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2010年10月20日 11日目 (曇り) 長崎県松浦市⇒長崎県長崎市

走行距離:172.9km(合計:3206.8km)

給油:00.00L(合計:176.02L)

 

平戸大橋

ケータイの目覚ましで7:00起床。睡眠時間はこれまでの最長で約8時間、ぐっすりと眠ることが出来た。空は基本的に曇りで所々晴れ間が見える微妙な天気。国道は通勤と思われる車で非常に交通量が多い。道の駅から10kmほど走り、全長665mの平戸大橋を渡って平戸市の平戸島に入る。

 

平戸大橋から続く国道を進むと港町があり、港の無料駐車場に車を停めて平戸散策開始。平戸島は日本一周旅行でも訪れた場所で、丘の上に建つ緑色の教会と静かな落ち着いた雰囲気の町が印象に残っていたので、今回の旅で再訪したい場所のひとつだった。それと前回は平戸城の観光をし損なったので、今回はリベンジしようと。平戸城の観光は一番後回しにして、まず最初に常灯の鼻という古い灯台へ。平戸は昔オランダと貿易を行っていて、その時に造られた石造りの防波堤と常夜灯。

平戸城

常灯の鼻

平戸に着いたのは8:00過ぎで、時間も早く平日なので当然観光客の姿はほとんど見掛けないと思っていて、確かにその通りではあったが、代わりにそこら中に女子中学生の集団が歩いていた。史跡をまわってメモしたりしているので校外授業か何かだろうが、とにかく賑やか。静かな町のイメージが…

常灯の鼻のすぐ側で「オランダ井戸」なんてものを発見。当時ここに建っていたオランダ商館の遺物らしい。そのオランダ商館の復元計画があるらしく、井戸の周囲にはオランダ商館の完成予想図が描かれた看板や模型などがあった。ちなみにオランダと貿易をする前はポルトガルと貿易をしていたらしい。

井戸の次は塀と坂で「オランダ塀坂」。オランダ商館が建っていた裏手に漆喰の塀があり、そこに丘へ上る階段が延びている。「オランダ」という名前が付いていると、響きがオシャレで聞こえがいい。そう言えば長崎市にもオランダ坂というのがあったな。オランダ塀坂には女子中学生がわんさかいてとても観光できる状態ではなかったので、一度辺りをうろうろして時間を置いてから再訪。う〜ん、観光しづらい…

幸橋

お次は平戸城の堀に架かる幸橋という石橋。オランダ商館の石造り倉庫の技法をもって造られた事から、別名オランダ橋。またオランダですか。そしてここにも次から次へと女子中学生がやってくる。町のいたる所に制服のグループが歩いていて、小さな町が女子中学生に占領されてしまったような感じ。どんだけいるのっ!とツッコミを入れたくなる。女子中学生が入らないように写真を撮るのにも手間が掛かる。

 

聖フランシスコ・ザビエル記念教会

聖フランシスコ・ザビエル記念教会

幸橋から駐車場に戻り、車で聖フランシスコ・ザビエル記念教会へ移動。ここが日本一周で訪れた時に特に印象に残った緑色の教会。1550年にフランシスコ・ザビエルが訪れた事からこの名前が付いたとか。1ヵ月前にフランス旅行をして、本場の大聖堂や教会を沢山見てきたが、こういうこじんまりとした教会も悪くない。なにより緑色というのは珍しいと思う。そしてここにも途切れることなく女子中学生がやってくる。もう諦めるしかない。中学生に混じって教会内を見学。

 

ザビエル記念教会から長い石段を下りて光明寺へ。丘の斜面に建つ浄土真宗の光明寺の後ろに、カトリックのザビエル記念教会が見える風景。ロケーション的にもなかなかいい眺め。

光明寺とザビエル記念教会

光明寺の前にある長い石段

 

紐差教会

紐差教会

ザビエル記念教会から平戸島を南西に15kmほど車を走らせ、平戸島のほぼ中心にある紐差教会へ。紐差教会はザビエル記念教会と並んで平戸を代表する教会。この辺りは他に観光スポットも無く、女子中学生集団も一般の観光客の姿も無い。教会内は見学できるが写真撮影は禁止。ステンドグラスがとても綺麗だった。教会裏手には屋根つき教壇?や石碑などいろいろなものがある。

ファチマって何?

教会裏手

 

紐差教会の近くにある、平戸島一美しいと地元で評判の人津久の浜へ。九州の中でも特に綺麗な浜で、とにかく海水の透明度が高く、白い砂とエメラルドの海が広がる鮮やかな風景らしいが、生憎の天気で本来の素晴らしい風景を見ることは出来ず。しかしこの微妙な天気にもかかわらず、海は透き通ったエメラルドグリーンの色を出しているのだから、相当綺麗な海なのだろう。

 

生月大橋(いきつきおおはし)を渡って平戸島の北西側にある生月島へ。橋を下りた所にある「道の駅 生月大橋」に車を停め、橋を撮りに海岸へ。海岸の岩場へ下りる階段があったので、階段を下りて岩場へ足を下ろした時、アッ!と思ったら岩場にうつ伏せの状態で倒れていた。気を付けていたのに足を滑らせて転んでしまった。

生月大橋

痛みを感じた左手を見てみると、薬指の第2関節が脱臼したような、おかしな形になっている。ヤバッ、旅の途中で怪我なんて、まさかこんな所で旅中断!?まだこれからなのにっ!…と、怪我よりも旅の心配。とりあえず薬指を引っ張って元に戻そうとするも、酷く痛むだけで元に戻らず指も動かない。大変なアクシデントに見舞われてしまった… ちなみに両手の指は全て青く腫れていた。転倒した時にとっさに両手を岩場に突いたらしい。かなり強い衝撃を両手に受けたと思われ。しかし無意識に手を突いていなかったら、岩場に顔面から倒れていたかも知れない…

道の駅の職員に最寄の病院の場所を聞き、生月島のほぼ中心にある生月病院へ車で直行。左手が使えないので運転し辛い。運転に注意して道の駅から5kmほど走らせ病院に到着。片手だとバック駐車も難しい…

受付を済ませ暫く待たされてから、医師の診察を受けてレントゲンを撮る。それからかなり待たされて、ようやくレントゲン結果を見ての診断結果は脱臼骨折。固定するだけで治るような簡単なものではなく、ここでは適切な診断が出来ないので、直ぐに自宅へ帰ってちゃんと診てもらったほうがいいと言われた。まさか怪我で旅が中断とは…ガッカリ。応急処置で薬指を小指と一緒に固定される。旅行中で直ぐには帰れないので、近くの佐世保市にある総合病院の紹介状を用意してもらう。レントゲンも渡され、紹介してもらった長崎労災病院へ向かう。とりあえず左手は三本の指でハンドルを握れるようになった。たまに固定された指がワイパーレバーに触れて、ワイパーがパタパタ…

トホホな状態

 

瀬戸山天主堂

瀬戸山天主堂

生月島から生月大橋を渡って平戸島に戻り、さらに平戸大橋を渡って平戸島を出る。結局今回の旅でも平戸城観光は出来ず。佐世保市の病院へ直ぐにでも行かなければならないので観光どころではないが、佐世保へ向かう道から少し外れた所に観光予定だった瀬戸山天主堂があるので立ち寄る。レンガ造りの風格ある建物。入口の扉は閉まっていたので窓から中を覗く。そして直ぐに車に戻り病院へ向かう。

 

生月病院を出て約2時間半で佐世保市の長崎労災病院に到着。まず生月病院から持ってきたレントゲンを見て診断を受ける。何とか治療しながら旅を続ける方法はないか相談するも、やはり難しい骨折らしく、遅くても1週間以内に自宅に戻り適切な診察を受けた方がいいとの事。やはり旅行の続行は不可能となってしまった。改めてレントゲンを撮り、指に麻酔を打たれ出来るだけ引っ張った状態にして固定具で固定。病院を出た時には17:30を過ぎ暗くなっていた。

 

旅行開始からまだ2週間も経っていないのにまさかの怪我でドクターストップ。ただ、「1週間以内に帰ったほうがいい」との事なので、あと5日くらいは旅行を続けようと考える。4日後には軍艦島上陸クルーズの予約もしているし。これからの事をいろいろ考えた結果、長崎市が近いのでまず長崎市内の観光をして、次に阿蘇がある熊本へ行き、再び長崎へ戻って軍艦島クルーズをしてから帰宅する事にした。そんな訳で出来るだけ長崎へ近づこうと車を走らせ、その途中で朝食以降何も食べていない事に気づく。しかし疲れて飲食店やコンビニを探す気力も無く、19:00過ぎに国道沿いのパーキングに車を停め、自宅から持ってきたカロリーメイトとウイダーinゼリーで空腹をごまかし就寝。本当に散々な1日だった。

 

本日の食事

朝食 コンビニ パン
昼食 - -
夕食 持参物 カロリーメイト・ウイダーinゼリー

食事どころではなかった…