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曇り空でもとびしま海道(2025年5月)

ゴールデンウィーク以降はパッとしない天気が続き、快晴日を狙っていたらいつまでもサイクリングに出掛けられないので、曇天を承知の上でとびしま海道をサイクリング。近場だし何度も何度も走っているコースなのでたまには曇天風景でもいいや、という感じ。走り始めは所々青空が覗いて日差しも出たり隠れたりだったが、やがて完全な曇天模様になり風景に彩度が無くなる。まぁ別にいいや、という感じ。

朝から曇天模様

たまにはこんな空模様も悪くない

前回のとびしま海道サイクリングは3年半振りにロードバイクに乗って全島一周約100kmを走った。やっぱりロードバイクは軽くて速くて走行性能が高かったが、それでも今の自分には小径車(特に折り畳み自転車)の方が魅力を感じるし運転も楽しい。自転車の性能と走る楽しさは比例しない。自分が本当に気に入って所有欲を満たしてくれる自転車に乗った方がサイクリングは楽しい。

いつも通り岡村島まで走る

とびしま海道何度走っても飽きない

前回のとびしまサイクリングはロードバイク

遅くても重くても小径車には魅力がある

往復の折り返し地点である岡村島まで進んだ所で、薄雲越しに青空が目立つようになり風景が少し明るくなる。こういう天気もたまには悪くない。まぁ何度も走っているコースだからそう思えるのだけど。初めて訪れる場所や久しぶりの場所は絶対快晴がいい。

薄雲越しの青空

ミカンのお遍路さん

道端に色々な花が咲いていたので写真を撮って楽しむ。ロードバイクはスピードが出るしスタンドが無いので頻繁に脚を止めるのはかったるいが、巡航速度が遅くスタンド付きで何処でも停められる小径車なら頻繁なストップ・アンド・ゴーもそれほど煩わしいと思わない。風景や写真撮影を楽しみながらサイクリングするならロードよりミニベロ。ポタリングするなら絶対ミニベロ。

前日の夜まで雨が降っていた影響で、道路に水溜りが残っていたりトンネル内の路面が濡れているので、どうしても自転車と脚に水が跳ねて汚れる。加えて雨で落ちたと思われる草葉等の植物が地面に散乱していて、グラベルタイヤのブロックパターンに挟まる。あまり自転車が汚れると帰宅後の掃除に手間がかかるからイヤなんだよ。

この上り坂もすっかり慣れた

トンネルが涼しくて気持ちいい〜

前日の雨で水溜まりが結構残っていた

落石から補修工事完了まで半年以上かかった

雨水や植物でタイヤが汚れるのはまぁ仕方がないとして、今回のサイクリングでとにかく厄介だったのが毛虫。繁殖時期なのか路上の至る所に毛虫がいた。毛虫は絶対踏みたくないのでいつも以上に路面状況を注視して走る必要があった。道路沿いの木から蜘蛛の糸?で吊された毛虫も多いので、上も気を許すわけには行かない。

防波堤から見る蒲刈大橋

防波堤から見る安芸灘大橋

曇りでもジメジメして少し暑い

黄色い花が沢山咲いていたよ

いつものとびしま海道往復+αで走行距離は70kmちょい。自分には長すぎず短すぎず丁度いい距離。曇りがちな天気でもジメジメしていて少々暑かったが、それなりに楽しめてそれなりのリフレッシュになった。瀬戸内風景の良さや走行ルートの選択幅の広さ、そして自宅から車で1時間弱という近さもあるので、やっぱりとびしま海道は自分にとって一番のサイクリングコースだ。

走行距離

車に常備のブラシが初めて活躍

今回の走行ではグラベルタイヤのブロックパターンに植物等が結構詰まった。毛虫の死骸らしきものも… 意外な事にこれまではタイヤに異物が詰まる事はなかったが、こうなる事を予想してVerge N8のタイヤをBILLY BONKERSに履き替えた直後にブラシを購入してマイカーに常備していた。という事で今回初めてブラシが活躍。サイクリングを終えて車に自転車を載せる前に、タイヤに詰まった異物をブラシでゴシゴシ擦って除去。これで車内が汚れる心配も無し、用意周到さを自画自賛。

 

久し振りの倉橋島と鹿島なのに天気予報大ハズレで曇天(2025年5月)

とびしま海道やしまなみ海道などお決まりのコースばかりでは面白味がないので、久しく走っていなかった呉市の倉橋島と鹿島をサイクリングする事に。ただ、倉橋島の北部は道幅が狭く車の交通量が非常に多くてストレスになるので、前回と同じく南部のみを周るルート設定。自宅から駐車スポットまでは道路が空いていても約1時間半の道のりで、ホームコースであるとびしま海道までの倍も時間が掛かる。という事で、島の道路事情やマイカー移動時間の長さなどから好みのコースにはならず、倉橋島をサイクリングをするのは約2年半振り。

スタート時は所々に薄っすら青空が見えていた

まずは最短ルートで鹿島へ向かう

天気予報は前日から1日晴れマークで当日の起床時も変わらず1日晴れ。なのに倉橋島まで行くと曇天で雲間から所々青空が見える程度だったので愕然。小豆島の時と言い、この頃は本当に天気予報がアテにならない。いっその事予報で曇りの時に出掛けた方が晴れに当たるんじゃないかと思うくらいだ。とにかく空模様に不満で仕方ないが、江田島南端にそびえる陀峯山が対岸に見える倉橋島西岸のパーキングに車を駐車して、とりあえずサイクリングスタート。

倉橋島南部の山間を南下

倉橋島南岸に出ると青空が一切見えなくなる

曇天で日も差さないと気分が上がらない…

青い空と海が見たいよ…

まずは倉橋島南端まで最短ルートで一気に進んで広島県南端に位置する鹿島へ向かう。それまでに雲が退いて晴れ空に変わる事に期待するしかない。それにしても曇り空で風景が映えないと気分は上がらない。とびしま海道のように何度も走っているコースならまだしも、久しぶりに走るコースで久しぶりに目にする風景が曇天下で映えないのは残念。天気予報を恨む。

鹿島南端の宮ノ口集落

倉橋島南端から鹿島大橋を渡って鹿島に入り、鹿島南端の宮ノ口集落に到着。しかし空は相変わらず薄灰色の曇天模様。スタート時は所々に青空が覗いていたが、もう完全な曇天で晴れる見込みなど無さそうな様子。もう天気予報は一切信用しないぞっ! …もう天気は諦めた、せっかくここまで来たのだから久しぶりの倉橋島・鹿島サイクリングを楽しもうと、気持ちを切り替える努力をする。

初めて集落の中に潜入

集落の狭小路地を通る

宮ノ口集落から鹿島の最南端まで道が続いている事をごく最近知ったので、今回初めて広島県最南端の地を目指す事にした。それだけに曇り空と信頼ゼロの天気予報が恨めしいが、気を取り直して宮ノ口集落の狭小路地を通って南岸沿いの細道に出る。

集落を抜けて南岸に出る

南岸沿いの細道を進む

南岸沿いの道は最南端のちょい手前で終わっていて、そして道の終端ちょい手前で草木に阻まれ足止め。まぁ直ぐ先に突端が見えるし広島県最南端の地に来たと言ってもいいだろう。最南端と言っても辺りの風景に何の見応えも特徴も無いし、きっと突端に碑のひとつも無いだろう。広島県最南端の地はそんな感じだった。

鹿島最南端が広島最南端

ここが自転車で行ける広島県の最南端

広島県最南端から改めてサイクリングスタート

鹿島を北上

広島県最南端から改めて鹿島・倉橋島サイクリングスタート。日も差さない曇天模様では空も海も灰色掛かってまったく景色が映えず、どうにもこうにも気分が上がらず気持ちの切り替えもできない。こここまで冴えない天気の日にサイクリングをするなんてかなり久しぶりな気がする(雨降りオレンジライドは別件とする)。ちっともリフレッシュにはならないが運動にはなるので無意味では無い、そう考えて気持ちを切り替える努力をする。

鹿島大橋を渡って倉橋島へ

鹿老渡のブイアート

ずっと前からあるはずだけど初めて気付いた

鹿島北端から鹿島大橋を渡って倉橋島に入り、倉橋島南端に位置する地区の鹿老渡で沢山のブイアートを発見。鹿老渡を通るサイクリングはこれが3度目になるが、このブイアートに今回初めて気付いた。過去2度は晴れだったので反対の海側に目を取られていたのかも知れない。そう考えれば今回の曇天サイクリングも全く無駄ではないと思える、そういう事にしておく。

巨大タヌキの信楽焼

仲間発見!?

室尾の町並みを散策

こういう細路地が好き

空も海も灰色で瀬戸内風景を楽しめないので、古い町並みが残る室尾を軽く散策。車が入れない狭小道路が入り組んでいて、ひと月前に観光した小豆島の迷路のまち以上に迷路状態。なかなか散策のし甲斐がある町だ。室尾の町並み散策をするのは今回が初めてで、快晴だったら寄り道していなかったかも知れない。そう考えれば今回の曇天サイクリングもやっぱり無駄ではないと思える、そういう事にしておく。

細路地の途中にこんな広場があった

白壁の建物が目立つ

小豆島の迷路のまちよりも迷路

何とも味のある路地風景

海岸沿いに建つ赤い屋根のヨーロッパ風建物が目につき、ペンションか何かかと思ったら「ロールスロイス博物館」というものだった。開館時間前だったようでガレージの扉は閉まっていたので、窓越しから中を覗く。ロールスロイスを始めとした旧車が沢山展示されていた。10代の頃に憧れたフェラーリF355も発見、なんか懐かしい。ロールスロイス博物館へは別の機会に再訪してしっかり見学したい。

倉橋島南岸を西へ向けて走る

ロールスロイス博物館を見下ろす

ロールスロイス!

昔憧れたフェラーリもあった

広島最南端から約15kmの道のりは往路で走ったコースの引き返しで、倉橋島南西部の外周路に入った所でやっと復路のみの走行ルート。倉橋島南部+鹿島サイクリングは同じ道を往復する区間が長いのがネックだ…と思ったが、よくよく考えてみればしょっちゅう走っているとびしま海道往復も同じようなものだった。

ここから倉橋島南西部の外周路

どうやら倉橋島は岩の島らしい

アップダウンの繰り返しが続く

全く晴れる見込み無し…

倉橋島南西部の海沿い道路はアップダウンの繰り返しが多い。上って下って小さな町や集落を通過して、また上って下って…を繰り返す感じ。道路から見る瀬戸内風景はとびしま海道と比べたら印象が薄く、道路沿いに茂る木々で海が見えない所も多く、久しぶりに走ってみてそれほど楽しいコースではなかったと言うのが正直な感想。まぁそれでも快晴だったならそれなりに楽しめたのは間違いない。空一面を覆う雲とアテにならない当たらない天気予報がやっぱり恨めしい。

青い空と海が見たかった…

上って下ってを繰り返す

対岸に江田島南端にそびえる陀峯山

曇天で日差しも無く風景が一切映えない

途中から江田島の南端にそびえる陀峯山が対岸に見えるようになり、石切り場として削り取られた山肌が印象的な光景。そんな風景を眺めながらまったりペダルを漕いでゆっくり進んで行き、石運船が接岸する港がある集落や牡蠣の養殖場がある集落を通過。そしてマイカーを駐めたパーキングに帰着。

気が向いたらまた陀峯山ヒルクライムしようかな

結局最後まで曇りだった…

どうしようもなく冴えない曇天模様のおかげで消化不良なサイクリングになってしまった。悔しいので快晴日に再度同じコースを走ろうと最初は思ったが、車で片道1時間半掛かるしコース上からの風景は割と地味なので、やっぱり暫く時間を置いてまた気が向いたら行く事にした。ともあれ、天気が原因でここまで気分が上がらないサイクリングは久しぶりだった。サイクリングを楽しむには晴天である事が最も重要だと痛感させられた。

走行距離

 

ゆるポタからのヒルクライム(2025年6月)

天気予報は朝から夕方まで晴れマーク、夕方以降は晴れ時々曇りマーク。今度こそ快晴の下でサイクリングが出来るだろうという事でとびしま海道へ。晴れならコース上から日の出見物しようと思いつくも日の出時刻を確認すると5:00で、それだと3:00前後に起床しないといけないのでやっぱヤメ。あんまり早起きは正直かったるい。1年前の夏は暑さを避けるために毎週のように深夜起床でとびしま海道へ出掛けていたが、今思えばよくも飽きずにやっていたなと感心する。という事でほどほどな早起きの5:00起床。

いつもは最後に寄り道する遊歩道を最初に通る

いつもは最後の自撮りスポットで最初に撮影

6:30にいつものパーキングからサイクリングスタート。晴れマークの割には雲の多い空模様だったが、日差しがあって明るく空も海も青いので良しとする。今回は往復でも全島一周でもなく、気の向くままのんびり適当に走るつもりだった。そんな訳でいつもなら復路の最後にたまに寄り道する下蒲刈島の遊歩道を最初に通る。いつもとは逆向きで走る形になるので見慣れた風景がちょっとだけ新鮮に感じる。

いつもとは逆向きに走るだけでも新鮮味がある

いつも目に留まる古い船

下蒲刈島をのんびりゆっくり走ってふと目についた横道に折れると、小さな漁港を囲む防波堤に出る。何度も走っているとびしま海道で初めての場所発見。防波堤の先端には石灯籠が立っていて、向かいにも同じ石灯籠が立つ防波堤がある。下蒲刈島の町並みや蒲刈大橋が見られてなかなか眺めがいい。

初めて寄り道する防波堤

向かいの防波堤に同じ石灯籠、その後ろに蒲刈大橋

向かい合う防波堤の石灯籠

せっかくなので反対側の防波堤にも行ってみる。向いの石灯籠の後ろに安芸灘大橋と野呂山が見えて、こちらからの風景もなかなかいい。走り始めから思わぬ発見をして気分上々。やっぱり散歩感覚でのんびり走った方が色々なものに目が留まり新しい発見に出会える。走行距離や走行時間を目標にするも良し、〇〇一周や〇〇往復など目的・ルートを決めて走るも良し、のんびりポタリングして風景や季節感を満喫するも良し。サイクリングには色々な楽しみ方があるので飽きない。

防波堤から見る安芸灘大橋と野呂山

蒲刈大橋を渡って上蒲刈島へ

もっと新しい発見が欲しくなり、蒲刈大橋を渡って上蒲刈島に入ったところで住宅地の細路地を散策。するといい味出してる商店を発見、歴史と風情を感じる佇まいで絵になる建物。ちょっといいもの見つけた気分。引き続き海岸沿いから一歩入った細路地を何となく散策。もう完全にぶらりお散歩状態。

上蒲刈島の住宅地に入る

風情のある商店を発見

ぶらり細路地散策

防波堤記念碑だって

上蒲刈島北岸沿いの道路を進んで行き、お気に入りの桟橋(と言うより防波堤?)にも寄り道。視界いっぱいに長閑な風景が広がり何だかとても落ち着く場所。こういう場所を訪れて曇天だったら損した気分にしかならない。前回の倉橋島&鹿島サイクリングは終始曇天でガッカリだったし、その前のとびしま海道サイクリングも雲が多く微妙な天気だったので、とにかく今回は晴れてくれてよかった。…と天気に満足だったのは前半までで、後半は雲の多い空模様に変化していくのであった。

上蒲刈島北岸沿いの道路を進む

お気に入りの桟橋

<< SCROLL   上蒲刈島北岸の桟橋からの眺め パノラマ写真180°    SCROLL >>

次は何処を散策しようかと考えながら、とりあえず豊島まで進もうと豊島大橋を渡っている時に、目の前にある豊島の山を見て次の目的地が決定。豊島の最高峰である十文字山の山頂にある展望台を目指す事にした。機会があれば(やる気が出れば)小径車で十文字山ヒルクライムに挑戦してみたいという考えが前々から頭の片隅にあって、今回豊島の山を目の当たりにしてふとやる気になった。という事でゆるポタからのヒルクライムに急遽移行。

前半はゆるゆるペースのポタリング

晴れてると気分がいいね

豊島大橋から豊島の山を見る

山道の入口へ向かう

十文字山展望台へは2012年にドライブで1度2015年にロードバイクで1度の計2度しか訪れていないので、今度は小径車で行きたいと思っていた。ただ、山道はロードバイクでもキツイ急勾配の区間があったり、道路の維持管理が不十分で状態が悪かったため、あまり前向きな気分になれず実行するまでには至らなかった。ともあれ小径車で初めて登る十文字山という事で、楽な道のりではないと分かっていても妙に気分が上がる。

この案内板が目印

山道に入ってまずは空海展望台を目指す

豊島大橋を下りて豊島の外周路を暫く進み、長い上り坂が続く道路に入って途中で「展望台→」と書かれた案内板が立つ横道に折れる。知らない人がこの案内板を見たら軽い気持ちで寄ってみようなんて思うかも知れないが、軽自動車で走るのも気を使う狭小山道。知らずに普通車で入ってしまったら大変な事になる。道幅が非常に狭い事を警告する案内板も必要だと思う。この山道は十文字山の隣にある高雄山の道で、先に高雄山山頂にある空海展望台に寄ってから目的の十文字山展望台へ行く事にした。高雄山側から十文字山展望台へ向かうのは今回が初めて。何気に初めてが多いサイクリングだ。

山道は非常に狭い

枝葉が散乱する狭小道路が続く

山道はそれなりに急な上り勾配もありそれなりに疲れる道のり。途中でGoogleマップを見て案内板からの進み具合を確認するも、思ったほど進んでいなくて少々気が重くなる。やっぱり小径車で展望台2ヶ所も周るのは欲張りすぎたかなと思いつつも、もう後には引けない所まで進んでしまったので覚悟を決めて(ちょっと大袈裟)空海展望台を目指す。山道はほとんど木々に囲まれていて外の風景は滅多に見られず視覚的に退屈。それと小さな虫が常に顔の周りを飛んで羽音が非常に鬱陶しい。どんだけ手で払っても直ぐにまとわり付いて来るので結構なストレス。6月にもなると木々が茂った場所は虫が多くなるので、暑さだけではなくそのような点でも夏場のヒルクライムは向いていない事を思い出した。

山道からは外の風景を滅多に見られない

何か供えてあると思ったら…

動物の顎の骨!

路面には枝葉が散乱していて所々で小規模な落石もあり、常に路面の状態と周囲の状況に注視しつつ走らないといけない。そんな山道を淡々とペダルを漕いで進んで行く。ついさっきまではゆるポタ気分で瀬戸内風景を満喫していたというのに、一転風景が閉ざされた山道をひたすら登る体力勝負のサイクリングになってしまった。まぁそれでも自由気ままなサイクリングである事には違いない。事前に走行ルートや目的地を決めずに行き当たりばったりで走るのも楽しい。

山道からの貴重?な外の眺め

ひたすら上り坂が続く

やがて空海展望台まで続く遊歩道の入り口に差し掛かり、その反対側にはトイレのあるちょっとした広場のような空間がある。Googleマップには高山公衆トイレと記されてある。過去に空海展望台を訪れたのは2012年のドライブでの1度きりで、十文字山展望台から空海展望台へ向かう途中に高山公衆トイレに寄った事をふと思い出した。何だか妙に懐かしい記憶に感じる。当時は公衆トイレが管理されていて使えたハズだが、現在は管理放棄されているようで荒れていた。まぁこんな不便な山道では滅多に観光客も来ないだろうし無理もない。

高山公衆トイレ

高山公衆トイレからの眺め

空海展望台までの遊歩道は高山公衆トイレまでの道のり以上に状態が悪く、舗装部分でも枝葉等が積もって未舗装路みたいになっている所もあり、さらに木が倒れて道を塞ぎかけている場所も。遊歩道がこんな状態では展望台も荒れ放題なんじゃないかと心配になってくる。ひと昔前はどうだったのか分からないが、現在の豊島の山は十分な管理がされていないマイナースポットと化している。

空海展望台まで続く遊歩道に入る

遊歩道の状態はかなり悪い

遊歩道は思った以上に長く、微妙な上り勾配が続いて疲れる。そして羽音が鬱陶しい虫は山道を走っている間ほぼずっと顔にまとわり付いて来る。そんな虫は無視して気にしないよう試みるも、やっぱり羽音が耳障りだし視界に小さな黒い点が入って鬱陶しくてたまらない。十文字山展望台まで行って下山するまでずっとこれを我慢しないといけないのかと思うと気が滅入る。ヘルメットに携帯虫除けグッズを3つくらい付けたい。

最後に階段を上がって展望台へ

空海展望台

ようやくたどり着いた空海展望台は敷地内に背の高い雑草がぎっしり生い茂り、通路としてゴムマットのようなものが敷かれた部分しか足の踏み場がない状態。そしてぐるっと木々に囲まれとても展望台とは思えない様相。鐘つき堂になっている建物に上がっても木々が邪魔でほんの一部しか外の風景は見えず、ほぼ展望台としての機能を失っている。山道の状態からして展望台もこんなだろうと予想はしていたが、それにしてもあんまりな状態だ。そんな嘆きを込めて鐘をひとつき。

空海展望台からの眺め

木々が邪魔してほとんど瀬戸内風景が見えない

せめて鐘をひとつき

展望台の敷地にあるお地蔵様

まぁ空海展望台はこんなでも別にいいのさ、あくまでも十文字山展望台へ向かうついでに寄っただけなのだから。それよりもいつのまにか空全体に雲が広がり青空があまり見えなくなってしまったのが残念だ。予報では夕方まで晴れマークになっているのに、正午前にしてほぼ曇り空。全くもってやっぱり天気予報はアテならない。近頃サイクリングの度に天気予報に裏切られている

空海展望台から十文字山展望台へ向かう

相変わらずの狭小山道

空海展望台から遊歩道を引き返して高山公衆トイレまで戻り、引き続き山道を進んで十文字山展望台へ向かう。相変わらずの狭小道路で木々囲まれ外は見えず、そしてこれまで以上に路面に枝葉が落ちて積もっている。タイヤが細く薄いロードバイクで走るのは転倒やパンクのリスクが非常に高い。グラベル系タイヤを履かせたVerge N8に乗ってきて正解だった。とにかく滅多に車も通らないマイナー道路感が凄い。そして相変わらず虫が顔の周りを飛んで鬱陶しくてしょうがない。

相変わらず虫が鬱陶しい

山道から豊島大橋が見えた

山道は途中から下り坂が続く。坂を下ってスピードが上がると顔の周りに虫がまとわり付かなくなるのは良いが、ヒルクライムの途中で坂を下るのは何だか損した気分になる。空海展望台がある高雄山と十文字山の間の谷を下っているのだと思われ。その途中に木々の間から豊島大橋が見える。豊島大橋から見る豊島の写真に「ここを目指す→」と文字入れした部分は、十文字山ではなく高雄山である事にこの文章作成時に気付く。外からはひとつの山に見えるが豊島はふたつの山からなっている。

日差しがあると暑い

行先表示があるので迷うことは無い

やがて十文字山展望台へと続く道の分岐に差し掛かる。滅多に人が訪れず管理が不十分なマイナー山道にしては、行き先を示す案内板がしっかり設置されている。分岐から展望台までは勾配がキツい場所もあって結構しんどい。雲の多い空模様になってしまったのは残念だが、日差しが途切れ途切れで暑さによる体力の消耗が抑えられるのは助かる。快晴で強い日差しにずっと晒されていたら間違いなく暑さにやられていた。これから始まる夏が終わるまではヒルクライムは控えた方がいいと思った。夏場の山は虫が多くて更に鬱陶しいだろうし…

横道に折れて十文字山展望台へ

急勾配でしんどい…

それなりにクタクタになりながらも今回のサイクリングのゴール地点である十文字山展望台に到着。楽な道のりではなかったが着いてしまえばロードバイクで登った時ほど苦戦しなかったなというのが感想。ロードバイクの時と違うルートで登ったので正しい比較にはならないけど。それと、高雄山側の山道を走るのは初めてながらも事前にどんな道か確認もせず、無理なく登り切れるかも考えずに山道に入った事に十文字山展望台到着後に気付いた。前半のゆるポタ気分のまま軽い気持ちでヒルクライムに突入してしまった。何はともあれ小径車でも十文字山展望台まで登れたので満足。

十文字山展望台

立派な造りの円形展望台がある

十文字山展望台にはかなり立派な造りの円形展望台が建っていて、隣には公衆トイレも設置されている。車で通行するのは困難な狭小&管理不足な山道なのに車数台分の駐車スペースも設けられている。展望台だけ見るととてもマイナースポット的な場所には思えない。これだけ立派な展望台があるのに道が悪くて足を運び難い状態なのがもったいない。

結構大きい円形展望台

デザインに拘りを感じる

<< SCROLL   十文字山展望台からの眺め パノラマ写真180°    SCROLL >>

円形展望台の上はパノラマ風景が広がっていて、周囲の瀬戸内風景を360°ぐるっと眺望できる。ただ、インパクトは薄く印象に残るような眺めではない。何というか眺めはいいが全く特徴の無い風景という印象。ホームコースであるとびしま海道にありながらもサイクリングで1度しか訪れていなかったのは、ヒルクライムの労力に見合う眺望では無いという理由が大きい。それでも今回ふと行く気になって再訪を果たす事ができたのは良かった。

眺望はいいが印象の薄い風景

曇っているので尚更見栄えしない

空模様は豊島の上だけ青空が少し見えるだけで、全方位に白い雲が広がっていた。予報では夕方まで晴れマークなのに今回もハズレかよ…と、前回のサイクリングで信用するのを止めたハズの天気予報がやっぱり恨めしい。まぁいいさ、どの道十文字山展望台からの眺めは元から期待していなかったし、ふと気分が向いて何となく登っただけだし。

相変わらず天気予報はアテにならない…

2012年10月にロードバイクで十文字山展望台まで登った時は、円形展望台の手すりにびっしり鳥の糞が付いていてカオスな状態だった。少々トラウマ級の光景だったので今回はどうなっているのか不安だったが、糞は全く無く綺麗だったので一安心。展望台の状態を見る限り掃除等の維持管理がされている様子。それなら山道ももう少し手入れした方がいいと思う。

登りとは別ルートで下山

面白い木発見

11:00過ぎに十文字山展望台を後にして復路のスタート。登りとは別ルートで十文字山の山道を通って下山。道路の状態は高雄山側の山道よりも更に悪く、道の真ん中に背の高い雑草が生えていたり竹が数本まとまって倒れていて車の通行ができない場所もあったりと、かなり厳しい状態。大きな木の枝や斜面から崩れ落ちた石もたくさん転がっていて、とにかく路上に異物が多いので十分注意して走行。

道の真ん中にも雑草

竹が倒れて道を塞いでいた

山道から見える豊浜大橋

豊島東側の集落を見下ろす

山道を抜けたら古い民家がひしめく集落の細路地に入る。懐かしさと共に寂しさも感じる町並み風景。瀬戸内海の島にはこういう集落が本当に多い。この手の集落で見掛けるのは高齢者ばかりで若者の姿はほとんど無い。時代と共に消えゆく町並みなんだと思うと余計寂しい風景に見えてしまう。

集落の細路地を通る

古い民家が並ぶ集落

集落を抜けて海沿いの道路に出た所で下山完了。こちらが十文字山展望台への正規ルートで入り口に案内板がある。で、ここの案内板にだけ道幅が狭い事を伝える注意書きが貼られていたが、高雄山側の山道入口にも注意書きの掲示が必要だと思う。それと道路状態が非常に悪い事も付け足すべき。ともあれ豊島の山道に車で入るなら覚悟が必要だ。十文字山展望台の初訪問はこちらのルートからマイカーを運転して行ったが、安価な中古コンパクトカーだったとはいえよくこんな山道に車で入ったなと思う。現マイカーのフォレスターでは絶対無理。

十文字山を下山したらとびしま縦断コースを淡々と引き返すだけで、途中の寄り道は一切無し。山を登った後なのでこれ以上疲労を溜めないようマイペースでのんびり走る。ロングライドやヒルクライムをした後は帰路の車の運転中に脚がつる可能性があるので、復路は極力脚への負荷を抑える走り方にして車の運転に備えたいところ。

縦断コースを引き返す

あちこちにオレンジ色の花が咲いていたよ

そういえば山では花を見なかった

とびしま海道は何気に花が多い

マイカーを駐めたパーキングに帰着したのは13:00過ぎで、サイクリングに掛かった時間は7時間弱。ゆるポタからのヒルクライムとなった今回の走行距離は約60km。終えてしまえば山を登った割には体力の消耗も脚の疲れもそれほどではなかった。時間を一切気にせず終始マイペースで走ったのが良かったのだと思われ。途中から曇り空になったのは残念だったが、そのお陰で暑さによる体力の消耗を抑えられたというのもある。天気はそこそこ快晴からの曇り空という微妙なものだったが、十分サイクリングは楽しめたので良しとする。

走行距離

積算距離

それからVerge N8の積算距離が今回で2000kmを突破した。購入から2年10ヶ月経っている事を考えると大して走ってないが、途中からK9Xとの2台体制だったしK9Xの積算距離を合わせれば4000kmを超えている。つまりミニベロサイクリングを始めて2年10ヶ月で4000km超走っているので、そう考えるとそれなりに走っていると思う。ともあれ、Verge N8はグラベルバイク風カスタムを施したら惚れ直してかなり気に入っているので、去年の夏に何度も夜明け前からとびしま海道をK9Xで走ったように、今年の夏はN8でとびしま暗闇サイクリングを楽しみたい。ただ、深夜2時台に起きる気力があればの話…