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その3  1日目夕方〜夜

 

花の三聖苑伊豆松崎

(はなのさんせいえん いずまつざき:静岡県松崎町)

長い長い渋滞にハマったまま河津まで進み、堂ヶ島のある伊豆半島西側の海に出るため山道に入る。海沿いの国道を離れてやっと渋滞から開放。途中疲れと眠気を感じてきたので道の駅に立ち寄りトイレ休憩。ここまでの運転中あちこちで花が咲いているのを見かけたが、ここにも花が沢山咲いていた。陽がだいぶ傾いてきたが日の入りまでは十分間に合いそうなので一安心。風が出てきて少し肌寒くなってきた。

堂ヶ島

(どうがしま:静岡県西伊豆町)

16:10堂ヶ島に到着。日の入りは17:20なので十分時間に余裕がある。夕日を眺めるのにいい場所は無いか、車を降りて辺りを少し歩いてみるが何だかしっくり来ない。堂ヶ島で有名な三四郎島を道路から見下ろしてみても何故かしっくり来ない。けっして悪い場所ではないのだけど。しっくり来ない原因はおそらく、堂ヶ島のすぐそばにある黄金崎という夕陽スポットが気になっていたから。なので日の入り30分前になって、思い切って堂ヶ島から黄金崎に移動することに。

これは三四郎島ではないです

黄金崎

(こがねざき:静岡県西伊豆町)

道路は空いていたので堂ヶ島から10分ほどで黄金崎に到着。しかし駐車は満車で車を停めるスペースが無い。仕方なく駐車場から少し離れた路肩に車を停める。駐車場前の見晴台には夕陽を眺める沢山の人が。間違いなく黄金崎は有名な夕日スポットのようだ。黄金崎で一番目を惹くのが、夕日に照らされて黄金色に輝く黄褐色の岩。なるほど黄金崎という名前に納得。それにしても海から吹き付ける強風が強烈。カメラを構えるのがやっとなくらい。そしてかなり寒い。

辺りの山々は夕陽で赤く染まって綺麗。駐車場から遊歩道を少し歩いた所にある高台からは富士山がよく見える。富士山も夕陽に染まって「赤富士」になるのではないかと少し期待して暫く眺めていたが、赤くはならなかった。冷たい強風が吹きつける中、夕日を眺めながら暫く待ってようやく日没の始まり。朝は水平線から顔を出す太陽を見ることができなかったが、日没は水平線に沈んでいく姿を見ることができた。陽が海に沈みきって見えなくなったところで観光客は一斉に撤収。強風で海から飛んできた潮でメガネもカメラのレンズも潮まみれ。髪の毛はパサパサ。

日没を見届けたところで1日目の観光は終了。温泉に入るため土肥に向かう。ホテルなどの立ち寄り温泉は早い時間で終わってしまう所が多いが、ネットで調べたら土肥には22:00まで入浴できる所が何件かあり、1日目最後の観光地の堂ヶ島(結局は黄金崎まで行ってしまったが)からも近いのでちょうどよかった。

日没後も暫く東の海側は空が赤く染まっていて、暗くなった空が夕焼けの赤色を引き立たせていてとても綺麗だった。

通りがかった恋人岬で日没後の夕焼けを撮影

途中ラーメン屋で夕食を済ませ、19:00過ぎから土肥のホテルの温泉に入浴。海が見える露天風呂もあったが、外は真っ暗で何も見えず。入浴客の姿はほとんどなく露天風呂を独り占め。2時間ほど入浴して気分さっぱり。そして眠い。2日目は最初に堂ヶ島の洞窟巡りをする遊覧船に乗ろうか迷っていたので、とりあえず堂ヶ島まで戻り、近くのコンビニに車を停めて22:00就寝。携帯電話が無いので目覚ましをセットできなくとも、1日目の夜と違って結構寒いので、陽が昇る前に寒さで目を覚ますだろうと思われ。