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その7  2日目夕方〜

 

竜串海岸

(たつくしかいがん:高知県土佐清水市)

竜串海岸駐車場に15:45到着。ほぼ夕方と言っていい時間になり、観光を終えて車に乗り込む観光客の姿が多い。日が傾き日中のような明るく彩度の高い風景は期待できないが、観光客が少ないのは好都合だ。足摺岬観光を終えた時点で帰宅願望に押され気味で、正直なところ観光意欲はあまり無いが、まだ空は明るく観光できるだからと気分を持ち直す。

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駐車場から続く遊歩道を歩いて竜串海岸に出ると、直線状に延びた特徴的な岩が視界いっぱいに広がる風景。これはなかなかインパクトのある光景だ。岩肌に沢山穴が開いていたり、ラクダのコブのような岩が沢山あったり、竹のように棒状で節目のある岩が並んでいたりと、奇岩の宝庫だった。竜串海岸を一目見て沈んでいた観光意欲は一気に回復。

蓮根

コブのような岩がたくさん

蜂の巣のような岩

網目状の模様がついた岩

竜串海岸は過去に1度観光しているが、当時は日が沈みかけた時間帯で曇り空でもあったためか、全く印象に残っていなかった。なので特に楽しみにしていたわけではなく、旅の進捗と気分次第で飛ばしてもいいと考えていた。自然の風景は天候や時間帯によって大きく印象が変わるものだと再認識。それとその時の本人の気分でも見え方は変わる。ともあれ、竜串海岸観光を飛ばさず足を運んで正解だった。

「大竹小竹」

これ見て脳の断面が頭に浮かんだ

正に奇岩

「蛙の千匹連」

今回の旅は海岸風景を楽しむ観光がメインだったが、竜串海岸は他とは全く異なる風景が広がっていて観光のし甲斐がある。しかし旅疲れは確実に蓄積されていて足取りは重め。それでも竜串海岸の散策コースをぐるっと一周する事に。ここまで来て中途半端な観光で終わらすのは勿体ない。遊歩道から海岸に出た辺りには観光客の姿がチラホラあったが、岩場に続く散策路を進んで行くと誰もいなくなる。どうやら夕方には観光を終えるのが一般的らしい。

正直結構疲れてる

「軍艦」

「天の橋だて」

特徴的な形の岩には名前が付けられている。竹が伸びているように見える「大竹小竹」、黒いカエルが沢山いるような「蛙の千匹連」、潜水艦みたいな形の「軍艦」、タイトル通りの「天の橋だて」などなど。パッと見でタイトル通りに見えるものもあれば、少々強引なネーミングも。よく考えるなと思う。

散策コースをぐるっと一周

特徴的な岩場が広がる海岸を端から端まで歩いたところで、駐車場へ戻るついでに木々が生い茂った丘の中へ続く遊歩道に入り、緊急避難場所へ向かう。津波から逃れるための避難場所なので、周囲よりも高く景色を見渡せるかもしれないと期待して。しかし観光疲れで重くなった足には上り階段が堪える。そしてたどり着いた避難場所は木々に覆われた狭い空間で、外の景色は全く見えなかった。まぁこんな結果になると予想はしてた。

緊急避難場所へ向かう

避難場所から外は見えなかった

重い足取りで駐車場へ向かうと、遊歩道の真ん中でしゃがんでいる猫に遭遇。近づいても逃げないので自分もしゃがんで猫の観察。猫はやがて横になり寝てしまった。今回の旅は猫の観察が多かった。そして駐車場に戻ったのが17:00過ぎ。車も観光客の姿もほとんど無くなり、周りの飲食店や売店などは店じまいしていた。どうやら一般的に観光というものは17:00くらいまでらしい。ともあれ、竜串海岸は予想以上に楽しめて満足。

待ち受けていた猫

観察する

猫の観察で旅を〆る

今回の旅の観光は竜串海岸で終わり。本当はこの後に約50km先にある愛媛県の紫電改展示館に立ち寄る予定でいたが、営業時間が17:00までなので既に閉館している。旧日本海軍の戦闘機紫電改を保存展示していて、過去に一度訪れて印象に残った場所なので、機会があれば再訪したいと考えていた。しかし紫電改展示館のためにもうひと晩車中泊する気にはならない。今回は1泊2日が丁度いい気分なのだ。そういう気分だったので仕方ない。無理して気分に逆らうのはよくない事だ。

という事で、竜串海岸駐車場でカーナビに目的地を自宅に設定、走行距離は356km。到着時刻は日付が変わっている…車旅は帰路の長距離運転が一番しんどい。車の運転には飽きているので尚更気が重い。結構な空腹になっていたので、30分ほど運転して目に留まったファミレスに入り食事。そのあとコンビニへ寄り、長時間の運転に備えお茶とお菓子とリポビタンDを購入。あとはひたすら運転。そして日付が変わるギリギリ前の23:50自宅に帰着。