旅行計画に関する資料を全て自宅に忘れて来てしまったため、計画時の記憶を頼りにスマホでGoogle検索とGoogleマップ、それとカーナビを利用して走行ルートや観光スポットを確認。今回は行程が割と単純だった事もあり、それでも何とかほぼ計画通りに進行することだできた。これまで30回以上車中泊旅行をしてきたが、こんなに重大な忘れ物をするのは初めて。何とか問題なく旅をする事ができたのである意味良い経験になったが、旅に大きな支障が出ていたら不完全燃焼で悔いの残る車中泊旅行になっていたに違いない。
今回の車中泊旅行の目的は、「小さな旅」の東京発と広島発の軌跡を繋げるという事を一番の目的にして計画を立てたため、やっつけ的な旅になってしまうのではないかと少し心配したが、実際は綺麗な海岸風景や奇岩や洞穴、以前から観光したいと思っていた伊根の舟屋、そして再訪したいと思っていた天橋立を快晴の下で観光する事ができ、とても充実した車中泊旅行となった。解体されてしまった余部橋梁は残念だったが。このHP内で何度も言っている事だが、いい風景・いい観光スポットを巡る旅をするなら快晴である事が必須だと改めて実感。どんなにいい場所でも曇りや雨では暗い風景になってしまう。青空・青海原が広がっていれば、観光地でも撮影スポットでもない何気ない風景でも印象的なものになる。しかし休日が限られる社会人にとって、天気予報を見て旅行日数分だけ確実に晴れになる日を選んで出掛けるというのはかなり難しいし、天気予報が当たるとも限らない。これはもう、強運な晴れ男になるしかない。
初めてハイブリッドカーで行く車中泊旅行という事で、今までよりも顕著に燃費が良くなる事を期待したが、平均燃費22km/Lと期待したほど伸びなかった。前回の車中泊旅行まで利用していたホンダ・フィットよりも2〜3km/L良くなった程度。ただ、排気量はフィットの1.3Lに対しプリウスは1.8Lと大きく、車重もプリウスの方が重い事を考えれば、十分満足できる結果だと言える。それに1.3Lのコンパクトカーよりも1.8L+モーターの普通車の方がパワーがあり、高速道路や山道の運転が楽でいい。ただ、狭い山道の運転や狭い駐車スペースへの駐車はコンパクトカーの方が便利だと感じた。
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