トップページ

車の運転中に衝突事故に遭う!!

いつものようにホームコースのとびしま海道でサイクリングをするために、3:00に起床して3:15に自宅を出発。そしていつも駐車しているパーキングまであと2kmというところで、対向車がこちらの車線を逆走してきて衝突。久し振りに夜明け前から快晴で日の出を見られると楽しみにしていたサイクリングは、想定外の自動車事故で中止になってしまった。

事故発生日時: 2025年10月13日 午前3時58分

(月曜日・祝日スポーツの日)

事故現場:広島県呉市川尻町西5丁目7-58

↑自車ドライブレコーダーの映像↑

緩い右カーブを走行中の出来事で、ドラレコの映像を見る限り対向車はカーブに差し掛かる時点ですでにこちらの車線を逆走していたと思われる。事故当時は外が真っ暗だった事もあり、カーブの途中で曲がり切れずこちらの車線にはみ出してきたように見えた。対向車は直ぐに反対車線に軌道修正すると思いきや、完全にこちらの車線を逆走する形で迫って来たので咄嗟の判断で反対車線にハンドルを切る。しかし思ったよりハンドルの遊びが大きく素早く対向車線に移動しきれず逆走車と接触し、大きな衝撃と共に自車はスピンして停止。車道のセンターラインの上で停止して二次被害の危険を感じたため、少しでも道路脇に寄せようとアクセルを踏むがほとんど動かず。車から降りると路上に大小の自動車部品が散乱していて、自車の左側面が全体的に大きく損傷していた。左フロントタイヤはサスペンション部分まで損傷していて自走不能な状態。大きな交通事故になってしまった。それでも、正面衝突を回避できただけでも本当に良かったと思う。

対向車は軽自動車。後の現場検証で担当警察官からの話と事故当時の写真で知った事だが、対向車は自車との接触で歩道側に弾かれて道路脇に立つ反射板付きのポールを倒し、車道の端で横転していた。対向車に乗っていたのは運転手のみで未成年の女性だった。逆走の直接の原因は居眠り。

事故直後の自分の状態は幸い外傷無しで、左の首から肩にかけて軽い痛みがある程度。相手の女性も外傷無し。何故対向車線を逆走していたのか相手に聞いても「わかりません」と一言だけ。相手は大きな衝突事故に遭った(というか起こした)にも関わらず言動や振る舞いに余裕が見える事に違和感を覚えた。衝突の音で直ぐに数名の周辺住民が外に出てきて警察への連絡をしてくれたので、自分は加入している任意保険のコールセンターに電話。事故の詳しい状況を報告して、レッカー移動や代車の手配や病院へ行く場合の件などについて色々と説明を受ける。保険会社との通話を続けつつ現場に到着した警察官ともやり取りをして忙しい。外傷無しで首と肩の軽い痛みだけでも念のため病院で身体の検査を受ける事になり、やがて到着した救急車の車内で救急隊員とやり取りをして、ずっと通話中の保険会社とも引き続きやり取りをして、暫くしてやっと救急車が出発。とにかくずっと喋りっぱなしで口の中が乾いた。

救急車が走り出してから隊員が最寄りの病院へ救急搬送の受け入れ依頼の電話。しかし外傷が無く搭乗者側のエアバッグが展開していないという事で受け入れを拒否され、少し離れた別の病院で受け入れてもらう事になった。ちなみに救急車に乗るのはこれが初めて。車内はガタガタと揺れて乗り心地は悪かった。

病院(呉医療センター)に着いたらストレッチャーに寝かされて脈拍を測りながら医師からの問診。その途中に自車のドラレコのSDカードを回収してもいいか警察から連絡があった。それから人生で初めてのCT検査を受け、特に異常が見られなかったのでそのまま帰宅となった。事故発生がほぼ4:00で搬送先の病院から解放されたのが6:30。病院最寄り駅のJR呉駅まで歩き、呉線と山陽本線を乗り継いで自宅に着いたのが8:00。事故にさえ遭わなければ今頃快晴の下でサイクリングを楽しんでいたのに…と考え少し萎える。しかし何故か精神的ダメージはほとんどなく、ある意味いい経験をしてしまったなという気分だった。虚無感を覚えるほどに平凡で単調な日々の生活に飽き飽きしていたからかも知れない。

帰宅後は任意保険の人身担当者に車両担当者、事故処理をした広警察の担当者、代車の手配をするレンタカー屋などからの電話対応に追われた。昼前には事故の過失割合が自分0:相手10に決まったと保険会社からの連絡。相手が自分の過失を認めたらしい。そして13:00頃に相手の父親から謝罪の電話。警察署での事情聴取が長引いてつい先ほど解放されたとの事。家族揃って自宅へ謝罪に伺いたいと言われたが、正直面倒だし事故後の対応に忙しいので断った。ここで自分は警察からの事情聴取を受けずに帰宅したことに気付く。自車のドラレコ映像を見て明らかに相手が悪いと断定して、自分の事情聴取は不要と判断されたのかもしれない。ちなみに警察が回収したドラレコのSDカードは、翌日の昼頃に警察署の人が自宅に返却しに来た。個人的には郵送でも問題無いんじゃないかと思うが直接手渡しする必要があるのかも知れない。ともあれ警察の対応が迅速で感心した。

昼過ぎには自宅駐車場にレンタカーが配車された。自転車を車載できるようハッチバックタイプの車を希望したらトヨタアクアになった。それにしても対応が早くて助かる。夕方には近所のスバルディーラー(自宅から車で3分)にフォレスターがレッカー車で運ばれて来たとの連絡があり、車内に残したままの自転車や荷物を回収しに代車に乗ってディーラーへ。そして変わり果てたマイカーとご対面。

フロント回りは無傷だった

左前輪が大きく損傷

正面衝突は回避できたのでフロント周りは無傷でエンジンも無事だったが、左側面は全体的に大きく損傷。左フロントタイヤはサスペンション周りまでダメージを負っていて、仮に修理できたとしても剛性まで元通りにはならないだろうと思うレベル。

左側面は全体的に大きく損傷

左後輪も損傷

車内は左側のカーテンエアバッグと助手席サイドエアバッグが展開。事故直後の車内には異臭が充満していたが、エアバッグを展開させるためのガスの匂いだったと思われ。

左カーテンエアバッグが展開

助手席サイドエアバッグも展開

ディーラー担当者の話では、修理は不可能ではないが足回りまでダメージがあるので走行時の微振動やハンドリングの微妙な違和感が出るかもしれないとの事。廃車となり買い替えが必要になる可能性も考慮しなければいけなくなった。

自宅の直ぐ側に整形外科があって助かった

事故直後の首から肩にかけての痛みは放っておけば治ると思ったが、夜になってから痛みが少し増して痛みの範囲も広くなったため、事故の翌日に近所の整形外科(自宅から徒歩3分)で受診。頚椎捻挫(つまりむち打ち症)と診断されて痛み止めの飲み薬と湿布を処方され、とりあえず1週間様子を見ることになった。整形外科と薬局には事前に保険会社が連絡していて、費用は保険会社が支払う話が済んでいるので自分からの支払いは無し。こういう対応も本当に早くて助かる。ちなみに事故直後の救急搬送やCT検査にかかった費用も保険会社持ち(支払い保留になっていた)。

事故から2日後に、鞭打ち症のある左側の首の可動域に制限がある事に気付く。痛みのない右側は首を横に傾けて肩を上げると耳と肩がしっかり付くが、左側は耳と肩が全然付かない。これはしっかり治療を受けて治さないと後遺症が残り後々後悔する事になりそうだと思い、可動域制限に気付いた翌日に再び整形外科へ。結果電気治療と徒手(素手で行なう施術)のリハビリを受ける事になった。リハビリの頻度は電気治療(10分)が週2〜3回、徒手(20分)が週1〜2回程度が目安のようで、電気治療は出来れば間隔を空けず毎日受けた方がいいとの事だったので、休診日の日曜日以外毎日通院することにした。仕事を定時で上がれば診察時間に十分間に合うし、何より整形外科は自宅から目と鼻の先にあるので毎日通院しても苦にならない。たまたま整形外科が自宅の直ぐそばにあって助かった。

事故に遭ったのは月曜日の祝日で、安静のためその週は仕事を休み、翌週の月曜日から仕事に復帰。ただ、その翌日火曜日は警察との現場検証に立ち会うためまた仕事を休むことになり、交通事故の影響で計5日仕事を休んだ。

電気治療に使われた機材

事故から1週間経ったところで保険会社の車両担当から電話があり、車の修理費用が車両保険の査定額を超えたため全損扱いになったとの連絡。車の損傷具合からして何となくそうなるとは思っていた。フォレスターの査定額は230万円で、それに諸費用20万円を足した計250万円が支払われる事に。事故の相手は任意保険に入っていなかった(ありえないっ!)ので、自分が車両保険に入っていなかったら厄介な事になっていた。任意保険の世話になることなんて実際には無いだろうと思っていたが、車両保険までしっかり加入しておいて本当によかった。自分の過失割合は0なので車両保険を使っても等級はそのまま。

2023年2月から乗っていたスバルフォレスター

カッコいいけどボディサイズと燃費に不満があった

瀬戸内サイクリングに出掛けるのにマイカーは必須

フォレスターは2023年2月半ばに納車されたスバル認定中古車で、購入時に追加した純正オプションと後付けのドラレコを含めた車両総額は330万円だった。納車から廃車になるまでの所有期間は2年8ヶ月。購入価格から車両保険で支払われる250万円を引いた額が80万円。つまり32ヶ月間所有するのに80万円支払った事になり、これを月割りすると25000円。そういう損得勘定をしてみると金銭的に大きな損をしたようには感じないし、車両保険の査定額は妥当にも思える。しかし5年以上乗るつもりだったのが3年弱で廃車になって手放す事になるなんて想定外だ。

ちなみに自分の車両保険から支払われた250万円は、保険会社から相手方に請求される事になっている。他にも任意保険未加入の相手には、壊した道路の反射板付きポールの弁償代や車のレッカー代、事故後の救急搬送先での身体検査費用など、複数の支払い請求が発生しているとの事(相手の父親から電話で聞いた)。加えて相手の車も損傷が大きく廃車と思われるので、自腹で車を買い替えなければならない。任意保険の加入は義務でなくとも万が一の事故に備えて必須だと改めて思った。

事故から8日後には現場検証の立ち合い。担当警察官1人と事故状況の詳細を確認。てっきり対向車の運転手も同日時に呼ばれて一緒に行なうものだと思っていたが別々だった。どの辺りから対向車が見え始めてどの辺りで逆走している事に気付いたか…とか、逆走に気付いてから衝突するまで何メートルくらい走ったか…など、現場の道路と警察が用意した資料を見ながら細かくシミュレーション。道路には複数のタイヤ痕があり、自車が走行していた車線側の歩道には対向車が衝突後に乗り上げて擦った跡や折れ曲がったポールが残っていて、それらの形跡を元にかなり正確な事故状況を把握できた。警察は現場の状態や自車のドラレコ映像などから既に状況をしっかり把握しているが、事故の当事者から現場で当時の行動や状態を確認する作業が必要らしい。現場検証は30分弱で終わった。加害者に科される処分の決定はこれから作成する事故調書が完成してからで、アルコール検査で酒気帯びと断定されているため事故の直接の原因が飲酒か居眠りかで処分の程度が大きく変わるとの事。事故直後の加害者の様子に違和感を覚えてまさかとは思ったが、やっぱり飲酒運転をしていた。ただのウトウト居眠り運転ならまだしも飲酒運転は同情の余地無し、飲酒運転は悪質な犯罪行為!!

事故から13日後には新しい車の契約。正直フォレスターはボディサイズが大きくて狭い道や狭い駐車場での扱いが少々不便だったし、乗り心地やアクセルフィールも微妙だったし、分かってはいたけどやっぱりスバル車は燃費が悪かった。なので今度は一回り小さくてもっと燃費のいい車が欲しいという事で、フォレスター購入時に候補の1台だったヤリスクロスハイブリッドに決めた。個人的にサイズ感がちょうど良く、トヨタのハイブリッドなので燃費は言うこと無し。ラゲージスペースは自転車を車載する分には十分な広さがある。寝袋を敷くには奥行きが足りないが車中泊旅行はしなくなったので問題ない、多分。サイクリングが趣味になってから車の運転が楽しいと思わなくなり車への拘りもあまり無いが、車種は車高が高くて乗り降りし易く運転目線が高いSUVがよかった。

ボディサイズ・燃費・使い勝手を考えてヤリスクロスHVにした

自転車を載せるのに十分なラゲージスペース

ヤリスクロスハイブリッドはトヨタ認定中古車の販売ディーラーで契約。中古車の購入は信頼性が高く保証がしっかりしているメーカー認定中古車に限る。カーナビ・ETC車載器・車載カメラ(全方位希望)・ドライブレコーダー等々基本的なオプション装備が全部付いていて、フォレスターに付いていた安全装備・快適装備がほぼ備わっているものを選んだ。結果総支払額が車両保険支給額を少しオーバーしてしまったが、担当した営業マンに事情を話したら(事故動画と事故車写真も見せた)金額内に収まるよう値引きしてくれた。

箱出し状態のDAHON K3

自転車購入に合わせて買い集めたパーツ

車の契約をした前日にはネット通販で小径折り畳み自転車「DAHON K3 」を注文している。年末までに新しい自転車を買うつもりでいた(車種は検討中だった)のでサイクルコンピュータ・サドルカバー・ボトルケージ・テールライトなど車種に関係なく事前に用意できるアフターパーツは2ヶ月くらい前から買い始め、K3注文後にタイヤ・チューブ・スタンド・ペダルなどを注文。そして注文からちょうど1週間後にK3が自宅に届いた。サイクリストの自分としてはヤリスクロスの納車よりもK3が届く事の方が楽しみだった。K3についての詳細は次のページで紹介。

事故から26日後にヤリスクロスの納車。台車のレンタカー貸出期間が30日間だった事もあり、1ヵ月以内に納車を完了したかったので結構バタバタしたが何とか間に合った。これでとりあえず車に関しては一段落。不本意にもマイカー所有歴はこれで5台目になったが、メーカーは所有順にトヨタ→ホンダ→トヨタ→スバル→トヨタと5台中3台がトヨタ車である事に気付いた。別にトヨタ推しではないがやっぱり”世界のトヨタ”は強かった。

フォレスターからひと回りサイズダウンしたマイカー

トヨタのハイブリッドにして燃費は1.5倍以上になった

ロードバイクはフロントタイヤを外せば車載できる

ラゲージスペースの奥行きは後部座席を倒した状態で約150cm。フォレスターより30cmほど短くなったが、ロードバイクはこれまで通りフロントタイヤを外すせば車載できる。天井の高さは十分で折り畳み自転車は畳んで立てた状態で楽々車載。趣味をサイクリングに全振りしている自分にとって車選びで最も重要な条件は、所有する自転車を問題なく車載できること。

折り畳み自転車は楽々車載

事故から6週間経ったところでむち打ち症が完治したと医師に診断され、整形外科の通院終了。左の首から肩にかけての痛みは通院開始から2週間ほどで解消し、約4週間で首の張りや違和感・肩回りの疲れやすさも解消。そして6週間で首を左に倒した時の可動域制限も解消して完治。痛みの程度的に考えて2〜3週間で完治するものだと思っていたが、ほぼ毎日の電気治療と週2回の徒手治療を受けても6週間という期間を要した。軽いむち打ち症とはいえ侮れなかった。ともあれ無事完治してよかった。

事故から3ヶ月経った2026年1月半ばに、事故調書に必要な被害者供述調書の作成のため広警察署へ。自宅から広警察署までは車で約50分の距離。事故現場と事故を担当した警察署が自宅から比較的近い場所でよかったと改めて思った。供述調書の作成は狭い取調室で担当者1人と机を挟んで向かい合う形で行なわれ、これまでの捜査から作成された事故調書や各資料を元に作成され、最後に自分のサインと印鑑を押して完了。所要時間は40分くらいで、ほとんど完成している事故調書の確認作業みたいな感じだった。完成した事故調書はこの後呉警察署に送られ、調書の内容を元に加害者の処分が決まるとの事。加害者は飲酒運転が確定しているものの被害者の怪我が軽微だったこともあり、処分は書類送検と罰金になるだろうとの事。

供述調書作成のため広警察署に赴く

供述調書の作成が完了したところで、無過失の被害者である自分の事故対応は全て終了。事故直後に各所への電話連絡から始まり、現場検証、整形外科の通院、車の買い替え、廃車手続き等々、やる事が沢山あってまぁまぁ忙しかった。交通事故の当事者になると被害者でも多くの事故対応に時間と労力を消費する事になり、加害者は更に多くの対応に追われて心身疲労も大きいに間違いない。事故発生からの約3ヶ月間、色々とやる事が多く面倒な手続きもあったがいい経験になった。何はともあれ、保険で車を買い替えて鞭打ち症も完治して、人身障害保険金をもらって事故対応も全て完了して、きちんと事故に一段落付けることができたのでよかった。

 

交通事故まとめ (2026年2月追記)

早朝サイクリングのため夜間のマイカー運転中に飲酒&居眠り運転逆走車と衝突事故!というまさかの大アクシデントに遭遇。これまでの人生でこんな交通事故に遭ったのは初めてだし、まさか自分が大きな事故の当事者になるなんて思いもしなかった。車を運転する以上誰でも事故の加害者・被害者になる可能性があり、交通事故は非常に身近なものなのだと気付かされた。

マイカーは全損扱いになってしまったが1ヶ月以内に替わりの車を納車する事ができ、怪我は軽い鞭打ちだけで済んで完治し、事故の大きさの割には非常にスムーズに事が運んだ。これは事故後直ぐに過失割合が0対10に決まり自分は無過失となり、任意保険会社や警察の対応が迅速に進んだ事が一番の要因だと思う。加えて加害者や保険会社などと一切揉める事もなく対応が滞る事も無かった。そんな訳で事故後の対応でストレスを感じる事はほとんど無かった。

今回の事故は自分でも不思議に思うくらいメンタルダメージが少なかった、というかほぼ無かった。事故直後に中破したマイカーを見た時は流石にショックだったし、楽しみにしていたサイクリングが中止になってしまったのは残念だったが、ある意味とても貴重な経験をしてしまったなというのが正直な感想で、自分の人生においてプラスになる経験だったとさえ思える。交通事故の当事者になったら各所からどのような対応を受けて自分はどう対応していくのか身を持って経験し、とても勉強になったと感じている。任意保険加入の重要性と車両保険加入の有用性、ドライブレコーダー設置の必要性や飲酒・居眠り運転の危険性なども身を持って知る事となった。

ポジティブ思考になれたのは車の買い替えがいいリフレッシュになったのも大きな要因のひとつ。廃車なってしまったフォレスターはデザインが気に入っていたし所有欲を満たしてくれる車ではあったが、全幅1800mmを超えるボディサイズには狭い道や駐車スペースでの取り回しの悪さを感じていたし、燃費は良くないと知った上で購入したがそれでも思った以上に燃費の悪さが気になった。なので不本意ながらも購入から3年弱で乗り換える事になったのは丁度いいタイミングだった。ヤリスクロスハイブリッドに乗り換えて燃費は劇的に良くなり取り回しもだいぶ楽になって、心身共に車の運転負荷が改善された。サイクリングが趣味になってからは車への関心も運転の楽しさも薄れ、現状マイカーを所有する理由は自転車を載せてサイクリングへ出掛けるためだけになっているので、扱い易くて維持費の安い車の方がいい。

そしてポジティブ思考になれたもうひとつの大きな要因が、保険会社から支払われる障害一時金や慰謝料などの人身障害保険金があった事。保険金という副収入のお陰で心置きなく新しい自転車とパーツを買うことができた。元々年末までに自転車を買う予定だったので事故の後に小径折り畳み自転車「DAHON K3」を購入したが、保険金の受給合計額が50万円になったので翌年1月末にはミニベロロード「DAHON MAKO」も買ってしまった。ただ、どちらもロードバイクから小径車へ乗り換える時の購入候補だった自転車で、N8とK9Xを購入した後もずっと購買欲が頭の隅に居座り続けていたので、決して衝動買いなどではなく必然的な買い物。

DAHON K3

DAHON MAKO

◎支払われた人身障害保険金◎
〇自動車保険から
・傷害一時金:100,000円
・休業損害(5日):82,656円
・精神的損害(治療日数44日):220,070円
〇県民共済から
・通院(通院日数34日):102,000円
◎合計:504,726円◎

小径車4台態勢で瀬戸内サイクリングを楽しむ!

という事で、過失割合ゼロの交通事故被害者としてそれなりに納得のいく保証を受ける事ができたと思う。車両保険で車の買い替え費用全額を賄い、人身保険で鞭打ち治療費全額を賄い、そして受給した人身障害保険金で自転車を2台購入。自動車運転中の衝突事故という非日常経験をした上にマイカーの買い替えと趣味の自転車購入もあって、不本意ながらも平凡で退屈だった日々に大きな変化が起こり心身のリフレッシュになった。もちろん怪我が軽い鞭打ちだけで済んだからこそ言える事であり、今回は本当に運が良かっただけで後遺症が残るような大怪我をしていたかも知れない。なので事故経験はこの一度きりで十分だ。

ちなみに、6週間の鞭打ち治療期間中の勤務は毎日定時帰りで休日出勤もせず、心身共に健康的で時間に余裕を持てる生活を送っていたが、治療終了後は残業と休日出勤が当たり前の日々に戻り心身にも時間にも余裕が無くなった。交通事故による怪我の治療期間中の方がストレスのない伸び伸びとした生活ができていたという皮肉な現実があった…