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2010年9月9日 2日目 (曇りのち晴れ) 

ルーアン→オンフルール→モン・サン・ミッシェル

 

モーニングコールで目を覚まし外を眺めると、まだ日の出前で薄暗い。雨は止んでいるようだが生憎の曇り空。そして前日同様気温も低く寒い。う〜ん、折角のフランス旅行がこの天気では…自分には高額な旅行代金を払い飛行機で12時間かけてフランスまで来て、ずっとこんな天気が続いたらかなり凹む。気分も晴れないまま朝食を済ませ出発の準備。8:00にホテルを出てバスで2時間掛けてルーアンへ。

 

ルーアン

ノートルダム大聖堂

ルーアンに着いてまずノートルダム大聖堂の観光。ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」で有名なパリのノートルダム大聖堂とは別もの。「ノートルダム」とは聖母マリアの事で、フランス各地に点在するノートルダムと名の付く建物は、聖母マリアに捧げたもの。なるほど、ノートルダムは沢山あったのか。

バスから降りて大聖堂へ

正面は一部修復中

聖堂内は撮影OK。天井が高く奥行きがあり立派な造り。大きなステンドグラスも沢山。やっぱりヨーロッパの歴史的建造物は素晴らしい。

 

ルーアン市内

大聖堂を出てからは市内を歩いて観光。石畳の道に沿って洒落た建物が隙間無く並んでいる。日本とは全く異なる街並みは目に入る全てが見所。空は次第に雲が晴れていき、それに伴い気温も上昇。街並風景は明るくなり心も晴れる。

街中で一際目立つ金の大時計

おもちゃ屋のショーウィンドウ

街角風景

大時計アップ

ファンタジー系アニメ&ゲームに出てきそうな建物

市場にも立ち寄り

頭のついた鶏が売られてる…

雲が晴れて景色も明るく

ジャンヌが火あぶりの刑を受けた広場

ルーアンはジャンヌ・ダルクゆかりの地。15世紀に街の広場でジャンヌ・ダルクが火あぶりの刑を受け、今は広場にジャンヌ・ダルク教会が建っている。教会の壁一面がステンドグラスになっていて素晴らしかった。

ジャンヌ・ダルク教会

ジャンヌ象

ジャンヌってこんな格好してたのか

移動中に通りがかった聖堂

 

オンフルール

ルーアンから150km離れたオンフルールへ2時間かけて移動。基本的にバス移動中は睡眠タイム。移動中は添乗員さんが次の観光地や車窓から見える風景の説明をしてくれるのだが、どうしてもバスに揺られると眠くなってしまう。

前菜

そば粉のクレープ

デザート

オンフルール観光の前にレストランで昼食。メインはそば粉のクレープ。お菓子っぽい感じで味も微妙…デザートは砂糖菓子みたいな泡っぽい感じのもので、自分には甘過ぎてほとんど残してしまった。飲み物はシードルという林檎酒を注文。お酒に詳しくない自分には初耳。しかしこれが結構おいしい。

初めてのシードル

自分は基本的にグルメに関心は無いが、初めての海外旅行となったイタリア旅行では一切食事の写真を撮らず、当HPに掲載する旅行記を制作する時になって撮っておけばよかったと思ったので、今回のフランス旅行では撮影する事にした。ただし、朝食は毎朝ホテルのレストランでビュッフェ形式となり、絵的に面白味が無いので撮影は省略。

 

オンフルール市内

レストランから5分ほどバスに揺られてオンフルール市内の港町に到着。バスを降りてまずはヨットハーバーへ。隙間無く建ち並ぶカラフルな建物、綺麗に整列した白い船体のヨットやボート、そして青空。最高にいい眺め。オンフルールがどんな所かツアー客一同知らなかったので、想定外の素晴らしい景色に皆高揚状態。

強い印象を受けたヨットハーバーの風景

オンフルールは北フランスで最古の港町。これまで日本でオンフルールはあまり知られていなかった観光地で、最近になって徐々に知名度が上がり始めているとか。

サントカトリーヌ教会

教会正面は左右対称なデザイン

次はフランスで唯一の木造建築の教会であるサントカトリーヌ教会へ。それから1時間半のフリータイムが設けられたので、時間が許す限り町をひたすら練り歩こう!と思ったが、町の地図を持っていない事に気づく。ちょうどサントカトリーヌ教会に町の地図が貼ってあったので、写真を撮って液晶画面から地図を確認しつつ散策開始。

サントカトリーヌ教会内

地図発見

教会正面の向かいにある時計台

うーん逆光だ…

観光客の多いヨットハーバー周辺の散策は後回しにして、丘の上へ向けて歩いて住宅地へ入る。観光客の姿が無い静かな住宅地も家一軒一軒がお洒落でとてもいい雰囲気。こういう場所に住んでいる人達はどんな生活をしているのだろうと考える。少なくとも自分が住んでいる東京のゴミゴミとした生活よりも、ずっと穏やかで心も豊かになれる生活なんだろうなと想像する。

お洒落な家並み

なんか絵になる

丘の上へ向けて住宅地を歩く

←有名な画家?が描いたらしい

住宅地の坂道を奥まで上っていくと、ノルマンディ橋が見渡せる高台にたどり着く。第二次世界大戦で有名なノルマンディ上陸作戦の地が近くにあるとか、橋は最近つくられて交通の便がよくなったとか、バスの中で添乗員さんが説明していたが半分寝ていたのでよく覚えていない。高台からは閑静な住宅地も見下ろせる。何となく高級住宅地の雰囲気が漂う。それと塔のような建物も見える。気になるので後で寄ってみる事に。

窓辺に鳩

ノルマンディ橋

閑静な住宅地

塔のようなものが見える

高台を下りて再びヨットハーバーへ向かう。ヨットハーバー周辺は細道にも店が軒を連ね沢山の人で賑わっている。ところで、道の所々で見かける古い洗い場のようなものは何だろう。

オシャレな町並み

オシャレなショーウィンドウ

何かの洗い場?

画廊をいくつか見かけた

変な絵や像ばかりの画廊

ヨットハーバーをぐるっと歩いているとツアーメンバー数人と出会う。やはりここから眺める風景が一番素晴らしい。フランスにはパリやモン・サン・ミッシェルなど有名な観光地が沢山あるが、オンフルールのようにまだあまり知られていない名スポットも沢山あるんだろうなと思った。

絵画のように美しい風景

何処を見てもお洒落

メリーゴーラウンドがポツンと

ヨットハーバーを一周してまだ自由時間が余っていたので、バスを降りた場所から見えた灯台へ向かうも、川の対岸にあり目の前までは行けず。そして住宅地の高台から見えた塔のようなものが建つ場所へも行ってみる。これは何だろう、昔の灯台?それとも見張り台だろうか。ここで集合時間まであと僅かとなったので、足早にバスへ戻る。

キャプテンフック?

多分初めて目にする海外の灯台

これは何だろう

聞いたことも無く期待もしていなかったオンフルールは、実はとても素敵な港町だった。晴天にも恵まれいい景色を沢山見ることが出来て大満足。そしてこの後はフランス旅行で一番楽しみにしているモン・サン・ミッシェルへ向かうという事で、テンションは上がりっぱなし!

 

モン・サン・ミッシェル

オンフルールから約3時間かけてモン・サン・ミッシェルへ。バスの車窓からモン・サン・ミッシェルのシルエットが遠くに見え始めると、皆窓に張り付くようにして眺め、一同モン・サン・ミッシェルに夢中。そして18:00にホテルに到着。モン・サン・ミッシェルを部屋から眺めることが出来る唯一のホテルらしい。しかし自分が割り当てられた部屋からは、モン・サン・ミッシェルの手前に木が生えていて邪魔している。まぁいいか…どうせ外に出て見物するんだし。夕食まで1時間ほど時間があるので、早速外へ出てモン・サン・ミッシェル見物。

宿泊した部屋

木が邪魔だよ…

モン・サン・ミッシェルは、ヨーロッパで最も干満の差が激しいサン・マロ湾にある小島に建てられた修道院で、世界遺産に登録されている。洋上のピラミッドとも言われる幻想的な風景に憧れていた。ただ、心配していた事がひとつあった。満潮時でも島まで渡れる道路をつくった結果潮流が妨げられ、それにより100年で2mも湾に砂が堆積してしまったらしく、2006年から砂を取り除く工事が始まっていた。なので大型の重機などがあり景観の妨げになっているのではないかと心配していたが、そのような事はなく一安心。

出来るだけ近くでモン・サン・ミッシェルを見たい。翌日にはバスで目の前まで行くけど待ちきれないっ!という事で、ホテルからモン・サン・ミッシェルへ続く道路を15分ほど歩く。しかしあまり先へ進み過ぎると夕食に間に合わなくなってしまうので途中で引き返す。

宿泊したホテル外観

夕暮れ前

ホテル前の水門

水門からモン・サン・ミッシェルを眺める

ホテルと道路を挟んだ向かいには水門があり、そこからの眺めもなかなかよい。一番楽しみしていたモン・サン・ミッシェルを快晴の下で見られて本当にに良かった。安心と喜びで感無量。

 

一旦ホテルに戻ってレストランで夕食。メインディッシュは魚料理。昼食と比べたら食事らしい食事でそこそこ満足。飲み物は白ワインを注文。夕食後にモン・サン・ミッシェルの夜景を見に行く事をツアーメンバーに話したら、ライトアップはしないとの情報を添乗員さんから聞いたという話を聞き大ショック。かなり楽しみにしていたのに…

ライトアップは見れなくともせめて夕景だけでも見ようと、食後すぐに水門へ。するとサン・マロ湾は満潮になっていて、湾上に浮かぶモン・サン・ミッシェルの姿が。しかもほんのり照明がかっていて明るい。そして空が暗くなるにつれ照明に照らされた建物は鮮明になっていく。どうやらライトアップ無しというのは誤報だったようだ。驚かせるのはヤメテ…

モン・サン・ミッシェルの夜景を満喫出来て本当に感無量。フランスに来て本当によかった。もっと間近で見たいと思い、水門から歩いて島へ向かう。道路に街灯は無いので、道路を行き来する車が無いと真っ暗。時間はまもなく22:00で車はほとんど通らず、足元が見えなくなってきたので持参してきたペンライトを点けて歩く。そして水門から歩き始めて約30分、結局島に着いてしまう。

島の手前にある駐車場から

22:00を過ぎても島の中に入れたので島内散策開始。ホテルに戻るのが遅くなるがモン・サン・ミッシェルに夢中でどうでもよくなっていた。睡眠時間が少なくなってもバスでの移動中に寝ればいい訳だし。

店が軒を連ねる参道

日中は観光客でかなり混雑すると思われる参道も、時間が遅いので人の姿は少ない。店が軒を連ねる参道は飲食店などがまだ営業していて明るいが、それを通り過ぎると急に暗くなり人影も無い。闇に包まれた島内の参道をぐるっと一周。

ホテルの部屋に戻ったのは23:00過ぎ。そんなに遅くはならなかったが、かなり歩いたので疲れた。ともあれ、旅行2日目にして個人的にハイライトであるモン・サン・ミッシェルを大満喫してしまった。そして翌日もモン・サン・ミッシェル観光!