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「イワ小」って小学校の事?

梅の花が咲いてる

小漕港まで4.6km

再び県道に入る

再び県道に入り、対岸の生口島を眺めながら1kmほど快走路を走ってまた県道を外れ、堤防沿いの細道を進む。ここから先は特に何があるというわけでもなく、淡々とペダルを漕いで北へ向かう。

堤防沿いの細道

防波ブロックが積まれた海岸が続く

ここで一区切り

小漕港まであと0.5kmの地点にある交差点に差し掛かかる。交差点を左折すれば岩城島北端にある小漕港へ、右折すれば島の中心にある積善山に向かって道は続く。このまま積善山山頂へ向かうため岩城島一周はここで区切りをつける。ここまでの走行距離は14.5km。このまま小漕港まで走っていれば、岩城島一周はぴったり15kmという計算になる。時計回りに一周した限りキツイ上り坂は無く、距離的にも本当に初心者向けのサイクリングコースなので少々物足りなさも感じた。

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

消費カロリー

CO2削減量

 

積善山へ向かう

交差点を右折し積善山へ向かう。長く緩い上り坂を突き当たりまで進み、左折してすぐ右手に登山道入口。この日は「桜まつり」の最終日だったが、イベント会場となっている登山道入口横の公園ではスタッフ達が跡片付けをしていた。三千本桜を見られないのは本当に残念。それでもせめて山頂からの景色を楽しもうと登山開始。

一応桜まつり期間中

ここから登山道

登山道に入って直ぐあるチューリップ畑

登山道と言っても山頂まで車で上がれる舗装された道路。あと一週間早く訪れていれば桜が咲いていたと思われる山道の両脇には、散った桜の花びらが積もり自転車の走行ラインのように続いている。登山道入口から山頂までは約4km。折りたたみ自転車で山登りをするのはこれが始めて。覚悟を決めて低速ギアでゆっくりと坂道を進んでいく。山を登っているのだから当たり前の事だが、進んでも進んでもずっと上り坂なのは体力的にも精神的にもキツイ。

山道を進む

道路の両脇に桜の花びら

ずっと上り坂

山道の途中にある鳥居

巨石信仰の跡…

登山道入口から1.5kmほど進んだところに、色がくすんで古びた鳥居が建っている。ここまで歩かず休まずペダルを漕ぎ続けて結構疲れたので休憩。鳥居から延びる道を指す行き先表示に「妙見メンヒル(巨石信仰の跡)」とあり、何だかよく分からないが興味を惹かれ行ってみる事に。

鳥居から続く遊歩道

見晴らしのよい場所

鳥居をくぐって遊歩道を歩いていくと見晴らしのよい場所に出るが、岩城島一周をしていた時以上にどんよりとした空模様になってしまい、せっかくの眺望も全く映えずガッカリ。遊歩道はまだ先へ続いていて妙見メンヒルとやらまでどれだけ歩くのか分からず、まだまだ自転車で山登りしないといけないので鳥居へ引き返す。

眺めのいい場所だけに天気が残念

山登りを再開してふと周囲の景色を見回すと、巨石に張り付くように建つ小屋が丘の上に見える。あれが妙見メンヒルだったのか。もう少し遊歩道を先へ進んでいれば辿り着いたと思われ、途中で引き返した事を後悔。まぁ仕方がないと山登りに専念するが、山頂まで1.6kmと書かれた標識を過ぎた辺りでペダルを漕ぐのが辛くなり、とうとう自転車を押して歩く。やはり4kmもある山道を自転車で登るのは厳しい… 軽量で高性能なスポーツバイクなら無理なく登れるかもしれないが、車重が12.5kgもある7段ギアの折りたたみ自転車ではしんどい。

多分これが妙見メンヒル…

散りかけの桜の木がポツポツと

物足りない桜

花見をするには少し遅かった

山の中腹辺りから散りかけの桜を見られるようになる。道路脇の芝の上などにビニールシートを敷いて花見をする人の姿も。一度歩いてしまうと我慢が利かなくなり、ペダルを漕いだり歩いたりの繰り返しで山頂駐車場に到着。登山道入口から山頂駐車場までに要した時間は約1時間。妙見メンヒルの遊歩道を歩いた時間と小休憩を差し引いたら40分弱。自転車で山登りはもういい、サイクリングは平坦な海沿いに限ると、改めて思った。

山頂間近の山道

山頂駐車場

 

Pから展望台まで130m

駐車場から130mほど急な斜面を歩いて展望台へ。標高377.6mの展望台の上からは、遮るものの無い360°のパノラマ風景を見渡すことが出来る。これまで瀬戸内海の島々のいくつもの山頂展望台を訪れているが、その中でも見晴らしの良さは随一と言えるほどの眺望。それだけに完全に曇ってしまった空模様が本当に残念でならない。

山頂展望台

展望台の上

展望台の下で花見

<< SCROLL    積善山展望台から眺める北→東→南の風景 パノラマ写真180°    SCROLL >>

東にはゆめしま海道の生名島・佐島・弓削島が見え、北から西にかけては真正面に生口島、その他大三島や伯方島、赤穂根島など複数の島々に囲まれているのがよく分かる。本当に眺めの良い展望スポット。快晴ならば暫く景色を眺めながらのんびりとしているところだが、明らかに天気は下り坂でサイクリングを終える前に雨に降られると困るので、写真を撮って早々に展望台を後にする。

東岸南部の工場

北端の小漕港へ続く道路

<< SCROLL    積善山展望台から眺める南→西→北の風景 パノラマ写真180°    SCROLL >>

 

山頂までの道のりが大変だった分、帰りは4kmずっと下り坂というご褒美が待っている。ペダルを漕ぐ必要もなく、スピードの出し過ぎに気をつけつつ一気に坂を下ってあっという間に登山道入口に到着。登りは40分ほど掛かったが下りは僅か10分だった。

小漕港へ続く道路

小漕港に帰着

来た道を引き返し小漕港に戻る。岩城島一周と積善山登山を合わせた走行距離は約24.5km。サイクリングとしての距離は大したことないが、山登りをしたのでそれなりの疲労感。積善山山頂は最高の展望スポットだったので、できれば快晴の日に再訪したい。ただ、再訪の際また自転車で頑張って登るか、車をフェリーに載せて岩城島へ渡り山頂まで車で行くか、そこが考えどころだ。

走行時間

走行距離

平均速度

最高速度

消費カロリー

CO2削減量