしま海道突端の岡村島までは行かず。理由は何となく面倒くさいから。ゆるポタ(ゆるいポタリング)なのでそんなノリでいい。代わりに大崎下島の御手洗町並み保存地区を軽く散策。そしてまだ桜が咲いている場所を発見。ある程度散ってはいるものの、印象的な寺の石垣の上に咲いているロケーションも相まって十分絵になる風景。すっかり諦めていた桜が見られて気分は更に上昇。

大長港は自分にとって懐かしい場所

御手洗(みたらい)の御手洗(おてあらい)

御手洗町並み保存地区に入る

嬉しい事に桜が見られた

町並み保存地区の裏手にある歴史の見える丘公園にも寄り道。ここは何度も訪れている定番の展望スポット。周囲の景色を一望でき、町並み保存地区の家並みや防波堤に建つ高灯籠も見下ろせる。長い激坂を上らなければいけないので元々は避けていた場所だったが、ヒルクライムに目覚めてからは毎回立ち寄っている。町並み保存地区の高灯篭を見下ろせる場所には半分ほど散った桜の木があった。散りかけでも桜のある風景はやはり絵になる。

歴史の見える丘公園展望台から

防波堤に建つ高灯篭を見下ろす

町並み保存地区でサイクリングコースを折り返し、大長港のある大長地区の町に入ったところで、道路の真ん中に腰を下ろして日向ぼっこをしている猫発見。近づいても逃げないので写真を撮ろうとカメラを取り出すと、猫は鳴き声を出しながら自分の周りをウロウロ歩き回るので、なかなか落ち着いて写真を撮れない。それから自転車の前輪の前を何度も行ったり来たり繰り返す謎の行動。何だか気になる猫だが観察もほどほどに切り上げ、住宅地の奥へと進む。

大長の猫!

謎の行動をする猫

昔ながらの雑貨店

神社の参道に咲いていた花

車がギリギリ1台通れる幅しかない細路地を奥へ奥へと進んで行き、やがて住宅地を抜けて上り坂が続く。この坂道がもの凄い急勾配の激坂で、あまりにも辛くて途中から自転車を押して歩く。歩きでも厳しいくらいの激坂。ここで前回の強風サイクリングに続いて再びeバイクへの関心が高まる。少々辛い思いをしてでも、自身の人力のみで走り切るからこそ達成感や満足感を得られるのは間違いない。しかしあまり疲れると翌日の仕事にも響くし、上り坂に対して消極的になっては十分にサイクリングを楽しめない。上り坂の多いコースやロングライドをもっと気軽に楽しめるよう、eバイクの購入を真剣に考えるようになり始めた今日この頃。

住宅地の細路地を進む

住宅地を抜けて激坂を上る

厳しい坂道を上り切って山の中腹に延びる細道に入ると、瓦屋根の家々が山あいにひしめく大長地区の町並みを一望。基本的に農作業者しか利用しないようなマイナーな山道だが、絶好の展望スポットだった。山道からの風景を楽しみながらのんびりとペダルを漕ぐ。あぁ、こういうポタリングが本来自分に向いたサイクリングスタイルだったなと、思い出した。

大長地区の町を眺める

マイナーな山道を進む

山道から大長港周辺を見下ろす

山の中腹に続く細道はやがて下り坂になり、ループした道に差し掛かる。先に立ち寄った豊島のループ橋と同じく、ここも春吉ライド2018のエクストラポイントになっていて立ち寄った場所。イベントでは「ループ橋」という扱いになっていたが、実際は1箇所立体交差があるだけの「ループ道路」。ちなみに、大崎下島にはもうひとつちゃんとしたループ橋がある。ついでにそちらの方にも寄り道しておけばよかった。

山道から眺める中の瀬戸大橋と岡村大橋

ループした道路を下りる

サイクリングをスタートしてからここまでの走行距離は約40km。非常に険しい激坂を1箇所上っているとは言え、景色を楽しみながらのマイペースなポタリングにも関わらず疲労が出始める。激務による疲労が影響しているのは間違いないが、100kmを超えるようなサイクリングをするには体力があまりにも不足している現状。今思えば、往復140kmのしまなみ海道をよくも飽きずに何度も走ったものだなと、貧脚サイクリストのにわかロード乗りにしては沢山走ってきたなと、これまでの自分に感心してしまう。

約25kmある復路は寄り道せずに走るつもりでいたが、豊島を走行中に公園に咲く桜が目に留まり立ち寄る。L字型に4本の桜の木が生えていて、どれもまだ沢山の花びらをつけていた。風の影響を受けずに散るのが遅れたのだろうか。ともあれ、サイクリング終盤で見頃の桜を見ることが出来て大満足。3月の満開の時期にサイクリングに行き損ねて非常に残念な思いをしただけに、この桜を見てだいぶ救われた気分になった。

豊島で見頃の桜を発見!

まだほとんど散っていない様子

桜と愛車のロードバイクと

豊島の桜を満喫した後は往路と同じコースを淡々と走り続ける。復路が往路と同じだと正直あまり面白くない。復路はだいたい疲れているので余計に面白くない。基本的に「戻る」という行為は面白いものではないので仕方ない。そういう点では島を一周するコースの方が「復路の戻り」が無いので気分的には楽に走れる。とびしま海道も全島一周しつつの往復をすれば、同じ道を走るのは島と島を繋ぐ橋とその上り下りだけで済むが、それだと走行距離は約100kmになる。

松濤園裏手の遊歩道

安芸灘大橋料金所にも桜が咲いていた

下蒲刈島まで戻ったところで、松濤園(しょうとうえん)の裏手に延びる遊歩道に入る。9:00前に往路で通った時は海側が影になっていたが、復路で15:00に再び寄った時は期待通り海側が日向になっていた。真っ直ぐに延びる石畳の遊歩道とその先に架かる蒲刈大橋の構図が印象的で、何気に好きな風景。

走行距離

とびしま海道最短往復(大崎下島まで)+ちょいちょい寄り道サイクリングの走行距離は65kmという結果に。仕事の疲れが残っていたとは言え、終始のんびりペースのポタリングでもそれなりに疲れてしまった。正直なところ、今後100kmを超えるようなサイクリングをするのは厳しいかなと思った。130〜140kmあるしまなみ海道往復サイクリングは、よほど元気があって力が有り余っている時でないともう無理な気がする。年中運動不足の42歳貧脚ロード乗りに限界が見え始めた。

 

小豆島サイクリング、激坂と山道を避けても足がつる(2021年5月)

自宅から近場の定番サイクリングコースと言えば、とびしま海道・しまなみ海道・ゆめしま海道・大崎上島…というような感じ。で、自宅からもっと近ければ間違いなく定番コースになっていたのが、愛媛県にある小豆島。離島独特ののんびりとした雰囲気が気に入っている。小豆島の初訪問は2013年4月に行なった車中泊旅行で、サイクリングでは2016年10月と2020年6月の2度訪れている。日ごろの激務で溜まった心身の疲労をリフレッシュするため、いつもの定番コース以外の場所をサイクリングしたくなり、いつもより足を延ばして小豆島サイクリングをする事にした。

東広島市の自宅から小豆島までの道のりは、高速道路を利用して車で新岡山港まで約2時間、それからフェリーで小豆島の土庄港まで70分の乗船。フェリー乗船までの待ち時間等も入れると、自宅を出て小豆島へ上陸するまでに3時間半〜4時間掛かる。で、サイクリングに十分時間を充てられるよう朝一のフェリーに乗船するには、深夜3:30頃には自宅を出る必要がある。なので普段よく走っているしまなみ海道やとびしま海道のように、気軽に日帰りで出掛けられる場所ではないのが大きなネック。小豆島が自宅からもっと近ければいいのになぁと毎回思う。

新岡山港6:20発のフェリーに乗船

小豆島の西にある土庄港からサイクリングスタート

自宅を出てから一般道も高速道路も終始流れは良く、5:45分に新岡山港に到着。車は有料駐車場に停めて、予定通り朝一の6:20発小豆島行きのフェリーに乗船。船内では終始仮眠を取り、7:30に小豆島の西にある土庄港に到着してサイクリングスタート。天気は文句無しの快晴に恵まれ気分上々。

小豆島初サイクリングでは島の輪郭をたどるようにぐるっと一周して、2度目のサイクリングでは島の山間部を縦断する山道を走っている。3度目の今回は激務による疲れが残っている事もあり、山道や激坂を避けた”マメイチショートコース”(自転車で小豆島一周する事をマメイチと言う!)を設定。でも折角早起きしてはるばる小豆島まで行くのだから、出来れば山間部も走り小豆島の最高峰から景色を一望したい。2度目のサイクリングでは曇天に見舞われ景色を楽しむことが出来なかったので、そのリベンジを果たしたいとも考えていた。しかしそれは無理だという事も始めから分かっていた…

世界一狭いという土庄海峡は工事中?だった

まずは土庄港の近くにある「迷路のまち」に寄り道。狭い路地が迷路のように張り巡らされた住宅密集地。その中にあるお寺の横を通る細道に撮影スポットがあり、愛車のロードバイクを入れて写真撮影をしておきたかった。石積みの塀が続く細路地と朱色の三重塔が見える町角風景。なかなか風情があっていい。時間的に日陰になっていたのが残念。

迷路のまちにある西光寺

ここからの写真を撮りたかった

迷路のまちを訪れるのは小豆島初訪問の車中泊旅行以来なので8年振り。当時立ち寄った観光案内所があった場所は更地になっていた。町の至るところで見かけたブイでつくった顔も少なくなった気がする。8年前と比べたら観光地としての活気が薄れてしまったように感じた。時の流れとは無常である。。

迷路のまち名物?のブイでつくった顔

日焼け避けのフェイスマスク装着

西北側の海沿いの道路に出て時計回りにマメイチスタート。そして北岸沿いの道路に回り込み東へ向けて進んで行く。雲ひとつ無い抜けるような青空と好視界で最高に気分がいい。景色を楽しみながらマイペースでポタリングをするのに絶好の天気とロケーション。日帰りサイクリングには少々遠くても小豆島まで足を延ばして正解だった。

快晴下のサイクリングは気持ちがいい

大阪城残石記念公園前

小豆島北岸の中間辺りに大阪城残石記念公園がある。小豆島は採石場がたくさんある「石の島」。戦国時代の終わりに大阪城を修築する際に切り出された石が残っているらしいが、2016年にマメイチをした時は素通りで、今回もやっぱり公園内には立ち寄らず。基本的に石には興味がありません。ただ、公園の前やその先の道路沿いに置かれた絵の描かれた石はなかなかいい。こういう道路沿いにあるちょっとしたオブジェやモニュメントを見落とさずに楽しめるのも、スピードが遅く何処でも停まれるサイクリングならでは。

小豆島北岸沿いの道路は車の交通量が少なく、急勾配の坂道も少なく、海岸に面した道路が多く景色もいいので、マメイチコースの中でも一番気持ちよくサイクリングを楽しめる区間。時折小さな町を通過するのも景色の変化の楽しみのひとつになる。それと今回のサイクリングで気付いたのが、所々で見かける道路沿いの真新しい展望所。2016年にマメイチした時には無かったと思われる展望所が複数箇所あった。ただ、どの展望所も特別いい眺めという訳ではなく、休憩スポットという感じ。いずれにせよ、サイクリストにとってはありがたい公共施設である事には違いない。

小さな町も通る

かなり古そうなお巡りさん発見

所々にある展望所

小豆島は海が綺麗

初めてのマメイチで印象に残った場所のひとつである、小豆島北岸の採石場沿いに延びる直線道路に入る。真っ直ぐ延びるアスファルト舗装の両脇に真っ白なガードレールと緑の木々が続いていて、何とも気持ちのいい道路。背景が雲ひとつ無い真っ青な空でより印象的な風景になっていた。道路脇の木々で海はほどんど見えないが、代わりに採石で削られた岩山の断崖が続く風景が見られる。

印象的な直線道路

採石で削られた岩山も印象的

小豆島は岩でてきている、きっと

小豆島東岸沿いもいい眺め

北岸沿いから東岸沿いの道路に回りこみ、南風台という高台で食事休憩。初マメイチの時もここでお握りを食べたのを覚えている。時間はまだ11:00だが、起床からは8時間も経っている。この日は夏日になると予報されていた通り、日差しが強く暑いので日陰で休憩したかったが、南風台には東屋などの日差しを避けられる屋根が無い。仕方なく日差しに照らされながらコンビニお握りを食べる。

この写真の撮影後に自転車が手前に倒れる…

砂利が敷き詰められた南風台にポツンと石のベンチがあり、その手前に「瀬戸内海国立公園 小豆島・南風台」と刻まれた石。このベンチで記念撮影してくださいと言わんばかりなので、ベンチに自転車を立てかけて写真撮影。その直後、南風台に強い風が吹き自転車が手前に転倒!そしてベンチ手前の石にフレームが直撃!!強風が吹くなんて想定外だったが、自転車を立てかける角度が浅過ぎたのも原因と思われ。不覚だった…

自転車を確認すると、シートステーに石の角がヒットした痕があり少し凹んでいて、塗装が剥がれて下地が剥き出しに。これは本当にイタイ… 凹みができるくらいなので相当な打撃だったと思われ。走行には支障のないレベルの凹みだったのが不幸中の幸いだ。カーボンフレームだったらクラックが入るか破断するかで走行不能になっていた可能性が高い。アルミフレームでよかった。

シトーステーが凹み塗装が剥がれる

フロントフォークに深いキズが入る

そしてもう1箇所、フロントフォークに深めのキズが入っていた。この自転車はフロントフォークのみカーボン製で、塗装がえぐれてカーボン地が僅かに見えていた。キズの周りにクラックが入っていないか目を皿にしてじっくり確認するも、破断の危険が及ぶようなキズは無いようで一安心。サイクリングを中断せざるを得ないような破損に至らず本当に良かった… 

立てかけた自転車を転倒させてしまった事は何度かあり、走行中の落車で自分もろとも吹っ飛んだ事も2度あるが、ここまで深いキズを負ったのは初めて。ロードバイク購入から5年半が経ち走行距離は7000km間近で、幾度の転倒・落車で全体的にキズだらけなので大してショックも受けなかったが、これが購入から浅い時期だったら自転車以上に心が凹んでいたに違いない。こういう不慮のアクシデントの事までを考えると、直接的な衝撃に弱いカーボンフレームの自転車は避けた方がいいなとも思った。ともあれ、とりあえず走行には支障が無いという事で気を取り直す。

前回マメイチをした時は知らなかったが、高台にある南風台から下りた海岸に城ヶ島という小さな島があり、干潮時にだけ姿を現す「希望の道」がある。南風台の片隅に干潮時の希望の道の写真と、この日の干潮時間のメモが貼られているのに気付き、今回初めて知った。南風台からは城ヶ島の一部が見えるが、希望の道がある海岸は木々に隠れて見えない。で、14:40の干潮時間までは3時間半あるので希望の道を渡る事はできないが、折角なので自分の目で見ておこうと案内表示に従って徒歩で海岸へ下りる。個人の手作りと思われる案内表示は数メートル置きにしつこいくらい設置されている。よほど希望の道へ案内したいらしい。案内表示の設置と写真と干潮時間のメモを貼っている人は同一人物で、この辺りの土地の持ち主に違いないと勝手に想像。

毎日メモを貼り換えてるのかな

案内表示に従って南風台から下りていく

途中から足場の悪い斜面になる

希望の道と城ヶ島

草木の生い茂った足場の悪い斜面を下りて行き、海岸に出て視界が開けると同時に目の前に城ヶ島が姿を現す。そして海岸と城ヶ島の間に延びる海水に浸かった希望の道。これはなかなか絵になる風景だ。南風台のメモには満潮も美しいと書いてあったが、干潮時よりも海水に沈んでいる時の方が美しい風景なのではないかと思った。まさかこんな絶景が見られるとは思わなかったので、不慮の自転車転倒で下がった気分は一気に回復。ちなみに左の写真は、希望の道と城ヶ島が見られるギリギリ後ろまで下がって撮影している。焦点距離が広角24mm相当のカメラではこれが限界。

小豆島西南岸には「エンジェルロード」という同じく干潮時に姿を現す道があり、そちらの方が圧倒的に有名で小豆島を代表する観光スポットになっている。希望の道がある小豆島東岸側にはめぼしい観光スポットが無く、代表的な観光スポットは南側に集中している事もあり、希望の道の存在はほとんど知られていないと思われ。それでもエンジェルロードに勝るとも劣らない景勝地だと思う。写真や干潮時間のメモを南風台に貼ったり、案内表示をいくつも設置して、観光客を希望の道へ導こうとしている事にも納得。

絶景見られて気分上昇!

足つった…

南風台から走り出して直ぐ、やや急勾配の坂道を上っている途中で両足の内ももの膝上が痛み出す。そしてペダルを漕ぐのを止めて地面に足を着くと同時に、患部の筋肉がつって激痛に。まだ40kmしか走っていないのに一体どうした事か、これまでにこんな短距離で足をつった事など無いし、100kmを超えるロングライドでもサイクリング中につった事は1、2度しか無かったと思う。自分が思っていた以上に激務で身体が弱っている事に、南風台での自転車転倒以上のショックを受ける。1ヶ月前のとびしま海道サイクリングでも体力不足を痛感したが、尚更に100km以上のサイクリングをする自信が無くなった。通年運動不足アラフォーの限界を感じた。

という事で、山道や激坂を走るなど到底無理なコンディションだとハッキリしたので、当初の予定通りマメイチショートコースに留める事に。小豆島の南には半島状に突き出た陸地が2カ所あるが、今回その2ヵ所は通らずショートカット。当然島の内陸部を通る山道にも入らない。日頃のストレスを発散させるためのサイクリングでもあるので、無理せずマイペースなポタリングを楽しみたいのだ。

橘トンネルを通って島の東から南へと回り込む

小豆島の南側を西へ向けて進む

南風台から約2km先にある橘トンネルの上を横切る道を行けば、小豆島東南端にある半島状の陸地に入る。ただ、木々に覆われ外の景色がほとんど見えない細道が続くので面白くなく、突端にある小豆島大角鼻灯台は期待外れなロケーションだった事を前回のマメイチで知っているので、身体のコンディションに関わらず初めから今回の小豆島サイクリングではスルーつもりでいた。なので橘トンネルを通って小豆島の南を東西に延びる道路を進む。

マルキン醤油にある売店

しょうゆソフトを食べる

途中ちょっと道を外れてマルキン醤油に寄り道。醤油工場が並ぶ通りは濃いしょうゆの匂いが漂っていて、訪れる度に凄い匂いだなと思う。マルキン醤油に立ち寄った目的は、売店で売られているしょうゆソフトを食べるため。ただ自転車を漕いで景色を楽しむだけもいいが、ご当地グルメ的な事もやっておきたい。それとついでに、売店のしょうゆソフトの看板は更に劣化が進んだのか確認しようと(訪れる度に劣化が進んでいた)密かに楽しみにしていた。しかし看板は無くなっていて、代わりにソフトクリームの特大POPが置かれていた。まぁどうでもいい事なのだがちょっと残念だ。ちなみに、売店の向かいにあるマルキン記念館にしょうゆソフトを持って入館してはいけない。

2013年4月 → 2016年10月 → 2020年6月 → 2021年5月

マルキン記念館の案内板

引き続き西へ向けて進む。小豆島は南に街が集中していて、街の中は大抵道路の路肩が狭く車の交通量は非常に多いので、車道の端を自転車で走るのは結構なストレス。車の邪魔にならないようにギリギリまで端に寄って走行しないといけないし、それでも自分の真横をかすめるように車が次々と追い越して行く。なのでちょくちょく歩道に入って走行。路肩の狭い市街地の道路は本当にイヤ。

小豆島南岸は気分よく走れる場所が少ない

マルキン醤油の次に立ち寄ったのは小豆島オリーブ公園。公園内にあるギリシャ風車の風景写真を、愛車のロードバイクを入れて撮りたかった。1年前の小豆島サイクリングでも立ち寄っているが、その時は曇り空で景色が全く映えず残念な思いをしたので、快晴に恵まれた今回リベンジを果たす。期待通り青空と青い海を背景にした白亜の風車がある風景はとても絵になり、曇天模様の1年前とはまるで印象が違う。やはりサイクリングも旅行も快晴である事が最重要事項だ。1年前は小豆島に着いた時は青空が広がっていたが、あっという間に曇天になってしまい本当にガッカリしたし、今回は夕方以降曇りになる予報だったので、空模様の変化を心配していた。ここまで快晴がもってくれて本当によかった。

小豆島オリーブ公園のギリシャ風車

白亜の風車が真っ青な背景に映える

オリーブ公園前の交差点から小豆島南岸の中央にある三都半島に入る道路が延びているが、坂道が多く難所的な激坂もあるのでここもスルー。引き続き西へ向けて道路を進む。走行距離は50kmを超えたばかりだが、すでに脚もスタミナも余裕が無くなってお疲れモード。路肩の狭い車道を走る気力も無く、車の邪魔にならないよう歩道をノロノロと走行。本当にどうしてしまったのかと思うほどに疲れるのが早い。激務がかなり影響しているのか、それともあと少しで43歳という年齢の限界なのか。ともあれ、サイクリングのために体を鍛える気は全く無いので、このままだとロングライドをするのは本当に難しくなる。やはりeバイク購入か?

エンジェルロードと中余島

中余島側から弁天島を見る

小豆島の代表的観光スポットであるエンジェルロードに13:50到着。先に立ち寄った希望の道と同じく、干潮時にだけ本土と離島を繋ぐ道。こちらは干潮になっていて、本土とくっついている弁天島(元は離島だったが埋め立てられて本土にくっついたらしい)とその向かいにある中余島まで砂浜の道が姿を現していた。中余島の先には小余島と大余島があり、干潮時には弁天島から数えて4つの島が全て繋がる。但し、中余島から先は私有地であり崖崩れ等の危険もあるので立入禁止。エンジェルロードを歩いて行けるのは中余島の目の前まで。

弁天島にある約束の丘展望台

苦手な手持ち自撮りをしてみる

弁天島の上には「約束の丘展望台」というエンジェルロードの展望スポットがある。ただ、干潮時にハッキリと姿を現したエンジェルロードは魅力的な眺めとは言えなかった。干満差で姿を見せるこの手の砂浜の道は、先に立ち寄った希望の道のように海面下から姿を見せている方が絵になる。という事で、満潮だった初訪問時の写真をついでに掲載。

2013年4月に車中泊旅行で訪れた時のエンジェルロード

この猫1年前にも見かけた

弁天島の側には数人にカメラやスマホを向けられた猫が。接写レベルにカメラを近付けても全く動じない。1年前にもほぼ同じ場所でこの猫を見かけたのを思い出した。エンジェルロードの名物猫なのかも知れない。それと駐車場にある公衆トイレの隣に、天使の羽が生えたカワイイ郵便ポストがあった。これは今回初めて気付いた。なかなか小洒落た事してくれるじゃないか。

羽がカワイイ「天使のポスト」

自分も大好きです小豆島

エンジェルロードがサイクリングの最終目的地だったが、観光を終えたのは14:00過ぎで予定よりもだいぶ早まった。身体に余裕があればもっと走るつもりだったので、予定では土庄港17:00発のフェリーで帰るつもりでいたが、出航時刻が一番近い15:40発のフェリーに乗船する事に。それでも約1時間半余ってしまい、そしてエンジェルロードから土庄港までは直ぐという距離。なのでその間にある迷路のまちを再訪してみるも、西光寺の三重塔が建つ高台に上がって周囲の景色を眺めて、細路地を少しフラフラ走っただけ。特にこれと言ってする事は無かった。結局フェリー出航の1時間前に土庄港に帰着。

時間潰しに西光寺へ

三重塔の高台から迷路のまちを見下ろす

ホント小豆島はキラリ光ってる

土庄港に帰着

走行時間

走行距離

マメイチショートコースに掛かった時間は約7時間。そのうち走行時間は4時間で、走行距離は70km弱という結果に。本当は100km走って積算距離7000kmを達成したかったが、残念ながら今回のサイクリングでは達成ならず。天気には恵まれていい景色を楽しみながらのサイクリングではあったが、疲労により思うように走れなかった点は残念だった。

積算距離

今回は起床時と帰宅後に体重測定を実施。2年前の夏に体重が71.5kgまで増加して危機感を覚え、以降は定期的なサイクリングと食事量の調整で大体68kg±1kgを維持いていた。しかし半年前から仕事が忙しくなり、サイクリングの回数は減って晩酌の頻度は増え、たまに体重を量ると大体69〜70kgの間。まぁ、年齢やライフスタイルを考えれば70kgは適正体重だと思うけど、多分…

起床時の体重

帰宅後の体重

起床時の測定値は70.4kgと、予想通り70kgを超えていた。で、今回は大して走れなかったので1kg落ちていればいい方かなと思いつつ、帰宅してシャワーを浴びた後に測定すると67.5kg。2.9kgも減量してるじゃないか!測定ミスかと思い再度量ってみても同じ数値。1度のサイクリングで約3kgも落ちた事はこれまでに無い。一体何が起きたのだろうか。もしかしたら起床時の測定がミスっていたのかもしれない。デジタルヘルスメーターは測定精度が高くない印象あるし。まぁいずれにせよ、帰宅後の体重を量った後に晩酌でそれなりに飲み食いをして、その翌日の夜に再び体重を量ったら69.1kgになっていた訳だが。。結論としては、日頃から運動をするつもりが全く無いアラフォー野郎が体重を気にしても無駄な事だし、ある程度は自由に呑んで食ってストレス発散しないとやってられないっ、という事なのだ。よし、あまり体重は気にしない、でもさすがに72kgは超えたくない…

半年間の体重推移(年末の急上昇が酷い…)

南風台で角張った石の上に自転車が転倒し、塗装の剥離が目立つシートステーを後日補修。剥離した面積が広く塗装の厚みが結構あるので、車用の補修ペンで厚盛り塗装が容易にできそうなクレヨンタイプのものを購入。期待通りしっかり厚盛り塗装する事ができて、乾燥後にカッターナイフで丁寧に整形したらパッと見では分からなくなった。補修成功。

車用のタッチペン

パッと見では気付かれないと思う

ロード乗りにとって車体のキズは勲章!的な面もあるが、あまり目立つキズはかっこ悪いし、塗装剥離面から金属の腐食が起こる可能性もあるので、やはり補修しておいた方がいい。ともあれ、車体のあちこちについた大小さまざまなキズは本当に勲章のようなものだと思う。購入から5年半経って走行距離7000km間近となった愛車のロードバイク。運動不足のにわかロード乗りにしては本当によく走ってきたと思う。