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2024年のゴールデンウィークは前半の3連休も後半の5連休もずっと天気予報が微妙で、しかも毎日予報がコロコロと変わるため天気が読めない。なので出掛ける予定を立てても決行か延期かの決断を前日夜まで決められない。確か前年のGWも同じような感じで毎日天気予報を何度も確認していた。で、前半3連休の2日目が晴れとなったのでサイクリングに出掛ける事にしたが、当日本当にすっきりと晴れるのか怪しいので、自宅から近場の大崎上島へ行くことにした。何度もサイクリングしている場所なら天気が微妙でもガッカリせずに済むから。 |
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大崎上島も視界不良だった |
大崎上島をサイクリングするのは8ヶ月振り。自宅から東広島市の安芸津港まで車で約40分、フェリーに乗って大崎上島の大西港まで約35分と、大崎上島は東広島市の自宅から最も身近な離島と言える。で、7:00に自宅を出る時は朝靄か濃霧か分からないが(キリとモヤの違いもイマイチ分からないが…)辺り一面真っ白。車の運転に注意が必要な視界不良で空模様も全く分からず。自宅周辺は標高200m前後の盆地なので瀬戸内海まで下りれば視界は晴れるだろうと、予定通り安芸津港まで車を運転。そして予想通り視界は晴れて予報通り青空が広がっていた。がしかし、大西港から見る瀬戸内風景はかなり霞んでいた。 |
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航行中のフェリーから眺める瀬戸内海の風景もかなり霞んでいて、そして大崎上島の大西港に着いてもやっぱり遠くの景色は霞んでいた。この視界不良は一体何が原因なのだろうか、よく分からないが黄砂ではない気がする。まぁ空と海はスッキリとした青色をしているので良しとしよう。暇潰しの気分転換サイクリングなので問題は無い。8:00過ぎからいつも通り大崎上島一周サイクリングスタート。 |
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ボーリング場の廃墟の存在を初めて知る |
新しく買ったコンデジを初めて使う |
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半月前の灰ヶ峰ヒルクライムで愛用のコンデジを壊してしまったので、今度は耐衝撃性能が高いタフなコンデジを購入。そして今回のサイクリングが外出での初使用。今回のサイクリングは新しいコンデジを使い慣らすのも目的のひとつ。それと先日履き替えた極太タイヤのビッグアップルでの初走行でもある。なので何度も走っている大崎上島でもちょっと新鮮な気分。 |
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視界は霞んでるけど空と海は青い |
ビッグアップル化後初のサイクリング |
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まずは大崎上島の隠れスポット的な場所である手掘りトンネルへ。島の外周路から内陸へ続く道に折れ、トンネルまで約2km続く上り坂を淡々とペダルを漕ぐ。途中で逆光の写真を撮って失敗したり、鮮やかな花が咲く畑を撮ったりと、カメラの試し撮りをしつつビッグアップルの走り心地も確かめつつ進む。 |
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長い上り坂を走ってトンネルを目指す(撮影失敗…) |
トンネル目指してさらに上り坂を進む |
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そして「上組トンネル」という名の手掘りトンネルに到着。このトンネルを訪れるのは約1年半振りで今回が2度目。瀬戸内海をメインに活動するサイクリストでもこのトンネルを知っている人は少ないと思われ。メジャーでありきたりの観光スポットよりもこういう隠れスポットの方が面白味がある。 |
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2度目の上組トンネル |
トンネルの反対側 |
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トンネルから外周路に戻って海沿いサイクリング。遠くの景色はかなり霞んでしまっているが、近くの風景は日差しを浴びて明るく綺麗に見える。曇天で空も海も灰色がかった風景では流石に気分も晴れないが、たまにはこういう天気も悪くない。 |
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近くの風景ははっきり見える |
空と海が青ければいいさ |
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遠くの風景はかなり霞んでいる |
いつもの外周路を走る |
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路上をウロウロ歩くタヌキを発見したので脚を止めて暫く観察。車が走って来ても逃げることなく、ノロノロと歩いたり立ち止まったりを繰り返す。そして自分の直ぐ側まで寄って来て立ち止まり目が合う。焦点が定まっていないようなボーっとした表情をしているので、高齢タヌキかも知れない。車を運転していて路上で死んでいるタヌキを見掛ける事がたまにあるが、こういうタヌキが車に轢かれてしまうのだろう。 |
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路上をうろつくタヌキ発見! |
高齢タヌキだろうか |
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大崎上島で一番のお気に入りスポットである中ノ鼻灯台にも立ち寄り。8ヶ月振りの訪問で灯台の周囲に柵が設置されていた。高台に建つ灯台の周りは斜面になっているので安全のためと思われるが、柵が設置されて写真を撮り辛くなってしまった。まぁ仕方ない。それと、ここを午前中に訪れると灯台全体を写真に収められる方角は影になっていて、毎回もどかしい思いをしている。日差しが当たる側は足場が狭くて灯台全体が収まるまで下がることが出来ない。だからと言って午後に中ノ鼻灯台へ立ち寄るようルート設定すると、遅いスタートの遅い帰りになってしまう。本当にもどかしい灯台だ。 |
毎回必ず立ち寄る中ノ鼻灯台 |
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登山距離は灰ヶ峰の半分を切る |
予定ではのんびり大崎上島の外周路を一周するだけのつもりでいたが、それでは昼までにサイクリングを終えてしまう。翌日は仕事が休みだし雨天の予報で出掛ける予定も無いので、今日はクタクタになるまで走っても大丈夫!という事で、急遽大崎上島の最高峰である神峰山を登る事にした。走行距離は約5kmで灰ヶ峰の半分以下だし、452mある標高も灰ヶ峰の半分近いので何とかなるだろうと希望的観測。そんな訳で神峰山ヒルクライムスタート! |
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神峰山はロードバイクで2度登っているが勾配のキツイ区間がいくつかあり、貧脚の自分には難易度の高いヒルクライムコースという印象を持っていた。20インチタイヤのVerge N8でも一度試みた事があるが、登り始めて1kmくらいで無理だと判断し諦めてしまった。なのでまさか16インチのK9Xで挑戦する事になるとは思わなかった。K9Xは見掛け以上に高性能で潜在能力が高く、貧脚の自分でも挑戦したくなる自転車なのだ。 |
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気まぐれで神峰山ヒルクライムスタート! |
大崎上島トンネル |
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外周路から島の南北を縦断する峠道に折れ、まずは峠道の最頂部にある大崎上島トンネルを目指す。スタートからひたすら上り坂が続き、少々勾配のキツい場所もあり序盤からしんどい。時間は11:00を回り、いつの間にか空には薄雲が広がり日差しは朝よりも弱くなっていた。強い日差しの下でのヒルクライムは著しく体力を奪われるので、そういう点ではタイミングがいい。 |
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トンネルを抜けた先で登山道へ |
勾配は灰ヶ峰よりもキツイ |
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しんどいながらも大崎上島トンネルまで順調に進み、トンネルを抜けた先で今度は神峰山登山道へ折れる。ここからが本当の山道。で、いきなり急勾配の上り坂が続き心が折れそうになる。貧脚にはロードバイクでもしんどい激坂。途中途中で脚を止めつつノロノロと前へ進む。自転車で山道を登る度に思う、もっと自分に脚力とスタミナがあればと。加えてもっと体重を減らしたいとも。でも基本的に怠惰なので体力づくりや減量の努力をする気は全く無い。そういう人間なので仕方がないのだ。 |
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だいぶ高いところまで上がった |
まだまだ続く山道 |
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灰ヶ峰より明らかに苦戦しつつも山頂より1.3km手前の山小屋にたどり着き、少し長めの休憩をとって調子を整える。山小屋の入口には「山ラボ OPEN」と書かれた看板が立てられていて、壁面には高さ2mを超える赤いオバケのような絵が貼られている。これは何?以前ここを通り掛かった時は無かった気がする。何なのか分からないが面白いので自撮りを楽しむ。山小屋の中にも入るつもりだったが自撮り撮影を楽しんでいるうちに忘れていた。 |
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山頂1.3km手前の山小屋 |
これは何? |
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山小屋から山頂まで残り1.3kmの道のりは急勾配が多くて本当にしんどい。夏に神峰山をロードバイクで登った時は激坂と暑さに体力を奪われ、心が折れそうになった事を思い出した。他にも真夏の炎天下で江田島市の陀峯山を登った時は熱中症になりかけた。夏場にK9Xで山に挑戦するのは控えた方が身のためだと思った。 |
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登山道の入口から山小屋までの間は車が1台も通らなかったのに、狭小道路が続く山小屋から山頂までの間に限って車が複数台通過。車と自転車の離合でも道幅に余裕の無い場所が多く、車が来る度に自転車を降りて道路のギリギリ端まで寄る必要があり、余計に疲れる。おまけにうっそうと茂った木々から尺取り虫や毛虫が沢山ぶら下がっていて、それらを避ける必要があり余計に神経を使う。気を付けていても何度か尺取り虫・毛虫がサイクルジャージや自転車にくっついて、デコピンで弾き飛ばす。更に羽音が耳障りな虫が何度もまとわりついて鬱陶しい。これから夏に向けて虫の発生が増えるので、夏場に自転車で木々の茂った山道や林道を走るのは極力避けようと思った。 |
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狭く急勾配な山道を進む |
何とか山頂に到着 |
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約5kmの道のりを1時間かけて、何とか神峰山の山頂駐車場に到着。急勾配に心が折れて途中で引き返す可能性もあると考えていたが、登頂してしまえば疲労度はロードバイクとあまり変わらなかった、という印象。K9Xの性能のお陰か、それとも自分が以前よりも上り坂に強くなったのか。ともあれ灰ヶ峰に続いて神峰山もK9Xで制覇。山頂駐車場にある展望台からは北側の風景を一望。薄雲が広がる空模様と朝から続く視界不良でまともに景色は見られないだろうと諦めていたが、意外と周囲の景色をしっかり眺望する事ができた。とは言っても満足できる眺めではないので、駐車場から続く遊歩道を歩いて周れる3箇所の展望台へは立ち寄らず。 |
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霞んでいるけど一応景色を眺望できた |
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山頂で昼食を食べて(いつものコンビニおにぎり…)ゆっくりしてから下山。登ってきた道を引き返し、引き続き外周路を走る。すっかり曇り空になってしまい風景写真を撮ってもつまらないので、目に留まった色鮮やかな絵を撮ってみたり。そして13:40に大西港に戻って大崎上島一周完了。 |
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農園の倉庫に描かれた絵 |
倉庫らしき扉に描かれた絵 |
倉庫らしき扉に描かれた絵 |
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大崎上島一周+神峰山ヒルクライムの走行距離は50km。所要時間は約5時間半。K9Xで神峰山を登頂した達成感とちょうどいい疲労感で、なかなか楽しく充実したサイクリングだった。霞んだ視界で山頂からの眺めはイマイチだったが、そのうちまた大崎上島をサイクリングするだろうし、その時にまた神峰山を登ればいい。その時には今よりも上り坂に強い身体になっていたらいいな、と思った。でもそうなるための努力をする気は一切無かった。そういう人間なので仕方がないのだ。 |
走行距離 |
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毎年ゴールデンウィークは車中泊旅行をしていたが、2024年になってとうとう車中泊で旅したい場所が無くなってしまった。何とか行き先を決めて旅行計画を立てようとしたが、本当に行きたい場所ではない所へ無理して出掛けてもきっと面白くない。という事で、2024年のGWはサイクリング三昧することに決めた。前半3連休の2日目には何度も走っている大崎上島を一周したが、後半5連休は走った回数の少ない場所へ行こうと考え、5連休2日目に山口県の周防大島をサイクリングする事にした。 |
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早起きして車を2時間運転 |
道の駅 サザンセト とうわ からスタート |
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サイクリングのスタート地点にした周防大島の道の駅「サザンセト とうわ」までは、自宅から車で約130kmの道のり。高速道路を利用しても一般道を通る区間が長いので、車の運転時間は約2時間。距離的にも車の運転時間的にも、無理の無い日帰りサイクリングの上限かなと思う移動範囲。道路が空いているうちに車移動を済ませたいので5:00起床の5:30自宅出発。 |
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そして予定通り7:30に道の駅に到着したが、この日の朝は気温が低く結構寒かった。半袖ジャージに薄手の七分丈パンツという恰好で走るのは少々厳しい。なので暫く時間を潰して少しでも気温が上がってからスタートする事に。寒いのを我慢して自転車の運転をして、風邪を引いたり腹を冷やして腹痛になったら困る。前日から腹を下しているので尚更に気を使う。ひと月半前から仕事のストレスで逆流性食道炎になり(今回が3度目で2年振りの発症…)、病院で処方された飲み薬で治療中だが、薬の副作用でお腹が緩くなっていると思われ。自分はストレスが溜まりやすく胃腸が弱い。アウトドア好きには厄介な体質だ。 |
朝は結構寒かった |
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道の駅の周りにある海岸や公園で時間を潰し、8:00になると気温も少し上がったのでサイクリングスタート。道の駅から時計回りに外周路を進んでいく。今回で周防大島サイクリングは5度目。初めては初代折り畳み自転車のTern Link B7で島の西側を半周して60km弱走り、2度目と3度目はロードバイクで一周していずれも約100km走行。4度目は二代目折り畳み自転車のTern Verge N8で島の東側を半周して60km弱走行。そして今回5度目のサイクリングは前回と同様に島の東側を半周。 |
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道の駅の周りで時間を潰す |
周防大島の東側のみをサイクリング |
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東西に長い周防大島の西側には本土とを繋ぐ橋や街があり車の交通量が非常に多く、外周路の道路脇は狭く自転車の運転は結構なストレスになる。おまけに景色の良い海岸沿いの区間は少ないのであまり面白くない。逆に東側は交通量が非常に少なく景色も良く、自分好みの観光スポットも点在しているので楽しめる。それに外周路を一周するとなると走行距離は約100kmになるのでK9Xでは厳しい。という事で前回のVerge N8でのサイクリング同様、必然的に外周路の東側を半周するコース設定になる。 |
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道の駅から外周路を時計回りに走る |
何気ない道のり風景も撮影して記録 |
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空模様は中々の快晴で、空も海も彩度の高い青色をしていて気分がいい。遠くの景色は少々霞んでいるが許容範囲内だ。やはり海沿いサイクリングはこれくらいの快晴でないと満足できない。1週間前からの天気予報ではGW中はずっと雨天か曇りだったので、人生で最悪レベルのつまらない連休になるのではないかと悲観していたが、GWに入ってからガラッと予報が好天に変わって救われた気分になった。本当に天気予報は全く当てにならない。 |
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気持ちのいい海沿い道路が続く |
島の東側は車の往来が少なくていい |
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快晴で海も綺麗で写真撮影も楽しい |
長閑な風景の中をのんびりサイクリング |
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翌日も仕事は休みで帰りが遅くなっても構わないので、視界に広がる瀬戸内風景を満喫しながらのんびりとペダルを漕ぐ。そしてちょくちょく脚を止めては写真を撮ったりして、これぞポタリング !という感じのユルユルペース。最高にリフレッシュできるサイクリングに序盤から感無量。 |
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陸奥公園の引き揚げ遺物 |
これまでのサイクリング歴の中では走った回数の少ない周防大島だが、それでも島の東側を走るのは今回が4度目なので新鮮味は薄く、見覚えのある風景・立ち寄った事のある場所の再訪サイクリング。なので取り立てて記事にするような内容は無い。快晴の下で綺麗な風景を満喫しながらのサイクリングができた、それだけでいい。 |
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とっておきの撮影スポットへ向かう |
それにしても海が綺麗だ |
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前回の周防大島サイクリングで見つけたとっておきの撮影スポットへ向かうため、外周路を外れて島の東端へと続く狭小道路に入る。好きな場所や気になる場所へはコースを外れても寄り道するし、関心の無い場所は有名スポットでも素通りする。これぞ本当に自由で有意義なサイクリング! |
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狭小道路を進む |
この構図が妙に気に入っている |
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綺麗な海岸風景を見ながら狭小道路を進んで行き、とっておきの撮影スポットな海岸に到着。堤防から突き出た縦桟橋に自転車をうまい具合に停めると、台形の額に収まっているように見える構図が妙に気に入った。写真中央に海と消波ブロックが薄く平行に広がる構図もいい。もちろん快晴の青空が背景であることが必須だ。 |
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<< SCROLL 周防大島東端付近の海岸 パノラマ写真180° SCROLL >> |
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とっておきの海岸で写真を撮って満足したら狭小道路を引き返し外周路まで戻る。狭小道路を行き止まりまで進めば島の東端にある漁港に行き着くが、前回訪れて特に印象に残らなかったので今回は立ち寄らず。好きな場所や気になる場所だけ行けばいいのだ。 |
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北岸から南岸へ向かう |
個人的に印象的なトンネル |
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道の駅から北岸沿いの外周路を東へ向けて暫く走り、島の東端付近まで進んだところで小さなトンネルを通過して南岸へと回り込む。このトンネルも何気にお気に入りのスポット。竹林の下に掘られた小さなトンネルと、両側を壁に囲まれ閉鎖感のある細道の様子が、個人的にとても印象的な風景に感じる。大抵の人は何とも思わないような風景なのかも知れないけど。自分はなかなか感受性の高い人間だなと思った。 |
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トンネルを抜けて南の海岸へ出たところで、今度はお気に入りスポットの油宇漁港がある。小さな灯台が建つ防波堤に仕切られた小さな漁港で、防波堤からは周囲の長閑な風景を360度ぐるっと見渡すことができる。こういう何気ないけど綺麗で落ち着く風景のある場所が好きなんだ。宇油漁港では写真を撮ったりコンビニおにぎり(いつも通りね…)を食べたりしながらのんびり過ごす。 |
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<< SCROLL 宇油漁港の防波堤からの眺め パノラマ写真180° SCROLL >> |
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灯台とK9X |
宇油漁港でのんびり時間を過ごす |
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前回Verge N8でサイクリングした時は、宇油漁港から先の外周路が道路の改良工事で通行止めになっていたため、途中まで内陸部を通る峠道のオレンジロードを走った。それはそれで楽しめた(長い下り坂でVerge N8で最高速度50km/hを記録した! ちなみにロードバイクでは60km/hを叩き出した!!)が、やっぱり海沿いの方がいい。1年半振りの再訪で通行止めは解除されていたので、今回は海岸沿いに細道が続く外周路を進む。 |
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宇油漁港から続く外周路 |
黄色いガードレールに沿って走る |
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長閑でいい眺めだ |
ひじきを干してる集落を通る |
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うねうねと曲がりくねった海岸沿いの細道を進んで、途中途中で脚を止めて写真を撮って、あちこちでひじきを干している集落を通過して、また曲がりくねった細道が続いて、手作り感のある赤くて小さな展望台があったので自撮り撮影をして… マイペースで気ままで素朴なミニベロサイクリングが続く。 |
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黄色いガードレールが続く |
小さな展望台発見 |
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サイクリスト向けの展望台? |
三脚を立てて自撮り撮影するのも楽しいよ |
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別に自分は写真を撮ることが趣味ではないが、目に留まった綺麗な風景や印象的な風景は写真に収めて記録として残しておきたい。サイクリングならば走っている道も時々撮って、どんな道のりだったのかを記録しておきたい。そんな訳でちょくちょく脚を止めて写真撮影をするので、初めてのコースや久し振りのコースを走ると結構な撮影枚数になる。なのでこのサイクリング記に載せている写真は撮影総数の半分にも満たない。本当は全部載せたいくらいだがそれだと多過ぎてしつこくなるので、これでも激選して掲載している。 |
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目に留まった風景はとりあえず撮る |
何気ない風景もたまに撮る |
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油宇漁港から続く南岸沿いの外周路を西へ向けてしばらく進み、お気に入りスポット4箇所目となる星のビーチへ。星型のモニュメントが建つ2つの突堤があり、写真撮影をするのにいいロケーション。とてもいい場所だと思うがマイナースポットなのか人の姿はほとんど無く、突堤のひとつを独占して思う存分写真撮影ができた。 |
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星のビーチの突堤に建つモニュメント |
順光で撮ると海を背景にできない |
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青い空と海をバックにして星型モニュメントを撮るといい絵になるが、思いっきり逆光になってしまうのがちょっと惜しい。別に写真撮影が趣味ではないし、いい写真を撮るのが目的でサイクリングをしている訳ではないが、こういう場所では日差しの向きや構図に拘りたくなる。どうせならよく撮れた写真をHPに掲載したいし。ともあれ、写真撮影を楽しむのもポタリング 的のんびりサイクリングの醍醐味だ。 |
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<< SCROLL 星のビーチ突堤からの風景 パノラマ写真180° SCROLL >> |
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星のビーチから引き続き外周路を進む。道幅は広くなり、海側の景色は木々に遮られ隠れがちになり、そして長い上り坂が続く。あまり面白くない区間だ。そんな道を抜けて今度は砂浜海岸沿いのヤシの木並木道を通る。片添ケ浜海浜公園という南国を思わせる雰囲気の行楽地で、テニスコートや海水浴施設や洒落たレストランなどが道路沿いに並び、それなりの規模の行楽スポットで人が多い。そのような場所に自分はあまり関心が無いので、綺麗な砂浜海岸の写真をサクッと撮って後にする。旅行もサイクリングもソロ活動を好む自分は人で賑わう場所が苦手なのだ。 |
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海が綺麗な星のビーチを後にする |
長い長い上り坂を進む |
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片添ケ浜海浜公園の並木道 |
片添ケ浜の海も綺麗 |
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片添ケ浜海浜公園から外周路をさらに進んで、5箇所目のお気に入りスポットとなる厳島神社の分社に到着。総本社と同じように海に建つ鳥居があり、なかなか絵になる場所でいい撮影スポット。ここを訪れるのは今回で3度目になるが、毎回干潮時なので海に浮いた鳥居を見たことは一度も無い。そして過去2度の訪問では人の姿が無かったが、今回はGWだからか砂浜に複数の人の姿。鳥居と海岸風景を独り占めできなかったのが残念だ。 |
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厳島神社の鳥居 |
道路を挟んで鳥居の向かいにある社殿 |
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<< SCROLL 厳島神社鳥居からの眺め パノラマ写真180° SCROLL >> |
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厳島神社から先の外周路は再び細く曲がりくねった道が続く。宇油漁港辺りから雲が目立ち始めて、方角によっては薄雲が広がる空模様になり気になっていた。時間と共に曇天模様になってしまうのではないかと心配したが、ここまで進んでどうやら空模様は大丈夫そうだと判断できるようになり、一時の不安は解消。旅行もサイクリングも青空の広がる快晴である事が何よりも重要だ。別に名所でも絶景でもなくとも、気持ちのいい青空が視界に広がっているだけで得した気分になれる。 |
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再び海岸沿いの細道が続く |
天気は快晴を維持 |
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周防大島南岸の中間付近まで進んだところで、周防大島と沖家室島を繋ぐ沖家室大橋を渡る。沖家室島はとても小さな島で観光スポット的な場所も無く、前回初めて島の端から端まで走ったが本当に何も無かった。それでも沖家室大橋は渡りたかったのでとりあえず沖家室島へ。 |
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沖家室大橋を渡る |
沖家室大橋から見る沖家室島 |
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沖家室大橋を渡って沖家室島に入ったところで、橋を背景にして撮影するのにいい場所があったので自撮り。その時にふと自転車を見て大事なことを忘れていた事に気付く。自転車の折り畳みフレームをロックするヒンジレバーの誤作動を防ぐ安全装置を掛けていなかった。「フレームセーフティフック」という樹脂製のパーツで、ヒンジレバーの上に付いているピンに被せてレバーが開かないようにする安全装置。実はこれまでのサイクリングで何度かこのフックを掛け忘れている。小さくてフレームと同色で目立たないのでついつい忘れてしまう。 |
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ここでヒンジレバーの安全装置の掛け忘れに気付く |
安全装置のフレームセーフティフック |
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もう1台所有する折り畳み自転車のTern Verge N8はヒンジレバーが自動でロックされる機構になっていて、ロックを解除するつまみは目立つよう赤色に塗られている。そこらへんの構造についてはDAHONよりもTernの方が優れているなと思う。とにかく今後はフレームセーフティフックの掛け忘れを無くしたいので、フックを目立たせるために赤い三角シールを後日貼り付けてみた。これなら目に付くので忘れない気がする。とりあえずこれで様子を見てみよう。 |
目立つよう赤色のシールを貼り付け |
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橋を下りてから続く沖家室島内の道路を少し走り、ひとつ残っているコンビニおにぎりを橋でも眺めながら食べようと脚を止めたところ、腹の違和感に気付いてやがて腹痛を伴う便意をもよおす。これは下しそうな予感…そう思いスマホでGoogleマップを開いて「トイレ」で検索したところ、偶然にも目と鼻の先に公衆トイレがあった。周りに公園や観光施設がある訳でもなく、民家がポツポツと並びはす向かいに郵便局があるだけの通りに、何故かぽつんと公衆トイレがある。しかも瓦屋根のなかなか立派なトイレ。中も綺麗でトイレットペーパーも十分に用意されている。ここにトイレを設置した関係者とトイレの管理者にお礼申し上げたい気分だ。ともあれ沖家室島に立ち寄って正解だった。ちなみに予感通り思いっきり下した! |
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おにぎりを食べようとしたら腹痛を伴う便意… |
沖家室島の公衆トイレ |
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用を足してスッキリしておにぎりも食べたところで、再び沖家室大橋を渡って周防大島の外周路に戻る。それから直ぐにトンネルがあり、トンネルを抜けたところに「地家室園地(じかむろえんち)」という初めて見る施設があったので立ち寄り。道の駅のような休憩スポットかと思ったが、ニホンアワサンゴの生態を学ぶことができる施設だった。周防大島は国内最大規模のニホンアワサンゴの群生地との事。2024年3月にオープンしたばかりの新しい施設でGoogleマップ上には建物が無かった。とりあえず綺麗なトイレが利用できる施設が増えたのはいい事だ。 |
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竹林トンネルに続き2つめのトンネル |
地家室園地 |
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今回の周防大島サイクリングでは1箇所くらい初めての場所を訪れたいと思い、前日にGoogleマップを眺めて目に留まったのが「夕日の丘展望台」という場所。名前からして夕景が綺麗な展望スポットだと分かる。のんびり走っても日没前よりずっと早い時間に訪れる事になるが、普通に展望地としていい場所だろうと期待して行くことにした。灰ヶ峰と大崎上島の神峰山を登ってK9Xでヒルクラムをする事に目覚め、今回も山を登りたい気分だったのでちょうどいい。という事で外周路から夕日の丘展望台へ続く道に折れ、延々と続く上り坂を進む。 |
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夕日の丘展望台を目指す |
延々と上り坂が続く |
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少々暑さにやられる |
坂を上り切った所に絶景展望台の案内 |
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「山」ではなく「丘」なのでそれほど険しい道のりではないだろうと思い、どの程度の坂道なのか事前に調べていなかった。実際は予想したより勾配のキツイ区間があり少々苦戦。しかも日中は気温が上がり日差しも強いので暑さに体力を奪われる。夕日の丘展望台まで無休でペダルを漕いでやろうとはじめは思ったが、しんどくて途中で脚を止めて小休憩。お腹の調子がまだ気になるもたっぷり水分補給をする。やがて長い上り坂が終わり下り坂に差し掛かるところで、「絶景展望台 50M→ 女郎の腰掛け」と書かれた案内があり横道が続いていた。 |
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「絶景展望台」につられて横道へ |
ここで舗装路終了… |
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”絶景”という誘いにはとても惹かれるが、展望台へと続く横道から更に上り坂が続いている。やっと長い上り坂が終わったと思ったところなので流石に躊躇し、スマホからGoogleマップを開いて展望台の場所を確認しようとするも圏外。まぁ50mなら頑張るかと横道に入り坂道を上り始める。が、木々がうっそうと茂った中を続く坂道は明らかに100m以上あり、しかも途中から勾配がキツくなり自転車を降りて押して歩く。それでも絶景を求めて先へ先へと進むもそれらしきものは見当たらず、案内標識なども無く、挙句に途中で舗装路が途切れて未舗装の山道に。再度スマホを出すもやっぱり圏外で展望台の場所を確認できず… |
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かなりマイナーそうな山道を歩いて行くと… |
廃屋が点在する場所に出る |
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もう明らかに道を間違えていると分かっていても、ここまで進んで収穫無しで戻るのは納得いかず、舗装路の行き止まりに自転車を停めて山道を歩く。道は斜面側に傾いている場所が所々にあり、足元に気を付けないと転落する危険がる。こんな所で転落事故を起こしても誰にも気付かれないので終わりだ。そんな山道を5分ほど歩いたところで廃屋と思われる平屋が何件か建つ場所に出る。一体ここは何処なんだ…これ以上歩いても展望台があるとは思えないので仕方なく引き返す。全くもって無駄に体力と時間を消耗してしまった。後からGoogleマップで確認するも絶景展望台の場所は分からなかった。いったいどうなってんのっ! |
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夕日の丘展望台 |
小さな木造展望台と幸せの鐘 |
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気を取り直して夕日の丘展望台へ。坂道を走っている時は車やオートバイの往来が度々あったので、メジャーな展望スポットで人が多いのかと思いきや、到着時には誰もいなかった。そして思っていたより小規模な展望台で、期待したほどの眺めでもなかった。まぁいいさ、上り坂を沢山走っていい運動になったから。 |
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丘を下りて再び南岸沿いの外周路へ。海沿いから離れていたのは1時間程度だったが妙に海が恋しくなり、周囲の海岸風景を見渡せる波止場へと出る。きっと絶景展望台を求めて山道で苦労したせいだ。休憩がてら鮮やかな青色をした海を背景にして愛車のK9Xを撮影。この自転車は16インチタイヤながらも本当によく走る。もう20インチのVerge N8は不要なんじゃないかと思ってしまう程だ。とは言え、今のところVerge N8を手放す気は全く無い。弧を描いたフレームデザインとメタリックグリーンのフレームカラーがとても綺麗で、自転車のルックスに関してはK9XよりVerge N8の方が気に入っている。 |
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丘を下りて再び海に出る |
K9Xは本当によく走る自転車だ |
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南岸沿いの外周路に出て直ぐに北岸と南岸を繋ぐ道路に折れ、道の駅がある北岸沿いの外周路へ出る。そして道の駅の直ぐ手前にある鳥居に寄り道。外周路から見える鳥居で毎回目に留まっていたが、小さく質素な鳥居がぽつんとあるだけで周りには何も無いのでこれまでは素通りしていた。今回はゴール直前でも体力・時間共に余裕があったのでほんのついでに寄り道。鳥居には厳島神社と書かれていて、小さな石の祠がふたつ設置されていた。 |
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道の駅の側にある小さな鳥居 |
小さな鳥居に小さな石の祠がふたつ |
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鳥居の裏手から続く堤防沿いの道を進み、スタート&ゴール地点の道の駅に16:10帰着。16インチミニベロK9Xで走る今回の周防大島半周サイクリングは、所要時間が8時間でそのうち走行時間は4時間、走行距離は約55kmという結果に。60kmに満たない走行距離に8時間かけているので、かなりのんびりペースのサイクリングだった。そのため道の駅帰着時の疲労感は微々たるもので、自宅までの車の運転中に疲れが出たり眠気を催すこともなく、無休で自宅まで運転することができた。 |
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鳥居の裏手から堤防沿いに進んで道の駅へ |
道の駅の駐車場に帰着 |
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今回のサイクリングは散歩的な楽しみ方をする「ポタリング」のお手本とも言える走り方だったと思う。道の途中途中や各観光スポットで風景と写真撮影を十分に楽しみ、ちょっとした小旅行気分を味わう事もできた。予定通り各スポットに立ち寄ることができ、天気も快晴でとても満足できるサイクリングになった。たどり着けなかった絶景展望台には参ったが… ともあれ最高のリフレッシュになり2024年GWのハイライトとなった。周防大島へはきっとまたサイクリングに出掛けたくなるに違いない。 |
走行時間 |
走行距離 |
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2024年ゴールデンウィークのサイクリング第三弾はまさかの野呂山ヒルクライム!!三週間前に行なった灰ヶ峰ヒルクライムを経てK9Xで山を登る楽しさを知り、K9Xでのサイクリングの最終目標!?に設定した野呂山ヒルクライムに早くも挑戦することにした。5月に入って日中の気温はグンと上がりこれからどんどん暑くなっていくので、山登りするなら今のうちがいいと判断。暑さに体力を奪われながらの山登りは本当に辛いので… 野呂山山頂までのコースは2つある。表コースの「さざなみスカイライン(野呂山公園線)」と裏コースの「郷原野呂山線」。どちらのコースを走ろうか結構迷ったが、コースの中間地点に展望台がありメジャーな方のさざなみスカイラインにした。ちなみにロードバイクで初めて野呂山ヒルクライムをしたのは郷原野呂山線の方で、その後にさざなみスカイラインから2度登っている。なので今回は4度目の野呂山ヒルクライムとなる。 |
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自宅から野呂山の下までは当然マイカー移動。約30kmの道のりなのでツワモノなら自転車で移動してしまうだろうが、標高200m前後の盆地から海まで下りて行くので帰路はずっと上り道になる。そんな往復サイクリング+野呂山ヒルクライムをするのは自分にはキツイ。それに車の交通量が多い国道や県道をメインに走る事になるので、自転車ではストレスの多いコースでもある。自分はあまりそういう道路を自転車で走りたくない。サイクリングをするなら気分良く快適に走れるコースがいい。という事で、さざなみスカイライン入口の交差点の側にある駐車スポットまで車を運転。 |
駐車スポットになっている川尻港 |
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野呂山は広島県呉市で最も高い山で標高は839m。山頂には複数の展望台やキャンプ場などがあり呉市を代表する行楽地でもある。そして登山者やサイクリストにも人気の山でもあるのに、さざなみスカイラインの入口周辺にはコインパーキングなどの駐車場が全く無い。なので駐車スポットになっている川尻港にマイカーを駐車。8:00前に川尻港に着いた時には既に波止場に沿ってズラリと車が駐車されていた。駐車場が無いのは来訪者にとって大きな問題なので呉市は何とかするべきだと思う。 |
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筋断は大げさかも |
今回はさざなみスカイラインを走る |
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交差点前の標識には9kmと書かれてあるけど… |
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さざなみスカイライン入口の交差点でサイクルコンピュータをリセットして8:00ちょうどにヒルクライムスタート。交差点前の道路標識には野呂山まで9kmと書かれてあるが、さざなみスカイラインを走り始めて直ぐにある標識には11kmと書かれてある。一体これはどういう事だ?標識の設置・管理者が違うのだろうか。何だか紛らわしい。 |
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この標識には11kmと書かれてある |
最初は住宅が並ぶ通りを進む |
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まずは住宅が並ぶ通りを進んで行くが、序盤から少々急勾配な場所もあり楽はできない。しかも2日前の周防大島サイクリングの疲れが取れきれていない状態で、サドルに乗せたお尻が初めから微妙に痛くて脚も少々だるい。おまけに8:00を過ぎたばかりなのに既に日差しが強く暑い。2日前の周防大島とは朝の気温が全然違う。もっと早い時間からスタートすればよかった。 |
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住宅地を抜けて山道らしい風景に |
カーブが連続する山道が続く |
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序盤からの急勾配に少々気持ちが萎えながらもペダルを漕ぎ続けているうちに、どうせなら脚を止めて休憩する回数は出来るだけ少なくしよう、という挑戦心が生まれる。そしてロードバイクで初めてさざなみスカイラインを走った時に最初に脚を止めた場所まで頑張ろうと決める。走行中の道のり風景はコンパクトデジタルカメラで片手撮り。コンデジなら片手で電源のオンオフと撮影が容易に出来るので、こういう場面ではスマホカメラよりコンデジの方が断然使い勝手がいい。 |
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ここで最初の休憩 |
スタートから約3kmペダルを漕ぎ続け、予定通りロードバイクで最初に休憩を取った場所で脚を止める。まだ山頂までの道のりの3分の1弱と言ったところだが、ひたすら続く上り坂と暑さに息が上がって体力の消耗も大きい。それでも休憩は4回以内に抑えたいと考える。目標はあった方がいい。ガチ勢なら16インチのK9Xでも無休で登頂してしまうだろうが、自分はあくまでも行楽サイクリストであって基本的に貧脚である。そんな自分でもK9Xに乗ると何故か挑戦したい気分になる。DAHON K9Xはその気にさせる小径車だ! |
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路側帯の無い道路が続く |
車の往来が少なくてよかった |
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さざなみスカイラインの道路幅は広くなく路側帯はほとんど無いので、車の往来が多いと自転車での走行は結構なストレスになる。自転車を運転している自分の真横を頻繁に車が追い越していくのは気疲れが大きい。今回はGW中なので野呂山を訪れる人も多いだろうと少し不安だったが、ヒルクライム中の車の往来は非常に少なくて助かった。それから、ロードバイクでさざなみスカイラインを2度走った時は平成30年7月豪雨による被害の復旧工事があちこちで行われていて、信号付きの片側交互通行になっている場所が複数個所あった。今回は工事が行われている場所も無く、そういう点でも走りやすかった。 |
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中間地点にあるハチマキ展望台 |
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スタート地点から約5.5km走った所にあるハチマキ展望台に寄り道し、ここで2度目の休憩。最初の休憩場所で次はハチマキ展望台まで脚を止めずに走ろうと目標を立てていた。ここまで予想以上に順調かつ早いペースで進んでいる。それに疲労具合はロードバイクの時とあまり変わらないんじゃないかと思うほど。スタート時は山頂まで登り切れるか不安もあったが、ここまで来て登頂の確信を持てるようになった。 |
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ハチマキ展望台で2度目の休憩 |
結構高いところまで登ってきたよ |
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ハチマキ展望台は標高440mで野呂山の標高839mの約半分。それでも展望地として十分な高さがあり、視界が広く正面に広がる海と街を一望できる絶景スポット。そしてこの日の天気は青空が広がる快晴。黄砂が飛散しているのか遠くの景色は霞んでいるが、それでも十分満足できる眺めだ。 |
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ハチマキ展望台の駐車スペースにある案内標識によれば山頂まで残り5km。既にさざなみスカイラインを半分まで進んだ事になる。スタートから約3km地点で最初の休憩をし、5.5km地点のハチマキ展望台で2度目の休憩をしているので、ここまでの走行ペースを維持すればあと1回の休憩で登頂できると予測。最初は休憩回数4回を目標にしたが、半分まで進んだところで3回に修正。目標は程よく高い方がやる気も出る。 |
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ハチマキ展望台から山頂まで残り5km |
延々と上り坂が続く |
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ハチマキ展望台から引き続き淡々とペダルを漕いで延々と続く上り坂を進んでいく。勾配のキツい場所ではあともう1枚軽いギアが欲しいと思いながら重いペダルを踏み込む。何でこんなしんどい事を自分から進んでやっているのだろうと、一瞬疑問に思いつつも余計な事は考えずに山頂を目指す。やがて疲れが溜まり休憩したくなってきたところで、道路脇の駐車場に咲く鮮やかなツツジに目が留まり、ここで3度目の休憩。屈伸運動などをして疲れた脚の調子を整える。ここまでの走行距離は約8km。疲れてはいるがまだまだイケる、この調子なら残りは山頂まで無休でイケる!と、ゴールが近づき気分は急上昇。 |
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ツツジが咲く駐車場で3度目の休憩 |
山頂目指してひた走る |
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そしてさざなみスカイラインのゴール地点である山頂ロータリーに9:40到着。登頂までに要した時間は1時間40分で走行距離は11km弱という結果に。走行時間は1時間20分だったので3度の休憩に費やした時間は合計20分という事になる。予想していたよりいい結果じゃないか。登頂してしまえば労力も時間もロードバイクと大して変わらなかったという印象。なので過去2度ロードバイクでさざなみスカイラインを走った時の情報と比較してみると… |
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山頂ロータリーに到着! |
よく頑張った!! |
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やはり今回のK9Xと過去2度のロードバイクの走行データにそれほど大きな差は無かった。16インチタイヤのK9Xでは走行時間がロードバイクの1.5倍くらいになるだろうと予測していたが、実際は10分程度長かっただけで約1.1倍。それから平均速度が約1km/h、最高速度が1〜2km/h遅いだけだったのも予想外。もっと速度にも差が出ると思っていた。ちなみにK9Xの走行距離が300mほど多いのは、サイクルコンピュータのタイヤ周長設定の違いから出る微々たる誤差だと思われ。 |
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今回 K9X |
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ロードバイクと16インチタイヤの折り畳み自転車でこの程度しか差が出なかったのは、自分の身体能力が以前よりも上がっているからか、それともK9Xが実はもの凄い高性能車なのか、どちらかだと思う。これを確かめるにはロードバイクで再び野呂山ヒルクライムをするのが一番だが、ロードバイクにには3年半乗っておらず、チェーンやギアの油汚れを完全に取り除いてペダルは外した状態になっている。今や完全にミニベロサイクリストになって小径車以外の自転車でサイクリングをしたいとは思わないので、ロードバイクに再び乗る機会が訪れるのは当分先になると思う。 |
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走行時間 | 走行距離 | 平均速度 | 最高速度 | |
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ロード 1度目 |
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ロード 2度目 |
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野呂山ヒルクライムを成し遂げた後は山頂に3箇所ある展望地巡り。山頂ロータリーから続くほぼ平坦な道路を約1.5km進み、広い駐車場の前に建つ野呂山ビジターセンターに寄り道してから、さらに先へと続く細道を進んでまずはかぶと岩展望台へ向かう。 |
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山頂ロータリーから続く道路 |
野呂山ビジターセンター |
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ビジターセンターから続く道に入る |
舗装された細道を進んで展望台へ |
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かぶと岩展望台は野呂山ビジターセンターから一番近く、舗装された細道を通って車でも行ける展望台。10:00を過ぎていても山頂を訪れている人は少ないように感じたが、かぶと岩展望台には車やオートバイでやって来る人が常にあり、野呂山で最もメジャーな展望スポットだと思われる。 |
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かぶと岩展望台 |
丸太の柵と三角コーンで自転車が目立たない… |
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かぶと岩展望台から見られる風景は、自分に最も馴染みのあるサイクリングコースであるとびしま海道の島々が正面に広がる眺め。相変わらず遠くの視界は霞んでいるがそれでもなかなかの絶景だ。さざなみスカイラインの中間地点にあるハチマキ展望台と全く同じ方角の眺めだが、標高が倍近く高いので視界に広がる風景の印象も違う。午前中はとびしま海道の島々を背景にすると逆光気味になり、自撮りすると人物が暗くなってしまうのが残念だ。ここで写真撮影をするなら昼以降の方がいいのかも知れない。 |
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眺めのいい方角はモロ逆光… |
順光で撮るとこんな背景 |
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ビジターセンターから進んできた道を途中まで戻り、別の細道へ折れて次は星降る展望台へ向かう。細道は途中から石畳と砂利の道になり、自転車を降りて押して歩く。極太タイヤに履き替えているのである程度の悪路は走れるが、調子に乗って転倒したら間抜けなのでここでは安全な行動を選択。そして寺の参道入口に差し掛かるところでまた横道に折れ、さらに足元の悪くなった石畳の道を自転車を押して歩く。ロードバイクで訪れた時は担いで歩いたが、フロントバッグやダブルレッグスタンドを装着したK9Xは重いので担いで歩くのはしんどい。 |
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かぶと岩展望台から星降る展望台へ向かう |
途中から石畳と砂利の道に |
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さらにガタガタした道に入る |
星降る展望台 |
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星降る展望台はかぶと岩展望台よりも奥まった場所にあり少々マイナーな印象を受けるが、展望台の造りは立派で眺めも非常にいい。かぶと岩展望台と同じくとびしま海道の島々が正面に広がる絶景眺望で、奥まった立地や展望台の造りなどの雰囲気を含めて個人的に野呂山で一番の展望スポット。星降る展望台に暫くいる間にやって来た人は2人だけだったので、やはりマイナーな展望スポットなのかも知れない。 |
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星降る展望台の様子 |
個人的に野呂山一番の展望スポット |
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最後に野呂山山頂の東端にある弘法寺へ。赤いのぼりが並ぶ砂利道の参道を進んで本堂まで行くと、断崖から突き出た木造の見晴台がある。かぶと岩展望台・星降る展望台と同じくしまなみ海道の島々を眺望できるが、周囲の木々や山肌で結構視界が遮られている。それでも野呂山の山頂にある寺で有名?だからか来訪者が多い。 |
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砂利道が続く弘法寺参道 |
弘法寺本堂 |
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弘法寺本堂向かいにある見晴台 |
見晴台からの眺め |
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見晴台の下には四国八十八ヶ所参りを模した散策コースがあり、少々足場の悪い岩場の道を歩いて各札所の地蔵を見て周れるようになっている。ついでにちょっと歩いてみようかと思ったが、ヒルクライムの後に足場の悪い道を歩き回るのは疲れそうなのでやっぱりヤメ。もう丸10年前になるがドライブで訪れた時に散策しているのでいいやっと。 |
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弘法寺本堂とK9X |
何となく撮ってみた |
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弘法寺から野呂山ビジターセンターまで戻り、建物の裏手にある氷池の遊歩道に入る。自転車で野呂山山頂を訪れるのは4度目だが、氷池をちゃんと見物するのは今回が初めて。日差しを浴びた木々の緑にぐるっと囲まれた池の風景が長閑で印象的だった。 |
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<< SCROLL 氷池 パノラマ写真180° SCROLL >> |
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ビジターセンターから山頂ロータリーへ戻る途中にも寄り道。道路脇の斜面に球状に整えられた赤い花の咲く木がたくさん並んでいるのに目が留まり、自転車を停めて斜面の遊歩道に入る。赤い花の正体はツツジで、野呂高原ロッジという場所の植え込みだった。日差しが出ていれば色鮮やかな花が咲く風景も楽しめるので、やっぱりサイクリングをするなら快晴日を狙って出掛けるに限る。 |
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野呂高原ロッジのツツジ |
日差しを浴びて鮮やかな赤色 |
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白ツツジも咲いていた |
花が無い緑だけでも印象的 |
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山頂ロータリーに戻ったのが11:30。2時間近く山頂散策をしていた事になる。展望スポット以外にも色々と見てまわる場所はあるが、とりあえず今回はこれで十分だ。先に登った灰ヶ峰は山頂に展望台以外何も無いので、ヒルクライム+観光も楽しみたいなら断然野呂山がオススメ。 |
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さざなみスカイラインを下る |
制限速度は30km/h |
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下山はほとんどペダルを漕ぐことなく、重力に任せて下り坂をひたすら滑走。但し路面がガタガタしている場所が結構あるので、スピードの出し過ぎに注意して安全運転を心がける。それでも制限速度の30km/hに直ぐ達してしまう。さざなみスカイラインはほとんどが木々に囲まれていて外の景色を見られる場所は限られる。そんな中、視界が開けて海が見える場所があったので脚を止めて写真撮影。山頂にある展望地からの眺めと比べたら大した事ないが、ずっと木々に囲まれた山道を走っていて不意に開けた景色が目に飛び込んで来ると、新鮮味があってとてもいい景色に見えてしまうものなんだ。 |
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下山中に一度だけ脚を止めて写真撮影 |
下山はあっという間だ |
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写真撮影で一度脚を止めた以外はずっと走り続け、さざなみスカイライン入口の交差点に帰着したのが11:50。山頂ロータリーからの下山に掛かった時間は僅か20分で、登りに掛かった時間のたった4分の1。ひたすら坂道を下るだけなのであっという間だった。 |
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今回のサイクリングに要した時間は約4時間で、そのうち走行時間が約2時間半。そして走行距離は27kmという結果に。山頂でのんびり展望地巡りをしても大した距離は走っていないし、山登りをしたとは言え30kmにも満たない走行距離は終わってみれば少々物足りなさが残る。やはり自宅から自転車で野呂山まで走らないとダメか、いやそれはやっぱりムリっ! |
走行時間 |
走行距離 |
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マイカーを駐車した川尻港に帰着 |
川尻港前から見る野呂山 |
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ともあれK9Xで走る野呂山ヒルクライムは十分に楽しめたので、きっとまた登りたくなると思う。次は裏コースの郷原野呂山線から挑戦してみたい。そして文句無しの視界良好な快晴日を狙って出掛けたい。 |