|
|
|
|
仕事は一週間の盆休み。社会人にとって貴重な大型連休ではあるが、暑さが厳しくて何処かへ出掛けたりする気分にはならない。だからと言って何処へも行かず何のイベントも無いまま連休を終えるのはつまらない。なのでせめてサイクリングを1回だけでもしようと決めた。で、今回は夜明けと共にサイクリングを始めて正午までに帰宅できるようにしたいと考え、自宅から近くてフェリーに乗る必要もない(前回の大崎上島サイクリングは朝一の便が遅くてスタートが7:30になってしまった)とびしま海道を選択。 |
|
安芸灘大橋から見る朝焼け |
朝焼け風景を見ながらのサイクリングもいい |
|
4:00に起床して直ぐに家を出て、5:00過ぎからサイクリングスタート。いつものように本土から安芸灘大橋を渡って下蒲刈島に入り、それから蒲刈大橋を渡って上蒲刈島へ。日の出時刻は5:30頃で、すでに東の空は朝焼けになっていた。いつもなら上蒲刈島の往路は往復コースになっている島の南岸沿いを進むが、朝日を浴びた風景を見たくなったので西岸沿いの道路を通って朝日が当る北岸へ回り込む。今回はあらかじめ走行ルートは決めず、その時の気分と暑さによる疲労具合で適当に進もうと考えていた。 |
|
<< SCROLL 上蒲刈島西岸から見る安芸灘大橋 パノラマ写真180° SCROLL >> |
|
東西に長い上蒲刈島の北岸沿い道路に出ると、すでに日の出を迎えていて眩しい朝日が顔を出していた。期待通り周囲の緑は朝日を浴びて黄みがかり、道路にはガードレールや木々の長い影が伸びていて、早朝らしい風景になっていた。日の出時刻の前後から走り始める早朝サイクリングをした事はほとんど無いのでとても新鮮な気分。少しでも暑さを凌ぐための早朝スタートだったが、朝日を浴びた風景という思わぬ収穫を得た。ちなみに6:00前でも湿気でジメジメベタベタして不快指数は高い。 |
|
日の出から間もない朝日 |
朝日を浴びながらのサイクリング |
|
ロードバイクの次の愛車となったミニベロ「Tern Verge N8」は、たまたま店頭で目にしたメタリックグリーンのフレームカラーに惹かれて購入したようなもの。そのフレームは朝日を浴びると黄みがかった深みのあるグリーンになり、さらに綺麗になる。Verge N8には6色も設定色があるが、この色を選択して本当によかったと思う。趣味で乗る自転車は見た目の満足度が性能以上に重要だ。 |
|
影が長ーい |
朝日を浴びるといい色するんだよ |
|
前回の大崎上島サイクリングに続き、上蒲刈島の道路にもそこら中にミミズの死骸が。何でこんなに路上でミミズが死んでいるのか分からないが、多分暑さが関係しているんじゃないかと思う。とにかく何処にでもミミズの死骸が転がっているので、路面を注視して走らないといけない。それでも途中でフロントブレーキにミミズの死骸がへばり付いているのに気付き、結構萎えた。そして夏に入ってから頻繁に遭遇する路上の水溜りは上蒲刈島にも。泥除け未装備で自転車も自分も濡らしたくないので、いつも通り自転車を担いで通過。 |
|
夏は水溜まりの季節なのか? |
まだ低い太陽 |
|
6:30くらいでもう結構な暑さ。朝日はまだ低い位置にあり日差しはそれほど強いと感じないが、湿度がかなり高くてジメジメして汗が浮いてくる。日本の夏は気温も湿度も非常に高いからアウトドアに向かない。熱中症にならないよう不要不急の外出・移動を控えて…なんて言われるようになったが、いつから日本はそんな風になってしまったのだろう。 |
|
6:30で結構な暑さ |
早朝サイクリングをする男の影 |
|
朝日を浴びる西側は黄みがかった鮮やかな風景なのに対し、進行方向の東側は日が当たらず輪郭のみのシルエットが広がる風景。こういう眺めも悪くない。早朝の風景には日中には見られない情景があると改めて実感。今後は早朝サイクリングを増やしていこうかなと思った。でも早起きは得意じゃないんだよなぁ… |
|
まだ朝日と言える高さ |
シルエットになった風景もいいね |
|
上蒲刈島北東端付近にある日高神社の海岸に建つ鳥居は、毎度毎度立ち寄るたびに逆光でいい写真が撮れないスポットだったが、今回は海面に反射した太陽光と鳥居の上から覗く朝日の光が、逆光で黒いシルエットになった鳥居と後ろの風景を際立たせていて、なかなか絵になる写真が撮れた。テンション上がるね早朝サイクリング! |
|
快晴で海が綺麗 |
日高神社でいい写真撮れたよ |
|
反対からも撮ってみた(電線が…) |
堤防の影に自転車の影を乗せてみた |
|
豊島大橋の下を横切って上蒲刈島東岸を南下していく。時間は7:30を回り暑さは増していく。この後豊島大橋を渡って東隣の豊島まで行こうと考えていたが、復路の事まで考えると面倒くさくなってきた。暑さにバテながら必死にペダルを漕ぎ続ける気にはならない。しかしそれなりの距離を走りたいという気持ちもある。快晴で海岸風景は最高に綺麗なので、上蒲刈島を一周するだけでサイクリングを終えてしまうのは勿体ない。 |
|
朝日を遮る豊島大橋 |
上蒲刈島東岸を走る |
|
とにかく海が綺麗だ |
だいぶ太陽が高くなった |
|
東岸から南岸へと回り込み、海水浴場になっている県民の浜を通過。時間は8:00になるところでまだ人の姿は無いが、いずれ海水浴客で賑わうのだと思われ。正直自分も海に入りたい気分だ。そういえば自分は海よりプール派だった。それにしても夏に水遊びをしなくなって10年以上経つな… |
|
<< SCROLL 県民の浜からの眺め パノラマ写真180° SCROLL >> |
|
県民の浜の近くにある別の砂浜海岸に出て写真撮影&食事休憩。8:00を過ぎると太陽はだいぶ高くなり本格的な炎天下に。豊島まで走ろうかずっと迷っていたが、この暑さでは後悔する事になりそうなので止めた。その代わりに復路ついでに下蒲刈島をサクッと一周しようかと考えたが、やっぱりそれもしんどい事になりそうなので止め。これ以上猛暑の中サイクリングを続けても楽しくない。 |
|
かなり暑いよ炎天下だよ |
食事をするために砂浜の日陰になっている場所に移動。炎天下の日向で食事なんで出来るわけがない。メニューはいつも通りのコンビニおにぎり。ロードバイクでサイクリングをしていた頃から変わらない。カロリーメイトなどの栄養補助食品じゃ味気ないし夏場は喉を通りにくいが、おにぎりならちゃんとした食事をした気分になれるし暑くても疲れていても喉を通る。自分にとってコンビニおにぎりはサイクリングにおいて最高の補給食だ。 |
|
ほんと海が綺麗だ |
食事休憩は日陰に避難 |
|
快晴で海が綺麗でまだまだ走り足りない気分ではあるが、暑さに負けて結局上蒲刈島を一周しただけとなり走行距離は40km弱。前回の炎天下での大崎上島サイクリングも40kmだったので、真夏のミニベロサイクリングは40km前後がいいところなのかも知れない。真夏の炎天下サイクリングは熱中症になる恐れがあるので無理は禁物だ。ロードバイクで盆休み中の猛暑日にしまなみ海道往復サイクリングしていた頃はどうかしていたんだと思う… |
走行距離 |
|
|
1年間の走行距離 |
小径折り畳み自転車Tern Verge N8を購入してから1年が経過した。1年間の走行距離は1200km弱。ガッツリ距離を走るようなサイクリングではなく、風景を楽しみながらマイペースで走るポタリング(のんびり散歩するような走り方)的なサイクリングがメインだったので、その割には十分に走っているのではないかと思う。ちなみにロードバイクは購入から1年で2300km強走っているのでその半分。ともあれ、ロードバイクよりも気軽な気持ちでサイクリングを楽しみたい、元々自分が好きな自転車のジャンルはミニベロ(小径車)だった、などの理由から再びミニベロが欲しくなり(ロードバイクの前にも1度ミニベロを購入している)ロードバイクから乗り換えた訳で、自分のサイクリングスタイルにはミニベロが合っているのだと改めて感じた。 |
|
もちろん、軽くて速くてロングライドや上り坂に強いロードバイクでのサイクリングも楽しかった。ドロップハンドルを握り前傾姿勢で風を切るように走るスタイルには非日常の味わいがあり、とても充実したサイクリングライフを提供してくれた。6年続いたロードバイクでのサイクリングはとてもいい経験だった。 |
|
もちろんロードバイクも楽しかった |
ロングライドやイベント参加はいい経験だった |
|
ロードバイクに続きVerge N8も購入直後から色々とカスタムを施したが、快適なミニベロサイクリングに大きく貢献しているのがギアのワイドレシオ化とタイヤの極太化。長距離を走る性能は必要なくとも急勾配の坂道でもペダルを漕いで上れる性能は欲しい、という事で購入時にショップでカスタムしてもらったギアのワイドレシオ化のお陰で、ロードバイクに勝るとも劣らない登坂性能を得た(速度は遅いけど)。上り坂が苦手な自転車では坂道の多いコースや急勾配のあるコースを敬遠してコースの選択幅が狭まってしまうので、ミニベロでも上り坂に強い自転車が欲しかった。そして速さよりも快適性と安全性が欲しいという事で極太タイヤに履き替え。エアボリュームがあるので振動吸収性が高く乗り心地が良くなり、45mm幅の溝付きタイヤなので路面状態の悪い場所や段差も安心して走行できる。ポタリングには理想的なタイヤだ。 |
|
40Tのワイドギアが急勾配に対応 |
ファットタイヤで乗り心地と安定性の向上 |
|
フロントバッグと両足スタンドもミニベロサイクリングには欠かせないアイテムになっている。大容量のフロントバッグは工具類や補給食などの必須携行品から三脚やアウトドアマットなどの大き目な物まで全て収まる。更にサイクリング中にちょっとした買物をして詰め込むこともできる。ロードバイクでは必要最低限の工具類と補給食しか携行できなかったので本当に便利なアイテム。それと安定性抜群の両足スタンドは何処にでも自転車を停められるので写真撮影で大活躍。場所を選ばず好みの風景を背景にして自転車を撮れるので楽しい。ロードバイクにはスタンド未装着だったので、自転車を立て掛けられる場所でしか撮影できないのがネックだった。 |
|
このフロントバッグ1つに何でも収納 |
両足スタンドで撮影の幅も広がる |
|
いろいろとパーツを装着してカスタム自転車らしいルックスになったが、特徴的なフレームデザインを強調させるためにアフターパーツの装着は最小限に留めたいと考えが変わる。そしてまずサドルバッグを外し、次にボトルケージを外し、目立つアクセサリーパーツはフロントバッグのみに。フロントバッグも外せばノーマル状態に近いシルエットになるが、ミニベロサイクリングに大容量バッグは必要不可欠となっているので外せない。 |
|
暫くはフロントバッグ+ボトルケージ+サドルバッグ |
サドルバッグを外して少しスッキリ |
|
ボトルケージを外すとかなりスッキリ |
何も付けないのが1番カッコイイかも |
|
ロードバイクもVerge N8も購入の決め手となったのはフレームのカラーリングだった。ロードバイクはスポーティかつオシャレなフランストリコロールに、Verge N8は自転車のフレームカラーには珍しい深みのあるメタリックグリーンに一目惚れ。そして購入からコツコツとカスタムを施して思い入れのある自分だけの1台に仕上げていった。本当に自分が欲しいと思った自転車を購入し、色々といじって愛着を深めた自転車を持つ事が、サイクリングを長続きさせる大きな秘訣になっていると思う。 |
|
|
|
|
9月に入っても真夏の暑さが続く日々。それでもやっぱりサイクリングに出掛けたい。なのでまた早朝からのスタートにして、コースは自宅から1時間以内の場所で、そして最近走っていないコース…そんな条件で思いついたのが広島市内の川沿いサイクリング。1年前の10月に初めて走ったきりだったので丁度いい。4:30に自宅を出て、1年前と同じく広島港の隣にある広島みなと公園のパーキングにマイカーを駐車して、5:20にサイクリングスタート。 |
|
元安川に出る |
35倍ズームで撮影 |
|
広島みなと公園から直ぐの元安川に出ると、視界一面に空が広がり東側の雲が朝焼けに染まっていた。この日は雲の多い晴れの予報だったが、空一面に灰色の雲が広がるような曇天でなければいいやという気分だった。快晴で真夏の日差しを浴びっぱなしなのも辛いし。それから西側の空には白い月がくっきり。久し振りにデジカメで月をズーム撮影してみる。6年前に3万円で買った安価なコンデジながらも、光学35倍ズームの手持ち撮影でくっきり月が撮れる性能があるし、液晶画面のスイング機能が便利でお気に入りのデジカメなのでまだまだ現役。 |
|
なんか絵になるねこれ |
元安川を北上 |
|
この日はサイクリング開始早々から何だか気分が乗らなかった。川沿いから見える風景はビルやマンションが建ち並ぶ無機質なものばかりだからだろうか。約1年前に初めて同じ場所を走った時は結構楽しかったが、それはあくまでも初めてだったからなのかも知れない。やはり自分は瀬戸内の多島風景に惹かれてサイクリングをしているのかも知れない。加えて最近メンタルヘルスがイマイチなのでそのせいもあるかも知れない。そんな事を考えながら川沿いの道を上流へ向けて進んで行き、そして平和記念公園へ。 |
|
嵐の中の母子像と平和記念資料館本館 |
元はこういう建物だって知ってる? |
原爆ドームを北から見る |
|
平和記念公園の中を通って、原爆ドームをぐるっと周る。時間はまだ6:00になったところだというのに、平和記念公園には沢山の人がいて驚いた。ウォーキングやジョギングや犬の散歩をする人、慰霊碑に手を合わせる人や観光客と思われる人などさまざま。日中は暑いので朝のうちに済まそうと皆考えているに違いない。 |
|
球場跡地のお洒落なエリア |
蒸気機関車発見 |
|
サイクリングにイマイチ乗り気になれないまま原爆ドームから広島城へ向かう。原爆ドームと大通りを挟んだ北隣にはオシャレな広場やショップのあるスポットが。元々広島市民球場があった場所らしい。その一角に蒸気機関車が展示されているのを発見。他にはカエルにしか見えない(自分だけ?)体育館の屋根やらパワースポットのようなオブジェやら、目に留まったものを撮りながら適当に進んで広島城へ。 |
|
自分にはカエルにしか見えない |
パワースポットっぽいオブジェ |
|
いつの間にか青空が広がり、広島城のお堀に出ると櫓と石垣と空が水面に映り込んでいい絵になっていた。東京から広島に移住して12年目に突入するが、広島城を訪れるのは今回が初めて。基本的に自分は現存天守のある城にしか興味が無く、広島城は鉄筋コンクリート造の復元天守という事で全く関心が無かった。 |
|
櫓と石垣がイイ感じ |
水堀に映る風景 |
|
初めて目にする広島城天守は外壁に木材が多用された造りで、復元天守ながらもなかなか存在感のある見た目だった。これなら内部も昔の状態を再現しているかも知れないと、スマホで調べてみたら案の定そうだった。少し広島城天守に関心が沸いたが、いずれにせよ開館は9:00からなので入城はできない。今度気が向いたら再訪して入城するとしよう。それと後から知った事だが、広島市は広島城天守の老朽化にともない木造復元で造り直す計画があるらしい。しかしながら費用は約86億円と試算されていて財源の目処は立っていないとか… |
広島城天守 |
|
iPhoneの強引補正で陰っている場所も明るい |
これもiPhoneで撮影 |
|
時間は7:00になったところで太陽はまだ低く、木々の茂った城内にはほとんど日が当たらない。愛用のコンデジで城内から天守を撮影すると日の当たる天守上部は明るく、周囲の陰った木々や芝生は結構暗くなってしまう。そこでiPhoneで撮り直したところ暗い部分が強引なくらいに補正され、しかしながらイイ感じに全体的に明るい写真に。強い色補正や明るさ補正で実際とは違った印象に撮れた写真はあまり好きではないが、だからと言って暗くて映えない写真も不満足。なので最近はコンデジで撮って暗い写真はiPhoneで撮り直す事がしばしば。iPhoneのカメラは侮れない。 |
|
どうにもこうにも気分は乗らないまま… |
広島城から再び川に出て、歩行者自転車道になっている河川敷を上流へ向けて進む。ここでもジョギングや犬の散歩などをする人が多く、自転車の往来も非常に多くロードバイクに乗ったサイクリストの姿も目立つ。そしてやっぱり気分は乗らないまま。サイクリングに出てここまで気分が乗らない事は今までに無かった、と思うくらいに全然気分が乗らない。やはりコース選択を誤ったのだろうか。建物がひしめく街の風景と単調な河川敷道路が続き、そして人の姿が非常に多い。そのような場所よりも自然に囲まれた瀬戸内の島々をサイクリングした方が楽しいのは間違いない。 |
|
結局7:30にUターンして引き返す |
再び原爆ドーム |
|
この頃メンタルヘルスがイマイチであることも確かで、それも要因のひとつだろうと思われ。仕事やプライベートでの問題や悩みは人並み(以上?)にあるし、クソ暑い夏が続いて心身共に疲れ気味なのも間違いない。そんな時は無理をしないのが一番だ。という事でスタートから2時間経ったところでUターンして広島港へ引き返す。 |
|
当初の予定では往復60〜70km程度の川沿いサイクリングをするつもりでいたが、結果的にはたったの24kmしか走らなかった。所要時間も3時間ちょいとかなり短め。終始気分が乗らなかったので仕方がない。メンタルヘルスが大きな要因のひとつかも知れないが、基本的に街乗りサイクリングを自分は求めていないという事も改めて実感した。やっぱり瀬戸内海の島々を海岸沿いに走って多島美風景を楽しむのが一番だ。早く涼しくなって快適な瀬戸内サイクリングを満喫したい。 |
走行距離 |
|
|
|
|
ロードバイクを購入して本格的にサイクリングが趣味になる前からミニベロが好きだった。小径車はお洒落だしのんびり走っても楽しいし、特にフォールディングバイク(折り畳み自転車)はフレームデザインやタイヤサイズがさまざまで個性があっていい。個性があるだけに性能や乗り味もさまざまなのでいろんなミニベロに乗ってみたい。という事で、各メーカーのミニベロに試乗できる「ミニベロミーティング」というイベントに初参加。毎年行なわれているイベント(毎年広島?)で何年も前から存在は知っていて、機会があれば参加してみたいとずっと思っていた。ちなみにイベント参加は無料! |
|
ミニベロミーティングは主にしまなみ海道の島で行われていた気がしたが、今回は東広島市福富町にある「道の駅 湖畔の里 福富」で開催。正直何でそんな微妙な場所にしたんだろうと思ったが、自宅から車で30分の近場なので好都合だ。暫くミニベロミーティングに関する情報を目にしていなかったなと思ったが、コロナ禍の影響で4年振りの開催だった。何はともあれ、ロードバイクからミニベロに乗り換え1年が経過し、何となくもう1台ミニベロが欲しくなってきた今日この頃なので、実にちょうどいいタイミングでの開催。 |
道の駅から見る福富ダムとダム湖 |
|
イベント開催時間は10:00〜15:00で、先に道の駅周辺を軽くサイクリングしようと考えていたので7:30に自宅を出る。生憎空は一面雲が広がっていてほとんど日が差さない天気。快晴だと暑くてサイクリングがしんどいし、雨だとイベントが道の駅の多目的ホール内での展示のみになってしまうので、都合のいい天気だという事にしておく。 |
|
福富ダム |
ダム提体を眺める |
|
道の駅に8:00に到着して早速サイクリングスタート。まずは道の駅から見える福富ダムを目的地にして、あえて少し遠回りになる道のりを選ぶも直ぐに到着。どんよりとした曇り空でちっとも景色は映えず、分かっていたがイマイチ面白くない。そしてイベント開始までまだ1時間半以上も時間がある。なので道の駅から約5kmの場所にある「県央の地」まで走る事に。広島県の中心地となる場所でモニュメントがあり興味を惹かれたが、山道を暫く上らないといけないので面倒くさい気持ちの方が勝り、行こうか止めておこうかずっと迷っていた。しかし他に道の駅周辺で行きたい場所は無いし、県央の地までサイクリングをする他にイベント開始まで時間を潰す手段は無かった。 |
|
しゃくなげ大橋を渡る |
県央の地まで続く道に入る |
|
ダムから道の駅の前を通る国道に出て、ダム湖の中心に架かるしゃくなげ大橋を渡り、イベント会場となる駐車場の前を通過。準備中のスタッフがミニベロに乗る自分に気付き両手を大きく振ってくれたので、こちらも振って返す。その先で県央の地まで続く道に折れ、暫く進んで行くとセンターラインの無い細道になり上り勾配が続く。 |
|
貧脚+ミニベロには辛い山道 |
県央の地の入口に案内板 |
|
グーグルマップのストリートビューで事前に山道の様子を確認していたが、思っていた以上に急勾配な区間があり辛くて息が切れる。そして途中で顔が汗まみれになっている事に気づき、多めの水分補給をして休憩。快晴で日差しが出ていたら熱中症の危険があった、やはり曇りで正解だった。夏に自転車で山登りなんてするもんじゃないと痛感。あとどれだけ走れば着くのかスマホで確認しようとするも、山の中腹は圏外だった。急勾配と暑さに心が折れそうになりながら、そしてこんな山道を走ろうと決めた事を少し後悔しながら重いペダルを漕ぎ続け、案内板が立つ県央の地の入口に到着。 |
|
東広島市福富町は広島県の中心 |
モニュメントまで少し山道を歩く |
|
道路脇にある案内板からは木々が生い茂って薄暗い山道を歩く。豪雨の影響か少々道が崩壊してるので心配したが、直ぐにモニュメントが立つ開けた場所に到着。2本の石柱の上に石の球体が載ったこのモニュメントは、いったい何をイメージしてデザインされたのだろう。まぁいい、とりあえず広島の中心点に立つ事ができて満足だ。道のりは険しかったしモニュメント以外何も無いがとりあえず満足だ。 |
|
県央の地のモニュメント |
ここが広島県の中心点 |
|
県央の地から道の駅に戻ったところで時間はちょうど10:00。イベント会場は道の駅のメインエリアから少し離れた第2駐車場で、各メーカーのブーステントが一列に並び沢山のミニベロが置かれていた。が、正直なところ期待していたよりも出展数が少ない。それと参加者も予想していたよりずっと少ない。開催場所が微妙だからか、それともミニベロはあまり人気が無いのか…確かに世間ではロードバイクの方が圧倒的に人気ではあるが。ともあれ、混雑しているより空いている方が落ち着いて見学や試乗ができるので好都合だ。 |
|
|
|
もう一点気付いたのが、来場者の多くが中年で若者の割合が非常に少ない事。ミニベロは若者には人気がないのだろうか。趣味で乗るミニベロの価格帯は10万〜30万円がメインで、高額な割に性能面でのコストパフォーマンスはフルサイズの自転車より確実に低いので、若者には手を出しにくいジャンルなのかも知れない。同じ価格でもっと高性能なロードバイクやクロスバイクが買えるし。ちなみに女性参加者はほぼいなかった。ミニベロはオジサンの趣味であると初めて知った! |
|
メーカーブース前に並ぶ試乗車 |
以前購入を検討した車両も複数用意されていた |
|
思っていたよりイベント規模は小さかったが、それでもネット上の写真でしか見たことのないミニベロがズラリと並んでいるので気分は上がる。写真と実物とでは印象が異なる車両も多く、やはり実物を見ないと分からないものだと実感。カタログ写真だと色や質感が安っぽく見えた車両が実際はイイ感じだったり、逆に写真だとカッコよく見えたのに実物はイマイチパッとしない車両だったりもするので、あまり写真を当てにしてはいけない。 |
|
極小径車は運転に気を使う |
折り畳み式のタンデム自転車もあった |
|
そして試乗してみてさらに印象が変わった自転車も。予想以上にハンドルのフラつきがあったり乗り味が固かったりとネガティブな印象を受けた車両もあれば、変速レスポンスが良かったり乗車姿勢が楽だったりで好印象に変わった車両も。フレーム・タイヤ・コンポーネント(変速機やギアなどの機械部品)等の規格が決まっているロードバイクなどとは違い、ミニベロはフレームデザインやタイヤサイズ、コンポーネントの種類からハンドル形状まで様々で、車両サイズも性能も乗り味も本当にバラバラ。フォールディングバイクは折り畳み方もさまざまで更に個性が強い。そこがミニベロの大きな魅力のひとつでもある。ミニベロオーナーの多くは自転車に性能よりも個性を求める人だと思う。 |
|
以前購入しようかかなり悩んだミニベロロード |
試乗は駐車場内を反時計回りにぐるぐる回るだけで坂道や段差は無し。なのであまりスピードは出せないし、登坂性能や段差・悪路での乗り心地まで確かめる事はできない。ちょっとしたスロープや段差でもいいから設置してくれれば嬉しかった。まぁ小規模イベントでそこまで用意するのは大変なのかも知れない。複数メーカーの車両に同時試乗できる場を無料で提供してくれるだけでもありがたい。 |
|
折り畳めないけど少しだけコンパクトになるミニベロ |
ブルホーンハンドルも個性があっていい |
|
一番気になっているミニベロは展示のみだった |
フォールディングバイクは折り畳んだ状態も確認 |
|
最近一番目を付けていたミニベロもあったが、残念ながら展示のみで試乗はできなかった。メーカー20周年記念の限定モデルなので仕方がない。試乗できない代わりに出展者に色々と質問。乗り味や操作性や各パーツの性能等々、知りたい情報を全て聞き出す。ニベロミーティングは実物を見て試乗するだけでなく、知識のある出展者に色々と話を聞くことができるのが大きな魅力。ミニベロミーティングで一番の醍醐味かも知れない。 |
|
これも以前欲しかった14インチミニベロ |
ミニベロロードの乗り味はロードバイクだった |
|
ダホンブースで試乗記念品のバンドをゲット |
ロードバイクのようにドロップハンドルが付いたミニベロ、いわゆるミニベロロードも複数台試乗。小径車ながらも走行性能の高いミニベロロードも魅力だが、乗り味はロードバイクとかなり似通った印象。ドロップハンドルに前傾姿勢で、ロード用のコンポーネントが使われ細いタイヤを履いていて…と、タイヤ径が小さい以外ほぼロードバイクと同じなので当たり前と言えば当たり前。しかし自分としてはそれではつまらない。ミニベロにはミニベロならではの個性が欲しい。という事で、実際に試乗してミニベロロードへの関心はすっかり無くなった。 |
|
今回ディスクブレーキを搭載した自転車に初めて乗車。自転車のディスクブレーキには油圧式と機械式(ワイヤー式)の2種類あり、油圧式は軽いブレーキタッチでしっかり制動してくれるが、機械式の制動力はイマイチだった。やはりディスクブレーキは油圧式の方がいい。しかし油圧式はトラブル時に素人では対処するのが難しいのがデメリット。ただ、出展者に聞いたところ今時の油圧ブレーキはトラブルが滅多に無く、基本的にメンテナンスフリーで手が掛からないとの事。それを聞いて油圧ディスクブレーキ搭載のミニベロがちょっと欲しくなった。小径ホイールにディスクブレーキが付いていると存在感増し増しでカッコいい。 |
|
Eバイクも初めて運転 |
大きく野暮ったいドライブユニットがデメリット |
|
そしてEバイクにも初乗車。約2年前に購入予約するもコロナ禍の影響で発売遅延が続き、結局キャンセルしてしまったEバイクが試乗車にあった。実物を見た第一印象はとにかくタイヤが太い、そしてドライブユニットがやたらと目立つ、なんか自転車というよりミニバイクっぽい…そして持ち上げてみると凄く重い!21.5kgもあるので車のラゲッジに載せるのも大変そうだ。電動アシストによる走行フィールは自然な感じで、試乗した限りではサイクリングを楽しめそうなEバイクという印象だった。ともあれ、今のところEバイクの購入意欲は無い。健康維持・体重維持・体力減退防止のためにも、もう暫くは人力のみでサイクリングを楽しんで行きたい。 |
|
出展者のトークタイム |
トークは基礎的内容がメインだった |
|
11:00からは各ブースの出展者が順番にセールストーク。ミニベロに関する情報収集をそれなりにしている自分には基礎的な内容がほとんどだったが、折角なので最初から最後まで拝聴。自分が知りたい情報は各車両の試乗時にしっかり聞いておいた。12:00を過ぎると出展者やスタッフは食事を始めて参加者もまばらになったので、自分も一旦会場を離れて道の駅のメインエリアへ移動。がしかし、広い駐車場は満車状態で非常に人が多く、主に小さな子供がいる家族連れで大変な賑わいになっていた。道の駅湖畔の里福富には子供向けの大型遊具がたくさんあるので予想はしていたが、まるでテーマパークのような賑わいに圧倒… とても道の駅で食事休憩をする気にはなれないので、人がいなくて静かであろう福富ダムへ移動。 |
|
福富ダムから眺めるダム湖のしゃくなげ湖 |
ブレずに補給食はコンビニおにぎり |
|
天気は青空が広がり日が差すようになり、ダムから眺める景色も明るく気分がいい。ダム提体の脇にある展望スペース的な場所の岩場に腰を下ろし、補給食として用意したコンビニおにぎりをダム湖を眺めながら食べる。道の駅のレストランや売店を利用する事も考えていたが、念のため車移動の途中にコンビニに寄っておにぎりを買っておいて正解だった。ダムで暫くのんびりした後は適当に道の駅の周りをフラフラと自転車散歩。そして13:30に再びイベント会場へ。朝と昼のチョイ乗りサイクリングの走行距離は合わせて20km。 |
走行距離 |
|
イベント会場は14:00前から再び人が集まり始める。何故なら14:00から景品がもらえるじゃんけん大会があるから。もれなく自分もじゃんけん大会目当ての再集合。別に景品に期待しているわけではない、折角のイベントなので最後まで楽しんで帰りたいのだ。14:00になるのを待っている間に不意にミカンを手渡される。ミカンでいっぱいの袋をぶら下げたオジサンが来場者1人1人に配っていた。なんかいいねこのユルさ。 |
|
再びイベント会場へ |
小ぶりなミカンをゲット |
|
そしてじゃんけん大会のスタート。まずは各ブースの出展者から提供された景品の紹介。今回出展予定だったところ参加できなかったメーカー・ショップ2社からも景品が提供されている事も説明。期待したよりも出展数が少ないと思っていたが、そういう事だったのかと納得。 |
|
じゃんけん大会の景品を紹介中 |
司会者とじゃんけんぽん |
|
コンパクトなマルチツールをゲット |
じゃんけん大会のルールまでここで説明する必要は無いので割愛。じゃんけん大会もやっぱり中年以上のおじさんばかりで、他は小学生以下の子供が3人くらいだった。参加者が少ないので全員1個以上の景品をもらうことができ、自分はサイクリングでの携行に便利なマルチツールをゲット。じゃんけん大会が終わった時点でほとんどの参加者は会場を後にし、自分もマイカーを駐車した道の駅のメインエリアに撤収。そして帰路に就く。 |
|
というわけで、初めて参加したミニベロミーティングはとてもいい経験となった。いろんなメーカーのいろんな車両を見て試乗して、出展者にいろいろ質問して知識を深めて、ミニベロの魅力を再確認することができた。それと同時に、現在の愛車であるTern Verge N8は自分に最適なミニベロに仕上がっているという事にも気付かされた。悪くはない加速性能と結構高い登坂性能、乗り心地と安定性が良く荷物の収納容量も十分。そして曲線美のあるフレームデザインと一目惚れしたフレームカラー。何となくもう1台ミニベロを買っちゃいたいなぁ〜などと思っていたが、今回のイベント参加を経て今所有しているVerge N8だけで十分だと考えが改まる。購入から1年経ったばかりで走行距離もまだ1200kmなので、これからまだまだ乗ってやりたいと思った。 |